KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2020年10月

kimutatsu

初心を忘れず

Posted on: 2020年10月21日(水) 11:29

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紀伊國屋書店梅田本店さんの時事英語コーナーです。
平積みにしていただいています。ありがたいです。

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ジュンク堂書店あべのハルカス店さんです。
ビジネス英語コーナーに置いていただいています。
こちらは面陳にしてくださっています。ありがたいm(__)m

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こちらは紀伊國屋書店天王寺ミオ店さんです。
こちらも平積みにしてくださっています。感謝感謝。

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ジュンク堂書店難波店さんです。担当の野坂さんにはお世話になっています。
こちらは棚の一番上にこんな感じで展開してくださっています。

ありがたい・・・

いつか本を書きたいと思い続け、日々を過ごしていました。
27歳のときにその想いがピークを迎えました。
そして書き始めたのですが、200枚の原稿は全て捨てました。

だって当時の僕の原稿を本にしてくれる出版社さんなどなかったですから。
それに自費出版をするほどの勇気もカネもなかったのです。

書店さんには毎日たくさんの本が入ってきます。
それらを棚に置くかどうかは書店員さんが決めるのです。

言うまでもなく、置いてもらえない本もあるわけです。

こうして多くの書店さんで本を置いていただけるのは夢みたいです。

初心を忘れず、これからも良質の本を作り続けようと思っています。

皆さん、ありがとうございます。感謝しております。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます!
11月末にはまたタフなリスニングの本を出す予定です。
アメリカ英語もイギリス英語もオージー英語も含まれています。
その3種類の英語を使ってトレーニングができます。

 


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やる気管理について

Posted on: 2020年10月20日(火) 18:44

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アルク栁沼さんからご連絡。
この本へのお問い合わせ・資料請求が物凄いことになっていると。

現時点で、666校から問い合わせが来ているそうです。

オーメンやな。

え?なんやそれって?いや、わからんかったらいいわ。

666校の方々がご覧になって、なんだこれツマランと思われる可能性もあるわけです。
が、それにしてもたくさんの先生方の目に触れるという点では嬉しいことです。

よかったら生徒たちに使ってあげてください。

宜しくお願いしますm(__)m

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さて、週末は講演です。2つがオンライン、1つがリアルで。

1つは山口県立萩高校さん、1つは昭和学院秀英中学校・高等学校さんです。
両校の生徒たちに話をさせていただきます。

いずれも『ユメタン』を使って指導してくださっている学校です。
著者として話をさせていただきます。英語学習全体の話もさせていただきます。

もう1つは株式会社SRJ主催のセミナーです。
講演タイトルは「生徒たちの学ぶ意欲喚起の方法とは?」となっています。

SRJは速読教材の会社なので、英語の話かなと思ったらモチベーション管理についてです。
成績を上げるためにはやる気管理はめちゃくちゃ大事ですからね。

そういう話をさせていただきます。

指導者対象です。学校や塾の先生方対象。
お申し込みはこちらからお願いします。

僕は高校時代、あまりやる気のない生徒やったんですね。
少なくとも高2まではそうでした。

高3になって、あることが見えてきたので、自分なりにもがきました。
現役で私立の外国語大学に合格したのですが、どうしてもある大学に行きたくて浪人。

結果的にその大学には落ちるんですけど、当時はめちゃくちゃ勉強しました。

今から思えば、正しい方法でやっていれば、合格できたなぁ。
予備校の講師の言うことを聞いて頑張っていれば合格できるという幻想に頼り過ぎました。

いまは当時の後悔を土台にした教育をしているように思います。

25日(日)はそういう話をさせていただこうと思います。

参加される皆さん、どうぞ宜しくお願いいたします。

なお、質疑応答が設けられていますので、よければ質問してくださいね。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました!
当時の担任の先生、僕がやる気について話すとお聞きになったら驚かれると思います。

 


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リスニングは差がつくパート

Posted on: 2020年10月19日(月) 22:31

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週末の模試のとき、その予備校の方と話をしていたんです。
リスニングの偏差値が、灘校さんはめちゃくちゃ高いですねという話になりました。

偏差値75以上に何人おるんやというぐらいいると。

あ、すみません、共通テスト模試の話です。

灘校だけではありません。いわゆる中高一貫校の偏差値がだいたい高いと。
一方で、公立3年間の学校のリスニングが伸びていないという話でした。

中高一貫の場合、中学校のときから計画的に英語耳を作ります。

普通の学校は。

灘校の生徒たちには、上の教材(中学英語まるまる)をやりました。
かなりタフですが、なにせ40ユニットありますからね。
計画的にこれを使って通訳トレを中学のときからやりました。

