生徒いわく「キムタツ先生、いつ執筆してはるんですか?」
答えて木村いわく「いつ?ってどういう意味?」
生徒いわく「だって授業して、野球して、セミナーとかして、それ
でいて本もいっぱい出して・・・いつ書いてるんですか?」
木村いわく「お前が寝てる時間や。ひと様が寝てるときに同じよう
に自分も寝てて、夢をかなえられるわけがない。」
生徒、黙して語らず。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
と言いつつ、最近は夜に弱くなってきました。
KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」
カテゴリー別アーカイブ: 人生論
Posted on: 2015年11月17日(火) 22:27
Posted on: 2015年10月11日(日) 10:36
いろんな先輩の先生方と一緒に仕事してきたのですが、その先生方
が定年を迎えられる前に決まって聞いてきたことがあります。
「辞めたらどういう生活をされるのですか」
ある先生は「一日中釣りをするなぁ」と答えられました。
ある先生は「思い切り遊ぶ」とおっしゃいました。
ある先生は「好きなことをなんでもやりたい」とおっしゃいました。
いま、自分の身近にいらっしゃる先生は「55歳になってからは、灘校
とか何とか関係なしに、自分のやりたいことは何でもやってきたから
退職しても今の続きをやるだけや」とおっしゃいました。
素晴らしいと思いました。
僕は灘校が置いてくれる限りは奉職させていただくとして、今まで
以上に日本語も英語も中国語もフランス語もドイツ語もスペイン語
も勉強しよう。そう思っています。
今は日本語と英語だけですが、他の言語もすでに始めつつあって
もうしばらくしたら生徒たちに英語以外の言葉で話せるようになる
んじゃないかなぁと思っています。
言葉を学んだら、多くの国の歴史や文化、芸術、文学を勉強しよう。
そうして多くの国に出かけていこう。
直接その地域や国の言葉で、人々と会話をしてみよう。
そして灘校の生徒たちは言うまでもなく、世界中のひとりでも多くの
子どもたちに「勉強って面白いで」を伝えよう。
そう思っています。
親や教師に「やれ」と言われてやる勉強が面白いわけがありません。
自分で「これなら楽しんで続けていけそう」という1つの武器を見つけ、
それを磨くことを勉強と言うなら、勉強は面白いに決まっています。
学校は自分の武器を見つける場所です。
成績を見て悪い部分に目を向け、劣等感を育てる場所ではない。
僕は英語に限らず、言葉が好きだし、何よりも本を読むことと人と話
をすることが大好きなので、それを武器と定めて磨いていきます。
たくさんの子どもたちに勉強の面白さとか勉強の意味とかを伝えられ
たら、多少はまともな教師になれるかもしれへんなと思っています。
今年の誕生日、娘から「100歳までは生きてや」というメッセージを
ラインで貰ったから、その約束は守ろう。
100歳までに何ヶ国語をマスターして何カ国に行けるかな。
心と体の健康に気を付けて、しっかり勉強しよう。
そして人生を精一杯楽しもう。
定年退職してもそれを続けられれば、65歳は単なる通過点になる
なぁ。勉強の面白さを伝える場所は変わるかもしれへんけど。
最近はそんなふうに思っています。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
定年退職したら今以上のペースで本を書くことに
なるんだろうなと思っています。小説や絵本も含めて。
今は生徒たちのために自分の力を磨き続けます。
Posted on: 2015年9月17日(木) 21:20
中学1年生にリスニングの授業をしていて思うことは、毎日こうして
全員に同じ授業をしてるけど、伸びる子と伸びない子がいて、
それってよく能力の違いであるかのように言われるんだけれども、
絶対に違うなぁ・・・ということです。
全体でディクテーションしている時間とか、全体で音読してる時間は
みんな同じことをやってるので、実は差がつかないんですよね。
成績のいい生徒は、授業中の空いた時間に、すでに終わった音読
の反復を個人的にやっていたり、ディクテーションのミスしたところを
辞書で調べたりしてる。
成績が良くない生徒は、授業中の空いた時間を使うのが下手。
たとえば喋っていたり寝ていたり。
僕がプリントを配布している時間とか、黒板を消している時間とか、
要するに隙間時間なので、何をしていてもいいんだけどね。
でも・・・
前者は移動や家庭での隙間時間も上手く使えてる気がするなぁ・・・
後者は学校が終わるとゲームをしたりネットサーフィンをしたりして
ダラダラと時間を過ごしてる気がするなぁ・・・
そして言われたことしかやらないんだろうなぁ・・・
そしてそれは大人にも同じことが言えるんだろうなぁ・・・
と、今日の授業中に生徒たちを見ながら思っていました。
言われたことが終わるとすっかり休息モードになったり、隙間時間
を見つけても、それを自分の成長に使えていなかったりする人が、
言われたことが終わっても自分の成長のために努力し続ける人に
勝てるわけないわなぁ・・・と思いながら、じゃあお前はどうなんだ?
