KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 英語教師塾

kimutatsu

若いのに大したもんや

Posted on: 2010年9月10日(金) 20:23

 

 

 

 

 

 

 

 

  
第一回英語教師塾から参加し続けている八王子東高等学校の石崎
先生がベネッセの小冊子『VIEW21』で話しておられます。

勝手にリンクを貼ってもいいのかどうか迷っていたら、彼のブログにOK
と書いてあったので僕も貼りつけることにした。

こちらをお読み下さい。

この先生はチームキムタツの中でも一番研究熱心やと思う。

英語は英検1級やけど、教師塾で授業をやるといつも僕に厳しいことを
言われてばかりで、そのたびに課題を持ち帰って研究されてる。

おそらく誰よりも熱心に研究されてる。

先ほど見ていただいた『VIEW21』にある彼の画像の後ろの板書を見
れば一目瞭然だ。

大意要約をしている授業の板書やけど、これは去年夏の英語教師塾で
僕が板書した内容で、さらに『東大英語リスニングBASIC』のDVDの中
で大意要約の方法を説明してるんやけど、そこで僕が書いてる板書内容
をちゃんと自分の物にされている。

だから生徒たちの前で自信を持って語れるんやろう。大したもんや。

こういう熱心な先生が増えてほしい。

若いのによく頑張る。彼に教わる生徒たちは幸せやな。本当にそう思う。

かくありたい。

 


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東京セミナー大盛況の巻

Posted on: 2010年8月21日(土) 7:32

 

 

 

 

 

 

延岡から参加された山口先生です。こんな感じで多くの先生方が授業を
されまして、持ち時間が終わると生徒役の先生方から質問が相次ぎます。

さて、東京の3日目はセミナーでした。

6時間。

ということは?

英語教師塾から引き続いて参加された先生方は、3日間で25時間も!!!
セミナーを受けたことになります。

「ほとんど合宿やな」という声が飛び交いました。

結束が非常に強くなった気がします。

 
 

 

 

 

 

 

  
セミナーですが、6時間もソロでやったのは初めてやったのですけれども、
なんとか先生方のご協力を得て、終わらせることができました。

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●3日間、ありがとうございました。特に最後のセミナーは圧巻でした。
  超大作映画を一気に鑑賞したような興奮につつまれております。
  また、お会いできることを楽しみにしております。広島のセミナーの
  ご成功を横浜から願っております。

●3日間大変お世話になりました。3日間の研修で、自分の脳がぐちゃ
   ぐちゃにかき回されて、まるでビッグバンのような状態におります。

●3日間貴重な時間を過ごさせていただきました。
  授業についてだけでなく、自分の教員としての存在意義について考えを
  深める機会はなかなか得られないので大変感謝しております。

●何のために教員はいるのか。私はずっと「教科書を自分でしろといっても
  さぼってやらないから、そのペースメーカーになって強制してやる」だとか、
  「テキストを噛み砕いて易しくしてやる」のが仕事だと思ってきました。
  小テストをしまくり、勉強することの大切さを力説し、そしてちっとも成績が
  上がらないことに毎回絶望し・・・その繰り返しでした。そのうち、自分では
  何も考えない、受験に出ないことはしない、そんな生徒たちを作り出してし
  まっていたのです。今回、先生のお話と、はくぼくの原稿を見て私は自分の
  見失っていた方向性を取り戻しました。こんなにうれしいことはありません。
  だって私は今ワクワクしているんです!

*******************************

など、多くの先生方からメッセージが寄せられました。いや、こちらこそ感謝して
おります。ありがとうございました。

 
 

 

 

 

 

 

  
僕も今まで思考停止してきて、多くの教え子たちの能力におんぶに抱っこだった
ように思います。やっと昨年ぐらいからいろいろと考え始めました。

たとえば音読が大流行しています。

しかし音読そのものは単なるツールに過ぎないと思うんです。

では何のためにやるのか。どういうゴールを見据えるのか。授業のなかで
音読をする場合、どういうことに気をつけねばならないのか。

音読の速さを競う方法がありますが、あれも速さだけ競っても意味がない。
何回音読するかを競っても、これまた意味がありません。

授業の中でのゴールはそこにはないのではないかと思うのです。

 

  

 

 

 

 

