KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2012年11月29日

kimutatsu

名古屋でセミナーをやりました

Posted on: 2012年11月29日(木) 23:42

 

 

 

 

 

 

 
先日、名古屋でセミナーを行いました。いつもの名城大学附属高校を
お借りして。坂先生をはじめ、多くの先生方にお世話になりました。

第1部が伊藤智先生(一宮高)。
第2部が田中寿和先生(三重中・高)。
そして第3部が木村でした。

 

 

 

 

 

 

 
写真が矢部君から送られてきたらアップしようかと思ってたんやけどね。
多忙な矢部君からは送られてこないので、先に記事にだけしとこう。

なにせ僕のカメラは小さいデジカメなので、望遠にするとピンボケになる。
やっぱ一眼レフを買わないとあかんね。

というわけで、伊藤先生、田中先生、矢部君からの写真をお待ち下さい。
 

 

 

 

 

 

 

 
結局のところ、伊藤先生も田中先生も、そしてもちろん僕も、ちゃあんと
「使える英語力」を授業で育ててやろうぜという内容でした。

事前に決まっていたもうひとりの講師の先生がご家庭の事情でできな
くなってしまったので、急遽僕が3時間することになりました。

が、4時間弱やりました。ま、いつもどおり。

アンケート結果は僕らは知らされないので、どういう評価だったのか知
らないけど、個人的にお願いしている出席カードのコメント欄には、たく
さんの「ありがとう」が並んでいました。

いえいえ、こちらこそありがとうございました。

またよかったら僕の方法、僕の本、僕の想いを活用してみてください。

そして生徒たちの英語力をどんどん伸ばしてやってください。

最近、ユメタンのユーザーの先生方から「模試の成績が半端なく伸び
た」という連絡を頂戴して嬉しく思っています。

それはきっとその先生の「伝える力」であったり「カスタマイズする力」
などが優れているのだと僕は思ってるのです。

伊藤先生も田中先生も僕も、それぞれが紹介したメソッドや使ってる本
などはあくまでも自分の実績というか例なので、今度は目の前の生徒
たちのために上手くカスタマイズするのが参加者の責任なのです。

上手くカスタマイズできてはじめて「セミナーに出てよかった」とおもえる
のではないでしょうか。

いずれにせよ、参加された先生方はかなり熱心な先生方なので、十分
期待できると思うし、今回のセミナーが東海地区の先生方の、そして言
うまでもなく、生徒たちの力になることを願っています。

伊藤先生、田中先生、そして参加された先生方、会場を貸して下さった
名城大学附属高校の先生方、本当にありがとうございました。

またこれからもお付き合いを宜しくお願いいたします。

 
今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
飛騨高山にある斐太高校からも参加されていました。
四国の先生や関西の先生、東京の先生も参加されていました。
皆さん、本当に熱心ですね。僕こそ刺激を頂戴しています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

Change

Posted on: 2012年11月29日(木) 18:19

 

 

 

 

 

 

 
この1年は内田樹先生や茂木健一郎先生と知り合えて本当に面白か
ったけど、今まで著名な人と出逢ってきて最もインスパイアされたのが
安河内哲也先生です。

マーク・ピーターセン先生も別の意味でインスピレーションをもらったが。

安河内哲ちゃんのパワーはとんでもない。

僕なんかは彼の足下にも及ばない。

さっきも哲ちゃんと電話で話をしてたんやけど、僕も哲ちゃんもウワーと
喋って、「こういう資料送るから」「おぉ、頼むわ」「こういう雑誌で対談で
もしない?」「いいねぇ!」なんて感じで話が飛びながら進む。

英語教育の中核、特に公教育に影響を及ぼす立場にいて、頑張って
もらえたらいいなと思う。

 

 

 

 

 

 

 
未だに京大型の古臭い入試しか作れない大学に喝を入れることができ
るのは、我々現場の人間だと思ってる。

京大、お前、その程度の問題しか作れなくて恥ずかしくないのかよと。

さらに大学の先生方にもうちょっとまともな英語の問題を作ってもらえん
のでしょうかと言えるのも、中学や高校の現場の教員だと思ってる。

大学の先生方も忙しいんだろうけど、高校の教員向けに指導法なんか
のセミナーなんてやらなくていいから、大学の入試そのものをなんとか
してもらいたいと強く願ってる。

オールイングリッシュで授業をしたとしても、あの入試じゃオールイング
リッシュで授業した甲斐がないわ。

穴埋めだの四択だの下線部訳だの。

大学入試が変われば高校や中学の授業は変わらざるを得ない。

今のままじゃ俺たちがいくら「英語が使えるように」と生徒たちに訴えか
けたとしても、目の前の大学入試を小目標にしてる生徒や親にとっては
「そうは言っても・・・」ということになろう。

その気持ちは痛いほどわかる。

灘のように入試にはあまり目が行ってなくて、大学に入ってからのことを
すでに考えている生徒ならばリスニングやスピーキングも勉強するけど、
余裕のない生徒たちはどうしても入試を目指して英語の勉強をする。

だから大学の先生方にこそ、作問技術を磨いてもらって、日本人の英語
力がどんどんつくような問題を出してもらえれば嬉しい。

というような話を、いつも哲ちゃんとはしてるんやけど、なかなか日本の
英語教育はこの20年ぐらい変わらなくてね。

センター試験にリスニングが入った変化ぐらいで。それも2回も流れる。
実際の英語使用シーンには全くそぐわないリスニング。

これから日本社会がますます変わって英語のニーズはどんどん増す。

そのなかで「日本の子供たちの英語力じゃ戦力にならないから、韓国
や中国から人材を採用するか」ってことになったら、どういうことになる
んやろうね。実際、もうそういう動きはかなり進んでるけどさ。

海外の人材を採用することを覚えた企業。

おかげで日本は、少子化が進んでるのに就職難らしい。

母体が少なければ就職しやすくなるはずなのに。要は戦力が少ないっ
てことや。大学の名前がどこであれ、即戦力となる学生が増えれば。

そのためには大学こそ、グローバル人材を求めた変化を。

大学の授業は全て英語で。入試はリスニングの配点をせめて半分に。

そうすれば俺たちも英語の授業を変えざるを得なくなる。

そうすれば日本人はきっと東大ではなく、ハーバードやイェールに目を
向け始めるやろうし、オクスフォードに目を向け始めるやろう。

そうなったときこそ、文字通りのグローバル化と言えるのではないか。

よく中学や高校の授業を受けたのに英語が話せないといわれますが
大学も含めて10年間も英語をやるのです。

なのに東大を出てもあまりちゃんと英語が話せないという現状を我々
はしっかりと認識して、中高大がそろって変わらねばならないのです。

僕の本は今までの単語集や今までの読解問題集とは違います。

『国立大学入試リーディング』には構造分析の記号を入れませんでし
た。『ユメタン』や『ユメジュク』はCDを使って学習してほしいと書きま
した。編集者の希望がなければ、スラッシュを引きませんでした。

全て「英語を使える日本人であってほしい」という、僕なりのメッセー
ジなのです。理解してもらえれば本当に嬉しいなと思います。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
明日は生徒指導の仕事で三宮を巡回します。寒いけど頑張ろう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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