KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 英語勉強法と参考書

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サイレントシャドーイング

Posted on: 2017年1月12日(木) 16:06

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この本を採用してくださった先生から「これ、めっちゃいい!」と
メッセージをいただいて喜んでいる木村です。

「BOOK1はスピードが遅いなと思っていたら、BOOK2になって
いきなり速くなりましたね」と。

と言っても150wpmなんですけどね。BOOK1が140wpmです。

140と150の違いは大きくて、10違うだけでかなり速く感じます。

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週末行われるセンター試験のリスニングですが、一番速い箇所
でだいたい190wpmと言われています。

と言っても瞬間的にそういう速さになるだけで、ずっと190という
わけではありません。平均すると170ぐらいでしょうか。

東大のリスニングより速いのがセンター試験のリスニングです。

リスニングの途中に集中を切らさないようにすることが重要なの
ですが、そのためには単に聞いているだけではだめですよ。

聞きながら、頭の中でサイレントシャドーイングをすることです。

声を出さずにシャドーイングしながら意味を追いかけるのです。

聞いているというより、喋りながら聞くというイメージでしょうか。

ただし、普段から音読トレーニングをしていない人にはできない
と思いますので、直前までCDに合わせてトレーニングを続けて
おきたいものです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
毎日最低30分ぐらいは音読トレーニングをしたいところです。

 


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リスニングとスピーキング

Posted on: 2017年1月9日(月) 7:43

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ラーンズから『Listening & Speaking Training Seminar』を
出して時間が経ちました。

おかげさまでありがたいことに、予想を上回る数の学校さん
からご連絡を頂いております。

最初にご採用くださったのは宮城県の西村先生でした。

先週は大阪の先生からも採用しますというご連絡を頂戴して
また機会があればご挨拶に伺おうと思っています。

リスニングとスピーキングの両方を鍛える本ってないんですよ
という先生方の声を聞くにつけ、作ってよかったなと思って、
著者および編集者は心から喜んでおります。

僕があの世に旅立った後もずっと使って頂ける本を目指して
作りました。より多くの皆さんにお使い頂き、「そうか、こういう
ふうにすれば英語は聞ける&話せるようになるな」というのを
体感していただければいいなと願っています。

ご採用くださった皆さん、本当にありがとうございます。

生徒たちを徹底的に鍛えてあげてください。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
さて、そろそろ準備して郡山市労働福祉会館に向かいます。

 


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リスニングと英作文

Posted on: 2017年1月6日(金) 5:59

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昨日は岡山でした。岡山県のトップ校の生徒たちの勉強合宿で、
毎年恒例となっている講師を務めさせていただきました。

東大や京大を目指す生徒たちだけの合宿。

僕のほうもそのつもりでリスニングと英作文の勉強法を説明して、
実際に授業をさせていただきました。

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リスニングは『夢をかなえるリスニング②』を使ったのですけれども
こういう問題集をいくらやっても、正しくトレーニングしなければ
まったく聞き取れるようにはなりません。

というか、聞いているだけではダメです。

リスニングこそCDをコピーするぐらいに音読が必要なのです。

でも音読の方法を間違えると伸びないので、正しい音読の仕方を
説明し、実際に生徒たちに体験してもらいました。

英作文に関しては、正しく日本語を読んで筆者の言おうとしている
ことをいかに正しく理解するかが最大のポイントなのです。

英作文って、みんなが思っている以上に日本語を英語に直すこと
ではなくて、日本語で書かれた内容を英語で表現することなので、
その部分を間違えると「これって英語で何というんだろう」とばかり
考えてしまうことになってしまって英作文が伸びません。

そういうことを話させていただきました。

岡山の生徒たちと先生方のお役に立てばいいなと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英作文は得点源です。考え方がわかれば(そして力が
ある程度つけば)京大レベルの英作文であっても
十分に満点近く狙えます。

 


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東大リスニングについて

Posted on: 2016年12月29日(木) 5:10

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先日、赤本で英語長文速読シリーズが推薦されているエントリー
をアップしたら、数名の方々からメールやコメントを頂きました。

