KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2008年9月10日

kimutatsu

人を育てる

Posted on: 2008年9月10日(水) 16:45

やる気のでるお言葉

いろんな方々からインタビューなんかを受けると「好きな言葉は」とか「座右の銘は」
とか聞かれることが多いのですが、そのたびに言うてる言葉が違う木村です。

「精力善用 自他共栄」ですね!

とか・・・

「人生何とかなる 何とでもなる 何とでもできる」でしょう!

とか・・・

「大らかに 大らかに」が好きな言葉です!

とか・・・

「人事を尽くし、天命を待つ」は学生時代から寄せ書きに書いていました!

とか・・・

エエカゲンなわけではないのですぞ。好きな言葉がたくさんあるということであって
決してどうでもいいやと思っているわけではないのです。いや、ホントに。

ただやはり普段「人を育てる」という仕事をしておりますので、上の画像にあります
山本五十六の言葉は常に意識しております。

 

やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず

 

人を育てる立場の人ってのは相手より上にあることが多いですから、相手がミスを
したりすると「どうしてできないのか」と情けない気持ちになることが多い。

でもそこで責めて相手(生徒や子どもや後輩や部下)をやっつけても、伸びないこと
だって多々ありますからね。怒るのは大事ですが、根底に愛がないとダメです。

僕はまだまだ教員としては未熟なので、特にグラウンドでは頭ごなしに怒ることも
あるのですが、教室ではやっとそういうことがなくなったような気がします。

それで教え子に舐められていては意味がないんですが(笑)

最近は人がミスをすると、鬼の首を取ったかのように大喜びして、ブログや掲示板
などにそれを書き、またそれを読んだ人たちと変な喜びを共有する傾向がある。

そしてもしかしたらこの流れはインターネットという化け物が生き長らえる限り、もう
止められないのかもしれん。もしそうなら非常に残念な国になってしまった。

でも我々教員は単なる英語屋や数学屋になってはならないと思うんです。根底に
「自分たちは人を育て、国を作っているのだ」という意識が必要じゃないかと。

子供たちには人の痛みのわかる、人が失敗しても優しく見守ってあげられる人に
育ってほしいなと願っています。

横柄さや尊大さを誇示して自分の能力を見せ付けるのではなく、感謝の気持ちを
忘れないで謙虚な姿勢で努力を続ける人に育ってほしいなと願っております。

人を育てるのは簡単ではありません。しかし粘り強く、育てていきたいなと思うし、
人を育てながら自分自身も成長する姿勢を失わないようにしたいと思います。

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(追記)『東大英語基礎力マスター』Vol.4を学年で一括購入してくださった
     博多のM先生、ありがとうございます。感謝申し上げます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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