KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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後悔したくないからなぁ

Posted on: 2010年10月23日(土) 11:04

 

 

 

 

 

 

   
先日、我が家にいらっしゃった近大福岡の教頭先生である伊藤先生です。
明日と明後日はお世話になります。ありがとうございます。

採点はやっとあと1束になり、ゴールが見えてきました。

やれやれ。しかし悪い奴は悪いなぁ。30点台とか。間に合わなかったら
本人にも送り出してくれた保護者の皆さんにも悪いから、鍛えたろう。

昨日考えた鍛え方。

1.『ユメタン』ゼロの800語を徹底させる。毎日放課後テスト。
2.高校入試用の英文法問題集を渡して、放課後テスト。
3.高校入試用の読解問題集を渡して、全文暗唱させる。

この程度ならなんてことないわな。ただし11月だけでは無理そうなので、
おそらく3月いっぱいまでかかって鍛えることになろう。

サボったら後からしんどいだけ。それを体感させるのも良かろう。

人間な、なんでもそうや。楽に流されてサボったら、人生のlater stageで
そのツケがくる。人が寝てる間にも頑張った人は、人より上に行ける。

格差社会がケシカランというが、しかし頑張ってる人が上に行ける社会で
ないとやる気が出んわ。頑張ったら頑張った分だけ遠くまで行ける。

ぼちぼちやりますわと口では言うてても、全然遊んでない人がいーっぱい
いてはる。電車やバスで仮眠を取って、それ以外はめちゃ頑張ってる。

そうでないとあかん。

どうせ死ぬ。どうせ死ぬなら遊んで暮らそう。楽して生きよう。
どうせ死ぬ。どうせ死ぬなら生きてる間に徳を積もう。自分を鍛えよう。

どちらがいいのかはわからん。でもなぁ、後者やからこそ見えてくる人生
があるんやなぁ。死ぬ直前にならないとわからんけどさ。

やる気が出ない人、『死にゆく者からの言葉』(文春文庫)を読んでみて。

死ぬときに後悔したくないやんなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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週末の博多セミナーに向けて

Posted on: 2010年10月22日(金) 12:36

 

 

 

 

 

 

 

 

  
最近、神奈川や東京、九州の進学校、特に東大に合格者を多数出している
進学校で『東大英語リスニングBASIC』を一括採用する学校が急増している
と、アルク石川君から連絡がありました。

そういえば九州の2大進学校も採用してはったなぁ・・・

ちょっと私も自分の著書ながら、生徒たちへの使い方を考えてみよう。

今日は自宅で採点を頑張って、明日は午前中に練習をして、終わったら
準備をして夜に博多に入ろうと思っています。

明後日のセミナー、西南学院大学で行われるのですが、150名以上の
英語の先生方(や予備校・塾の講師の方々)がお集まりになります。

150名・・・凄いなぁ。

夜の反省会も100名を越えるかもということで、楽しみにしております。

月曜日は灘が代休なので、そのまま博多に滞在し、近大福岡高校に行き
まして、講演と授業見学をさせていただくことになっております。

以前、近大福岡の濱崎先生と話をしていたのですが・・・

「講演っていくらぐらいお支払いすれば・・・」
「いや、そんなん『ユメタン』採用してくれてはるうえに、授業
見学もさせていただくのに、お金なんて1円も要りません。」

ということであっさり決まりました。

セミナーといい、近大福岡といい、いろんな先生方、生徒たちにお逢いする
のを楽しみにしています。

セミナーでは長文の指導方法を中心にお話しさせていただきます。それと、
単語力をいかにして定着させるかという話です。

執行(佐賀西)、大藪(久留米大附設中・高)、田中(西南学院中・高)の各
先生方も燃えていらっしゃいますので、いいセミナーになることでしょう。

とりあえず今日は採点頑張ります。

すでに1クラス分は終わりましたが、勉強しない生徒をいかに鍛えてやろう
か、いかに放課後の補習枠を使おうか、じっくりと考えております。

点数の悪い生徒たち、12月の期末考査まで放課後はないものと思えよ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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英語長文速読特訓ゼミ~センターレベル編

Posted on: 2010年10月21日(木) 9:33

 

 

 

 

 

 

 

 

