KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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頑張ってるから悩むねん。

Posted on: 2014年1月26日(日) 12:56

book002

埼玉のある進学校の先生からとても嬉しいメールを頂いて感激して
います。私信をさらすのはよくありませんので、先生のお名前は伏せ、
抜粋してご紹介します。

****************

(前略)
講演の中で自己啓発本を執筆しているという話がありましたが、
早く読んでみたくて、前から気になっていた先生の著書『頑張っ
てるから悩むねん』を次の日、書店に探しに行きました。

リブロや紀伊国屋書店は既に完売で、池袋のジュンク堂書店さん
が全国を調べてくれたところ、名古屋と那覇の2店舗だけあると
いうことだったので、名古屋から取り寄せてもらい、
楽しく読ませて頂きました。

2週間も前の話なので、残る那覇店にももうないかもしれませんが
内地の書店にはもう確実にないでしょうし、中古でも1万円を超す
高値がついています。これだけ先生の本を待ち望んでいる読者が
全国にいるってことだと思います。
(後略)

*************

『頑張ってるから悩むねん』はベネッセさんが8000冊限定(つまり売れ
たとしても増刷はなし)で出してくださったエッセイなのです。

このブログの中から良いなと思ったエントリーを選び、さらに加筆した上
に対談を載せて、そして出版してくださったのです。

僕の手元にも1冊しかありません。

アマゾンのマーケットプレイスで手に入れることはできると思いますが
この先生は積極的に動かれて、新品を1冊ゲットされたんですね。

やーしかし、物書きとしてこんなに嬉しいことはありません。

K先生、本当にありがとうございます。

本当にやる気が出ました。こういうことがあるから物書きは止められん。
人生啓発本の依頼があって書いているのですが、いい恰好をせずに、
自分の価値観を素直に書き綴っていこうと思っています。

よかったら読んで下さい。まだ目次を作ってる段階ですので、出版する
のはまだまだ先ですけれども。

追記
このエントリーを書いた後でアマゾンを見てみたのですが、
マーケットプレイスでも15,000円とかの値がついてますね。
びっくりしました。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
K先生は『ユメタン』の採用も考えてくださっているそうで、
その点でもお礼を申し上げます。東大や一橋大などに
卒業生をお出しになっている学校です。
熱心な生徒たちに使って貰えれば嬉しく思います。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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グローバル人材の育成に関して

Posted on: 2014年1月23日(木) 23:36

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(首里城にて)

岡山のある学校の先生から、会議でお使いになる資料を送って頂
いて読んでいたのですが・・・

僕のブログの文言をあちこちに引用されていて感激しました。

グローバル人材を育てるってどういうことやねん?ということに関す
る資料でした。なんかこういうのって本当に嬉しく思います。

で、その資料の中にVIEW21の抜粋もあったのですけれども・・・

************************

◎スーパーグローバルハイスクールで育成を期待する人物像とは

▼神代浩 氏(文科省 初等中等教育局 国際教育課課長):

社会を取り巻くさまざまな問題に目を向け、それについて深く考えた
上で自らの意見を広く発信し、多様な文化、専門技能を有する人たち
と協力しながら問題解決へ導いていく力を持った人材、それこそが
グローバル人材である。

SGHに指定された高校に育成してほしい生徒像は、語学力と共に
幅広い教養や問題解決力などの国際的素養を備え、将来は政治や
経済、法律、学術などの分野で活躍することが期待されるグローバ
ル・リーダーの卵です。単に英語教育や国際交流に力を注いでいる
だけでは対象になりません。

********************

この文科省の神代浩って人が書いておられることは、僕がいっつも
セミナーで言ってることと全く同じじゃないか!

That’s the spirit!!!

You couldn’t have said it better!!!

