KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2012年9月3日

kimutatsu

ユメタン甲子園

Posted on: 2012年9月3日(月) 22:11

 

 

 

 

 

 

 
『ユメタン』ってどうして『ユメタン』っていう名前にしたんですかと尋ねられるこ
とがあります。

他の本、例えば『東大英語リスニング』などにしてもアルクさんがタイトルをつ
けたのです。

旺文社も講談社も啓林館も出版社が本のタイトルをお決めになります。

でも『ユメタン』は僕が名付けたのです。

僕はリスニングが苦手だったし英語を話すのも苦手だったのですが、その原
因が「単語の正しい覚え方を知らず、目で見て覚えてしまっていた」ことだと
インタースクールの先生から教えられました。

さらにクイックレスポンス、つまり瞬間英作文ができなければ英語は聞けない
し話せないと。

生徒たちが大人になって、会社の同僚などに「英語は学生時代から苦手で」と
ヘラヘラ笑いながら同意を得るようなオッサンやオバチャンになってほしくない。

もうそんな変な日本人を増やしたくないなと思ってね。

この単語集を使った日本人が英語をどんどん話せるようになってほしい。
日本人が英語で外国の人とどんどん交渉できるようになってほしい。
英語で話しかけられてもビビらない日本人であってほしい。

そういう夢を叶えてくれる単語集いう意味で『ユメタン』と名づけたのです。

その思いは『ユメジュク』と『ユメブン』にも込められています。
CDを使って勉強してもらえば覚えやすい上にリスニング力がアップしますし、
フレーズまでクイックレスポンスできれば相当英語が話せるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 
でも単語だけ覚えてもそれを使う場がないとなぁと思っていたら、昨年からア
ルクさんが「ユメタン甲子園」というイベントを立ち上げてくれました。

『ユメタン』で出てきた単語やフレーズを使って自由にエッセーを書いてもらい、
それをこちらで採点、添削して返却します。

優秀者は表彰もします。昨年の1位は高1部門が近大福岡高校の野村さんで
高2部門が宮崎西高校の吉田さんでした。

今年はさらにパワーアップしたユメタン甲子園ですが、申し込みが殺到してる!
と矢部君が教えてくれました。

え?殺到してるの?それは嬉しいけど、添削が・・・おい、大丈夫なのか?

そ、それはともかくとして・・・

今年はユメタン甲子園のHPができて、僕が英語勉強法のコラムを書いてい
るのです。もう読まれましたか?

夢をかなえる学習アドバイスというページをクリックしてください。
1.まずは単語・文法の基礎固め!
2.文法学習で4技能が伸びる!
3.多読と訳読の並行学習が鍵!
4.鋼のリーディング力の作り方!
5.音読が英作文の力を伸ばす!
6.リスニングができない理由!
7.目的を持って時間をしっかりと割く!
8.テストのための勉強では定着しない!

ホームページには昨年1位の作品も掲載されています。下のほうに載ってい
ますので読んでみてください。

また添削シートが返却されますので、事後学習にも役立ててもらえます。

学校一括で申し込みをされるところもありますが、個人でも申し込めます。
といってすでに相当な数の申し込みがあるのであまり書くと添削が大変そう
な気もしますが・・・とにかくヤル気のある方はどうぞ申し込んでくださいね。

9月17日が締め切りです。詳しくはユメタン甲子園のサイトをご覧下さい。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
こういうのに積極的に申し込んでる高校生ってのは凄いなぁと思う。
自分の高校時代はそれに比べるとダメダメやったなぁ。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

kimutatsu

遠藤周作文学館の資料と西日本新聞

Posted on: 2012年9月3日(月) 20:50

 

 

 

 

 

 