   
マーク・ピーターセン先生との共著である『長文速読特訓ゼミ』ですけれども、
おかげさまで今日ぐらいにセンターレベル編が書店さんに並びそうです。

ありがとうございます。

センターレベル編は基礎レベル編より少しだけ難度が高いんですけれども
やることは同じでして、速読して筆者の言いたいことを掴もうという本です。

構造分析しながらでないと、気持ち悪くて文章が読めず、したがって読むの
がえらい遅いという人には是非とも手にとっていただきたいなと。

それから前作では、多くの先生方から文章が非常に良いという評価を頂戴い
たしました。ピーターセン先生の文章、凄くいいです。いや、まじで。

じっくりと読むのにも適していると思います。

それとCDが付いているので、リスニングやスピーキングの練習にもなります。
それと読む前に単語を覚えてから始めるので、語彙力も付きます。

良ければ手にってくださいね。よろしくお願いいたします。
  

 

 

 

 

 

 

 

 

   
速読に関して言えば、やはり単語の力がないと速読できません。単語に
つまりながら読んでいるようでは、難関大には入れません。

なので上にも書きましたが、文章を読む前に、出てくる単語をまずは先に
覚えてもらいます。一覧表を使って単語を覚えるところからスタートします。

そして各段落のヘッドとフットとを読んで、マクロに「筆者の言いたいこと」
を理解します。細部の構造を取ることばかりに神経を使って、文章全体で
何を言っているのかを読み取る練習ですね。

それが終わるとスキャニングを使って、各設問の該当箇所を探す練習です。

全部終わったらCDを使って、音読を20回します。

本のいたるところで様々な指示をしていますので、我流に進めるのではなく、
指示通りに読み進めていただければと思っております。

速読は目を速く動かしながら読むわけではありません。方法がありますので
それを体得してもらえればいいなと願っています。

前作もそうでしたが、編集の荒川さんにはとてもお世話になり、ご迷惑をおか
けしました。お陰でいい本ができました。感謝しております。ありがとう。

 


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ここという場面で一球入魂

Posted on: 2010年10月20日(水) 7:29

 

 

 

 

 

 

  
ロッテが優勝しました。テレビで観戦していたのですが、5回の場面、あの
四球→死球→四球で2点を失ったところの配球はおかしかったような気が。

特に井口の死球の場面ですが、打者がストレートを2球空振りしてるのに、
決め球を内角のスライダーにするのは、そりゃいろいろ考えはあっただろう
けれども、ベストチョイスとは言えないんじゃないかと。

投手も捕手も、打たれたくないから厳しいギリギリのところに投げようとして
結果的に四球や死球を与えたりします。

プロとアマとでは違うのは当然ではあるけど、でもピンチのときにこそ、自分
のベストを尽くそうとすることのほうが大事だと思うんですよね。

あの場面、やたらと変化球が多かった。

結果論と言われれば結果論なのですが、魂を込めてストレートを投げ込んで
いたとしたらどうだったんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

僕はよく選手たちに言うのです。

打たれてもええやん。命まで取られるわけやなし。100%のパフォーマンス
を尽くした結果打たれたのであれば、そりゃ相手が上やっただけのことや。

でも100%を尽くさずに打たれたら、それは悔いが残ります。

球児がラミレスに打たれたときも外の変化球を3つ続けた、その3球目をヒット
されました。試合後、ラミレスは「変化球でよかった」とコメントしました。

思ってる以上に、「魂を込めた1球」ってのは打たれないものです。

それは野球だけではなく、生きている中でのいろんな場面に応用できます。

毎日毎日、毎分毎分、毎秒毎秒「魂を込めた1球」を投げ続けることはちょっと
しんどいかもしれんし、投げてるうちに惰性になってくる。

しかし、ここという場面では絶対に逃げないで相対することは大事やと思うな。

人生の場面では、電話1本、メール1通、相手への謝罪が、「ここという場面」
になるケースがあったりします。

逃げたくなるような場面でも逃げないで、顔と名前を出して、堂々とした態度で、
あるいは誠心誠意、相手に気持ちを伝えることが大事なのだと思っています。

それは西大和時代の上司から学んだことです。勇気がいる場面でこそ、その
人の真価が問われるのではないでしょうか。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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今日は気分がいいわ

Posted on: 2010年10月18日(月) 23:58

 

 

 

 

 

 

  
しかし、ホークスあかんがな。ロッテ強いやんなぁ、春奈ちゃん、応援が
足りんのやない? がんばらないとあかんがな。

『ユメタン』を採用してくれはった学校の先生からメールが届いていてさ、
それがすっごく嬉しいんやけど、伊藤先生が飲みに来てて、楽しいもん
やからちょっと更新はできないのよ。

それから今週末、博多でセミナーを行います。

150名!!! 

すっげぇ!

