KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2018年7月23日

kimutatsu

All Are Safe and Sound.

Posted on: 2018年7月23日(月) 14:05

12

無事に全員がヒースロー空港に着きました。

フランスのシャルル・ド・ゴール経由で。

着いたときはもう20時。この写真を部屋から撮影したのは
21時半ぐらいでしたが、この明るさです。

13

54歳のおっさんにとっては体がかなりきついですけれども
生徒たちのために頑張ってきます。

生徒たちは今日からスタートです。

まずは筆記とオーラルによるクラス分けのテストがあります。

英語力といっても筆記だけでは駄目で、ちゃんと話せるのか
という部分がないと、「単語や文法は知ってるけど、人と
まともに話せない」ということになると高いクラスには
入れないのです。その点でオーラルのテストがあります。

日本語でも知らない人と話せないという子もいますので
少し心配ではありますが、それはそれでいいきっかけには
なるのではないかと思っています。

体調に気をつけて頑張ってもらいます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ロンドンの朝は涼しくて、少し肌寒いぐらいです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

001

夏休みに入る前、生徒たちに本を紹介しました。いつもどおりに
コラムを添えて。皆さんにもご紹介します。

糸井重里・邱永漢 著
『お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』
(PHP文庫)

生徒たちに書いたコラムは次のとおりです。

**********

生きるうえにおいてお金ってものすごく大事なのですが、
どうも日本人はお金について語るのが苦手なように思います。
あるいはお金が汚いものであるかのように考えることもあります。
生まれながらの金持ちが首相や財務大臣をやっているのに、
自分自身が努力して成り上がった金持ちには「あいつは胡散臭い」とか
「カネの亡者だ」などとネガティブな評価を下す変な国になっています。

どうしてそんなことになっているかという理由も本書には書かれている
のですが、やはり教育が最大の悪者なんじゃないかなぁと思うのです。
そういうふうに考えるように小さい頃から教えちゃってるんですね。
僕は学校こそ社会に出る前にしっかりとお金について教える場所で
あるべきではないかなと考えているのですが、
なかなかそういう機会がありませんので、この本を紹介します。

頭がきれっきれのお二人による対談ですので読みやすいです。
「ほぼ日」が1日に150万アクセスある糸井さん。
お金の神様と呼ばれ、多くの会社を経営し、直木賞作家でもある
邱永漢さん。名言の数々を楽しんでください。

夏休み、バッグに入れておいて旅の途中で読むのもいいでしょうし
夏休みの宿題に疲れたときに読むのもいいでしょう。
普段は本を読まない人でも興味を持って読めます。僕はロンドンに
行く飛行機の中で再読しようと思って手荷物の中に放り込みました。

**********

なかなか書店さんに行かないという人もいて、それはそれで残念
ではあるのですが、こうやって紹介されて面白そうだなと思うと
とりあえず買って積んでおくという人も多いのではないかと
思っています。僕もそのうちのひとりです。

いつでも読める状態にしておくことは大切なことですからね。
積ん読を恥じることはまったくないのですよ。

糸井さんと邱永漢さんの対談をお楽しみください。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
読んだ本の冊数を競うことにはあまり意味がありません。
しっかりと読みましょうね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

ACCESS COUNTER

Total 37889535 Hits!

▲PAGE TOP