中でも多かったのが、意外なことに?と変かもしれませんけれど、
東大英語リスニングシリーズをいろんな予備校で推薦しています
という声でした。

大手予備校で東大や外大に進みたい人に勧めていると。

ありがたいことです。ありがとうございます。

著者としては、単に聞いて終わりではなくて、基本的なリスニング
のトレーニングに則ってやっていってほしいと願っています。

① 2回聞いて設問に答える。(答え合わせだけする)
② 何回も聞いて概要を把握する。
③ ディクテーションをしながら細部まで聞こうとする。
④ ディクテーションしたものとスクリプトを比較する。
⑤ 間違えた箇所を中心に音読トレに入る。
⑥ 何度も聞いてスクリプトと意味が完全に再現できるようにする。
⑦ 忘れた頃に聞き返し、全部聞き取れるかどうかチェックする。

こういう流れかなと思っています。

特に長いスクリプトが出題される大学を受けようとしている人たち
には、この手順にしたがってトレーニングしてほしいと思います。

高2の人たちはそろそろ『東大英語リスニングBASIC』を始めて、
高3の4月から『東大英語リスニング』を始められるようにして、
夏の東大模試に備えてはどうでしょうか。

 

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
行方不明中ですが、ブログは更新します。

 


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Listening & Speaking Training Seminar 2の発刊日です

Posted on: 2016年12月22日(木) 7:38

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『Listening & Speaking Training Seminar 2』が発刊日を迎えま
した。ありがとうございます。おかげさまで無事に生まれました。

Book 1の表紙は黒と赤でしたが、Book 2は黒と緑です。

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Book 1は会話を聞いてスピーキングにつなげるという本でした。
Book 2はモノローグです。

モノローグを聞いてディクテーションし、音読を40回、バックトラ
ンスレーションを40回してスピーキングの準備をし、リスニング
に関連した内容のことを英語で話すという本です。

たとえば、

What can we do to avoid catching a cold? What is most important
is to wash your hands and gargle, especially when you come back in
from outside. There are more viruses on your hands and in the back
of your throat than you think. If you do get a cold, you have to listen
to what your doctor says and get lots of rest. You will get better faster
if you stay home for a day or two.

こういう英語を聞いてディクテーションしたり音読したりしたうえで、
スピーキングのお題がDo you exercise? Do you watch what you eat?
Please explain what you usually do to keep healthy.
となっています。

こういう感じのが16題。

そしてGTEC-CBTのスピーキング問題を模したTestが6題あります。

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よかったらお使い下さい。

リスニングとスピーキングがリンクした本です。

宜しくお願いいたします。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
Book 3は日本と日本人に特化した本です。5月か6月には出したいと
思っています。それまでお待ちください。

 


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音読→刷り込み→吸収

Posted on: 2016年12月17日(土) 9:36

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多くの大学入試のリスニング問題はアメリカ英語のアメリカ発音
であることが多いのですが、東大みたいにアメリカ発音でも
イギリス発音でも出題される大学もあります。

あるいは大学入試じゃなくてもイギリスに行くと聞き取れないと
いう人もたくさんいらっしゃいます。

僕も初めてロンドンに行ったとき、そうでした。

eighty-eight(アイティアイッT)が聞き取れず、何度もSorry?を
連発して恥ずかしい思いをしました。

今から思えば原因としては

1.リスニング力全体が低い。
2.イギリス英語を自分で発音できない。

の2点が原因だったなと断言できます。

対策としては

1.リスニングのトレーニングを短いスパンで詰め込んでやり、
英語の音に慣れる。2か月ほど集中してやる。
2.イギリス英語の本を買ってきて、音読を繰り返し、脳みそに
刷り込んだうえで吸収する。

となるはずです。

特に2点目としては、自分でもイギリス英語を発音できるぐらいに
何度も音読して、それに慣れてしまうことでしょうね。

「イギリス英語が聞き取れないのですがどうしたらいいでしょうか」
という質問をメールで頂いたので、こちらで回答しました。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
風邪がすっきりしませんが、だましだまし頑張っています。

 


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日本語≧英語

Posted on: 2016年12月16日(金) 9:15

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採点が終わって、のんびりと読書をしております。読書に飽いたら
自分の本を書いております。それに繰り返し。

インプットが何より大事ですからね。特に日本語の。

古本屋さんで見つけた『沖縄観光ガイド』を読んでおります。

海外の人でも読めるように英語で書かれています。

外国語の力が母国語の力を超えることはないと言われますね。

とすれば、いくら勉強時間を費やしても英語力に伸びが見られない
という人の場合、日常会話程度の日本語力しかないことが原因
なのかもしれません。

自分では日本語得意と思っているだけで。

実は日本語力が低くてセンター試験の現代文程度でも点数が取れ
ないという生徒なんかの場合、そりゃいくら英語をやっても英語の
点数は伸びへんで!と、われわれ英語の教員たちは声高に叫ぶ
べきやねんけどなぁと思いながら、読書をしています。

