受験生からメールを頂戴しました。ある勉強を始めたら別の
勉強が気になってしまって気持ちが揺れるというような内容
のメールでした。T君、ありがとう。
気持ちはわかる。僕もそうやった。日本史が全然だったので
毎日毎日日本史の一問一答問題集をやっていたのですが、
そうなると古文が気になったり英単語が気になったりしたし、
模試が返却されてきたら、それの結果次第でやることを
変えたりして、結果的に浪人しました。
で、どうしてそういうことになるのか。
おそらく計画を立ててないからではないかと思うのです。
行き当たりばったりというのでしょうか。
たとえば『ユメタン②』をやっているとする。その単語集は
計画では何月何日までに覚えるのでしょうか?
古文単語集をやっているとします。それは何月何日までに
完全に覚える計画を立てているのでしょう。
まさか先生の小テスト任せ?それはまずい。
先生の小テストはあくまでも平均的ペースメーカーであって、
君のクラスの偏差値70の子と50の子が同じペースで勉強を
進めていいわけがない。
先生の小テストが遅いなと思ったらそれ以上のペースでやり、
速すぎると思ったら、自分はゆっくりやらねばならないのです。
一番まずいのはテキトーにやってしまって、知識が頭に残らない、
全く刷り込まれていないという状態です。
それではやっていないのと同じですわ。
計画を立てる。必ず計画を立ててそれに従う。そして常に計画は
見直す。駄目だと思ったら立て直す柔軟性が要る。
何月何日までに今やっている勉強を終わらせて、次のステップに
進むのかを決めるのです。
それも決めずにテキトーにやっていても、がむしゃらにやって
自分では頑張っているように見えても、数字はあがりません。
何月何日までにその勉強を終わらせて、知識を刷り込むのですか。
それも言えないようでは先が思いやられます。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
大人になると全ての仕事に予定や計画があるのです。
行き当たりばったりでがむしゃらに仕事をしている人は
おそらく一人もいないと思われます。大人になりましょう。