KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 英語勉強法と参考書

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『ユメタンライティング①』御礼

Posted on: 2019年3月9日(土) 16:03

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アルクの栁沼さんから連絡あり、出版前のこの本を春休み
の宿題用として決定されている学校が10校もあるそうです。

感謝感謝。

ただ、著者としてはやはり中身を見て評価していただきた
いので、一部ではありますが、校正紙をアップします。

クリックすればエンラージされるはずです。

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『ユメタン①』を中心に空所を抜きました。頭文字は与えて
ありますのでいろいろ考えてもらうとともに、名詞や動詞に
関しては文脈に応じて単数・複数や時制を考えてもらうと
いうことになります。

また、『ユメタン⓪』の単語も含めてあります。

『ユメタン⓪』の復習もしていただけるようにしてあります。

書店さんには並ばないのですが、よかったら先生方、手に取
ってみてください。自分で言うのもナンですが、日本語作成
に2年かけましたので、クオリティは低くないと思います。

この本が出るのは3月19日だそうです。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
明日はいよいよ国公立大学の前期試験の発表が出揃いますね。

 


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『ユメタンライティング①』

Posted on: 2019年2月5日(火) 23:04

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『ユメタン⓪』と『ユメタン①』で覚えた単語を使って
英作文をしようというコンセプトの本です。

3月15日に発刊になるそうです。

が、すでに採用のご連絡を頂いているそうで、アルクの
栁沼さんから学校名を伺っております。

中身を見ないで大丈夫か?

また、『ユメタンライティング』があるから『ユメタン』
を採用することにしたという学校さんからも連絡を
いただいているそうで、本当にありがたく思っています。

再度書きますが『ユメタン⓪』と『ユメタン①』で覚えた
単語を使って英作をしようという本です。

『ユメタンライティング①』、3月15日に出るそうです。

宜しくお願いします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
発刊前に採用のご連絡を頂くと、信用して頂いている
ことがわかって、感謝すると同時に、変な本は作れ
ないなという気持ちになります。

 


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英語の基礎トレ

Posted on: 2018年12月27日(木) 11:37

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福島でも島根でも、生徒たちには基礎トレがものすごく大事と
いう話をさせてもらいました。

昭和時代の指導や勉強には基礎トレという概念がなかったので
リスニングやスピーキングの苦手な人が多いんですよね。

僕は高1生徒たちに『ユメタン②』を使ってやっています。

教科書を使ってもできますし、それ以外でもできます。

大切なのは音源があるということ。教科書の場合、CDが別売
になっているので、手元に音声がない場合は教科書は不適当で、
そういう人は長文の問題集を使うといいと思います。

毎日ウィークリーはHPで音声をいつでも聞けます。そういう
点でいえば教科書よりもずっといい教材です。

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フレーズなりパッセージなりを、まずは音読し、意味をとって
いきます。初心者の方は赤ペンなどを持っておけばいいでしょう。

発音やアクセントに自信のない箇所、意味に自信のない箇所に
赤線を引いていきます。

例えば100個のフレーズ中に60箇所の下線が引かれたとします。

今度は音声CDやアプリを使って音声を聞きます。

途中で紙面から目を離し、シャドーイングができるかやってみ
ることも大切です。見たものをシャドーイングするのも
リスニングにおいては効果的だからです。

単語集だって立派なリスニングの教材ですからね。

CDに合わせて音読やシャドーイングをするのですけれども
途中で最初にやった「フレーズやパッセージを見たら、全部
発音できるか、意味が言えるか」をチェックします。

同じことを何度も行います。回数勝負。素振りと同じ。

特に音と意味を知らなかった60個を脳に刷り込む意識で行います。

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ある程度できたかなと思ったら、今度は日本語を見たら英語
に直せるかどうかをチェックします。

おそらく学校の先生でもあまりできません。

今度はCDを聞きながら、日→英ができるようになることを
意識しながら何度も音読を繰り返します。

日本語を見たら英語に直せるようになるまで繰り返します。

これが基礎トレです。

グーグル副社長だった村上さんは毎日同じ1000単語を見ることを
推奨されていますが、なかなか1000単語や1000フレーズはきつい。

でも100ならどうでしょう。200なら?

