自民党総裁選に立候補してる石原伸晃さんがドエライことをのたまいました。
テレビの番組で言わはったんですけどね。
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放射能を浴びた土の表面が取り除かれ山のように隅に置いてある。
それを運ぶところは福島原発の第1サティアンしかない。
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サティアンで思い出すのはオウム真理教のサリン事件ですけどねぇ・・・
っていうか「サティアン」なんて言い間違いのレベルやないわ。そんな単語、
普段の生活で出てけぇへん。
ってことは?
もしかしたらこの人(や周囲の人たち)は隠語か何かで福島第一原発のこと
を第一サティアンと、実は普段から言うてたんやないのか?
総裁どころか国会議員としてもどうなんや?ってレベルやなぁ。
福島の人たちはどない思ってはるんやろ。
政治のブログやないから政治に関しては書かへんけど、少なくとも国家を動
かそうかという人たちは言葉にこだわりを持ってもらいたいもんやなぁ。
民主党もアレやけど、自民党も相変わらずアレやねぇ。既存政党ではアカン
ってことなんかな。
いずれにしてもどえらい発言に久しぶりにびっくりしました。
言葉ってのは軽いもんやありません。
よく「今の発言を撤回せよ」っていう場面があるけど、ほんだら撤回したらそれ
でええのか?ってのが言葉やと思っています。
言葉には言葉そのものの魂があって、だからこそ軽はずみに使った言葉から
思わぬしっぺ返しを食らうことだってありますねん。
石原さん、この前テレビで生活保護のことを「ナマポ」なんて言うてたし・・・
なんか言葉が軽いし失言だらけやしね。石原さんだけやないけど、国を動か
したろかという人たちの言葉の使い方が僕は気になります。
かく言う僕も人の前に立って喋る仕事をしていますので、言葉に対する感覚
は敏感でないとあかんし、母国語の勉強をしっかりしやなあかんなと常々思
っているのです。
英語云々の話ではなく、言葉そのものに対するリスペクトを。
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
しかしテレビの生番組ってのは怖いですね。言い直しがきかない。