と自分を見つめ直していた、そんな授業中でした。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
21日の夜は仙台駅に19時頃に着いて、
それから少しお酒を頂こうと思います。
22日はセミナーが終わると秋田に移動して、
秋田駅に20時半ぐらいに着きますので
それから少しお酒を頂こうと思っています。
Posted on: 2015年9月3日(木) 23:09
Posted on: 2015年7月12日(日) 17:47
阪急西宮北口駅の構内にあるBook Firstさんの横を通ったら、入口横
にあるショーケースの「話題書」コーナーにずらりと『人生の授業』を
並べて置いてくださっているのに偶然気が付きました。
「話題書」なんてものに自分の本を並べて頂いていただいた経験がない
僕は、嬉しいというよりも戸惑い、どうしていいのかわからず、背中を汗
が多量に流れ出し、慌てふためいてとりあえず店内に飛び込みました。
お店の方にご挨拶とお礼を申し上げました。
名刺をいつも携帯していてよかったです。
さっき書いた英語の勉強法の雑誌なんかでもそうだし、『人生の授業』
のような一種の啓発本でもそうなんですけど、読むだけではダメです。
買って読むだけでは意識しか変わらないからです。
よく「意識を変えよ」と言う人がいるが、意識が変わってもダメですよ。
意識が変わったところで英語力が伸びるわけではありませんから。
それに本を読んで変わった程度の意識が長続きするものでもないし。
大事なのは行動を変えることです。具体的にダメな行動を排除して、
本で学んだ行動や考え方を継続させることですね。
それができないと今の自分のままです。
特に受験生は今の自分の行動が本当に合格に直結しているのかを分析し、
ダメやなぁと思うのであればすっぱりと変えないとあかん。
誰も助けてくれません。
自分を堕落させる人は周囲にいっぱいいるかもしれません。
でも自分を伸ばすことができるのは自分しかいないのです。
自分の意思で、自分の行動を変えることです。それが全てなのです。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
夕方になるとさっぱりしますね。ウォーキングは18時以降にしています。
Posted on: 2015年5月28日(木) 23:27
今日、生徒と個人的にいろいろと話ができてよかったと思っています。
と同時に、いろいろと悩んでるというか考えてるというか、きっと僕も
12歳のときはそうやったんやろうなと思いながら、話を聞きました。
学校の勉強についていけるかなぁ・・・
部活動ばかりやっていて大丈夫かなぁ・・・
どうして中間考査、勉強しなかったんだろう・・・
人間の悩みの大半って、もう過ぎてしまったことや、訪れるかどうかも
わからない未来の不都合なことに対する悩みですよね。
なんであの時、あんなことしてしもてんやろ。
こんなこと続けていて、将来どうなるねやろ。
でもそれらを考えたところでどうなるものではありません。
禅の言葉に「莫妄想」というのがあります。
「まくもうそう」と読みます。
考えたからってどうなるものでもないことに心を悩ませるのではなく、
今できることに全力を尽くしましょうというような意味です。
悩んだって何も解決しませんからね。
であればすっぱりと気持ちを切り替え、次の目標なり夢なりに向けて
努力すべきでしょう。
楽しい妄想ならいいのでしょうが、ネガティブな気持ちになる妄想では
自分の前進を阻害する元になってしまいます。
終わったことも未来の不安も切り捨てて、今できることに集中すること。
今できる最善手が何かを考えればいいのです。
より良い未来を作るのは、今の自分の努力です。
悩む時間があるならば、今すべきことをすべきです。
悩むな悩むな。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
悩みがある人は「悩むことで改善するか」を考えて、
改善するのであれば盛大に悩めばよろし。
Posted on: 2015年5月27日(水) 23:04