  
そういうことに対する現時点での自分の意見をセミナーでは100%包み隠
さずにお話しさせていただくことにしております。

そして僕がやっている方法を模擬授業という形でご紹介させて頂いています。

「単語や文法の定着が今までどうしてダメだったのかわかりました」という
メールをたくさん頂戴しています。

「なぜCDを使わないとダメなのか、やっと頭でではなく、体で知ることがで
きました」というメールも頂戴しました。

今日は広島でセミナーです。また100名の先生方がお集まりになっている
ということですので、楽しみにしております。では準備しますね。

 

 


kimutatsu

第9回英語教師塾が終わって

Posted on: 2010年8月20日(金) 19:26

 

 

 

 

 

 

   
無事に教師塾が終わりました。「無事に」どころか、大盛況のうちに
閉会することができました。関係者各位にお礼申し上げます。

2日目に授業をされたのは以下の先生方。

西山先生(東山高)
森野先生(静岡高)
徳田先生(防府高)
石崎先生(八王子東高)
永森先生(智辯学園高)
前田先生(八千代松陰高)
三原先生(近大和歌山高)
水口先生(日大高)
田中先生(西南学院中高)

2日目はなんと12時間もの勉強会となり、昨日と合わせてナント!!!
19時間!もアルクの地下ホールで勉強しました。

さきほど実は甲子園に戻ってきたのですが・・・

多くの先生方からメールを頂戴しております。

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自分の従来の授業は授業と呼べるものではないことがわかった。
ショックを受けた。

何故自分の授業で文法が定着しないのかがわかった。私が解説
ばかりし、生徒たちが板書や解説を写してばかりいる授業で、伸び
るはずがないですね。頭を殴られた気分です。

ワクワクしています。授業がしたい。こんなに即効性のある勉強会は
今までありませんでした。感謝しています。

30年ほど教員をやってきて、今まで受講した全ての講習やセミナー
や研修の中で、最も役に立った「塾」であったと断言できます。

木村先生の、他の先生の授業に対するご指摘の凄さに体が震えま
した。あんなにシャープに授業の良いところ・悪いところを指摘されたら
どんなに自分の授業が向上するだろう。次は授業をさせてください!

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他にもたくさんあるのですが、こういう声を頂戴すると、やってよかった
なぁと、僕自身が感激しております。ありがとう。ありがとう。

 

 

 

 

 

 

   
ここで得た情報や指導法などをそのまま使うのではなく、自分のキャラ
であるとか生徒たちの現状に合わせ、カスタマイズせねばなりません。

そうすることで更に生徒たちの指導に貢献できる研修会であったと言え
るのではないでしょうか。

参加された全ての先生方に敬意を払うとともに、これからもこの教師塾
を継続させていってやろうと心に決めました。

皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました!

 


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英語教師塾初日

Posted on: 2010年8月18日(水) 6:55

 

 

 

 

 

 

 

 

   
英語教師塾初日が終わりました。反省会も含め、大盛況裏に
終わりました。多くの先生方の積極的な参加姿勢がありました。

昨日、授業をされた先生方は以下の通り。

丸山先生(ラ・サール中・高)
和泉先生(徳島北高)
前田先生(磐城高)
山口先生(延岡高)
今吉先生(出水高)
樋口先生(清教学園高)

僕も少しだけですが、英作文の授業をさせていただきました。

英語がよくできても授業が下手だというケースが多々ありますから
そこの「伝える力」も含めて、授業を高めていこうという会です。

どうしてそこはそう教えるのか。

どうやって試験をするのか。

復習はどうさせるのか。

そういった質問が飛び交いました。反省会も含めて。

今日は2日目です。今日は9名の先生方が授業をなさいます。
文法、長文、英作文、大意要約など、盛り沢山なメニューです。

では行ってまいります。

 


kimutatsu

明日と明後日は英語教師塾!

