KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2017年2月

kimutatsu

届いたぁ!

Posted on: 2017年2月12日(日) 0:32

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三省堂の益田君から著者用にということで10冊届きました。

ラーンズの本と合わせて、まずはお父ちゃんとお母ちゃんに
見てもらいました。

読んでもわからんやろうけど。笑

ひとりでも多くの生徒たちに「この本のおかげでリスニング
ができるようになった」と言ってもらえればいいなと思って
お仏壇に手を合わせました。

001

灘に移ることになったと言ったとき、お前みたいなアホが灘
のえらい子らを教えれるわけないがな!と病床で言いながら
それでも嬉しそうやった母に僕の著書を見てもらうことは
できなかったんです。

最初に出した本は彼女の今際の際に間に合いませんでした。

それだけがとても残念で、今でも胸が締め付けられます。

でもたまに夢に出てきては「ちんたらしとったらあかんでぇ」
と僕を叱ってくれる母を想いながら、すでに次作に向かって
います。

これからも頑張ります。

おとうちゃん、おかあちゃん、まだまだそっちには行かんで。
めっちゃ頑張るから、ちゃんと見といてや!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日は合格発表。それが終わったら南の友達に会いに行きます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

Posted on: 2017年2月11日(土) 10:06

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鹿児島の今吉君です。ラ・サールの丸山君によると昨日は
鹿児島でも雪が降ったとか。皆さん、車の事故には気を
つけましょう&風邪など拾わないようにしましょう。

さて、こちらに私の娘の写真が出ております。

武庫川女子大付属中から高校にあがり、ブラスバンド部の
部長までやったので、てっきり大学にそのままあがるのか
と思っていたら「大学には行きたくない」と言い出したの
が彼女が高3の夏やったと思います。

やりたいことがあるが、武庫川女子大にはそれをやる学部
がないということで、そこからいろんな大学の学部を探し、
結果的に東海大学の海洋学部を見つけました。

ここに行きたい!というので急きょ受験勉強を始めました。

合格通知を受け取ったときは大喜びしたものです。

何より勉強したいと思えることがあるだけで幸せですよね。
僕なんかなんとなく大学へ行き、なんとなく英文科を選び、
なにがやりたいのかはっきりしない大学時代でしたから。

もうその娘も卒業です。春から社会人です。

上のリンクにある類のセミナーで幾度となく発表する機会
を与えられ、東京大や慶応義塾大学の学生たちに交じって
孤軍奮闘していたのはいい勉強になったことでしょう。

何より人前に立って発表する機会を与えられたというその
ことだけでも、十分勉強になったことだと思います。

4年間は親元を離れて生活したお陰で、多少はしっかりと
した人間になってくれたようにも思います。

親としてはこれからも周囲の方々に鍛えていただき、人様
の役に立つ人間に育ってほしいと願っています。

2年前は一緒にシンガポールを旅行しました。

昨年は一緒に沖縄を旅行し、ウチナーンチュの先生方には
お世話になりました。

働き始めたらなかなかそういう機会を持つのも難しいかな
とも思いますが、これからもいい関係でいたいなと思って
います。

珍しく家族のことを書きました。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ちなみに息子は仙台で働いております。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

I’m so happy!

Posted on: 2017年2月11日(土) 1:19

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昨日は採点が終わってから関学大の山田君とスポーツジムへ。
ひたすら二人で汗を流した後、結局は山田君のお子さんたち
と一緒に焼き鳥を食べにいき、なんだかんだで飲みました。

でも正直、久々のお酒やったんです。

10日ほど前に山田家で木村の誕生日パーティーをやってくれ
たのですが、それ以来やったのです。

山田:やせましたねぇ!
木村:せやろ。心と財布が寂しいねん。

というアホな会話を楽しんでいるところに生徒から連絡が。

生徒:辻井伸行の文章を(英語で)読みたいですけど。
木村:わかった。じゃあ次はそれやろう。
生徒:やったー!

