KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

カウンターを0に戻して

Posted on: 2020年8月16日(日) 22:32

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このブログ、現在は3158万アクセスをいただいています。
いろんな方々から大した数字ですねと言っていただけます。

セミナーをやると司会の人がこの数字に言及されます。
「ブログは3100万アクセスを超え」というような形で。

が、僕はどうもそういう数字にはピンときていません。

僕は芸能人でもないですし、特に有名人でもないです。
単に普通の学校の普通の教員です。
ちょっとその割には著作が多いということはあります。
著作を使って下さっている方には知られている、その程度です。

おそらくこれからもあまり有名にならないように生きていきます。

以前、林修さんからオファーをいただき、対談いたしました。
3度断ったのですが、3度オファーをくださいました。

三顧の礼とはよく言ったもので、3度もオファーをくださったのでアクセプトしました。

そのとき(対談の紙面には出ませんでしたが)有名になると大変でしょと申し上げました。
今では全国的に有名になられましたが、当時は「今でしょ」が流行っていました。

林さんはすぐに消えるという人もいました。

林さんは有名になることを楽しんでおられるようでした。

そしてますますご活躍の幅を広げておられます。素晴らしい。

僕は林さんとは違って、あまり有名になりたいわけではありません。
それよりも、なにより自由に生きたいのです。

有名になってしまうと自由に生きられないじゃないですか。

だからこのブログもあまりアクセス数を増やそうとか、思っていません。
読みたい人だけがたまに来て読んでくださればいいなと思っています。

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で、実はこのブログの数字が、来年の4月にいったん0になります。
完全にホームページを作り変えるからです。

ブログはホームページのいろんなファクターの1つになります。
今もそうなんですけどね。今以上にそうなります。

このホームページの管理人の山元さんといろいろ打ち合わせ中です。
動画もYouTubeだけでなく、いろいろとアップする予定にしています。

数学の勉強法のページもあります。
書くのは僕じゃないですけど。僕には書けないです。

いろんな方々との対談もあります。
学校訪問のページもあります。
読んだ本の紹介ページもあります。

あえてカウンターを0にして、新たに作っていきたいのです。
よければまた来年以降もよろしくお願いいたします。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
数学の勉強法は灘校の同僚が担当します。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

終戦記念日

Posted on: 2020年8月15日(土) 10:07

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75年前、1945年4月1日午前5時半。
現在の読谷村の海岸で猛烈なる艦砲射撃が開始されました。

たった20分間に12センチ砲が4万4825発、ロケット弾3万3千発、
迫撃砲弾2万2500発が撃ち込まれました。

そして午前8時半、ついに米軍が日本上陸を沖縄で果たしました。

6月23日に沖縄戦が終わるまで、約2か月半の間、20万人以上が殺されました。
米軍に殺された人もいましたが、日本軍に殺された人も数多くいました。

8月6日には広島に、8月9日には長崎に、世界で初めて原爆が落とされました。

黒い雨も含めると何人がお亡くなりになったかわかりません。

そして75年前の今日、天皇が敗戦を認めました。
ただし、以後も戦争は続きました。

戦勝国では今も9月2日を終戦の日と定めています。
(国によって呼び方が違う。アメリカではVictory over Japan Day)

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この写真は嘉数高台公園から見える普天間基地(普天間飛行場)です。
嘉数高台公園の展望台から見えるのです。

嘉数高台公園は戦時の激戦地でした。数多くの人々が命を落としました。
だからここには京都の塔や嘉数の塔といった慰霊塔があります。

また、日本軍が使用したトーチカがそのまま残っています。
銃弾の跡が生々しく残っています。それも無数の弾痕が。

今日は朝からさくらと散歩してきました。そして祈ってきました。

終戦記念日。僕は沖縄におります。戦闘機の爆音は聞こえません。
静かな土曜日です。12時になったら黙祷を捧げます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
憲法改正の議論は持ち越しになっていますけれども、
仮に改正されたとしても戦争を起こしてはいけません。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 沖縄  

kimutatsu

Starry Sky

Posted on: 2020年8月14日(金) 23:41

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東京大学の大意要約をどう攻略するかという動画をアップしました。
よかったらご覧ください。動画はこちらです。

