先日、僕の『英語反復トレーニング②』を使って下さって
いる先生からご連絡をいただきました。
英文法の勉強に関して。
たとえば次のような問題があるとします。
If you had been a member of the meeting, you ( )
angry at the mayor’s remarks.
① would get
② will get
③ would have gotten
④ had gotten
正解は③です。
こういう系の問題集ばかりやっていてもあまり英文法の力
が高くなることはありませんし、そもそも論として、なぜ
英文法を勉強するのかという視点を考えねばならないと
思っています。
四択系の問題はあくまでも知識の確認として大切です。
でも四択系の問題ばかりやっていても意味がありません。
『英語反復トレーニング』にせよ『5ステージ英文法完成』
にせよ、英文法を学んだら訳したり聞いたり書いたり
しながら頭に刷り込んでいくことになります。
そして特に英作文で文法ミスをしないこと。これがとりあ
えずのゴールになると僕は考えています。
だから四択系の問題をこなしたら、今度は日本語を見たら
英文を正しく書けるかどうかやってみてほしいのです。
上の英文で言うなら、③を選ぶのは理解ステージですけれ
ども、それが終わったら「君がその会議のメンバーだった
としたら、市長の発言に腹を立てていただろうな」を
英作できるかどうか、つまり今解いたばかりの英文でいい
ので、読んだ英文をバックトランスレーションできるか
どうか、試してみることが大事です。
そういう姿勢の積み重ねの結果として、英作文の際にミスを
しないEnglish learnerになるのです。
グローバル社会において英文法はめちゃくちゃ大事です。
ミスなく英文が書けたり話せたりできるよう、英文法の勉強
を正しくしましょう。四択ばかりやっていてはいけません。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英作で文法ミスばかりするという生徒の場合は
英作文問題集をやるのではなく、上に書いたような
英作文がゴールになっている英文法問題集を反復すべきです。