というハッピーなやりとりがあり、気分よく酔いました。

とっても気分がいい。みんなありがとう。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
山田君とは完全に腐れ縁で、ブログを見ている生徒から
「山田君ってどういう人なんですか」とたまに聞かれます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

本日、発刊となりました

Posted on: 2017年2月10日(金) 6:52

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本日、おかげさまで発刊となりました。ありがとうございます。
『中学英語まるまるリスニングBOOK』の基礎編と標準編です。
詳細は先日書きましたので、今日は書きませんが、要するに
検定教科書に基づいて作った中学英文法の項目しか使っていない
リスニングの本なのです。

英単語に関しては主要な検定教科書を何冊かチェックしました。
そしてできるだけその数冊の中で使われている単語を使って
スクリプトを作りました。しかしそれでも今の検定教科書って
けっこうなレベルですね。以前とは全く違います。

実は本日発刊なのですが、すでにメルマガを読まれたのかブロ
グを読まれたのかわからないのですが、発刊前にご採用を決め
られてご注文下さった学校があるように伺っております。

先月出しました『Listening & Speaking Training Seminar』です
が、リスニングした内容やスクリプト内に出てくる表現や文法
を使って、放送で指示された内容のことを英語で話そうという
本なのです。リスニングの基礎トレは「まるまる」と同じよう
に行うけれども、あくまでもメインはスピーキングです。

「まるまる」はリスニングの基礎トレを思い切りやりましょう
という本で、2冊合わせて80レッスンあります。

sizu

単なる読み流しや聞き流しだけでは伸びません。ある程度の
レベルになればそれも有効なのですが、そこまでいくには
かなりの「修行」をしながら英語のエッセンスを身体中に
染み込ませなければなりません。

アルクの『夢をかなえるリスニング』はリスニングしたもの
を使って英作文をしましょうという本です。

これにしたってしっかりと聞き込んで読み込むから力がつく
わけでして、聞き流して「意味がわかった!」程度では
それは偶然意味がわかったのであって、着実な力は付かない
と断言できます。

無責任な教材は作りたくありません。

だから啓林館の『センターリスニング』も最低限、ディクテ
ーションはやってもらっているのです。

本当にちゃんと英語力を身につけたい生徒たちは読み流しや
聞き流しをしただけで「多読」だの「多聴」だのをしている
と考え違いをすることのないようにしましょう。

本日発刊日を迎え、またたくさんの生徒たちが修行に励んで
くれればいいなと心から願っています。

楽な勉強に流されませんように。

いつもありがとうございます。よかったらお使いください。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今月末、広島の先生方からのご要望で勉強会を行います。
その折には『Listening & Speaking Training Seminar』を
使って、実際のトレーニングを体感していただきます。
それプラス、精読と多読の方法についても話をします。

 


kimutatsu

灘高入試

Posted on: 2017年2月10日(金) 0:55

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今日と明日は灘高等学校の入学試験です。英語は今日です。
採点は受験生たちが努力してきたのですから、ミスのない
ように心をこめて行います。

灘校を受験する中学生たち、いい学校ですよ。

生徒にも教員にも優しい学校です。

精一杯頑張ってくださいね!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日明日はかなり冷えるみたいですね。気をつけましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

kimutatsu

東京大学の足切り点 in 2017

Posted on: 2017年2月9日(木) 22:31

domarin

沖縄の興南高校の前泊先生からタンカンがこんなにいっぱい
送られてきました。どまりん、ありがとう!

これ、皮が分厚いので包丁で切るのですが、いったん切れば
あとは手で皮をむいて食べることができます。

興南といえば、生物のハブ神こと竹田先生からは桜の便りが。
沖縄は桜が咲いています!ということで、実は前泊先生から
届いたタンカンにも桜の木が入っていました。

ほら、桜が咲いてる!

sakura

さて、東京大学の第一段階選抜ですが、発表がありました。
いわゆる「足切り」と言われるものです。

足切りの点数に達しなかった受験生は受験することができ
ません。記念受験とかもできません。

文科一類 571点
文科二類 623点
文科三類 732点
理科一類 660点
理科二類 701点
理科三類 695点

この点数に達している人たちだけが東大の個別試験(二次
試験)を受ける権利を有するのです。

実際には足切り点ぎりぎりだと個別試験で相当な点数を取
らないと合格できませんので、この点数をクリアしたから
といって、まったく安心はできないんですけどね。

一応、受験会場に行くことはできますよということです。

情報が出たのでアップさせていただきました。

灘の生徒たちも23日から24日にかけて上京し、入試に備え
ます。ここからは体力や精神力もきつくなってきますので
特に受験のためにホテルなどで宿泊する生徒たちは、
体調に気をつけていただければと思います。

皆さん、頑張ってください!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
文三の点数が高いから、文三が文一よりも難化したとか
そういうことではありません。
あくまでも定員と出願人数によって決まるのです。