動画の最後に言いましたが、秋の東大模試を受けるのが12000人です。
一方、実際に東大を受けるのが8000人なので、4000人が断念するんです。

ぶっちゃけ大意要約とか英作文とかリスニングが得点源になります。
普通に勉強していれば楽勝ですからねぇ。

その3つで10+20+30=60点あるんです。

自分が何点取ろうとするのかはわかりませんが、仮に80点とすればですよ、
残りの部分で20点ほど取れば目標としている点数に達します。

楽勝ですやん。

大意要約と英作文とリスニングで点数を大きく落とすときついですよ。
あんなレベルで落としまくるときついのは当たり前です。

リーディングは知らない単語や熟語が多いとどうしようもないんです。
前後から推測するのは至難の業ですからね。
でもその3つについては語彙レベルも大したことないです。

東大を受ける人、挫折する4000人にならないように努力して下さいね。

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ペルセウス座流星群が見たくて知念岬公園に行きました。
ここは昼間は素晴らしく海が、そして夜には星が見えるんです。

30分ぐらいの間にけっこうな数の星が流れました。

美しく大きな木星、
怪しく輝く土星、
ペガススの四辺形、
ベガとアルタイルとデネブを結ぶ夏の大三角
満天の星、そして天の川。

と、見ているうちに、大学時代に同じゼミにいた男を思い出しました。

彼曰く、人間なんて宇宙から見たら小さくて見えないじゃないかと。
誰が生きて誰が死んだかなんて無関係に、ただ時間が流れるんだと。
宇宙から地球を見ている自分を想像してみてみ、死ぬのなんて屁でもないと。

木星から僕たちを探そうとしても、どこにいるのかわかりません。
ひとりひとりは極めて小さく、塵以下の存在ですね。

でも僕は考えました。
美しい金星や木星も、僕が生きて認識しているからこそ美しいんじゃないかと。
僕にとっての美しさと一般論としての美しさはまったく違うんじゃないかと。
だとすれば、僕たちはやはり生きていかないといけないんじゃないのかなと。

そう言うと、君は正しいが、しかし視座が違い過ぎると言われました。

人ひとりひとりは極めて微細な塵以下の存在です。

宇宙の中では、人の生涯なんて蝉のひと夏です。

しかしだからこそ平和に笑顔で楽しく愉快に生きればいいのではないでしょうか。
ひと夏の短さであるならば、なにも傷つけあう必要などない。

それぞれがそれぞれの価値観にしたがって、一生懸命生きればいいのです。

誰の人生も尊く、そして美しいのです。

そんなことを考えながら、満天の星空を見上げておりました。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
目の前では酔っぱらったハブ神が寝ております。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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Be of Help to You

Posted on: 2020年8月13日(木) 21:21

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夏はいつも沖縄で過ごします。だいたい10日間ぐらいかな。
年末年始もだいたい沖縄にいます。

海で泳ぐことはほとんどありません。暑いですからねぇ。
だいたい屋内にいて、絵を描いたり文章を書いたり本を読んだりしています。

沖縄を旅行している人たちは新型コロナウイルスが気になるでしょう。

沖縄県知事は県外から沖縄に行くことの規制はしていません。
気をつけて旅行を楽しんでください。もちろん自分の責任で。

県内の人(ウチナーンチュ)は県外への移動自粛なんだそうです。
が、それも自分の責任と判断で行うのがいいのではないでしょうか。

思考停止して何でも言うことに従うのがエライわけではありません。
必ず自分の責任で、自分の判断で、行動をするべきです。

そもそも安倍政権が「旅行しよう!」と言っているのです。
国が推奨しているのですから、気をつけて動けばいいのです。

でも自分はそうは思わないという人は動かないほうがいいのです。
全ては自分の判断で行動し、自分のその判断を他人に押しつけないことです。

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沖縄には何をしに行くんですかとよく尋ねられます。
ずいぶん前から教育支援のボランティア活動を行っているのです。