高校に入ると、共通テストを睨んでいろんなことをやりました。

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これらはほんの一部です。

単に与えて「やってこい」だけでは伸びません。
リスニングの授業をちゃんとやりました。

共通テストレベルならさすがに満点取れるようにしたつもりです。

リスニングは「やっつけ仕事」では力が付きません。

計画的に行わないと、共通テストでもかなりタフですからね。
もちろん灘の生徒でもナントカナルと思っていた人は点数が取れていません。
100点満点の70点も取れていないという惨状です。

でも、さすがにもう教員にはどうしようもありません。
教材はたくさん手元にありますからね。

リスニングは得点源です。

でもやってる人とやっていない人の差がつくパーツでもあります。

受験生は満点を狙って日々のトレーニングを行いましょう。
対策的に「ただ聞いてるだけ」「ただ解いてるだけ」では全然伸びないですよ。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕も授業中一緒に声を出しましたので、ずいぶん英語耳になりました。
英語耳になるっていう日本語、なんか変ですけど。

 


kimutatsu

2つの大切なことを意識して

Posted on: 2020年10月18日(日) 23:03

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なんでこの本を作ったのかという話から始めました。
いや、今日の朝日出版社主催のセミナーの話です。

約630名の方がご参加下さいました。お礼申し上げます。

僕はリスニングが本当に苦手やったんです。
34歳からですね。リスニングの勉強を始めたのは。

通訳養成学校に体験入学しました。
本当は入学したかったんですけど、半年70万と言われたんです。
当時6000万円も借金があったものですから断念しました。

体験入学を4つの通訳養成学校で都合12回させていただいたんです。

そうか、こういうトレーニングをすれば聞けるようになるのか。
そのときに受講した授業12回が土台になっています。

全ての僕の英語指導がです。

ジョブズやオバマなどのスピーチを使って自分でトレーニングしました。
ロンドンでちゃんと聞き取れた!ときは本当に嬉しくて泣きました。

自分でもびっくりするぐらい。

で、ジョブズやオバマなどのスピーチを1冊にしたら素敵だなと思ってたんです。
だけど無かったものですから、自分で作ったのです。

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今日のセミナーを受講された630名の方々にはお礼申し上げます。

また、この本を買ってくださった方々にもお礼申し上げます。

でも大事なことは、聞けるようになることですよね。

セミナーでは大切なことを2つ申し上げました。

1つは続けること。もう1つは真似ることです。

その2つを意識してトレーニングを続けてください。
方法はセミナーで申し上げたとおりです。

本当に皆さん、ありがとうございました!

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
本当に作りたかった本を出せて、幸甚の至りです。
朝日出版社の皆さんには感謝しています。

 


kimutatsu

Currently Busy

Posted on: 2020年10月17日(土) 14:30

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高3の秋。英語の教員としてはそれほど忙しくありません。
授業はもっぱら二次試験の力を伸ばしてもらうためのものです。

共通テストについては慣れれば後から点数がついてきますからね。

それなのに、それなりに忙しいのは高3学年主任として考えることが多いからです。
英語科主任としてはまったく忙しくはありません。

学年主任も英語科主任もやって大変ですねと言われます。
が、後者はまったく大変ではありません。
若手を育てるという仕事も今は特にありませんからね。

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と書いたのは、今週はYouTubeチャンネルの更新ができませんでした。
嗚呼・・・ほんま、しょうもない仕事に忙殺されてしもた。

英文法の勉強について。
小学校の英語学習の方法について。
中学校の定期考査について。

いろんな質問が届いているので回答したいのですが、まとまった時間が取れず。

また推薦書を書いたりする担任の仕事もあるのですが、時間を見て回答しますね。

特に受験生からの「残り90日で何ができるか」とかは早くしないと。

来週は(毎日とはいかないけれど)できるだけ更新しようと思います。
またよかったら視聴してみてください。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
キムタツチャンネル、たくさんの方が登録してくださり嬉しく思っています。

 


kimutatsu

ダミーの選択肢を見抜く目を

Posted on: 2020年10月16日(金) 22:57

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今週末はマーク模試なんです。普段の授業は二次試験を考えた内容です。
英語の場合は共通テストに特化した指導をしなくても大丈夫です。