いやぁ、特に「単に英語教育や国際交流に力を注いでいるだけでは
対象になりません」のところがいい。

英語力は付けたほうがいいと思う。

でもいくら英語力が高くても、世界に発信するコンテンツがない場合、
その英語力を使って何を伝えようとするんだ?ってことになる。

教員がテーマを生徒に与えてそれを英語に直し、暗唱して発信する
というようなことでも意味が全くない。

まず重要なのは、この神代って人が書いているとおり、社会に目を
向けて、自分に何ができるんだろうと考えることだ。

いろんなことを読み、聞いて、感動したり思考したりする中で、自分
はこういったことを世界に向けて発信したいという気持ちが出てくる。

あるいは社会の問題を世界に向けて伝えたいと思うようになる。

どうやってこの問題を解決してやろうか、どうやって自分の力を世界
に役立てようかと考えるようになる。

それこそがグローバル人材育成の土台となるはずだ。

英語 as No. 2なのです。コンテンツ as No. 1なのです。

英語ができなくてもグローバル人材にはなれる。

でも英語ができたからと言ってグローバル人材になれるとは限らん。

昨日の夜はこの資料を読みながら、勝手に興奮していました。

問題はそうなるとグローバル人材の育成には英語科だけで取り組ん
でいても意味がないってことです。

大事なのは理科や地歴公民のほうですな、むしろ。

それができて始めて英語力が生きてくるというものなのです。
というか、そのために英語をしっかり勉強するのです。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
「政治、経済、法律、学術」なんだったら、大学の入試に
TOEICを導入するのはナシってことになりそうですねぇ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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受験相談所

Posted on: 2014年1月22日(水) 21:30

counseling_room

ご存知のとおり『蛍雪時代』で受験生向けに相談室を開いてるんです
けれども、なんかおかげさまでえらい人気らしいです。

上の写真の本は、今までの相談に保護者向けの相談を加えたもので
こちらもいろんな学校の進路室に置かれているそうです。

感謝しています。

僕の『蛍雪時代』のコラムは旺文社のパスナビというサイトでも読めて
保護者の方にも参考にしてもらえます。

既刊となっている2月号のコラムがアップされたそうです。

こちらから読めます。

今回の相談は①記述式問題が苦手なので対策を教えてください、と、
②長文の内容把握問題が苦手です。効果的な勉強法はありますか
の2つです。

二次試験に向けて、参考になれば幸いです。

 

今日もブログにおいで頂きましてありがとうございます。
あと1週間で50歳になります。が、人生で一番体力あります。
俺の身体、いったいどうなっとるんやろ。

 


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桐生高校さんに行ってきた!

Posted on: 2014年1月22日(水) 20:31

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そういえばこの前、群馬県立桐生高校さんに行ってきたのを書くの
忘れてたから書きますわ。フェイスブックには書いてんけど。

行ってきました。

毎年年末に高崎までは行ってるんですけど、そこから在来線で桐生
まで約40分。前日入りしたのですが、えらい寒かった。

はじめてマフラーをしたまま講演させていただきました。体育館で。

1年生と3年生で『ユメタン』を使ってくれているのです。

3年生にはクリアファイルをプレゼントしました。

kiryu3

何年も前から、英語科の野本先生から来てほしいって言われていた
のですが、なかなか時間が合わずでして。

今回ほんまやっと行けてよかった。

kiryu4

『ユメタン』にサインさせてもらったのですが、中にはカッターシャツ
にサインしてくれという生徒たちも複数いまして。

マジックが傷むやんけ!と叫びながらも、何本かあったので特別に
サインしました。生徒が喜んでくれればいいかと思って。

と言うわけで、3年生の生徒たちのセンター試験の結果が気になる
ところではありますが、二次試験に向けてまた英語を頑張ってほしい
なと思いますし、僕の本が役に立てば嬉しく思います。

矢部君と一緒に行ったのですが、帰りに東京駅でこんなのを見ました。

kimutatsu125

ドクターイエローです。これを見たら幸せになれる電車だそうです。
僕はそういうの、全く知らんのですが、めっちゃたくさんの人たちが
写真を撮りまくっていました。

生徒たちの入試の結果が良くなるような気がします。

とにかく桐生高校の先生方、生徒たち、ありがとうございました。

またこれからも僕の分身であるユメタンを使って、英語が使える人
になってくださいね。応援しています!