僕の本を使ってくださっている学校を中心に訪問し、生徒たちに話をします。

講演料も移動費も何も受け取らないです。でもなにかしら頂いてばかりです。

ある学校では学校の近くのお菓子屋さんの饅頭を頂きました。
ある学校ではかりゆしを頂きました。
ある学校では琉球ガラスのコップを頂きました。
ある学校ではやちむん(陶器)を頂きました。
ある学校ではオリオンビールを1本頂きました。

生徒たちはどの学校に行っても真面目に聞いてくれます。
先生方はやたらと恐縮されます。
しかし、こっちから「行っていいですか」と連絡しているのです。
だから恐縮していただかなくてもまったくいいのです。

僕はだいたいTシャツと短パンといった格好で訪問させて頂きます。
冬場はさすがに長袖のかりゆしにジーンズという格好ですが。

沖縄の子どもたちが生きたい人生を歩いてくれればいいなと思っています。
僕の話をきっかけに。

この活動はもっと地域を広げて行うつもりです。
もちろん今は灘校に奉職していますので、その後の話ですけどね。

やる気がないわけではないけど、どうも勉強できないという子たちに話がしたい。
あるいは成績が伸び悩んでいるという子たちに話がしたい。

そういう人生でいいんじゃないかなと思っています。

秋にオンラインを含めて3つの学校から講演依頼を受けています。
オンラインが1校、リアルが2校です。
また、ビデオを送ってほしいという依頼も1校受けています。

先生方や生徒たちの力になれればいいなぁと思っております。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
那覇国際高校の大城先生から立派な島バナナを送って頂きました。
電話をすると「庭でとれたやつなんだよ。食って食って!」と。
こういうのが嬉しいです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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英語力を生かすも殺すも

Posted on: 2020年8月12日(水) 22:07

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中高一貫校の中学に入学したが授業についていけていない・・・
塾に行ったほうがいいんでしょうか・・・

というメールをいただきましたので、動画で答えました。

こちらです

よかったらご覧ください。

「小学校で英語の勉強をすべきかどうか」にも答えました。

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英語ができるようになるといろんな可能性が出てきます。
たとえば海外で暮らすとか、海外でビジネスをするとか。

なんだか英語を勉強すると幸せになりそうです。

でもそれは違います。全然違います。
もしそうなら、アメリカ人やイギリス人は全員幸せなはずです。

1つ忘れてはいけないことがあるのです。

英語ができることと仕事ができることとは関係ないということです。

たとえば逆の立場で考えてみましょう。
日本語を勉強している外国人がいるとしますよね。
日本語ネイティブ(われわれです)のように話せるようになりたい!と。

で、現地で学ぶのは無理があると思って、日本に留学しました。
そして日本語が話せるようになったとします。

もちろんその人は嬉しいはずです。
でもそのこととその人の仕事の能力とはまったく関係がありません。

日本語ができるようになったのだから、大企業で就職できますか?
日本語ができるようになったのだから、金持ちになれますか?

まったくそんなことはありません。

単に「できる」が1つ増えただけです。

英語ができるからといって、ビジネスが成功するということはありません。

いや、もちろん英語ぐらいはできたほうがいいと思います。
特にビジネスとか研究とかを人生でしようと思っている人は。

それらの分野では、英語は何より必要ですからね。

でも大切なことは他にあるのです。
ビジネスであればマーケティング戦略など、英語以上に大切なことがあります。
研究だとどういったことを何のために研究するのかのほうが大事です。