Posted on: 2010年8月16日(月) 22:51

 

 

 

 

 

 

 

 

   
明日と明後日は第9回英語教師塾です。今回は東京で行います。
100名以上の先生方や業者の方々が参加されます。

全員無料です。手弁当さげて参加します。

以前、ある先生から会費制にしたほうがいいですよと言われたの
ですが、それはちょっと主義に反する。

金儲けのためにやってるんじゃないし、僕は原田先生みたいにな
りたくてやってるので、無料でないと意味がない。

それにロンドンやパリに行ったときに驚いたことがあります。

例えば誰でも知ってる大英博物館とかルーブル美術館が入場無料
やったことです。日本ならどんな小さい美術館でもいくらか取ります。

イギリスやフランスでは大半の美術館や博物館が無料だと聞きまし
て、その理由をロンドンのある方にうかがいました。

すると・・・

 

勉強したくてもカネがないとできないのが普通。でもロンドンでは
どんなに貧乏人でもやる気さえあれば芸術家になれる。

 

毎日美術館や博物館に来ても無料なのです。貧乏でもやる気さえ
あれば・・・僕の英語教師塾もそういう場所でありたいなと思いました。

必要なものは僕が買います。場所代は僕が出します。

教員の給与は思う以上に低いので、例えば学校から研修費が出る
セミナーにしか行けないという人もいるかもしれん。

本当は何の費用も削ってでも研修や勉強はせんとあかんのやけど。

でも僕の英語教師塾だけはどんなにカネに困ってる人でも参加でき
るし、教え方が上手くなるという勉強会にしたいなと思って。

大英博物館やルーブルみたいに格好よくはないけど。

全国からやる気いっぱいの先生方がアルクの地下ホールにお集まり
になります。彼ら、彼女らと会うのが楽しみでなりません。

授業が下手な先生は他の先生から打たれます。質問攻めにされます。
僕からも「それじゃあ生徒は寝るよ」と言われます。

でもそれが何だって言うんだ?

打たれるから上達するのです。いいところも指摘してもらえるんやから。

指摘してもらったところを学校に持ち帰り、またそこで無人の教室等で
練習をして、生徒たちの前でいい授業を展開してもらえばいいのです。

というわけで、明日と明後日は「恐怖の」英語教師塾なのです。

 

 


kimutatsu

前向きな仲間とともに

Posted on: 2010年7月21日(水) 11:16

 

 

 

 

 

  
  
虫採りが好きな木村です。子どもの頃から身体が弱かったわりに釣りとか虫
採りが好きで、勉強もせんと走り回ってたんやけど、さすがに大人になってか
らは虫採りなどほとんどしたことがなく、カブトムシをデパートで買うテイタラク。

こうしている間にも蝉時雨というより蝉土砂降りという感じで、蝉が鳴いてる。

ふむ、なかなかよろし。

兵庫県の教員に配布される『はくぼく』という冊子に「生徒たちの英語基礎
力をどう涵養するか」というエッセイを書いた、とこちらで書きました。

すると熱心な先生方数百名からメールが来て、読ませてほしいと。

自分としては『ユメタン』や文法の教科書をどう使えば、単語力や文法力が
身につくかということに関して、A4に10枚ほど書いたのです。

僕のアドレスを知らない熊本の先生からはお電話を頂戴しました。

こうして多くの先生方と触れ合えるのは嬉しいものです。僕は芸能人でもな
んでもない普通の教員です。

教員の世界って狭いもので、「こんな簡単なことが誰にも聞けない」ということ
がたくさんあります。授業の方法ひとつ取っても悩みばかり多い。

だからこそ横のつながりを大事にしていきたいと思っています。

先般はベネッセのVIEW21の担当の方からご連絡をいただきました。

VIEW21にご紹介するある先生のインタビューの中に、木村先生のお名前が
出てくるが、お名前を使わせていただいていいですか?とのこと。

どういう内容でしょうか?とお伺いすると・・・

英語教師塾に参加したときに、木村先生から「先生の授業、生徒たちが結構
寝るでしょ?」と指摘されてからいろんな気づきがあり、自分の勉強が始まっ
たと、その先生がおっしゃっている点を紹介したいのです。

・・・とのことだったので、もちろんOKしました。

英語教師塾では、大変失礼ながら、自分が思ったことを言わせていただいて
います。その先生の授業、上手かったのですが、リズムが悪かったのです。

英語の説明で間違える人はほとんどいません。だってプロですから。

だけど「伝える力」が弱い先生は非常に多いのではないかと。「えーっと」や
「えー」「あー」が多かったり、まばたきが多すぎたりします。

生徒を見るときの目の角度や歩くときの動き方が悪い先生もおられます。

いろんなポイントを指摘させていただき、今後のご指導に活かせていただけ
ればいいなと思います。多くの先生方がリピーターになられます。

それは参加が無料だからという理由ではないと思うんです。もっと伸びたい
という純粋な気持ちゆえではないかと。

自分はすごいと思ってる教員は伸びません。人の批判ばかりしていてはダメ
です。生徒の批判ばかりしていてもダメです。ダメな生徒を作ってしまったのは
ダメな親とダメな教員だ、ぐらいに思っておいたほうがいい。