が、出題パターンというのには慣れないといけません。

東大の大意要約問題のほうが四択問題よりも楽ですという生徒が多いのです。

YouTube動画でも話しましたが、四択問題で正解するのには少しコツがあります。
作問サイドは間違えるようにオプション(選択肢)を作っています。

生徒たちが間違えるよう間違えるよう工夫しているのです。

東大の大意要約の場合はある程度読めれば合格点が取れます。
これもYouTube動画では話したとおりです。公式があるわけです。

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四択問題の場合、必ず正解があります。部分点はありません。
当たり前の話ですが、正解以外のオプションが3つあるのです。

この3つの選択肢のことをダミーと言います。

ダミーの選択肢はややこしくもなく、完全に間違っています。
考えようによっては①も②も正解ということには絶対になりません。
完全に間違いなんです。ここがポイントですねん。

たとえば次のような問題があるとします。

問:次の中から生きているものを1つ選びなさい。
①たこ ②たぬきの置物 ③マスク ④桜の木

これではクレームが来ます。①たこがポイントです。
タコなのか凧なのかがわかりません。タコであれば正解が2つになります。

作り手は絶対にクレームがこないように作っているわけです。

なので
①凧 ②たぬきの置物 ③マスク ④桜の木

こんな具合に作ります。④しか正解はありません。

四択問題に強くなるためには、まずは速く読んで速く解きます。
そして余った時間で、ダミーの選択肢がどうしてダミーなのかをチェックします。

①凧が生きているわけがないよな。
②たぬきの置物が正解ならクレームが来るよな。
③マスクが生きていたらビビるわな。

こんな感じでチェックを入れます。少し時間はかかりますが。

生徒たちにはダミーがダミーである理由を考えろと言ってあります。
それをしないと思わぬミスをするぞと。

先日、面談した生徒は「ダミーのチェックで格段に点数が上がった」と言ってくれました。

ただし、それをいちいちやっていると時間がめちゃくちゃかかります。
なので、まずは速く解き、不安な問題に関して残った時間でそれをやるのです。

明日の模試でもやってくれることと思っております。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
数学の場合には計算の結果をマークするので、記述と変わらないですけどね。

 


kimutatsu

Online Advice

Posted on: 2020年10月15日(木) 21:41

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『東大英語リスニングBASIC』を佐賀の弘学館でご採用くださいました。
高校2年生の秋ということで、受験に向けてドライブさせるために。

担当の山口先生から、ZOOMで生徒たちにひと言お願いできないかと。

お安い御用ですがなと、生徒たちに話をさせていただきました。

*****
リスニングってのはな、この本を1冊やったら聞けるようになるとか
そういうもんじゃないねん。この本はこの本でやったらええねんけど。
今日はしんどいなと思ったら、過去にやった本でもええねん。
とにかく数多く聞くこと。毎日毎日聞く。
そうしてるうちに、気がついたら聞けるようになってるもんや。

それともう1つ大事なこと。
聞いているだけやとリスニング力はなかなか伸びてこないのよ。
聞いている時間より、声を出している時間を長くとること。
音声CDに合わせて、ネイティブらしく発音すること。真似ること。
それを毎日やれ。我流の音読ではまったく力がつかないよ。
ネイティブの英語を真似ながら音読するねんで。

おさらい。
毎日やること。声を出すこと。この2つな。頑張ってや!
*****

短い時間ではありましたが、生徒たちの心に響いたのであれば幸せです。

弘学館の高2生徒たち、いい学校でいい先生に出会えてよかったな。
またご縁があれば会いましょう。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
大学入試センターから「願書を受け取りましたで」というカードが届きました。
共通テストまであともう90日ぐらいですね。ラストスパートやな。

 


kimutatsu

英語耳を手に入れるために

Posted on: 2020年10月14日(水) 8:15

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新聞の下のほうに並んでる広告ありますでしょ。書籍などの。
あれをサンヤツ広告っていうんです。

語源はググっていただくとして。

朝日出版社から出させていただいた本、サンヤツ広告に掲載されました。

上の写真のとおり。

正確には「灘高」じゃなくて「灘校」やけど。
あと、「人気」なんかないけど。

ありがとうございます。

なにより本をたくさんの方が買ってくださったから広告を出して下さったのです。
まったく売れてない本に対して、こんな広告費を出すことはないでしょう。

感謝しています。皆さん、ありがとうございます。

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今までいろんなリスニングの本を出してきました。
アルクだけじゃなく、啓林館とかラーンズとか三省堂とか講談社とか。