英語の勉強をするのは言うまでもないのです。
でもそれ以外のコンテンツがあってこそ、英語力は生きてくるのですね。

特に今、学校で英語を勉強している人は英語をどう使うかを考えるべきです。

ダルビッシュ投手は大リーグに行くことを考えていたので英語を勉強したそうです。
英語は2番目。もちろん野球が1番目です。
常に英語は2番目以下になるのですね。

あなたの1番目は何でしょうか。それを探してください。
自分は何ならばワクワクしながら生きられるのでしょうか。
それが1番目なのです。

その1番目次第では「英語要らなかったね」ということになるかもしれません。
でも勉強したことは必ず生きてきます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
僕は英語がある程度できます。
なので英語の本を書いたり英語を教えたりして生きています。
僕のコンテンツは著作業であり、教育なのです。
ただ、いくら英語ができても教え方が下手だと意味がありません。

 


kimutatsu

「できる」を増やす

Posted on: 2020年8月11日(火) 22:19

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今日はゴルフでした。50 / 55 の105でした。
前回96だったので、今回は90切りをもくろんでいたのですよ。
ところがあるものに阻まれてしまいました。

昨日、甲子園五番町カイロプラクティック院に行きましてね。
福井先生に身体を揉み解してもらいました。ばっちりでしょ?

練習は少し涼しくなってから行きました。
アプローチをがっつり練習しました。
ドライバーは前に飛びさえすればなんとかなりますからね。

第2打のスプーンには自信があるので、あとはアプローチとパター。
パターは自宅の練習マットで練習をしました。
ばっちりでしょ?

ここまでは。

ところが、朝起きたらなんと!

寝違えて首が回りませんねん。普通に生活するのもきつい。
でも18ホールしっかりまわりました。楽しかったです。

痛かったけど。

というわけで、100を切れませんでした。次回また頑張ります。

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もうゴルフをやり始めてから長いんです。30年ほどでしょうか。
いや、もっとか。

小学生だった頃、父親に練習場に連れていってもらいました。
いくたびに9番アイアンあたりで打たせてもらっていました。

父の形見のクラブ(チッパー)は今でも使っています。
古くなったんですけどね。でもまぁ形見なので、使っています。

3年ほど前までは付き合いゴルフやったのです。
誘われたら行く。だからスコアはボロボロです。

120とか130とか。

ところがある時、このままでいいのかなぁと考えたのです。
なにせ無趣味な人間です。仕事以外、全く何もやってこなかったのです。

このまま退職の日を迎えたら、残りの人生は何をするのかなと。

もちろんセミナーや講演活動はさせていただこうと思ってはいます。
本も出し続けようと思っています。

が、日々を豊かにしてくれる趣味のないまま人生を終わるのはどうよと。

と思って、ゴルフスクールに通い始めました。
若い女のコーチにめちゃくちゃ直されました。
今までのドライバーやアイアンの使い方が全然違うことを知りました。

面白くなってきたのです。なぜなら120だったのが100から110になったから。

勉強も同じですよね。スコアが良くならないとつまらないです。
いくら活動が楽しくても、スコアが改善されないと意味がない。

ゴルフスクールは1年でやめましたが、理屈がわかったので大丈夫。
チェックポイントさえわかれば、自分で手直しができます。

昨年ようやく100を切ることができました。面白くてたまらないです。

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昨年はゴルフではなく、絵の専門学校に通い始めました。
絵がとにかく下手なので、全然面白くなかったのです。

でも上手くなればきっと面白くなるはずだと思いました。
習わないと上手くなりません。それなりのカネとかなりの時間が要ります。
自分への投資を惜しむとろくなことはありません。

昨年1年通いました。それなりに描けるようになりました。
が、まだまだだなと思ったので、今年も通っています。

自分の力を上げたいという欲。

それがもっと早くからあったら人生違っていたなぁと思います。
英語だけじゃなくフランス語や中国語なども勉強していきたい。
そのためには「教わる」という要素が不可欠だと思っています。

今はYouTubeなどで授業をしてくださいますからね。

これからもいろいろとやっていこうと思っております。

最初は趣味を持とうという意識だったのですね。
今は「できる」を増やそうと考えております。

本が書ける、英語が話せる、ゴルフができる、絵が描ける・・・今はこれだけ。

これからもっと多くの「できる」を作っていこうと考えております。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
失敗してナンボです。失敗を恐れて何もしないのではつまらない。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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33年前の話