西南学院大学で行いますが、参加される先生がた、よろしくお願いいたし
ます。楽しいセミナーになるようにご協力賜りますよう。

今日は気分がいい。明日からも頑張ろう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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『速読英単語』に思う

Posted on: 2010年10月15日(金) 13:34

 

 

 

 

 

 

  
西南学院中・高前にいる大仏3人(3体?)は、1名を除いて酔ってます。
おそらくホークスが負けたのが悔しかったのでしょうなぁ。

昨日は同僚の前川先生(日本史)とたまたま営業に来てたZ会N村君が
廊下からですが、僕の授業を見学していました。

N村君に「『速読英単語』って単語を覚えにくいっていう声が多いと思うね
んけど、どうかな?」と聞くと、「はい、実は・・・」と。

でもあれにはあれの使い方があると思うし、僕自身も採用するかもしれん。

単語を覚えるのには残念ながら向いてないとは思うけど。

そうしたら「先生の仰る『使い方』を教えてください!」というから「いやいや、
企業秘密ってことで」と笑うと、前川先生が「木村先生の授業を見たらわか
ると思いますよ」と余計なことを言う。

「見学に行ってもいいですか?」とN村君。

「業者はダメなんやないかな。でも廊下から勝手に見る分には止められん
からなぁ」と言うと、前川先生とN村君が一緒に3-3前の廊下に。

廊下側の窓を全開にしておきました。

 

 

 

 

 

 

 

  
授業が終わってからN村君に「どうやった?」と聞くと、「授業の最初に
やられた『ユメタン』でびびりました」と。

「あれならめっちゃ単語力が付くと思わない?」と聞くと「いや、ホントに・・・
まじでびっくりしました。すごく覚えますね、あれは」とN村君。

「ところで『速読英単語』の使い方はわかったの?」と僕が聞くと、Z会N村
君以上に前川先生が「木村先生の授業、日本史でも使えるなぁ」と。

「うん、俺もそう思う」と僕。

N村君の返事はちょっと秘密にしておくとして(笑)、『速読英単語』の必修
編を高1か高2で採用して、ある使い方をしようかなと思っています。

残念ながら単語は覚えにくい。いくら文章の中で覚えるといっても、相当反
復して、かなり深く読み込まないと、忘れるのだって速いはず。

それに日本語から先に読む生徒が1人でもいたら、それは学校一括採用
としては失敗なのではないか。

意識が高い生徒でも、確認テストが重なると右頁から読む可能性がある。

でも仮にそうでも大丈夫な使い方も、あるにはある。

あの手のリーディング素材で、何を採用しようかと迷っているところなので、
ちょっと考えて、『速読英単語』を採用したらその「使い方」を紹介します。

もちろんN村君には営業に役立つように紹介しておきました。

 


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ホークス負けたがな

Posted on: 2010年10月15日(金) 11:45

 

 

 

 

 

 

  
まぁ、早い話が、YAHOOドームに行ってパリーグのCSを観戦なさった
先生方から画像が送られてきたんですけどね。

負けたがな、ホークス!

僕はセリーグはドラゴンズですが、パリーグは南海ホークスのファンでね。
その関係で、というわけでもないが、ホークスを応援してるのです。

しかしロッテの応援団は日本一やね。甲子園に来ても阪神ファンの応援
に負けてない。人数的には少ないのに、すっごく一致団結した応援をされ
ていて、阪神-ロッテの観戦にいくといつも感心してしまいます。

今日はホークスのピッチャーは和田やろ。さすがに勝つんちゃう?

というわけで、伊藤さん、春奈さん、もうお一人の先生、また大仏を被って
応援してくださいね。よろしく。

ちなみに・・・

このお三方、係員から「球場でのカブリモノはご遠慮ください」って注意を
されたそうです。球場ではカブリモノしたらあかんのやな(笑)。

僕は月曜日に阪神-読売のCSを観戦に行きます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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チリの救出シーンを見て思うこと

Posted on: 2010年10月14日(木) 10:05

 

 

 

 

 

 

  
チリの事故で閉じ込められていた人たち、よかったですねぇ。それと各国が
救出に関心を持って、協力したのは素晴らしいことでした。

日本からはオークリーのサングラスを送ったそうです。

僕のサングラスもオークリーなんですが、とても使いやすくていいですね。
スポーツをしている人はオークリーがお勧めです。

現時点で32名が救出されたそうです。あとおひとり。最後まで気を抜かず
救出班の方々には細心の注意を払って救出してあげてほしいな。

最初にその事故のことを聞いたときに、正直震えました。ぞっとしました。

なぜなら僕、閉所恐怖症なんですよ。それに気温が35度で湿度90%なん
でしょう? そんなところに数カ月も閉じ込められるなんて・・・

不幸中の幸いだったのは一人ではなかったことと、電気が点いていたこと。

僕が閉所恐怖症になったのは、ミナミのビルのエレベーターに閉じ込められ
たことですが、その時もエレベーターに人がいっぱいいたのと、電気が消え
なかったことで、お互いに励ましあいました。