自分がダメだから伸びないんだという謙虚な気持ちを大事にすべきですね。

僕、24歳の時から、自分より年上で経験も豊富な保護者の方々から「先生」
と呼ばれています。エラクもないのに「先生」と呼ばれてる。

「先生」と呼ばれてるうちに、尊大な態度を取ってしまったり、他人を批判する
ことばかり上手くなってきたりします。僕も以前はそうでした。

でもそれではダメですよね。いくら英語ができたとしても、それじゃダメです。

『はくぼく』でエッセイを書かせていただいたお陰で、謙虚で前向きな先生方
と触れ合うことができて、またいい気分になりました。

機会を与えてくださった兵庫県の藤原先生には感謝申し上げます。

8月17日と18日に英語教師塾が東京で、19日にセミナーが同じく東京で
開催されますが、前向きな先生方にお会いするのを楽しみにしています。

  

(追記)毎日グラウンドで野球を楽しんでおります。心地良く暑いです。
     生徒たち、まだ下手ですが、だいぶ声が出るようになってきた。
     夏の大会で3回は勝てるチームを作りたいなぁ。

 


kimutatsu

第9回英語教師塾申し込みについて

Posted on: 2010年6月5日(土) 22:35

  

 

 

 

 

 

  
昨日はチームキムタツ京都支部の飲み会がありました。京都支部と言いながら
遠く山口県から参加された先生もいらっしゃって、おおいに盛り上がりました。

参加された先生方、ありがとうございました。楽しかったですね。

それから『ユメジュク』の巻末にお名前が載っている先生方(『ユメタン』シリーズ
にご協力頂いた先生方)から、届きましたというメールが舞い込み始めました。

お世話になった皆さんに献本させて頂くのは当然なのですが、こうしてちゃんと
お礼のメールなりお葉書きなどを頂戴すると嬉しいものですね。

こちらこそありがとうございました。

ところで今日は連絡です。東京で夏に行います第9回英語教師塾の募集です。
すでにチームキムタツの先生方の枠が70名埋まってしまいました。

残り30席ですが、まだ加入されていない先生方で、是非とも参加したいという
先生方はお申し込みくださいね。

日にちは8月17日の午後から18日終日です。場所は東京のアルクの本社で、
参加費は無料です。やる気を持ってきてください。

申し込みフォームは以下のとおり。

***************
① お名前
② 所属学校名
③ 連絡先(携帯電話番号)
④ 反省会(18日夜)の出欠
***************

というわけで、今から受け付けますが、申し込み希望の先生方は私のほうまで
メールを発射してください。アドレスは、info@kimu-tatsu.net です。

熱心な先生方の参加をお待ちしております。

 

(追記)8月19日にアルク東京本社で行われます僕のセミナーですけれども
     すでに満席になってしまいました。ありがとうございました。

(追記)7月30日に札幌で行われます僕のセミナーですが、現在87名という
     ことですので、残席わずか13席となっております。

  

 


kimutatsu

第8回英語教師塾を終えて

Posted on: 2010年5月18日(火) 11:45

 

 

 

 

 

 

 

土曜日に第8回英語教師塾を開催しました。今回のお題は「英語Ⅰの教科書を
どのように効果的に使うか」でした。5名の先生方に授業をお願いしました。

京都・東山中・高等学校 西山哲郎先生
北海道大麻高等学校 金山泰幸先生
鹿児島・ラ・サール中・高等学校 丸山晃先生
佐賀県立佐賀西高等学校 執行正治先生
福岡・西南学院中・高等学校 田中十督先生