Posted on: 2020年8月10日(月) 22:44

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今日から我が家の近くの球場で高校生が野球をしています。
いつもなら大歓声が聞こえてくる大きい球場です。

朝、車で通ったときに気づいたのですが、警備員もほとんどいません。
例年ならば車でその道路を通ることもできないのです。

ほとんど人が通っていませんでした。

近所の人はここで大会が行われていることをご存知ないかもしれません。

でも、高校生たちにとってその球場で野球ができるのは思い出に残りますね。

精一杯プレーし、いい思い出を作ってください。

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以前勤めていた学校でのことです。
野球部の地方大会一回戦に全校生徒で応援にいこうという話になりました。

言い出したのは初代の校長先生です。

一回戦で負けるだろうけど、応援に行けば盛り上がるだろう!わはは!と。

僕は剣道部顧問でした。
でもご存知のとおり野球が好きなので、これはいい話だと思いました。
応援団を作って練習すればきっとそれなりに盛り上がるはずですから。

が、残念ながらそれは話し合いの結果、なくなりました。

なぜか。

野球部だけどうして行くのかという意見が百出したのです。

サッカー部も全員で来てくれるんですよね?という意見が最初に出ました。
バレー部やバスケットボール部も一回戦は全員で来てくれるんですか?と続きました。

言われてみればそうですね。野球だけが課外活動じゃないです。

当時の僕は新人だったので、何が正解なのかわかりませんでした。
いや、むしろそういう流れになったのをがっかりしながら見ていたと思います。

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そのときの校長先生がえらい寂しそうだったのを覚えています。

勉強ばっかりやってる学校という悪評が当時は流れていました。
それを覆したいんだろうなと僕は思って、校長先生をじっと見ていました。

わかった!行くのはやめだ!

と先生は叫びました。そして、お一人で校長室に戻っていかれました。

今でもそのシーンをたまに思い出します。

少なくとも強権を発動しなかったその先生はえらかったなぁと思います。

皆さんがその場にいたら、発言されますか?
するとしたらどういうふうに発言されますか?

僕?今の僕なら「全ての部活動の一回戦に行きましょう!」ですね。
選手たちには「応援に行くんだから絶対に勝てよ」と圧をかけます。笑
さらに「部活動だけやって勉強しないなんてあり得ないからな」とも言うはずです。

でもみんなで全部員を応援するのって、なんだか素敵じゃないですか。
ただし、運動部員にはめちゃくちゃ勉強させます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
暑い日が続きますね。熱中症に気をつけましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

言い訳ができない時代

Posted on: 2020年8月9日(日) 21:50

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東京ロングセミナーオンラインを8月22日(土)に行います。
先日募集を開始したのですが、350名ほどの方がお申し込みになりました。

いつもは学校の先生方限定になっているのです。

が、今回はオンラインということですので誰でも参加できます。

塾の講師の方や経営者の方々、出版社の方々もお申し込みになっています。
また、大学受験を目指している生徒や保護者の方もお申し込みになっています。

ありがとうございます。

皆さんのお役に立つセミナーにしたいと思っています。

まだ受け付けています。
詳細とお申し込みはこちらからお願いいたします。

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YouTubeで動画をアップするようになり、メールを頂くことが多くなりました。
保護者の方からのメールが多いのですが、受験生本人からのメールもあります。

手元にあるものを見ますと・・・

・海外の大学に進もうと思うが、どういうことをすべきか。
・イギリス英語やオーストラリア英語のリスニングはどう勉強すべきか。
・東大生のノートは本当に美しいのか。
・暗記が苦手だが、どうしたらいいのか。
・地歴公民や理科などは自分でまとめノートを作ったほうがいいか。