毎日同じ100フレーズを1週間毎日音読してください。

1回やるのにかかる時間はだいたい7~8分程度です。

2回音読したら15分、3回なら22分。

1週間後に100フレーズのうち、50でも60でも日→英にできれば
それはかなり力が付いていることになります。

覚えようとするのではなく、脳に刷り込まれるのを待つのです。

あまりストレスなく行えます。やる気があれば。

中高生の人たちはどこかでがっつり語彙力を身に付けないと
いつまで経っても英語が読めないし聞けないはずです。

たとえばこの冬休みから3月いっぱいまでに語彙力をテーマに
勉強してみればどうでしょう。語彙力のみをがっつりやる。

短いフレーズでは英作文をする際にあまり力を発揮できないので
できればセンテンスに近いものを選ぶことです。

僕の本を使ってくれれば嬉しいけど、音源があるものを選ぶこと。
でないと、いつまでもリスニングは苦手なままです。
早く音声中心の英語学習に切り替えないと、読めても聞けない
英語力しか身に付かないですから、気を付けてください。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
今日からは少しゆっくりさせていただきます。

 


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『4技能を伸ばす必須英文法演習』のご紹介

Posted on: 2018年12月18日(火) 12:55

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期末考査を返却し、あとは明日の13時から終業式が行われる
のを待つのみとなりました。冬休みが始まります。

英語に関してはみんなよく頑張ってくれました。

今まであまり頑張れていなかった生徒たちも、さすがにもう
実質的に入試まで2年を切りましたからね。いつも40点を
切ってばかりの生徒たちも頑張っていました。ガッツポーズ
をしている生徒たちがけっこういました。

この調子で入試まで頑張ってもらいたいものだ。

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さて、著者の佐藤先生が『ユメブン⓪』の共著者だから言う
わけではないけど、この本はとてもいい本だと思っています。

単なる英文法ではなく、「読む」「聞く」「書く」「話す」
ために英文法を勉強することがよくわかります。

僕の『5Stage英文法完成』や『英語反復トレーニング』も
同じコンセプトの本ですが、それらは学校専売品なので
書店さんでは手に入れることができないんです。

この『4技能を伸ばす必須英文法演習』は書店さんに並んで
いる本ですので、大人が英語力を伸ばすのにも最適です。

本当にいい本だと思ったので、紹介させていただきました。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
「ブログで紹介してください」といってたくさん本が
送られてくるのですが・・・
この本は実にいい本ですので、ブログで紹介しました。

 


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3冊同時刊行

Posted on: 2018年10月1日(月) 23:58

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10月になりました。今日は生徒たちに「灘校で授業を受けるの
あと2年と2か月やねぇ」と話をしました。

最後の1年(高3)は理科と社会で手一杯になります。

英数国はあと1年です。高2の終わりまでに形にしておくこと。
でないと難関大学や医学部はさすがに厳しいのです。

英語はすでに二次試験モードに入っていますので、復習を正しく
してくれていれば余裕で大丈夫だと思われます。

復習をしていなければ?

そりゃ伸びません。外国語の勉強を舐めたらあきません。

勉強を始めて数字が上がるのは、はやくても数か月後という世界
なのです。われわれプロでも苦労して英語を勉強しているのです。

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今日、僕の本が新しく3冊、発刊となりました。以前もお伝え
していたのですが、啓林館から2冊、文英堂から1冊です。

成績を伸ばすためには復習と反復回数への執着が必要となります。

『センターリスニング』も『英語反復トレーニング』も、復習
および反復回数をこなせるように工夫してあります。

書店さんには並ばない本ですが、少しだけでも関心のある先生は
どうぞそれぞれの出版社に連絡をしていただき、見本を取り寄せ
ていただければと思います。

そして本当に良いなと思われたら、ご採用下さい。

いつもありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
これで著作が65冊となりました。感謝感謝です。