 

今日もブログにおいで頂きましてありがとうございます。
2日間で24キロもウォーキングしました。足が・・・

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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教員のレベルが低いと・・・

Posted on: 2014年1月21日(火) 20:47

english
(結局英語は何やねん?笑)

今日、ある先生とメールしていたんですけどね。やっぱりあれですねぇ、
生徒たちの力を伸ばそうと思ったら、まずは教員が勉強せんとねぇ・・・

という話になりました。

教員の英語力があまり高くないと、自分が高校時代に受けてた授業の
コピーをする形でしか授業がでけへんと思うんですよね。

日本に居ながら英語の力を付けるのって、けっこう大変ですよね。

塾や予備校もいいのですが、学校には毎日行ってるのですから、その
授業を何より大切にすることが英語力向上には欠かせない部分です。

が、教える側の英語力が低いとなるとどうなるか。

つまり教える側が必死になって英語を勉強したことがないのですから、
勉強のさせ方がわからないんじゃないかと思うんです。

yumetan

英検準一級が取れないとか、TOEICで600点台とかのレベルの先生が
果たして難関大学に合格するための英語を教えられるのか。

かなり厳しいと思うんですよね。

その先生曰く、「コーチがイチローである必要はないですけど、やっぱり
ノックぐらいは打てて欲しいですよね」と。

You couldn’t have said it better!!!

さらに言うなら、どうすれば成績ってのは上がるのかというメカニズムや
生徒たちのモチベーションを上げるスキルを身に付けていたら最強です。

でもまず第一に重要なのは、自分の教科の力はどうすれば身に付くのか
ということを、理念的ではなく体験的に知っておくことやと思うんです。

理論は本を読んだり何回かセミナーに参加したりするとわかります。

でも実際に自分の英語力を上げてみると、その理論をカスタマイズさせて
目の前の生徒たちに適用させることが可能になります。

最近、『ユメタン』の1と2の両方の単語をクイックレスポンスできるように
自分を鍛えた先生方が、教員採用試験で合格したとメールをくれます。

逆に言えば『ユメタン②』レベルの単語ぐらいは知っておかないとさすがに
英語を使って仕事ができるようになるとは到底思えないのですよ。

選手が練習するのは言うまでもないのですが、コーチが自分のスキルを
確実にあげておかないと、選手の力は絶対に伸びません。

これは断言できます。

生徒たちはプロ野球選手とは違います。かなり未熟なlearnerなのです。

彼らを英語の達人にするためには、まずは我々が英語をしっかり勉強し、
そうか、こうすれば英語って上がるんだなを体感しておくことです。

エラそうに書きましたが、僕もまだまだなので、毎日勉強しています。
英語の先生方、予備校の講師の皆さん、塾の先生方、頑張りましょうね。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
教員を目指す大学生は、今のうちにしっかり勉強しておきましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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22日はラジオ出演

Posted on: 2014年1月21日(火) 20:15

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明日(22日)の朝7時半過ぎからKBC九州朝日放送のラジオ番組に
出演します。『武内裕之 That’s On Time』です。

前にも1度出ました。

そのときは武内さんと飲みにも行きました。あれは楽しかったなぁ。

今回は電話出演です。

KBCの電波が届くところに住んでおられる方、よければお聞き下さい。

安倍政権の英語教育改革について、あるいはどうすれば実用的な
英語力が身に付くのか等の質問に答えます。

どうぞお楽しみに。

 

今日もブログにおいで頂きましてありがとうございます。
毎日のように学校からの12キロを歩いて帰っています。
なかなかハードですが、12キロの散歩は楽しいです。
だいたい時速6キロほどの速さで歩いています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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自己採点が終わって

Posted on: 2014年1月20日(月) 21:50

bookfirst

センター自己採点の集計が終わりました。なんか気が疲れました。
ここまでやってきて悪かったら嫌やなぁと思ってたのです。

土台を築き、たくさん読んだり聞いたりしながら受信力を高める。

さらにはそれを発信力につなげて、英作文やスピーキングの力の
向上までもってくると定着できる。

理論なら誰でも言えるのですが、実際に高校現場で結果を出すと
いうことになると、全く違う話です。

なぜならいくら理論が優れていても、勉強するのは生徒たちだから
ですね。生徒たちが先生についてこなければ、いくら理論が優れて
いても、いくら教材が良くても、全く意味がないことです。

なので結果が出るまではドキドキでした。

結果的に言えば、英語の成績はまずまずでした。

筆記の平均点が180点ぐらい。
リスニングの平均点が45点ぐらい。

これで文句を言うと罰が当たると言われそうですが、まだまだ伸ばし
てやることができたなぁ・・・

とりあえず終わったので、次はいよいよ35日後に始まる入試に向け、
さらに力を付けてほしいなと願っています。

生徒たちにはそのためのストラテジーを書いたプリントを配りました。

あと35日。悔いの残らないように、最後まで必死に頑張ってほしいし、
そうすればもっともっと伸びるはずです。期待しています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
これから35日間はひたすら英作文の添削に追われそうです。