今回、朝日出版社から出させていただきました。

リスニングって1冊やったら英語耳ができた!というものではないです。
何冊もやりながら、単語もリーディングも音声を聞きながら勉強する。

そうしているうちに、聞くことが習慣化します。

その習慣の中で「お!聞き取れる」が増えてきます。

だから1冊やったんですけど、全く聞けません!というのは当然です。
何冊も何冊もやるんです。

だから『新ユメサク』のような日本語の加工の英作文の本にも音声を付けているんです。

いろんな英語活動を通じて、英語の耳を手に入れてください。
大切なことはなによりも習慣化です。

その習慣の中でできるだけオーセンティックな、本物の英語に近づいていきましょう。
そうすると英語のリズムやイントネーションが理解できるようになります。
自分が音読するときに、英語っぽく読めるようになります。意識しなくても。

そうなると英語耳の一歩手前にいることになるはずです。

僕の本が、僕の本たちが、お役に立つことを願っています。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
聞くよりも音読している時間を増やすことを意識しましょう。

 


kimutatsu

Run a Newspaper Ad

Posted on: 2020年10月13日(火) 17:33

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津金くんから連絡がありまして、この本が新聞広告に掲載されるんですって。
朝日出版社、えらいカネかけるんやなぁ。すごいなぁ。ありがとう!

明日が毎日新聞の朝刊。
明後日が朝日新聞の朝刊。北海道と九州は明後日なんだそうです。

自分の本をそんなふうに宣伝してもらったことがないので嬉しいです。
といってもいつも出版社の皆さんには感謝しています。

アルクやラーンズは僕の本の無料アプリを作ってくれています。
それ以外の出版社の営業マンの方々も一生懸命です。

作り手の僕としては、本当にありがたいことやなぁと思っています。

そんなわけで明日と明後日の朝刊に掲載されるそうです。
なので、まぁ、なんというか、その、えっとまぁ、買っていただくとですね、嬉しいです。

ありがとうございます。m(__)m

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津金くんとは別の本をまた朝日出版社から出したいなという話をしています。

具体化するかどうかはわからないのですが、それもご期待下さい。

CNNなどのニュースが聞けるようになる本ができればいいなと思っています。

18日には朝日出版社主催のセミナーを開催します。
以前からブログには書いていますが、詳細はこちらをご覧ください。

すでに500名以上の方々のお申し込みがあったということです。
えらいたくさんの人が申し込んでくださったんだなと、身の引き締まる思いです。

心を込めてリスニングのトレーニング方法をお話しさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
11月にはアルクから、モノローグばかり集めたリスニング本が出ます。

 


kimutatsu

When You Use an Old Book

Posted on: 2020年10月12日(月) 21:50

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自分の教材を作るにあたっていろんな教材を見ていたんです。
古い本はあまり良くないですね。英語的にもかなり古い。

これ、出版社がリライトすればいいのになぁと思う本がたくさん。

古い先生が古い本を使い続けているという場合があるんです。
その場合、書き変えるとその先生が買ってくれなくなるんです。
それを恐れて、英語として不適切な本でも改定しないことがあります。

でもそれって生徒たちにとっては・・・ですよね。

改定しようと思うとそれなりにカネも時間も労力もかかります。
だからあまりやりたがらないというのが実際のところなんですね。

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僕も『ユメタン』を『新ユメタン』にするのは少し勇気が要りました。
『ユメジュク』も『ユメサク』も作り変えました。

なぜなら古いなと自分で思ったからです。

ほんの数年でも古くなってしまうもんなんですよね。
特に単語集や熟語集の場合、出る単語が世情に応じて変化しますので。

今の『新ユメタン』や『新ユメジュク』はかなり信用して頂いていいと思います。
『新ユメサク』も相当フレッシュな英語で書かれているはずです。

古い本を使う場合、この部分は古いなと理解すれば問題ありません。
実はこういう表現って英語にはないのになという表現がけっこう掲載されています。

それを見抜く英語力を持たない人がそういった本を音読するとどうなるでしょう。
いかにも昭和の受験英語というような英語を体得することになります。

それはそれで味があっていいのでしょうが、現代の使用場面にはそぐわないはずです。

新しいいい本がいっぱいありますので、できればそれを使うことです。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
日本語も同じですね。古い日本語には味があります。
でもそれを日常的に使うと相手に変な顔をされることになります。

 


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