たった30分でしたが、かなり怖かったのを覚えています。

どんなときでも誰かがいて、励ましあえる環境ってのは大事ですよね。
 

 

 

 

 

 

 

  
その点では受験生だってそうです。いくら強がっていても、受験は一人で
迎えるわけですし、友達と言ってもライバルなわけです。

そういうとき、家族の存在ってのは本当に大事です。

過保護になるのではなく、文字通り「木の上に立って見る」親でありつつ、
何かあったときには木から降りて、彼らの話し相手になってあげてほしい。

口を出し過ぎると、イザという時に話を聞いてもらえない、話し合えないこ
とになってしまうのです。空気のような存在がベストなのです。

「いてくれる安心感」とでも申しましょうか。

ちょっと話が逸れましたが、チリの救出場面をテレビで見ていて、そんな
ことを考えていた木村です。

A friend in need is a friend indeed.ということわざがありますが、
それをちょっとこんなふうに変えてみましょう。

A parent just in need is a parent indeed.

in needはin troubleと同義です。困った時にだけ手を差し伸べてやって、
話し相手になってやれる親であればいいのです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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完封勝ちと授業見学と

Posted on: 2010年10月13日(水) 20:33

 

 

 

 

 

 

  
世間的には3連休やったそうですが、教員の世界にはそんなものはなくて、
部活動なり補習なりで休みなんてないわけです。

僕のほうも日曜日に2試合、月曜日に1試合の計3試合してきたのですが、
なんとその3試合とも完封勝利でした。

どないなっとるんや???

 灘 14 - 0 向洋
 灘  3 - 0 本山
 灘  4 - 0 雲雀丘学園

エースの程野が成長してくれてるのが大きいのですが、バックの守りも
非常に固くなってきて、とてもいい感じです。

特にキャッチャーの内田のセカンド送球が速く、最近は全く盗塁を許して
いない。セカンドのだいぶ前でタッチアウトになるケースばかりです。

この調子で灘区東灘区大会を勝ち抜ければ嬉しいなぁ。春の大会もな。

 

 

 

 

 

 

 

  
それと先日から僕の授業見学にいらっしゃる先生方が続きましてですね。
勉強熱心な先生が多いのはとてもいいことです。

先週は岡山県の笠岡高校さんからお二人、鳥取県の米子西高校さんから
お一人、今週に入って三重中・高さんからお二人でした。

三重中・高の先生方は英語教師塾に参加された先生方でした。

どの先生方も授業を見学された後もたくさんの質問をなさって、その熱心さが
手に取るようにわかりました。

僕はいつもどおり授業をさせていただいているのですが、どの先生方からも
生徒たち、すごく声が出てますねと褒めていただきました。

英語ってツールですから、喋ったり聞いたりする中で何を相手に伝えるのかと
いう部分が大事だと思うんですね。

書いたり読んだりというだけだと、筆談はできても、目の前の相手とコミュニ
ケーションが取れないことになります。やはり喋ったり聞いたりできる英語力を
身につけることも含めて、卒業までに英語力全体を付けてやろうと思います。

『ユメタン』①も順調です。この調子なら来年から②に進めるかな。

これでも焦らないでゆっくりと進んでいるのです。今のままのペースで行きます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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700万アクセス達成ということで

Posted on: 2010年10月10日(日) 5:34

 
 

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ700万アクセス達成ということで、お礼の言葉を申し上げます。

本当にありがとうございます!

『リスニング日記』という名前で始めたのが2005年やったと思います。

それからやと700万どころではないアクセスを頂戴していますので、今
お礼を言うのも変ですが、一応切り番ということなので、お礼申し上げます。

どこへ行っても「ブログ読んでますよ」と言っていただき、それが会話の
きっかけになったりしますので、人同士をつなぐいいツールになってるん
だなと思って、大事にしています。

3年で700万ですから、単純に割ると1日6500アクセスですね。受験期
になるとこれがだいたい20000アクセス/dayぐらいになります。

いつまで続くのか自分でもわからないのですが、元気な限り自分の意見を
発信していこうと思っています。

そうすることで、また新しい何かが生まれるのかなと思っているのです。

本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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