 


kimutatsu

英文法の勉強について

Posted on: 2018年9月30日(日) 19:13

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昨日は東京で文英堂が主催の英文法指導セミナーでした。

英文法、悪者になった時代もあったんですけどね。外国語を
勉強するとなると文法は外せません。

英語が苦手な人、英語が話せない人に限って文法が不勉強で
正しい文を作ることができません。

「文法なんて要らない」と言っている人を見てください。

そういう人に限って英文法が得意ですから。

要するにね、意識しなくても使える程度に英文法ができないと
英語をスムーズに話すことができないんですよ。

ここはmustかな、shouldかななんて考えねばならない程度の
文法力しかなければ英語は話せません。

僕の知り合いでも英語が話せる人は、そういう部分の知識が
ものすごくあって、いちいち考えなくても使えるんです。

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穴埋めだけをやっていても四択だけをやっていても英文法を
正しく使えるようにはなりません。

四択系問題集は『NextStage』なども含めていろいろあります。

あれは知識確認用です。何周もやるものではありません。

知識を確認したら、書くための英文法の勉強をすべきです。
なにせ書かないと英作文での文法ミスを減らせないからです。

学校の先生の指導にしたがって、英文法の勉強を一通りしたら
今度は英文法ベースの英作文の勉強をして、いっぱい書きます。
それをすることで英文法の知識が脳に刷り込まれます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
『英語反復トレーニング』BOOK②は好評だそうですが
英文法の問題が終わったら英作文をしっかりやってください。

 


kimutatsu

『英語反復トレーニング BOOK①』について

Posted on: 2018年9月27日(木) 12:54

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『英語反復トレーニング BOOK①』が文英堂の大橋さんから
送られてきました。中学英語の問題集です。

書名のとおり、何度も単語を変えて同じ文法項目が出てきます。

ただ、そうは言ってもそれぞれの文法項目の確認も大切です。

この本は前半のDay 1~7はそれぞれの文法項目別の確認問題が
掲載されています。時制とか不定詞とか、各Dayごとに1項目の
確認をしてもらいます。それが1週間。

後半のDay 8~14は前半で確認した各項目がバラバラに出題され
ます。どの文法項目も必ず複数回出てくるようになっています。

中学校の検定教科書をベースにして作りましたので、単語レベル
はかなり低くなっています。難しい単語は出てきません。
確実に検定教科書レベルの語彙と文法をおさらいしませんか?と
いう本になっています。

10月1日発刊ということです。残念ながら学校専売品なのです。
一般の方が買うことはできません。書店さんには並びません。

よかったらお使いください。宜しくお願いします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
週末の僕のセミナーに参加される先生方には
配布されるはずですので、お持ち帰りください。

 


kimutatsu

10月1日に新しい本が出ます

Posted on: 2018年9月21日(金) 5:52

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おかげさまで、10月1日にまた僕の本を出していただけます。

しかも3冊。たまたま同じ日に出版されることになりました。

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1冊は『英語反復トレーニング BOOK①』(文英堂)です。

おかげさまでBOOK②が好評をいただいておりますが、この
BOOK①は中学校の英語に特化した本です。

14日間完成になっています。

中学校で習得すべき英文法を2週間、何度も反復しようという
コンセプトになっています。

Day1~Day7は項目別(時制・品詞・動名詞/不定詞/分詞・
比較・受動態・さまざまな疑問・関係代名詞)になっていて、
後半の7日間はそれらがランダムに出題されています。

春休みや合格が決まった後の課題として使っていただけるよう
単語はかなり簡単にしました。

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あと2冊は『リスニングボックス センター対策リスニング』の
シリーズです。白いほうが問題別(各10分×22回)と模試形式
の30分のが2回になっています。

黒い方がセンターリスニングの模試が8回分入っています。

この本はもう最初に出てから8年も経っています。
その間に60万部を超えるご愛顧をいただいている本なのです。

が、当時のセンターリスニングと現在のそれとでは少し違いが
ありますので、今回は新訂版として現在のセンター試験に合わせて
リライトをさせていただいています。

それに加えて、今年行われました新テストの試行テストに合わせて
新テストの模擬試験も収録させていただいています。

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文英堂の本も啓林館の本も、心を込めて創らせて頂きました。

どちらも書店さんに並ばない本なので、一般の方々が手にする
ことはないのですが、学校の先生方で「これは見てみよう」と
思われましたら、文英堂や啓林館にご連絡をしていただき、
見本を取り寄せていただければ幸甚の至りです。

いずれも10月1日発刊です。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
書きかけの本がまだ数冊あります。使ってくださる人の
笑顔を頭に思い浮かべて創っております。

 


kimutatsu

『新ユメサク』誕生!

