KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2010年1月3日

kimutatsu

使える英語を!

Posted on: 2010年1月3日(日) 21:47

私の故郷

大神神社(おおみわじんじゃ)に行ってきました。車は多くて結構な渋滞やったの
ですが、神社の人出はそれほどでもありませんで、ゆっくりお参りしました。

上の写真は久延彦神社の近くにある展望台から見た僕の故郷の写真です。

大神神社の大鳥居が右のほうに見えます。その向こうに見えているのが、大和
三山のひとつである耳成山(みみなしやま)、中央にあるのが畝傍山です。
わかりにくいですが、左のほうにあるのが天の香久山です。

どう見ても耳成山と天の香久山だと耳成山のほうが高く見えますが、実際には、
天の香久山のほうが10メートル以上高いのです。

子供の頃、それが信じられずに、よくこの大和三山に登ったものです。
どの山が一番しんどいか、それ次第でどれが一番高いかわかるやろ!ってな
感じですな。悪友と自転車を押しながら登り、帰りはブレーキを使わずに降りる。

途中で自転車ごと吹き飛ばされては血まみれになっていた木村少年でした。

大神神社

先日、橋本恭先生から連絡を頂戴しまして、我が意を得たりと膝を叩きました。
橋本先生、ご自分の学校で調査をされて、メールをくださいました。

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今年度は本校生徒を対象にいくつかのアンケート調査を行いました。

その中の一つに、今さらながらというほど当たり前のことなのですが、
数値としてもはっきり出たことがあります。

それは英語を、単なる履修科目や入試科目としてでなく、コミュニケー
ション・ツール、情報収集ツールと捉えてアクティブに英語学習に取り組
む生徒の方が、ペーパー試験でも英語学力が伸びやすいということです。
 
私たち教師も、一英語学習者として、また授業者として、アクティブに精進
していきたいと思った次第です。

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いつも書いている(あるいは生徒たちには言っている)ことですが、使える英語を
勉強している人とそうでない人とでは大きな差が出るということです。

どのようなアンケートなのかはまたお会いしたときに伺おうと思っていますけれど
やはり僕らは、例えば僕が受験用に習った英語の勉強法からは脱しなければな
らないし、教員はどうすれば生徒たちがアクティブに英語を使えるようになるかを
念頭に置いて指導しなければ、思ったほど伸びないということになります。

僕が受験生だった28年前、単語は単語として、リスニングはリスニングとして、
文法は文法として、英文解釈は英文解釈として勉強していました。

そしてやっとそれらが終わったと思ったら「そろそろ英作文」なんて言われまして
せっかく単語やリスニングや文法などを勉強したのに、英作文はできない!なん
て可笑しいことが起こっていました。

ありえませんよね。

単語や文法が一通り終わったら、リスニングや英作文だってできるようになれば
その後の勉強が楽になるのに決まっていると思いませんか?

そういう勉強をしなければならないと思っています。

英語を使えない日本人を輩出し続けた従来の英語教育だって、全体的に間違
いであったわけではないし、良い部分は残していけばいいと思うんです。

だけどあんなにも分厚い長文の問題集をやっとの思いで終わらせたのに、まだ
リスニングも英作文もできない!なんて悲惨なことはしてはならないと思います。

言語の勉強はもっと複合的にすべきです。

そうすればもっと英語が使えるようになっていくのです。実際にそういう教え方を
している先生の生徒たちは、超進学校でなくてもかなり英語ができるようになっ
ているし、もちろん受験レベルの英語は軽々と跳び越えている。

是非とも日本中の学校で、そういう授業、そういう勉強法が取り入れられ、生徒
たちが僕らの世代と同じ苦しみを味わうことのないようにしてほしいと願います。

幸いにして、チームキムタツの先生方が640名おられる。

この先生方が中心となって、日本の英語教育に一石を投じることができればい
いなと願っています。勉強法の詳細については、随時書いていきます。

 

(追記)大神神社から大鳥居に向かって歩いてきて、JR三輪駅の踏切
     を越えたところに停まっているワゴン車でホットドッグを売ってるんです。
     お祭りや正月以外にもだいたい停まっていて、売ってるんです。
     これが物凄い美味しい!奈良の人は是非トライしてみてください。
    

 


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