KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2013年7月18日

kimutatsu

これを英語で言えますか?

Posted on: 2013年7月18日(木) 7:57

saying01

今日は終業式。10時から。なので朝からゆっくりしてます。
朝から英語の勉強ができるのはとても幸せなことです。

英語をある程度話せるようになるためにはいくつかの条件
がありますが、絶対的に必要なのは語彙力です。

語彙力は語威力なのです。

日本語が頭に思い浮かんだら即座に英語にできる力です。

これ、英語でなんて言うんやっけ?と思っているとなかなか
英語が話せません。

ところが日本人は身の回りの単語や表現に弱い。

中学の頃から本来的にはもっと覚えたほうがいいと思うし、
文部科学省もそこはしっかり考えたほうがいい。

cultureやtraditionって単語も確かに大事。

でも日本語で考えても「文化」や「伝統」って熟語を普通の
場面で使うことって、あまりない。

saying02

ある程度の知的シーンやビジネスシーンではもちろんそれらの
単語も必要になってくる。

でも大多数の人たちにとってはもっと英語で話したいものがある。

僕はカブトムシを飼ってる。今は幼虫からサナギになったところ。
来月になると土の中から出てくるんやろうな。

さて、カブトムシはなんていうか知ってますか。

正解はbeetle(ビーロォ)です。

でもこれはけっこう知ってる人が多いと思う。

では幼虫は?

サナギは?

土は?

幼虫はlarva(ラーヴァ)、サナギはpupa(ピューパ)です。

土はsoil(ソイォ)といいます。

ここまでわかっていれば「カブトムシを飼ってる。今は幼虫からサ
ナギになったところやけどね。来月、土から出てくるよ」が英語で
なんとか表現できます。

これ、英語で何と言うのかなぁって気持ちを大事にすることです。
そして調べたら確実に専用のメモ帳に書き付けること。

『パワフルメソッド』に書いた通り、W&Pメモ帳を作ることです。

sanseido02

僕のW&Pメモ帳には次のような言葉が並んでいます。

「背表紙」「ガムテ」「アットマーク」「ベビーカー」「山折り、谷折り」
「走り幅跳び」「けんすい」「さかあがり」「にら」「熱中症」「声優」

例えば「声優」はvoice actorって言うんですけどね。

これを日本語に直せって言われたらできる。でも「声優」って言わ
れて1秒以内に思いつかなかったので書き付けたのです。

考えれば出てくる。

でもそれじゃあよどみなく話せない。

wellとかyou knowばかり言っていては、聞いてるほうが聞き辛い。

すぐに出てこなかった単語や熟語を書き付けていく習慣です。

英語は積み重ねと言われますが、まさにその積み重ねこそ重要で
ある程度の語彙力がついてくると、自然と英語が話せるようになる。

英語教員ならだれでも知ってるような単語でも、即座にと言われる
となかなか出てこないもので、それを記録していくことです。

そして使おうとすることです。

今度あの映画でキムタクがvoice actorをやるらしいな。

なんて感じで。誰かに使わなくてもいい。独り言でいい。

使うことによってだんだん定着してきます。英文法も同じ要領です。

皆さん、身の回りのモノを英語で表現する習慣を付けてみて下さい。
ポイントは「即座に言えるかどうか」です。

言えなかったら、どんなに基本的な単語であっても、記録しましょう。
そのメモ帳は誰に見られるものでもありません。

恥ずかしがらないで記録し、時間があったら開いては確認しましょう。

 

今日も僕のブログにおいで頂きまして
ありがとうございました。感謝しています。

 


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