Posted on: 2018年8月27日(月) 12:12

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札幌から帰りまして、いつもお世話になっている家の近くの
カイロプラクティック院の福井先生に体を揉み解してもらい
ました。やっとひと息ついたというところです。

午後からはゴルフの練習に行ったり明日からの準備をしたり
いろいろとしたいと思っています。

少し宣伝させてください。

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英作文の苦手な人たちのために『新ユメサク』を出しました。
『ユメサク』の改訂というようなものではありませんで、
本当に新しくしました。

テーマは変わらないのですが、日本語の加工(和文和訳)に
特化するだけでなく、身の回りの表現をできるだけ増やして
英語が話せる力を伸ばそうという本にしてあります。

言うなれば、英作文+スピーキングの本です。

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「まさに起死回生のホームランだった」
「最後まで平行線だった」
「紆余曲折はあっても」
「とても太刀打ちできない」
「非難の応酬が続いている」
「むしがよすぎる」
「物心ついたころからの夢です」
「一朝一夕にはもどらない」
「後塵を拝する」
「一夜漬けは諸刃の剣だ」

こういった日本語をどういう日本語に加工すればスムーズに
英作できるのかということを紹介した本です。

単に覚えなさいというのではありません。

まずは自分で加工してから答えを見てほしいのです。

英語を見たら「なんだ、これでいいのか」と思ってもらえる
はずです。簡単な日本語に直してありまして、それを英語に
直してあります。我々日本人の訳例とネイティブの訳例を
載せてありますので、その違いも楽しんでください。

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ラ・サール中学校・高等学校の丸山晃先生と一緒に創りました。

当初より日本語の得意な人、特に文語(文章語)の得意な人と
一緒でないと無理だなと思って人選していたのですけれども、
丸山君であれば英語のみならず日本語も非常に堪能ですので
まさにうってつけの人材だと思ったのです。

英作文の苦手な人、あるいは身の回りの表現をどう話していいか
わからないという人、よかったら立ち読みしてみてください。

いいなと思われたらレジに持っていってください。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
中に「学んだ英語表現は、意識して使うとものになるぞ」
というのがあります。この本で見つけた表現を自由英作文
などで使うことによって、さらに脳に刷り込まれます。

 


kimutatsu

ブレーンストーミング

Posted on: 2018年8月24日(金) 7:52

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自由英作文の指導についてみんなで勉強している場面なのです。
みんなでブレスト(ブレーンストーミング)をしています。

自由英作文(とスピーキング)については、英語力だけでどう
なるものでもありません。「簡単な英語で書け」とは言うけど
英語より何より「発想力」の部分が重要なのです。

いくら正しい英語で書いても、発想や論理展開が間違っている
答案では0点になってしまいます。

でもそもそも教員が「発想の仕方」を教えるのは難しいのです。

発想の例なら紹介できますけどね。

その点でブレストはより多くの発想例に触れることができます。

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これは灘校の教室でのブレスト風景です。僕が出した問題に
対して自分の考えをメモします。そしてそれぞれが書いた
メモを突き合わせるのです。それがブレーンストーミング。

セミナーでは自由英作文の取り組み方や指導法をご紹介して
先生方にも実際に体験してもらっています。

まずは教員ができないと話になりませんからね。

自分の書いた文章を見直すいい機会になります。

自由英作文やスピーキングはブレストが命です。

そしてそれの積み重ねが「簡単な英語で書く」につながり、
極めてクオリティーの高い文章を書けるように、徐々に
なってくるのです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
台風は大丈夫でしょうか。東京は風が強くなってきました。

 


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