KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2008年9月16日

kimutatsu

第4回英語教師塾のご案内

Posted on: 2008年9月16日(火) 23:27

好きな言葉

1つ前のarticleにも書きましたが、第4回英語教師塾の概要が固まったので
お知らせいたします。平等に早いもの順で受け付けをいたします。

日時:11月8日(土曜)午前10~11時頃から開始
場所:東京某所

すでに博多や鹿児島からの参加を表明している先生方もいらっしゃいます。
その場合には昼過ぎに到着されますので、午後から参加してください。

学校の都合などで途中参加ということであっても全く構いません。

参加は無料です。

今回のお題は「英作文の授業をどう進めるか」にしたいと思っておりますが、
授業教材については後日、参加される先生方にお送りいたします。

参加資格ですが、英語の現職の先生方、大学の先生、教員志望の大学生、
英語教育に携わる業者の方々など、広く募集しております。

が、実際に授業をしていただくのは英語の先生方のみといたします。

やり方はすでに何度も書いておりますが、持ち時間内で実際に授業をして、
その授業について全員からご意見やご質問などを頂戴します。

それが終わると次の先生へと移ります。

「こうしたほうがいい」という意見を謙虚に受け入れられて、成長したいと
思われる先生方は奮ってご参加下さい。

ただし時間の関係上、授業される先生方の数は12~13人ぐらいかなと。
朝10時に始めて19時ぐらいに終わるとして、15人弱ぐらいですよね。

授業ではなく、見学希望ということであれば、それでももちろん構いません。
見学者もその先生に対するご質問やご意見を発言することはできます。

ただし、一般の方々の参加はすみませんが人数の関係で遠慮いただいて
おります。意をお汲み取り頂きますようお願いいたします。

参加される先生方はこちらからメールをお願いいたします。

必ず書いていただきたいのは、お名前及び学校名(会社名、大学学部名)、
年齢、携帯電話のお電話番号、パソコンのアドレス、授業希望or見学希望、
です。それと反省会(飲み会)への参加希望か否かもお書きくださいませ。

なお、授業希望に関しては先着12~5名ぐらいを優先的に入れますので、
その後はオブザーブに回っていただきます。ご了承くださいませ。

場所はある予備校の教室を借りられることになりました。奔走してくださった
皆さん方、本当にありがとうございました。無事行えることに感謝致します。

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(追記)新しい先生方にお逢いするのを楽しみにしております。

 


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受験勉強はジグソーパズル

Posted on: 2008年9月16日(火) 19:08

基礎力マスター

ご存知かと思いますが(と書くと、そんなの知るかと言われそうだが)、旺文社の
『蛍雪時代』の中にコラムを昨年度から書いておりましてですね。

いろんな学校で『蛍雪時代』を買って教室などに置いておられる関係で、先生方
から「読んでますよ」という声をいただくことが多く、それはそれで嬉しいのです。

で、10月号が発売になり、僕のコラムがパスナビのほうにアップされましたので
よかったら、こちらをお読みになってくださいね。よろしくお願いします。

しかし『蛍雪時代』が発売された直後にHPにもアップされるってことは・・・

わざわざ雑誌を買わなくても記事自体は読めるってことではないのか?なんて、
心配になったりするのですが、そこんとこ・・・風花ちゃん、どうよ?

しかしいつも思うけど、編集の風花ちゃんが上手なので私は助かってるのです。
元の文章をこんなにも上手く編集してくれると著者は助かる(笑)。

とにかく書き殴りな元原稿は見せられたもんじゃない。

それはそれとして・・・

受験勉強ってのは大学にせよ司法試験にせよ、自分との闘いでしてね。ライバル
との闘いのように見えるけど、実はそうじゃない部分のほうが大きいのです。

それは知力だけでなく、体力や精神力にも言えることです。

あいつに負けるか!という気持ちは大事ですが、それ以上に自分の甘え心との
勝負に勝つほうが難しい。克己という言葉がありますが、まさに自分との闘い。

それを乗り越えた者が合格通知を手に出来るのです。

受験制度を批判する人もいますが、僕はこういう世の中だからこそ、受験を通じ
若い人たちが自分との闘いを経験して、強くなっていってほしいと願っています。

受験生の皆さん、頑張って下さいね!