 


kimutatsu

卒業式

Posted on: 2017年2月8日(水) 23:29

commencement

今日は灘校の卒業式でした。69回生が灘を旅立ちました。

といってもまだ入試が控えていますので、卒業するとは
いうけれども何を卒業するねんという感じでしょうが。

中1で担任をすると6年間持ち上がりシステムの灘なので、
僕は彼らをほとんど知りません。野球部の子たち以外は。

だけど来る25日の入試では全員が力を発揮してくれれば
いいなと思いながら、呼名されてひとりずつ壇上に上がる
卒業生たちを見ていました。

今教えている中2たちが壇上に上がるのは4年後。

新しい入試システムの1期生ということになります。

でも入試や出題がどうなってもまったく関係ない、確固
たる英語力を身に付けさせてあげようと思っています。

まだ4年ありますからゆっくりやります。

生徒たちは「どこがゆっくりやねん!」と、このブログ
を読んで思っているでしょうけれども。

なにはともあれ69回生のみんな、卒業おめでとう!

また文化祭や体育祭などでは灘に戻ってきてください。

あるいはお子さんができたら(ってだいぶ先の話なので
その頃には僕はいないだろうけど)灘に入れて下さいね。

入試、頑張ってください。応援しています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
73回生の卒業式は泣くやろうなぁ俺。
そして生徒たちは「鬼の目にも涙」とか言いやがるんやろな。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

kimutatsu

英検

Posted on: 2017年2月7日(火) 17:00

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中2の生徒たちが受検した英検の結果が出ました。

準2級、いっぱい合格!
2級、けっこう合格!
準1級、なん人か合格!

これだけ単語と文法をしっかりとやり、『ユメタン』で覚えた単語を
使って毎週50文の英作文および暗唱に励み、英文法をかっちりと
やり、そして日々の授業では読み流しなどではなく、ガチガチに
精読した文章を多読しています。

そりゃ英検ぐらいは合格してもらわないと困ります。

日本語の訳を見たら英文がすぐに出てくるようにしなさいと指導
しています。ここまでやれば東大入試でも通じる程度の英語力が
確実に身に付きますし、海外の大学でも大丈夫です。

試験1週間前には全ての授業を自習にした上で、さらにこれまで
読んだマテリアルをがんがんに読み込みます。

だから英語力はブリブリに上がるのですが、だからといって上に
書いたような英検合格レベルを目標にしているわけではないので、
これからも「鬼」だの「悪魔」だの言われながら、しっかりと着実に
正しい英語の勉強を続けていってもらいます。

彼らの努力に、そしてなんだかんだ言いながらも僕についてきて
くれていることに、敬意を表します。

お前たち、これからも鍛えてあげよう。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
灘の子たちって可哀想なんです。だって英検に合格しても
「灘なんだから当然なんでしょ」と元から頭が良かったかのように
言われ、落ちたら落ちたで「灘なのに」と言われるのです。
あの子たち、めっちゃ努力してるんですよ。

 


marumaru2

1週間後の2月10日に僕の新しいリスニングのトレーニングの本
が出ます。学校専売品なので書店さんには並ばないのですが。

三省堂から『中学英語まるまるリスニングBOOK』を出します。

中学英語だけでリスニングの基礎トレをやろうという本です。

中学の検定教科書の範囲からは全く逸脱しないで作りました。

BOOK1(基礎編)は中1と中2の範囲のみで作ってあります。
ディクテーション、弱点分析、音読トレ、日本語を見ながらのバック
トランスレーションまで行います。

ちなみにLesson 1~Lesson 40までありますので、ブック1だけ
でも相当なトレーニング量となっております。

そしてLesson 1~20が中学1年生の範囲から、Lesson 21~40
が中1と中2を合わせた範囲から、それぞれ出題しています。

BOOK2(標準編)も40題あります。したがってブック1とブック2を
合わせると80題もあります。これだけやればかなりリスニングが
できるようになるはずです。

標準編はLesson 1~20が中学3年の教科書の前半に出てくる
英文法項目にのっとって作りました。

Lesson 21~40は中学3年生の後半を中心に出題しました。

なお、検定教科書は『New Crown』に基づいて作りましたけれども
それ以外の教科書を使っている学校でも、文法項目については
まったく問題なく使っていただけます。

marumaru2

ちなみにブック2で作ったスクリプトをいくつか掲載します。

参考になさってください。

*********************

ダイアログ問題例1
F: Young people usually write letters with a personal computer.
What do you think about that?

