KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 英語勉強法と参考書

kimutatsu

英語の基本的な勉強法

Posted on: 2013年10月18日(金) 13:33

hiroshima2

オフィシャルfbに来週の授業について書いたら、どういうわけか
お礼のメールが何通か届きました。

なかに「フェイスブックをやっていないので、トップページのfb欄
から読んでるのですが、ブログにも書いてほしいです」という声を
いただいたので、とりあえず貼りつけますわ。

前も書いたけど、このブログは僕のフェイスブックに反映されます。

つまりオフィシャルのfbがこのブログのミラーサイトになってる。

fbをやっていない人でもこのHPのトップページから読めますので
どうぞ読んでくださいね。

ただ最新のやつだけこちらにもアップしときます。
以後はトップページからお読みいただければと思います。

fbのほうは英語や授業のことしか書きませんので。

*****************

中間考査が終わって来週からまた普通の授業が始まる。
土日が模試なんで、月曜日は高3生だけが代休。
したがって僕も出勤しない。
ゆっくりと執筆ができる。ゆっくりしてる場合やないねんけど。
生徒たちにはとにかく多読多聴をと言うてある。
与えられるものは全て与えながら、特に多読を励行してもらう。
中に出てきたもので面白いなと思ったものは何度も音読して
暗唱できるぐらいまで読み込む。
それから知識人の常識として、知らない言葉が出てきたら
主体的に覚えて使う。
知らないことを知る喜びは何ものにも替えられないからな。
それにプラスして、生徒から要望があったユメタンファイナルチェックを
同時並行して行う。
多読プラス『ユメタン』で最強の語彙力を身に付ける。
多読は1か月40~50パッセージを目安に。
これで英語が苦手になったらしゃないと思える程度にはやろうぜと
言い続けてきた。
京大模試などで結果が出ていない生徒でも、
僕から見ると相当な英語力がある。模試に振り回されることなかれ。
本番と模試の問題とは全く違うからな。
週明けは広島の平和記念公園でもらってきた学徒出陣の慰霊碑の
解説プリントを配布して読み、場面を設定して
プレゼンしてもらうことにしてる。
このfb見てる生徒たち、気持ちの準備だけしといて。
多読多聴とユメタン、ユメブン等で受信した英語を、プレゼンなどの
発信をしながらさらに体の奥深くまで浸透させる。
そういうことを繰り返しながら英語力はガンガンに伸びていくのです。
多読だけでもダメ、ユメタンだけでもダメ、プレゼンだけでもダメ。
全部が組み合わさったときに、英語力がガンガンに伸びる。
*******************

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広島でもらってきた慰霊碑の解説プリントは英語で書かれてる。

だからまずはリーディングをし、それを読み込んで全体をちゃんと
理解して、さらには暗唱までもっていく。

そして受信だけじゃなくて発信も行う。

この受信→発信の流れがないと言葉って絶対に伸びないと思います。
相当な数を読んでるのであれば単語集は必要ないけど、1か月あたり
30パッセージ以下しか読まないようでは単語集を併用したほうがいい。

1年で500パッセージ読む人であれば、わざわざ単語集なんて使う
必要はないでしょう。きっとそういう人は単語の力があるはずなので。

でも普通の高校生では1か月に20長文程度読むぐらいやないかなぁ?
もしかしたらもっと少ないかもしれん。

その程度では多読とは言わん。

メールをくださった皆さん、ありがとうございました。

英語の勉強を楽しんでくださいね。お互い頑張りましょう!

 

今日もブログにおいでくださり、ありがとうございました。
英作文とかスピーキングって、面白いですからね。
楽しみながらやることです。

 

 


kimutatsu

ああ、たのし

Posted on: 2013年9月30日(月) 22:54

todailistening4

昨日、東京のある学校のN先生からメールを頂戴しました。
ご本人の許可を得て、一部を貼りつけます。

(メールを勝手にブログなどに紹介するのは違法らしいわ。
弁護士さんによるとな。
僕がここに紹介する場合は全てご本人の許可を得てるねん。)