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(追記)第4回英語教師塾の概要が固まりました。
     11月8日(土)に東京で行います。

 


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読解力を高めるために、その5

Posted on: 2008年9月16日(火) 9:45

ジュンク堂書店三宮店さん
(ジュンク堂書店三宮店さんです)

今週木曜日、9月18日に『東大英語基礎力マスター』Vol.5とVol.6が発売に
なります。もしもよろしければ、書店で手にとっていただければと思います。

今日はVol.5について書きますね。

あれ?タイトルと中身が違うじゃないかと仰るかもしれませんが、そうじゃない。
「読解力をたかめるために、その4」の続きにもなりますのでそのつもりで。

「その4」では、長文を読むのにいちいち構造分析をしながら読んでたらアカン
と書きました。「長文の授業でSVXXを全部解説していてはダメ」と書きました。

いろんな意見があると思うのですが、僕はそう思っています。

SVXXが取れる「構造分析力」はその前の段階で付けておかねばなりません。

単語や文法を押さえるといった勉強とともに、英文解釈用の問題集を使って、
構造分析をする練習をしておくのです。長文用の問題集ではなくってですね。

長文は長文の解き方がある。それは英文解釈とは違います。必要ない箇所
まで、全部「これがSで、これがVで」という読み方をする必要などない。

たとえば阪大や九州大といった旧帝大レベルの問題でも、1題20分程度で
読み終えることができる。でも構造分析していたらそれでは足りないでしょう。

だから長文の勉強をする前に構造分析はできる状態にしておくのです。

これができていないと、結局長文を読みながら「これがS、これがV」とやりながら
読んでいくことになる。そうすると時間をかけているわりには力が伸びません。

基礎力マスター

「これがS、これがV」という読み方は、わざわざ長文を使う必要などありません。
竹岡先生がお出しになってる『英文熟考』などに載ってる短い文章でいいのだ。

もう一度言いますが、長文は長文のやり方がある!

その点で間違えているから、英語の勉強をしてるわりには力が伸びないという
ジレンマに陥るのではないかと僕は思っているのですよ。

長文の前の段階で『ビジュアル英文解釈』のVol.1だけでもやっておくことです。
もちろん竹岡先生の本でも構わないのです。他の本でも全くいい。

そこで培った構造分析力を持って長文を読んでいく。そこではサーっと読む。
大事な箇所だけはじっくりと構造分析をしながら読む。

そこのメリハリをつけることが、長文読解では重要なのです。

どこが大事でどこが大事でないかわからん? それをわかるためには長文の
数をこなさないといかん。数をこなしてこそ見えてくるものなのです。

ところが最初から「これがS、これがV」なんてやってると、数がこなせないのだ!

で・・・

今回出した『東大英語基礎力マスター』Vol.5は長文をやる前に構造分析力を
つけてもらおうとして出した本なのです。

そして上に書いた『ビジュアル英文解釈』や『英文熟考』ほど分厚くはないけど、
逆にそういう分厚い本だと続けられないという人にやってもらおうかなと思って。

英文解釈してもらう文章が28題載っています。

さらに1題につき、解答欄が2箇所ずつあります。それぞれにやった日付けを
書き込む箇所があります。最低でも2周やれよ!という意味なのです。

中に載ってる英文は全て短いのですが、構造分析をするには少し難解です。
少し構造の難しい文を載せました。だから構造分析を楽しんでくださいませ。

もちろんスムーズな日本語を作ることも考えてほしいな。構造分析はできても、
日本語にはできないってのでは困りますからね。

というわけで、長文の読解力がない人が、その前の段階でやる本として書いた
本なのです。読むのが遅いんですよねという人はぜひともトライしてみて下さい。

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(追記)もちろん全ての文の構造分析を行ってあります。
     文法的解説も全てしてあります。

 


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