この『沖縄観光ガイド』だって、実は日本語で書かれていても読めな
いという生徒が多いんやないかと思いながら、読んでおります。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
読書好きといっても年間に100冊以上読めてない最近。
こういうことがストレスになりますね。好きなことをもっとやりたい。

 


kimutatsu

来週BOOK2が出ます

Posted on: 2016年12月14日(水) 20:57

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『Listening & Speaking Training Seminar』(ラーンズ刊)ですが
おかげさまでいくつかの学校からご連絡を頂いているようです。

ありがとうございます。

まだ採用時期でもないのに。感謝しております。

来週の22日にBook02が出ます。

Book01は会話を聞いてディクテーションをし、音読トレをやって、
その内容に則した英語を喋ってもらいます。

Book02はすべてモノローグ問題です。

留守電であったり駅や空港の放送、テレビの天気予報などです。

そういった独り語りを聞いてディクテーションをし、音読トレをして、
そしてまたその内容に則した英語を喋ってもらいます。

またBook01よりもCDの速度が速くなっています。

またこちらもよかったらお手に取ってみてください。

宜しくお願いいたします。

12月22日発刊です。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ちなみにBook03は日本や日本人について英語で
喋ってもらう造りになっています。乞うご期待。

 


kimutatsu

復習の鬼となれ!

Posted on: 2016年12月3日(土) 9:21

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先週から復習週間に入っています。今回の試験範囲ですけれども
英語の文章が10題ありますので、それを読み込んでいるのです。

授業では聞いて、ディクテーションして、スクリプトをチェックします。

そして簡単な解説を聞いたらだいたい授業終了のベルが鳴ります。

このままでは50分間、英語を読んだり聞いたりしただけになります。

だからこの復習週間では「刷り込み」という最後の仕上げを行って、
アウトプット(英作文やスピーキング)の力を上げるのです。

この段階がないと英語力は伸びないものですから。

本来は家庭でやってほしいんです。でもなかなかできない子もいま
すので、グループを作ってやるようにしています。

期末考査が楽しみです。生徒たち、しっかり勉強しいや。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今は東京にいます。明日は名古屋です。
駒場東邦の佐藤くんと一緒にセミナーの講師を務めます。

 


kimutatsu

英語力の伸びが楽しみだ

Posted on: 2016年12月2日(金) 5:16

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ラーンズの編集担当から「第1号の採用校を楽しみにしています」
というメールが届きました。といってもまだ採用時期じゃないから
しょうがないですよと返信しようかと思ってやめました。

と言っても、彼女、ブログを見てるだろうけど。

『ユメタン』でも最初は全然使ってもらえなかったのですから。

徐々に北海道と九州から売れ始めて、東京や大阪がむしろ最後
のほうやったのです。

ラーンズとベネッセの営業の方々、宜しくお願いしますね。

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毎日の授業の教材を作るのはかなり楽しい作業でして、生徒たち
の英語力が上がってきているのを感じています。

教材を作っていればわかります。

この教材は今の彼らには簡単すぎるなと思って、ハードルの高さを
上げる瞬間があります。そういうときは嬉しいものです。

「早くここまで上がってこないかな」と思って却下する教材もあります。
まだ難しすぎて彼らには読めない(聞けない)と判断した場合です。

でもそういう場合でも、これをあと何か月後に読ませようかといった
目標設定はするようにしています。それに合わせて指導を変えたり
副教材を急きょ投げ入れたりするようにしています。

あと1年経ったら『ユメタン①』が最低1周は終わっています。

その頃にセンター試験の過去問をいちど解かせようと思っています。
中3ではありますが、語彙さえカバーできていればなんとかなります。

『ユメタン⓪』と『ユメタン①』のセンター試験のカバー率ですが、毎年
だいたい92~95パーセントらしいのです。

だから『ユメタン①』が1周か2周終わったところでセンター試験を解い
てもらおうと思っているのです。

生徒たちが1年後にどれぐらいの英語力を身につけてくれているかを
今から楽しみにしています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
センター試験がこの生徒たちからなくなって新テストになりますが、
どういうテストになろうともあまり関係ありません。
どんなテストにでも対応できる英語力を身につけさせます。

 


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