*******************

うちの学校は東大にも何名かは合格するレベルの学校です。
ただ、あまりリスニングの対策というか、授業等は行っていません。

セミナーに参加して、これなら生徒たちが主体的に勉強できると
確信し、『東大英語リスニングBASIC』を生徒たちに勧めました。
授業でオーバーラッピングやシャドーイングを行った上で速読み、
そして翌日にその内容について確認テストをするという流れです。

結論から言いますが、模試だけでなく、英検準1級やGTECなど、
使える英語系のテストの成績が驚くほど上がりました。

先生のセミナーは一方通行ではなく、我々が生徒役となり、
与えられた活動を体感できるので、指導にとても役立ちます。
またチームキムタツのメーリングリストでの「ほぼ毎日マガジン」や
フェイスブックでの発信を含め、私のような年配の教員にでも
非常に役立っています。感謝しています。

来春からはいよいよ『ユメタン』をはじめて採用し、ますます発信力を
鍛えてやろうとワクワクしています。
お互い健康に気を付けて生徒たちのために頑張りましょう。

*******************

こういうメールってのは嬉しいもんですね。N先生、頑張りましょう。
っていうか、楽しみましょう。

うちの生徒たちも負けずに頑張っているようです。
僕もいまは多読を通じて力を付けてやろうとしているところです。

またそのあたりもセミナーで説明させてもらいますので、
これからもどうぞ宜しくお願いしますね。

ほんま、嬉しい。みんな、おおきにありがとう。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英語、結局のところ量をこなさないと伸びません。
質は大事ですが、量が少ないと質が良くてもダメです。
全て、量は質に転化します。英語に限らず。


kimutatsu

Hさんからのメール

Posted on: 2013年9月24日(火) 22:09

all my books1

僕のHPの「お問い合わせ」から僕にメールを出すことができます。
多くは講演の依頼とかなのですが、読者からのメールも多いので
著者としてはとても嬉しい気持ちになります。

まずはお読みください。

***********************

初めまして。東洋経済オンラインから木村先生のHPにたどり
着きました。先週火曜に、そこにリンクされていた
『速読特訓ゼミ』のサンプル音声のハイスピード版を
聞かせていただきましたが、
「私の探していた音読教材はまさにこれ!」と稲妻が走り、
早速ネットで注文して速読の基礎編とユメタン2が
昨日の土曜日に到着しました。

私は12年前に英検準1級に合格したのですが、
スクールに薦められるまま1級を目指して合格しても、
英→日ばかりの強化では話せるようにはならないと思い、
長年悶々としていた所に最近色々な先生方が、
瞬間英作文と音読の重要性を声高に広めるようになり、
色々な教材を試してみたものの、テキストの質は高いのに
音声のスピードが遅くて、私にとっては負荷が少なく、
電話に受け答えたり早口で話す人の対策に合った教材が
なかなか見つからなかったのですが、プレジデントや東洋経済を
サーフィンする習慣があって本当に良かったと思います。

先生のHPも拝見させていただき、同時にユメタン2を購入して
みたのですが、日→英方式で録音されたCDがこんなにも
覚えやすいとは目から鱗でした。

アウトプットをスムーズにする為の斬新な一連の教材を灘校生の
ためだけでなく一般にも広めていただき本当に感謝しています。

全国の英語の先生に灘方式の勉強法を広める事に一段落したら、
一般の人達にももっと、広げていただきたいです。

特にユメタンの知名度が上がれば、日本人の英語力は格段に
上がると思います。

私の当面の目標は英検1級を一発で、そして文部科学大臣賞を
受賞して合格する事と、誤って広められた日本の歴史認識に
対して英語で訂正して反論できる力を付ける事なのですが、
先生の教材はその糸口になりそうです。

本当にありがとうございました。感謝しています。

*********************

rapidreading5

速読の基礎編ってのはこの本のことです。CDを聞いてもらったら
わかりますが、「基礎編」とは名ばかりの、かなり速いものです。

読んだものを聞くというコンセプトなので速くしてあります。

したがって読まずに聞くと、けっこうな速さを体感できます。

ちなみにこれの難関レベル編は、高3の授業で使いましたけれども
かなり速くて、うちの生徒たちでも正答率が低かったのです。

リーディングの本ですが、リスニング力を鍛えるためのトレーニング
にはもってこいだと思います。

keirindo

それはそれとして、Hさん、ほんまにありがとうございます。

志を高く持っておられて、何のために英語力を高めようとするのか、
その目標を持っておられる点、そしてそのために『ユメタン』や『速読
特訓ゼミ』のシリーズを使おうとされている点が素晴らしい。