M: I think it’s so natural.  If you use one when you write letters,
you don’t get tired.

F: Sure.  But when I receive a letter written in ink, I’m always happy
to read it. I think it’s full of warm heart of the other person.

M: I think so, but it is sometimes easier to read a letter written with
a computer.

モノローグ問題例
It is said that about 40% of Japanese people living in towns and
cities suffer from kafunsho, a kind of hay fever.  It is caused by
some kinds of trees.  Some people say it is a national disease of
Japanese people and, therefore, the government should solve
the problem.  The government tells some universities to make
new kinds of trees that don’t cause the disease.  It may be so
difficult to find out how to solve the problem, but maybe people
in the future won’t suffer from it any longer.
***********************

marumaru2

こんな感じでダイアログとモノローグ問題が交互に登場します。

いずれも全部ディクテーションから始まって音読トレーニング、
そしてバックトランスレーションまで行います。

全文ディクテーションはきついなという学校向けには、三省堂が
穴埋めのディクテーションファイルを用意してくれるそうです。

2月10日発刊となります。

三省堂の編集者益田君が頑張って新年度に間に合わせてくれ
ました。益田君、ありがとう。

すべて僕が書いた文章です。

ネイティブチェックは2名の方にお願いしました。

よかったらお使いください。

いつもありがとうございます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
一般の方々向けに書店さんでも置いていただける、
中学英語だけでリスニングの基礎トレができる本を
作ろうという話が出ています。

 


kimutatsu

ブログに関して思うこと

Posted on: 2017年2月5日(日) 10:12

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ブログ、だいたい1か月に20万ページビューあるらしいんです。
特に英語の勉強法に特化してるわけでもないし、自分としては
気楽に更新していますので、なんというか「即物的に役に立つ
内容のブログ」というわけでもありません。

ただ、自分は物書きですので、書いている文章からなんらかの
エネルギーを感じ取って頂いて、生きるよすがとしてもらえれば
いいなぁと思っています。

最近はいろんなところで「ブログ読んでますよ」とか「『蛍雪時代』
のコラムを読んでますよ」とか言っていただけます。

あまり「役に立ちます」とは言ってもらえないのですが、それは
読者の方々がどのように僕の文章たちを使うのかは読者次第で、
受け止め方は自由です。

「受験の役に立つわけじゃないからもう読まない」ということであれ
ば、そういうサイトはいっぱいありますからね。そういうところに
行って情報を得られたほうが絶対にいいと思うのです。

僕は僕のスタイルで、読んでくださる人を大切にしたい。

中にはブログをコピーしてホームルームで配布してくださっている
先生方もおられます。ブログにも著作権があるので、勝手に引用
したり勝手にプリントアウトすることは法律違反なのですけれども、
いい形で使ってくださるのであればご自由にお使い下さい。

「こんなことを書いてる!馬鹿じゃないか!」という引用は止めて
くださいね。著作権違反で訴えますから。笑

DVC00041.jpg

ブログを書くにあたって「絶対にしない」と決めていることがあり
ます。それは「人の悪口や批評を書かない」ということです。

理由は1つ。

生徒たちがそれを読んで「僕たちにはネットに人のことを書くの
なら褒めろ。批判するようなことを書いてはいけない」と言って
いるのに、先生やってるじゃないか」と思うことになるから。

だいたい、人の批評をしたり顔でネットに書くような教員に教えて
ほしくないでしょ。灘の生徒ならそういう教員は軽蔑する。

それともう1つ。

僕の子ども2人がもし読むことがあれば「お父さん、何やってる
ねん」と思うだろうから。

僕が正しいことを仮に言っていたとしても。

僕は他人を批判できるほど有能でもエラクもないので、とにかく
読んでくださっている皆さんが「読んでよかったな」と思って下さる
ような文章を書こうと思っています。

対症療法的に病気に効果があるような西洋医学的ブログでもあり
ませんけれども、もしかしたら漢方薬的になんらかの薬効がある
かもしれない(ないかもしれない)、でも楽しいブログを書いていき
ます。これからもよかったらお読みくださいね。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
自分の子どもに「お父さん、何やってんねん」って思われる
ようなブログを書きたくないですよねぇ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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