こういった相談や質問が非常に多く届けられています。

すでにこういう形で相談に答えるようにしていますが、増やしていきますね。

追い付かないぐらいたくさんのメールをいただいていますので。

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今の受験生はいいですね。やる気さえあればいくらでも伸ばせます。
自分の能力を。

僕らのときは教科担当の先生と書店さんの問題集が全てでした。
だから先生が間違っていると、生徒はまったく伸びない時代でした。

僕は高校時代、数学の先生に一度質問をしたことがあるんです。
真面目に数学を勉強しようと思った時期があったので。

だって数学ができるのってかっこいいじゃないですか。

授業が終わった後に、数学の先生に質問に行ったのです。

そうしたら「僕、実は専門が理科なのでわからないわ」と言われました。

まじか?理科の先生だったの?で、わからないだと?

僕の周囲にいた友人たちも「え?まじで先生、数学の先生じゃないの?」と大騒ぎに。

以来、その先生の授業はもうなんだか残念な雰囲気になってしまいました。
教える側のミスですね。免許がなくてもあるように堂々としていればよかったのに。
(そういう問題ではないようにも思うけど)

いま、もしもそういう状況であっても、ネットを使えば勉強できます。
やる気さえあれば、勉強するためのメディアは数知れずあります。

YouTubeだけでも英語や数学の授業動画がいっぱい転がっています。
もちろんホンモノとそうでないものを見分けるリテラシーは必要ですが。

英語なんて覚える必要はない!とかいった動画もあります。
もちろん信じるなら信じてもいいですよ。覚えないまま受験を迎えて下さい。

玉石混交ではありますが、授業動画がいっぱいあって学ぼうと思えば学べます。

つまり、現在はモチベーションがあれば誰でも英語ができる時代になったのです。
英語だけじゃなく、数学や国語も全部そうです。
つまり「先生の教え方がわからん」とかの言い訳ができない時代になったのです。

が、残念ながら日本人の生徒のネット率は低いそうです。
ネットといえばツイッターとかラインとか、そういうものに限定されると。

今回このコロナのせいで、そうは言っていられない状況になりました。

これからいろんなメディアを使って主体的に勉強する中学生高校生が増えるといいですね。

学校も大事にすればいいのですが、大事なのは自分自身です。
あなたにやる気さえあれば、自宅にいていくらでも勉強できるのですから。

行きたい大学や、生きたい人生の道があるなら、それを大事にして下さいね。
そのために自分のモチベーション管理ぐらいは自分でやりましょう。

先生、やる気が出ないんですなんて情けないことは言わないように。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
カネ持ちの家庭の子は主体性や闘志がなくても生きていけます。
親の遺産を食いつぶしていけばいいのですから。
僕は貧乏な家で生まれたので、極めてラッキーでした。
カネ持ちじゃないのに闘志がないと・・・

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

春はあけぼの、夏はひろしま

Posted on: 2020年8月8日(土) 22:53

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手元の沖縄手帳によりますと、今日はパパイヤの日ですね。
石垣市が制定したとあります。

と同時にパヤオの日(宮古パヤオ管運会制定)でもあります。
さらには蝶の日(本部町制定)でもあるそうです。

僕は子どもの頃にそろばんを習っていましてね。

そろばん塾ではこの8月8日をそろばんの日だと教えられました。
ぱちぱち。今の子の中にはそろばんって何?って人もいるんでしょうけど。

うちの母はなにかと習わせてくれたのです。剣道、そろばん、絵、習字など。
ものになったのは剣道とそろばんだけですけどね。

そろばんで培った暗算力、今ではもうとんでもなく衰退してしまったのが残念です。

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ずいぶん前のことです。はじめて広島を訪れたのは高校に上がる前の春休み。
資料館に立ち寄った僕は衝撃を受けることになります。

それから戦争に関する本を読んだ時期があります。
高校に入ってからですね。そして沖縄や長崎にも興味を持ちました。

大人になって、夏になると広島に行くようになりました。
西大和学園時代は夏休みが短かったので行けない年もありました。
でも灘校は夏休みが非常に長いので、いつも終戦記念日あたりに行っていました。

今みたいにいろんな場所でセミナーをやる前のことです。

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あるときにアルク主催の広島セミナーを開催させていただきました。
広島は教育熱心な県ですから、たくさんの先生方が参加されました。

僕、だいたい8月の暑い時期は広島にいるんですよね。
「春はあけぼの、夏はひろしま」ですよ。

であれば、その時期にセミナーできませんか?