なんでもかんでもTOEIC本という昨今、目的意識がはっきりしている
からこそのチョイスだと思いますし、それに僕の教材がマッチしたこと
を嬉しく思います。そして誇りに思います。

是非とも英語を自由に聞けて話せるようになり、その「当面の目標」
を達成してください。その折にはまたメールを下さい。

Hさん、僕も頑張ります。ありがとう。ありがとう。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ブログのアクセス数が1400万を超えましたね。
感謝しております。ありがとうございます。
いつまで続けるんでしょう。死ぬまでかなぁ。

 


kimutatsu

自由英作文

Posted on: 2013年9月6日(金) 9:33

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8月末の夏期講習ではこの本を使って自由英作文の答え方に
ついて、けっこう詳しく説明しました。

最近は特に自由英作文に対する需要が高まっていますね。

以前は和文が与えられて、それを英語に直すのが主流というか
英作文といえばそういう形式を指していました。

今ももちろんそれはそうなのですが、大学の入試を分析しますと
日本語を英語に直す形式の問題が減ってきています。

もちろんあるにはあるのですが、『ユメブン』などに出てくるような
いわゆる英文法basedな英作文とでもいいましょうか。

「もし僕がお父さんなら、息子にもっと小遣いをあげるのになぁ」

こういうような極めて英文法basedなものが中心となっています。

京都大学や大阪大学の問題はさすがにそういうレベルではない
のですが、教員が「日本語の崩し方」をしっかり説明してやれば
あとは結局は英文法basedなものばかりになります。

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で、むしろ大学入試では自由英作文の問題がかなり多くなってき
ています。

これは当然の流れです。社会に出れば、相手の英語のメールに
対して英語で返信したり、英語でレポートを書いたりできねばなら
ないのです。日本語を英語に直すのではなく、最初から英語で書
かねばならないのです。自由英作文だらけなのです。

自由英作文の場合には、自分の英語力の範疇で書けるからこそ
ミスのない英文にするのですが、だからと言って大学の入試で
My hobby is collecting stamps.的な文ばかりではダメです。

「この子、なかなかよくわかってるやん」という英語を書きたい。

『東大英語ライティング&グラマー』を使って、訳例をいくつか提示
して、そして実際に自分がどうやって訳例を作ったのかというプロ
セスを、メモを取る段階から説明しました。

自由参加の夏期講習でしたが、学年220人のうち160人ぐらい
の生徒たちが参加していました。

またセミナーなどで説明します・・・需要があれば。

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英語の先生方にはこの本に載っているレベルの問題は簡単に対
処できるように自己研修をしてほしいなと思っています。

エラそうに書きましたが、以前は僕もできませんでした。

教員としての年数を重ねるにつれ、自由英作文が得意になりました。

でも年数を重ねるだけでできるようになるものでもないと思います。

ミスがなくて自分の英語力の範疇で書けるからこそ、英語力を高め
つつ、使うべき単語やイディオムを考えながらプロらしい文章を書い
てみたいものです。

プロ同士がお互いに添削し合うのもいいかもしれませんね。

また勉強会などで一緒にやる機会があればと思っています。

受験生の皆さんで自由英作文の力を高めたい人は、ひとつの問題
に対して3~4つの解答を作ってみて、先生方に見てもらうことです。

適切なアドバイスを頂くことによって力が伸びていきます。

どういう文章が得点の高い文章なのか、そしてそれを書くためには
日頃からどういう勉強をしないとダメなのかがわかってくるからです。

先生方も勉強です。生徒たちも勉強。もちろん僕も勉強です。

EJやTIMEを定期購読しているのは、そのためでもあるのです。
お互い、努力を楽しみましょう。

 

今日もブログを覗いて下さってありがとうございました。
なんかえらい涼しくなりましたが、風邪などお召しにならないよう
お気を付けください。

 


kimutatsu

英語を話すときには

Posted on: 2013年8月14日(水) 18:44

powerful method3

充電中に思ったことですが、英語を話す際に大事な点っていくつか
あって、いちいちは書かないけど・・・

とりあえずもう喋るしかないという状況においては、英語そのものを
上から見下ろす感じってかなり大事な要素やなぁと思います。

こんな使い方するんかなぁ?