 


kimutatsu

センター試験も終わり

Posted on: 2014年1月19日(日) 21:47

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センター試験が終わりましたね。英語は案の定、少しだけ出題形式が
変わりましたが、あんなん変わったうちにも入りません。

楽勝でした。

生徒の何人かに聞くと、リスニングも含めて楽勝やったそうです。

やれやれです。

お疲れさんでした。

センター試験で高得点を取るためのコツがあるとすれば、しょーもない
対策をせんことやと声を大にして言いたい。

センター試験対策!って言うて過去問ばっかり解いていても点数なんか
絶対に上がらんと断言できますわ。

ほんまの力を付けること、教員側からすればほんまもんの力を涵養して
やることが、何よりも大事。

そのために何をしておかないとあかんのかをよく頭に叩き込んでおいて、
そのうえで綿密な計画の元で、自分の力を付けようとすることです。

夏ぐらいになったし、そろそろセンター対策やろか・・・

というような姿勢ではぶっちゃけセンター試験を乗り切ることはできません。

今の高2の生徒たち、来年頑張ってね。

さすがに高3の春の時点で構造分析を必死になってやらないと英語が読め
ないようでは、先が思いやられますで。

高3生と浪人生は、とりあえず明日の自己採点が終わったら、また入試に
向かってリスタートを切って下さい。

点数の良し悪しに関わらず、とにかく動きましょう。

悩んでいても点数は上がりません。動きましょう。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
灘の中学入試も終わりました。お疲れ様でした。

 


kimutatsu

センター試験

Posted on: 2014年1月18日(土) 18:03

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今日はセンター試験。灘の生徒たちの会場は神戸大学発達科学部
でした。六甲山の中腹なのでかなり寒いところでした。

僕は朝8時に到着し、そこで2時間半立っていました。

ものすごく寒かったけど、生徒たちが元気に歩いてくるのを見て何か
嬉しくなりました。多くの生徒たちが僕に笑顔で応えてくれました。

やってきた生徒たち全員と握手をし「頑張ってこいよ」と声をかけると
「りょーかい!」、「大丈夫です!」など元気な声が返ってきました。

中には「昨日はみんなで友達の家に泊まった」といって、その友達の
家からみんなでやってきた強者たちもいました。

どの生徒もみんなええ感じでした。

スマホからフェイスブックを見ると、多くの学校の高3の先生方から
コメントがたくさん入っていました。

それぞれの先生方がそれぞれの会場で同じような思いをされている
のですね。みんな「やり尽くせよ」の思いは同じはず。

ここまでの準備具合いは人によっていろいろあるんでしょうけれども
ここまで来たらもう後は当日に人事を尽くすことだけです。

とにかく実力を100%出そうとすることです。わからない問題でも最後
まであきらめずに、一生懸命に考え抜きましょう。

受験生の皆さん、心から応援してるよ!がんばりや!

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
明日は今日以上に寒く、雪が降るところもありそうです。
時間に余裕を見て自宅を出るようにしましょうね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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あれから19年

Posted on: 2014年1月18日(土) 16:33

kobe

あれから19年です。今年も17日に神戸の東遊園地に行き、祈りを
捧げてきました。同僚の前川先生、B社山田君、帝塚山の西山君
と一緒に。山田君と西山君は初めて行きますとのことでした。

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朝5時46分と夕方5時46分には全員で黙祷をささげます。朝のには
行けなかったので、夕方のに参加してきたのです。

kobe3

今年も行けてよかった。来年で20年。ルミナリエとともに、お亡くなり
になった方々の思いを忘れないためにも、来年も必ず参加します。

こういうところで人生を考えるに、自分たちは生かされてるんやなぁと
いう気がしてならないのです。

だからこそ誰かの悪口を言ったり愚痴を言ったりして時間を浪費する
のではなく、自分のユメを体現しながら生きていこうと思います。

改めて、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
この地震の半年前に生まれた娘も今では大学1年生。
まさにTime flies.ですね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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