 
昨年そういえば長崎東高等学校にお邪魔したとき、帰りに遠藤周作文学館
に行き、そのことをブログに書いたのですが、覚えておられますか。

それを覚えておられた長崎の黒川先生が封書を送ってくださいました。
中には何かの資料と新聞の切り抜き、そして手紙が入っていました。

*******************

大学で国文学を教えている私の後輩がたまたまこの夏に
その文学館で文学講座を担当しまして、その資料を同封
させていただきました。
(中略)
これもたまたまですが8月15日の西日本新聞で例の九大
医学部の捕虜生体解剖事件の記事を見つけましたので、
こちらも同封いたしました。
(中略)
『English Journal』の記事はいつも楽しみにしております。
このご縁をぜひ今後とも。どうぞ宜しくお願いいたします。

*******************

なんか最近は長崎の先生方から手紙や葉書きをたくさん頂戴します。
また長崎の多くの学校で『ユメタン』をはじめとする僕の本が採用されることが
増えてきました。と同時にたくさんメールもいただけるようになりました。

長崎といえば青雲の新名先生とは友達やけど、それ以外はあまり付き合いが
なかったのです。でも昨秋以来、たくさんの長崎の先生方と繋がっています。

今回送ってくださった資料と西日本新聞はホントに嬉しかった。

何より遠藤周作のファンだということを覚えていてくださったことに感動しました。
最近はあまりブログにも遠藤先生のことは書いていないのに。

こういう「自分のことを覚えていてくださっている」という感覚は嬉しいものですね。

 
 

 

 

 

 

 

 
ちなみに僕は人の名前を覚えることを特技のひとつにしています。

なぜなら人にとってもっとも耳障りの良い単語は自分の名前だからです。

人に喜んでもらうことは生きていく上での最も大きい喜びのひとつだと思うので
すけれども、おべんちゃらやお世辞を言わなくても相手のお名前を覚えることで
かなり喜んでいただけます。

覚えていない場合には正直に、すみませんがお名前を教えてくださいと聞く
ことにしています。そして一度尋ねた方の名前は覚えている自信があります。

覚えていてくれたという喜びは何ものにも換えがたい。

その点で黒川先生が送ってくださった資料と新聞は宝物になりました。黒川
先生、本当にありがとうございました。今後ともお付き合いください。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
9月になりましたが残暑見舞いが毎日数通届きます。
これも本当に嬉しいことです。ありがとうございます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

授業スタートの巻

Posted on: 2012年9月3日(月) 18:40

 

 

 

 

 

 

 
今日から授業が始まりました。一学期の最後に宣言しておいたとおり、この
二学期の授業はほとんどリスニングの授業を行います。ほとんど全て。

否、全てかもしれん。

リスニングの授業をすることで、英語が話せるようになるわ、英語の総合力
はあがるわ、当たり前やけど単語力はアップするわ、読解力も上がるわ・・・

と、いいこと尽くめなのです。

ただし、聞いているだけではダメです。正しいトレーニングが必要です。

センター試験レベルはすでに8冊ほど問題集をやって、トレーニングも終わり
ましたので、この二学期は二次試験で出される長いのを聞けるようにします。

  
 

 

 

 

 

 

 
本当は今日の授業で「こうすれば英語の達人になれる」というプリントを配布
して、オリエンテーションをする予定やったのです。

まだ諸君が積み残している荷物はこれだけで、それをどのように積めば受験
レベルのみならず、その先まで行けるかという説明会みたいなことをやろうか
と思っていたのですが、JRの事故で遅刻者が多くてできませんでしたがな。

明日は宿題考査なので、明後日にやるわと生徒たちに。

今日はいたしかたなくリスニングの授業を行いました。
聞いて→解いて→トレーニングをひたすら・・・という授業です。

聞いて解くだけではリスニング力は上がらないので、トレーニングをします。

というわけで、ここまでは順調。

あとは英語ができる子、中の上の子たちをせめて僕ぐらいのレベルまでには
引き上げる。で、これに関しては頑張るというより楽しみながらできる。

そして英語が苦手な子を受験を突破できる程度には引き上げてやる。

これが残された1年半の僕の目標になりそうです。あと1年半で彼らとはお別
れなので、英語力をできる限り引き上げてやろうと思っています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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