これらの先生方の授業が素晴らしいとかそうでないとか、そういうことではなく、
それぞれの良い点を参加された先生方が盗んで帰ることが重要なのです。

そして目の前の生徒たちに還元することです。それができれば英語教師塾に
参加したそのことに意味があるということになります。

現場にいる教員だからこそわかることがあります。

逆に教壇を降りてしまうと、時代も生徒たちも動きますから、わからないことだら
けになってしまうと思うんです。

とすれば、我々現場の人間こそ、その変化を察知するアンテナを持っておかね
ばならないということになります。

今回はそのアンテナを求めて、関西のみならず北海道から鹿児島まで、多くの
先生方が参加されました。無料とはいえ、旅費や宿泊費は自腹ですからね。

かなりの出費になる先生もいらっしゃる。それでも参加される先生方がたくさん
おられ、僕自身が非常に刺激を受けております。

ちなみにアルクのHPでもその様子をアップしてくださいました。こちらです。

 

 

 

 

 

 

ちなみに僕も最後に授業をさせていただきました。啓林館の『エレメント英語Ⅰ』
を使って授業を行いました。

『ユメ勉』に書いた方法なので、あまり目新しくはないかなと思っていましたが、
終わってからの反省会で、「あれで力が付かないほうがおかしい」と言っていた
だき、意を強くしました。ありがとうございます。

英語Ⅰの検定教科書で、十分力をつけることができます。

全てベースになるのは、『ユメ勉』に書いた<INPUT→INTAKE→OUTPUT>
の流れを意識するということです。

音読音読とブームみたいに言いますが、音読そのものが素晴らしいわけではな
くって、それをいかに英語力向上につなげるか、その工夫が大事なのです。

「今までそんなこともわからずに音読をさせていました。」

「生徒用CDってあんなふうに使えばええんですね。」

「当たり前の方法なのに最後は感動して泣きそうになりました。」

「もう一度『ユメ勉』を読み返して、生徒たちの指導に活かします。」

プロの先生方がこうやって自分を省みて、明日からのご指導に活かそうとされる
のは凄いことです。一旦、プライドを投げ捨てて謙虚になられるのですから。

すでに第9回英語教師塾の募集を開始しました。受付を始めて2日目ですけど
もう定員の半数を超えようとしています。凄い勢いになっています。

まずはチームキムタツのメーリングリストに加入されている先生方を優先的に、
明日ぐらいに加入されていない先生方向けにブログにアップしますね。

定員は100名です。

次は長文指導か英作文かどちらかかなぁと思いつつ、なにせ朝4時半まで続い
た反省会の疲れがまだ残ってるので、休みながら執筆をしております。

参加された先生方からのお礼のメールやお葉書きを読みながら、この教師塾を
3年前に立ち上げたときに20名ぐらいしか集まらず、続くのかなと思っていたこ
とを思い出していました。

これからもこういう熱心な先生方とのお付き合いを大事にして、僕自身もスキル
アップをしていこうと思っています。

 


kimutatsu

第8回英語教師塾

Posted on: 2010年4月30日(金) 8:34

英語教師塾風景1

 
英語教師塾風景

 

英語教師塾風景2 

第8回英語教師塾が5月15日に灘校で行われます。今回のお題は「英語Ⅰの教
科書をどのように使うか」となっております。多くの先生方が参加されます。

上の画像は前に灘で行ったときの先生方の授業風景です。

いつもは10数名の先生方に授業をやっていただき、それをみんなで評価し合う
のですが、今回は持ち時間を30分ほどにして、長くやってもらいます。

その分、授業をやっていただく先生は5名+木村になっています。
 

北海道大麻高等学校  金山泰幸先生
東山中・高等学校  西山哲郎先生
西南学院中・高等学校  田中十督先生
佐賀県立佐賀西高等学校 執行正治先生
ラ・サール中・高等学校  丸山晃先生
  

申し込みが殺到したので、ひとりでも多くの先生方に参加を頂きたかったのです
が、残念ながら3日間で定員になってしまいました。

上の画像のようにいろんな先生方に授業をして頂き、それぞれの持ち時間が終
わったら、分析の時間を取って、生徒役として授業を受けた先生方からお声を頂
きます。それが終わるとまた次の先生が同じように授業をされます。