この単語であってるかなぁ?

聞き取れんかったらどうしよかなぁ?

発音間違えたらまずいなぁ?

正直、どうでもよろし。とにかくこれまで培ってきた英語力がモノを言
うわけで、いまさら「通じるかなぁ」もヘッタクレもない。

それに発音だって、いろんな国の人たちがいろんな発音をしてはる。
鳥飼先生が仰ってるとおり、すでに発音もEnglishesになってる。

ビビらんことってめっちゃ大事やなぁと思います。

大きい声で子音を発音し、俺は英語ができるんや!って感じで話す。
小さい声でぼそぼそ言うてたら、「はぁ?」って顔をされます。

 

今日もブログにおいでいただき、ありがとうございました。
自分の英語力をさらにアップさせたるねん!と決心してます。

 


kimutatsu

これを英語で言えますか?

Posted on: 2013年7月18日(木) 7:57

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今日は終業式。10時から。なので朝からゆっくりしてます。
朝から英語の勉強ができるのはとても幸せなことです。

英語をある程度話せるようになるためにはいくつかの条件
がありますが、絶対的に必要なのは語彙力です。

語彙力は語威力なのです。

日本語が頭に思い浮かんだら即座に英語にできる力です。

これ、英語でなんて言うんやっけ?と思っているとなかなか
英語が話せません。

ところが日本人は身の回りの単語や表現に弱い。

中学の頃から本来的にはもっと覚えたほうがいいと思うし、
文部科学省もそこはしっかり考えたほうがいい。

cultureやtraditionって単語も確かに大事。

でも日本語で考えても「文化」や「伝統」って熟語を普通の
場面で使うことって、あまりない。

saying02

ある程度の知的シーンやビジネスシーンではもちろんそれらの
単語も必要になってくる。

でも大多数の人たちにとってはもっと英語で話したいものがある。

僕はカブトムシを飼ってる。今は幼虫からサナギになったところ。
来月になると土の中から出てくるんやろうな。

さて、カブトムシはなんていうか知ってますか。

正解はbeetle(ビーロォ)です。

でもこれはけっこう知ってる人が多いと思う。

では幼虫は?

サナギは?

土は?

幼虫はlarva(ラーヴァ)、サナギはpupa(ピューパ)です。

土はsoil(ソイォ)といいます。

ここまでわかっていれば「カブトムシを飼ってる。今は幼虫からサ
ナギになったところやけどね。来月、土から出てくるよ」が英語で
なんとか表現できます。

これ、英語で何と言うのかなぁって気持ちを大事にすることです。
そして調べたら確実に専用のメモ帳に書き付けること。

『パワフルメソッド』に書いた通り、W&Pメモ帳を作ることです。

sanseido02

僕のW&Pメモ帳には次のような言葉が並んでいます。

「背表紙」「ガムテ」「アットマーク」「ベビーカー」「山折り、谷折り」
「走り幅跳び」「けんすい」「さかあがり」「にら」「熱中症」「声優」

例えば「声優」はvoice actorって言うんですけどね。

これを日本語に直せって言われたらできる。でも「声優」って言わ
れて1秒以内に思いつかなかったので書き付けたのです。

考えれば出てくる。

でもそれじゃあよどみなく話せない。

wellとかyou knowばかり言っていては、聞いてるほうが聞き辛い。

すぐに出てこなかった単語や熟語を書き付けていく習慣です。

英語は積み重ねと言われますが、まさにその積み重ねこそ重要で
ある程度の語彙力がついてくると、自然と英語が話せるようになる。

英語教員ならだれでも知ってるような単語でも、即座にと言われる
となかなか出てこないもので、それを記録していくことです。

そして使おうとすることです。

今度あの映画でキムタクがvoice actorをやるらしいな。

なんて感じで。誰かに使わなくてもいい。独り言でいい。

使うことによってだんだん定着してきます。英文法も同じ要領です。

皆さん、身の回りのモノを英語で表現する習慣を付けてみて下さい。
ポイントは「即座に言えるかどうか」です。

言えなかったら、どんなに基本的な単語であっても、記録しましょう。
そのメモ帳は誰に見られるものでもありません。

恥ずかしがらないで記録し、時間があったら開いては確認しましょう。

 