そんな会話が交わされた結果、「夏は広島」セミナーが行われるようになりました。
ちなみに数年前から「冬も広島」というセミナーも開催されています。

今年も冬のセミナーは開催したのです。
でも夏のは中止になってしまいました。しょうがないです。

だけど、セミナーの有無にかかわらず広島には行こうと思いましてね。

今日はIGSの矢部君と一緒に広島駅から平和記念公園まで歩きました。
やっぱり広島の夏は暑いです。

当時、被爆した人たちもこんな中を歩いたんでしょう。
身体じゅうの皮膚がどろどろに溶けてしまった痛みに耐えながら。

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今年も広島に行けてよかったです。暑い広島を歩けてよかった。

広島の先生方が気を遣ってくださり、途中から合流してくださいました。
とても嬉しかったです。ビールを飲みながらいろいろ語り合いました。

戦争なんかしちゃ駄目ですね。当たり前ですけど。
日本のこの平和をしっかりと守っていかないといけないなと思います。

明日は長崎に原爆が落ちた日です。

長崎に足を運ぶことはできませんが、せめて黙祷を捧げようと思います。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
冬の勉強会は修道高校で行います。できればいいなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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弱点を潰すために

Posted on: 2020年8月7日(金) 16:30

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伊江島に行ったときの写真です。隣はハブ神です。
沖縄に行くとこういう気軽に行ける離島で過ごすのもいいですね。

いやぁ、コロナも終わったしね!と授業で言うとシーンと。

だって政府がGoToキャンペーンを推進してるんやからさ。
国が「大丈夫!」って言うてるんやから終わったんじゃないのかなぁ。

生徒たちはニヤニヤ。

まぁ君たちは受験生なので旅行せずに勉強するやろけどさ。
僕はまぁいつもどおりに気をつけて動くけど、海外は無理かな。

などと授業で話しておりました。

が、その授業も終わり、夏休みに入りました。
今日が終業式でした。始業式は24日です。夏休みみじか!

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最近生徒たちと話をしていると「塾やめました」が多いです。
まぁこれは当たり前の流れで、いつもそうなんです。

高2までは行ってたけど、さすがに高3になったらやめますわ。
そう言う生徒はだいたい成功します。

受験勉強は弱点を潰す勉強なのです。大学や社会での勉強とは違う。
塾の授業で個別に弱点を潰してくれるかというと、それはあり得ない。

個別指導なら別ですけどね。

自分ではなかなかできないという小学生や中学生は塾もいいでしょう。
でも高校3年生がやるべき範囲は小中学生とはくらべものになりません。

めちゃくちゃでかい。

塾に行っていれば安心というようなものではありません。
それに塾がある人の弱点を潰すということもありえません。
学校も同じです。学校の補習に通っていれば大丈夫ということもない。

自分の弱点は自分で潰すしかないのです。

それに気づいた生徒は粛々と、淡々と、自分の弱点を消していきます。

必要なものは時間と反復回数です。

夜遅くまで塾に通って、自分の勉強をする時間がなくなるのは避けたい。
それによって体力を消耗するのも避けたい。

今日もある生徒が「さすがにもう塾は行っていません」と。
春の模試でD判定だったので、これはまずいと思って塾をやめたそうです。

塾をやめて、今はひたすら生物と化学を自宅で勉強する日々なのですと。

この子はD判定だけど合格する可能性が高いなと思っています。

弱点を潰すことが大事なのです。そこを間違えると絶対に伸びません。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
この塾に行っていると弱点が潰れる!という場合は
逆にそこの塾の指導は有効だということになります。

 


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