KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2008年1月14日

kimutatsu

日本の教育を良くしたいという思いで・・・

Posted on: 2008年1月14日(月) 22:36

oita1
(大分で見つけたフランシスコ・ザビエル像です)

ブログを見たいろんな大分の先生方からメールを頂戴しております。
まだ全員に返事が書けてない(>_<)。申し訳ありません。

また大分以外の先生方からも連絡を頂戴しております。嬉しいです。
博多にも来てくれとか・・・って、九州にいっぱい友達ができたなぁ。

(ノ´▽`)ノ{+++THANK YOU+++}ヽ(´▽`ヽ)

先生方の勉強会ってのは、みんなが手弁当を下げて集まりますので
たとえば講師に対する講演料なんてほとんど発生しないのです。

終わってからの飲み会も割り勘とか、あるいは参加者のカンパ等で
行われます。運営しているのは先生方個人個人ですからね。

お金を出してくれるオーガニゼーションなんてありません。

ではどうしてそういう感じでみんなが集まってくるのか。それは一言!
勉強になるからです。自分を育ててくれるからなのですね。

一方、文部科学省や教育委員会が主催する研修会も存在します。
しかし多くの先生方が「あれ、何とかならんかな」とおっしゃいます。

大学の先生が出てきて、どうも現場をご存知ないのでは・・・というような
お話をヒタスラ聞かされるケースが多々あるのです。

教育再生会議がさまざまな提言をされますが、極めて多くの先生方が
その提言に対して首をひねるか、頭を横に振る。

ほとんどの先生方が目の前の生徒たちを、日本の教育を何とかしたいと
思っておられるのですが、上と現場との間にかなりの温度差があるのです。

だから公的な研修会はどうもなぁ・・・という思いで、自分たちが知り合った先生を、
例えば麻生先生が僕と知り合いになると、うちの勉強会に来てもらえんか?
という感じで呼んで、そして勉強することになるわけです。

僕のほうも、そこに65名も先生が、強制ではなく、自主的に集まっていると
聞くと、とても嬉しいのです。期待されてるというプレッシャーもあるけど。

終わってから「とても有意義だった」と言っていただいたり、こうしてメールを
頂戴したりすると、行ってよかったなと心から思えます。

東大をはじめとする難関大学を経て官僚になろうとする人たちもいると
思うねんけどね。現場との温度差には敏感になってほしいなと思う。

研修会がイヤなんじゃない。でもせっかく忙しい中で研修をするのなら
役に立つ研修会でありたいと心から願っているのです。

僕も2月から「英語教師塾」という勉強会を立ち上げますが、集まった
先生方が「来て良かった」と仰る会にしたいと思っております。

草の根活動みたいな勉強会が日本のあちこちにあります。3月には
岡山のにも呼ばれてる。やる気のある先生がいっぱいおられます。

すぐには無理かもしれんけど、少しずつでも今の日本の教育状況を
変えられたらいいなぁと思いますね。不可能ではないはずです。

これから教員になろうかなと思う人たちは、今の日本の教育にとって
何が問題なのか、どうすべきなのかを真剣に考えてほしいなと。

もちろん現場に出ないとわからないことだらけやけどね。教壇に立てば
それまで大学で学んできたことが机上のものやったと気づくはず。

しかしそれまでにもできることはある。いろんな先生方の取り組みを見て
勉強できるだろうし、本を読むことで知ることもあろうかと思います。

そしてひとりではなかなか成長できないかもしれませんが、そういった
勉強会に積極的に参加しながら、大きくなっていってほしいと思います。

日本の教育をもっといい方向に導かねば!と思われる方は
今日も愛のクリックをよろしくお願いします!

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(追記)英語教師塾に参加される方、来週ぐらいに資料を送ります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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