今日も僕のブログにおいで頂きまして
ありがとうございました。感謝しています。

 


kimutatsu

メルマガ発行について

Posted on: 2013年7月15日(月) 23:17

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3月22日を最後に停止していた「夢をかなえる英語勉強法」のメルマガ
を再開しましたがな。長いこと休んでいてすみません。

まぁいろいろ理由はあるんですけどね。飲んだら言います。

が、とにかくさっき再開しました。

今回からはリスニングの勉強法について。

正直、『パワフルメソッド』にかなり詳しく書いたのですが、リスニングが苦
手な人が多いと思うので、メルマガでも書きます。

ただ、前提として『パワフルメソッド』には目を通してもらっておいたほうが、
あるいはこのHPにあるリスニングの勉強法の動画を見ておいてもらった
ほうが、理解していただきやすいかなぁと思っています。

とにかく今日からまたメルマガ配信を復活させました。

ちょっと長い期間に渡ってリスニングについて書きますので。

自分も読んでみよかなと思われる方はこちらからどうぞ

 

今日もブログにおこし下さってありがとうございました。
フェイスブックのほうもありがとうございます。

 


kimutatsu

ユメジュクを使えばこんなことができる

Posted on: 2013年7月10日(水) 22:00

yumejuku1

昨日アルクの編集部の水島君から連絡があって「ユメジュクが…
今年2回目の増刷となりました。」ということでした。

へぇ、熟語集が売れてるってのは珍しいけど、いいことやなと返
信しました。

ユメジュクに関しては高2の二学期から2周だけしました。

生徒たちに「3周めどうする?」と聞いたら「もうほとんど覚え
たので、また単語にしてください」とのことだったので2周でや
めたんやけどね。

熟語は大事です。

気の利いた表現を使えるかどうかって英語を学習するうえでは大
事です。受験においては自由英作文の得点源となります。

熟語が使えないとチャチイ表現しかできなくなる。

ではユメジュクでうちの生徒たちが身につけた表現を自分も使え
るかどうかトライしてみてください。

1.いま放送中のテレビ番組は不愉快だ。
2.あの2つのラーメン屋は商売上互いに張り合っている。
3.見た目にはその家は新しかった。
4.今夜はこの雨の中をわざわざ出かける気分ではない。
5.その先生は1日1食で済ませている。
6.その子どもたちは大晦日だけは夜更かしを許されている。
7.僕の友人は間違えて女子更衣室のドアを開けてしまった。
8.その先生は質問に1つずつ答えた。

どうですか。すらすら言えましたか。言えなかった?

熟語をちゃんと覚えると、こういう身の回りの表現が言えるよう
になってきて、英語の勉強が楽しくなってきますよ。

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熟語を勉強する際に気を付ける点が2つありますねん。これはもう
何度も生徒たちに言うてるんですけどね。

① こなれた英語を書いたり気の利いた身の回りの表現を使ったりする
ために英熟語をやってるので、穴埋め対応の勉強は糞の役にも立たん。

② 日本語を聞いて即座に英語に直せないのであれば、それは「知らない
熟語」に分類しないと、いつまで経っても英語を話せるようにならん。

なので、皆さんも上の8つの日本語を英語に直そうとする際にはだいた
い1文につき3秒から5秒以内に英語に直してくださいね。

日本語を読んで「えーっと」なんて言っている間に時間が経ちますね。

例えば①の場合はon the airという表現を使うんですけど、仮に意味を知っ
ていたとしても「自分には使えない表現」にカテゴライズしておく厳しさ
を持ちたいものです。

穴埋め対応の勉強というのは、つまりそういうことです。

①はThe TV program now on the air is disgusting.