Posted on: 2015年5月23日(土) 16:08
Posted on: 2015年4月16日(木) 14:49
この前のポストに継続性について書いたけど、なんだかんだ言って
人生いろいろ大事なものはあるけど、何かを成就しようと思ったら
続けるということが一番大事なんやろうなと感じています。
で、続けるっていうてもいったいどれぐらい続けるねんって話ですが
『頑張ってるから悩むねん。』にも書いたとおり、僕は10年を目安に
するようにしています。
昔の人は「十年ひと昔」という言葉を残してくれました。
僕が6000万円の借金を抱えた時、当時の西大和学園の校長先生
が「木村君、今はつらいやろうけど10年経ったら町の様子も君自身
も全部変わってるはず。その時に笑えればええやないですか」と
言って下さいました。
僕はもうこれで人生終わりかなと思って泣いてばかりいたのですが
「よし、じゃあ10年後に6000万円を消してやろう」と気持ちを切り替
えました。おかげで毎日が楽になりました。
十年ひと昔。いつも頭の中に置いている言葉です。
僕は51歳ですが、61歳になったときの自分を楽しみにしています。
今のままの自分では嫌なので、成長できるよう10年先を見ながら
ちょっとずつでもいいので頑張っていこうと思っています。
気楽に気楽に。おおらかにおおらかに。
今の自分を見ていると未熟でなんか嫌になることもありますよねぇ。
でも10年後に理想の自分になれるよう、計画を立てて実行すれば
どうでしょうか。10年間続けられれば相当な成果を生みますよ。
誰かにイライラさせられたときは「この人と10年後にも付き合って
いるかなぁ」と考えればいいんじゃないでしょうか。
10年後にはおそらく付き合っていない人であれば、イライラするのは
馬鹿らしいですよ。それほど大事な人じゃない気がしますねぇ。
このブログ、来月で10歳を迎えます。
皆さんに10年後も読んで頂けるように、気楽に続けていきますね。
今日もブログにおいで下さり、ありがとうございました。
10年前の僕は著作もブログもfbもない41歳でした。
10年後、僕の著作は46冊になりました。まさに十年ひと昔。
Posted on: 2015年4月3日(金) 8:02
みんな毎日いろんなことを考えながら頑張ってると思うのですが、
結局のところ上手くいってる人って「続けてる」というのが強みで、
多少不器用であっても続けていれば何とかなるものなんですよね。
続けるにはいくつかのファクターがあるんです。
このブログにしてもそうですし、それ以外のいろんなことにしても、
若い頃や子どもの頃は何も続けられなかった僕なのに、
ある程度のコツというんでしょうか、それを見つけてからは続ける
のがあまり不得手ではなくなりました。
一番大きいのは気負って続けようとしないことかもしれませんね。
英語の勉強をしないとと思ってる人がある日どうもモチベーション
が上がらずに、諦めてしまったとしましょうね。
人間だからそういうことってあると思うんですよ。
大事なのは、翌日ですよね。諦めてしまったのはしょうがないとして、
それを翌日にも持ち越してしまって、2日連続で諦めるのはまずい。
ここで諦めたら諦めるのがクセになるんじゃないかという日だけは、
いくら眠くても疲れていても頑張るという要素が大事なのではないか。
僕はそう思っています。
人間の行動にも慣性の法則が当てはまります。
動いている人は動いているのが気持ち良くて動き続けようとします。
止まっている人は止まっているほうが気持ちいいものです。
2日連続、3日連続で諦めてしまうと、それがクセになるんですよね。
毎日頑張るぞと気負い過ぎると、1日の諦めが挫折になるかもしれ
ません。7日のうち5日でいいやと思うと多少は楽になるかもですね。
僕はそうやっています。参考になれば。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日から生徒たちと合宿です。雨が心配ですが頑張ってきます。
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