『東大英語基礎力マスター』を出してから、多くの先生方からメールを頂戴
することが増えました。皆さん、ありがとうございます。
昨日もそうですが、ある先生から「Vol.5の英文解釈篇を自分でやってる。
薄いので続けられる。」と、受験生ライクなメールを頂戴しました。
またVol.3を生徒たちの冬休みの宿題にすると連絡をくださった先生から
「自分で文法を勉強し直してるが、解答が詳しくわかりやすい」とも。
先生方もかなりお忙しいので、自分で英語のトレーニングをすると言うても
なかなか毎日は続けられないという人が多いんですよね。
もちろん「忙しい」なんて言うてないでやらないとあかんのです。
でも実際には会議なども多く、帰ると疲弊しているという人もたくさんおられ、
そうすると自分自身の子供の世話もあって、なかなか勉強できない。
『東大英語基礎力マスター』は薄いので、確かに「これなら」という気になる
のかなと思っています。薄い問題集を潰すことでやる気も出ますからね。
というわけで、頑張る先生方、素敵です。お互い、上を目指して頑張ろう!
結局ね、周囲にいるいろんな凄い人たちを見ていて思うことは、才能なんか
二の次なんやなぁということですね。成績のいい生徒たちを見てても思う。
確かにある程度の才能ってあると思うし、性格的な要素も要る。
でもそういう才能をも凌駕するのが、「続ける」ということの強さなんやなぁと。
どんな小さいことであっても続けられる人ってのは、長い目で人生を見ると
何かを成し遂げることになります。これが受験勉強程度だとかなり重要です。
たとえば英語の好きな人は毎日英語をやる。だからますます強くなる。
周囲の人たちは「あいつは英語が強い」と言うのですが、そもそも毎日毎日
英語をやっているから強いんであって、元から英語が強かったわけじゃない。
みんなだいたい平らに中1で英語の勉強を始めるわけですからね。
だから苦手教科で苦しんでいる人は、比較的早い段階から、薄い問題集を、
そして簡単な基本的な問題集を、必ず毎日やることです。それが大事。
熱があっても3分は勉強する。とにかく毎日やると決めます。
どこかで自分でテストなどしながらやる気を刺激しつつ、また毎日やります。
よく「楽して~する」という問題集がありますが、楽して習得できるわけない。
楽して習得できるわけないとみんな知ってるのに、でも楽したいもんやから
そういう本に手を伸ばしてしまいます。それでは力がつかないのですね。
むしろ楽をしたいのであれば、毎日続けることです。特に低学年の人たち、
今から英語と数学と国語の教科書を毎日やりましょう。
英語や国語は音読しましょう。数学は例題や問を丹念に全て解き直します。
毎日続けることで、必ず苦手が苦手ではなくなっていくのですね。
それでも差が出ます。音読したらそれで終わりという人と、「暗唱までやる!」
と頑張る人とでは差が出ます。国語だって暗唱すると力がつきます。
そこは自分の「目標」に対する意識差なのです。本当に大学に行きたい人は
継続だけでなく、さらに上のステップに行くのですね。
でもまずは継続する姿勢です。継続する姿勢を持つこと、続けるぞと決意する
こと。それこそがスタートラインなのだと考えておきましょう。
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(追記)明日は灘の体育祭です。よろしければお越し下さい。