英語教師塾風景3

こういう前向きな先生方が集まって行われるセミナーの反省会も熱いものがあり、
授業を受けた側の先生方からプチセミナーをしていただきます。

今回も何名かの先生方に「夜のレッスン」の準備をお願いしております。

とっても楽しみです。

次は8月17・18日に東京で行います。受付は5月16日から行いますが、またそ
こでも熱心な先生方にお会いできるのを楽しみにしております。

 


kimutatsu

やる気さえあれば学べる

Posted on: 2010年4月24日(土) 12:24

モモ

昨日のブログは昼ぐらいにアップしたと思うんですが、その直後から「8月17・18
日の英語教師塾に申し込みます」というメールが何通か来始めました。

はや!\( ̄_ ̄)/

でもまだ受け付けてません。それにとりあえず5月15日に行われる第8回のが終
わってからでないと。第8回のが終わったら、第9回の募集をします。

定員100名ね。

たぶん第9回のテーマは今回のとは変える。昨年の教師塾in Tokyoは長文指導
や大意要約にしたので、次は英作文と英文法にしようと思っています。

よければご参加下さい。

それと札幌のセミナーですが、これも定員100名なのです。7月30日で、まだま
だ日はあるのですが、これもすでに早い申し込みが・・・凄いねぇ。

昨日、アルク矢部君から送られてきた申し込み者の名簿を見ると、東京や神奈川
や京都の先生も申し込まれてるのが凄い。

札幌、関西からやと片道4~5万するよ?宿泊費を入れると総費用10万超える
よ?それでも参加するという先生方に乾杯!

セミナー自体は3000円なので、ほとんど考えられないぐらい安いのですが、これ
だってアルクさんに聞いてみるとホールを借りるのに30万かかるので、それを定
員の100で割ると3000円になります・・・とのこと。

つまり主催者も講師も誰も儲からないセミナーってことだ。前向きに参加した人た
ちだけが、目に見えない形で「儲かる」セミナー。

ある意味、デフレを象徴するようなセミナーではあるし、人によっては「無料っての
はやめたほうがいい」と進言される方もいらっしゃる。それはそれでよくわかる。

何かを習得しようとすれば普通はとてつもないカネがかかるし、カネをかけた方が
学ぶ側も一所懸命になるもんだ。

3000円のセミナーよりも30万のセミナーのほうが一所懸命に受講する。それに
僕が無料とか3000円とかでやると、他の先生方で同じようなセミナーを開催して
おられる方々が迷惑するかもしれぬ。

でもなぁ・・・

 

モモ2

ヨーロッパを旅行してると面白いなと思うのは、例えば大英博物館の入館料は無
料やしルーブル美術館も無料(曜日による)。自然史博物館もテートも無料。

もちろん書物は高い。オペラも高いし、ミュージカルも結構高い。

だけど誰でも知ってる博物館や美術館は無料なのです。

入口にカンパ箱が置かれています。そこに小銭を投げ込む人もいれば紙幣を入
れる人もいれば素通りする人もいる。そのお金が運営を支えてる。もちろん国か
らの援助は日本のそれとは比べ物にならないぐらいある。

つまりお金がない人でも、お金持ちと同じように勉強しようという気さえあれば勉
強できる場を提供したいというメッセージなんじゃないかと思うんですよね。

人々は書物やオペラに金を使って学ぶ。だけど絵画や美術品には無料で接して
学ぶことができる。日本とは大違いです。日本の美術館はどこも高い。

もちろんいろんなオーガニゼイションが主催するセミナーや講演会が無料にせず
多少のお金を集めるのは当然のことやと思う。

赤字になってまでセミナーをするってのは、それは意味がない。

だけど特にこういう金回りの悪い現代においては、教育こそが最も大切なのでは
ないかと思う。景気が悪いからこそ、実力をつけるために勉強するのです。

勉強して凄い人間になってやろう、いい教員になってやろう、そう考える先生方が
だけど経済的余裕がなければ僕のセミナーを受けることができないとするなら、
それは僕の本意ではない。僕だけが儲かるセミナーでは誰もハッピーになれぬ。

日本みたいに資源の乏しい国は、人間そのものが資源やねんな。

その人間を育てる教員こそ、前向きであってほしいし、学ぶ姿勢を失ってはならな
い。生徒以上に教員こそが学ばねばならないはずだ。

そんなわけで、大英博物館やルーブルよろしく、勉強する気があれば学べる場を
先生方に提供できれば素敵やなと思い、僕の英語教師塾は無料なのです。

 
  


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