なんです。これがですね

The TV program now ( ) the ( ) is disgusting.となっていたとしましょう。

これなら入れられる!としても、それって受験が終わるとあまり意味のな
い英語の勉強をしていたということになりませんか。

最初は穴埋めからでもいいけど、そこで終わる熟語学習は間違い。

「いま放送中のテレビ番組は不愉快だ」という気持ちが頭に浮かんだとき、
即座に英語に直せる力こそが大事なのではないでしょうか。

なので『ユメタン』と同じで、『ユメジュク』もクイックレスポンスでの
対応ができるようにCDを使って反復を重ねてほしいなと。

特に一般の人たち。社会人、主婦、やり直し組。

こういった人たちこそiPodなどを使って『ユメジュク』の日本語を聞いた
ら英語に即座に直せる力を養ってもらいたいなと思っています。

そうすればかなり英語を話す力がアップします。僕が生き証人です。

皆さん、僕らの頃と違って今はiPodなど、素晴らしいディバイスのお蔭で
何かやりながら英語の勉強ができるようになりました。

運転しながら、料理をしながら、テレビを見ながら、英語を楽しんで下さい。

英語ってそうやって勉強するのです。難しい顔をして理論ばかり勉強する
のはつまらん。何より使えるようにしないと世界平和には貢献できません。

理論を勉強するのは学者だけでいい。

英語が使えるようになりたいのであれば、単語を覚えるときも熟語を覚える
ときも文法の勉強をするときも、クイックレスポンスを楽しみましょう。

 

今日もブログにおいでいただき、感謝しています。
いつもありがとうございます。採点がんばります。


kimutatsu

白熱教室、3週連続1位になりました

Posted on: 2013年7月5日(金) 6:39

sanseido02

東洋経済onlineの方から連絡がありまして、3週連続1位を獲得
しました!ということでした。

「ありがとうございます!」と言いそうになったのですが・・・

よく考えたら僕が書いたわけじゃないので、おめでとうございま
すと申し上げました。いや、本当に凄いことです。

まじで凄い!あまりないと思うなぁ。

東洋経済onlineで取り上げて頂いただけでも日本の英語教育にとっ
てはとても意味のあることやと思います。

3週連続で取り上げてくださったというのは更に凄いことでしてね。
日本で一番注目されてる雑誌なのに凄いなぁと思っていました。

それが3週連続で1位というのは凄いの極みです。

安河内さんには本当に感謝しています。

彼とは来月か再来月に対談をすることになっていますが、またその
ときにでもお礼を申し上げよう。哲ちゃん、ありがとう。

keirindo

また東洋経済onlineの記事を読んでくださった皆さんにも心からお
礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

まだお読みでないという方はどうぞお読みください。

今週のは「灘高はリスニングをこう教えている」です。
↓  ↓  ↓
こちらからお読みください

お読みくださいましてありがとうございます。感謝しております。

 

今日もブログにおいでいただきましてありがとうございました。
こういう形の縁も嬉しいものです。感謝しています。
さて、今日から期末考査が始まります。


kimutatsu

ハイドゥレインジャ!

Posted on: 2013年7月2日(火) 18:50

DVC00007

あじさいの花言葉は「別離」やから彼女がおるんなら矢田寺には
一緒に行かんほうがええでぇ!ってお袋がよく言うてました。

ほんまかいなと思っていま調べてみたら、あじさいの花言葉って
「移り気」「高慢」ってのもあるし「辛抱強い愛情」「元気な女性」
ってのもあるわ。

「別離」なんかないやん!オフクロ!

ほんま、ええかげんやなぁ。

あじさい、英語ではhydrangea(ハイドゥレインジャ)と言います。

アクセントはraのうえにあります。

ちょっと聞くとハイドリンジャとも聞こえます。

身の回りのもので英語にできないものって多いですよね。

気が付いたものだけでも調べて覚えていけば、かなり英語力が
付きます。

それにcultureとかtraditionなんて難しい単語を知っているのに
あじさいとか朝顔とかひまわりを知らないって変やと思いません?

朝顔はmorning glory
ひまわりはsunflower

です。花だけじゃなく、自分が口にした全ての言葉、特に名詞を英
語で言えれば、それだけでもすでに海外で生活できる程度の英語
力があると言っても過言ではないと思うんです。

難しい表現は知っているけど、身の回りのものが英語で言えない。

日本人はもっとこの部分を強化しなければならないと思っています。

 

今日もブログにおいでくださいましてありがとうございました。
明日で授業も終わり。
数学や国語の先生方が頑張ってるので、英語も頑張ります。
  

 


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