7月11日(土曜日)です。皆さん、今日はなんの日かご存知ですか。
え、セブンイレブンの日?素晴らしい!そのとおりです。
が、まぁこれはセブンイレブンが自分たちで決めた日ですからね。
国連人口基金が1990年に制定した「世界人口デー」です。
1987年の7月11日、地球の人口が50億人を超えたんです。
世界の人口問題を考える日ということを意図しているのです。
それ以来、33年が経ちました。今は何人かご存知ですか?
現在の世界の人口は急速に増えています。
現在22時過ぎですが、今のところ77億5396万5384人です。
世界の人口は、1分間に156人ずつ増えています。
森も農地も不足し、水も食糧も学校も病院もなにもかも不足しています。
このままだと人口が爆発的に増えて地球だけには住めなくなります。
だから火星移住がどうのこうのという話が出てきているのです。
一方、日本。
人口が減少しています。驚くほどのスピードで。
天国みたいな国なんですけどねぇ。
食べるものは美味しい。医療充実。水に囲まれている・・・
にも関わらず、人口は減り続けているんです。
僕が80歳ぐらいになった頃には、もう経済は完全に破綻しています。
なにせ物を買う国民がいないのですから、経済は回らないのです。
ほとんど全員が国立大学に合格できます。なので私学は潰れます。
有名な私立大学や高校なども全て潰れるのではと言われています。
年金制度は確実に破綻します。おそらく20年以内に。
僕は56歳なので、なんとかなるように思うのです(と、みんな言う)。
でも職員室の僕の隣の先生(40代)は「僕は年金はないでしょう」と言っています。
今の年金の賦課方式が続く限りは無理でしょう。
暗い話になりますが、これはすでに現実問題としてあるのです。
世界中の人口が増えてどうしよう?
と言っている中、日本だけは人口減少が問題になっているのです。
このままいくと日本という国はなくなってしまうんじゃないかとも思えます。
もう日本は詰んだという人もいます。
僕もさすがに諸々の資料を見て、まずいなと思っています。
政治家のせいではありますが、それを選んだのは国民ですからね。
ただ、国家レベルではまずいと思うのですが、個人レベルでは・・・
それなりに生き残る人がけっこう出てくると思います。
おそらく国家の存続のために、安倍さんが進めている移民政策が活発になるでしょう。
なにせ日本では人が減り、海外では増えているんですからね。
海外の人たちに日本という場所を提供すればWin-Winなのですよ。
ただそうなると問題が出てきます。
そう、アイデンティティーと言語の問題です。
Aさん(日本人)とBさん(フィリピン人)が結婚したとしますよね。
そしてCさんが生まれます。CさんはDさん(ブラジル人)と結婚します。
そしてEさんが生まれます。EさんはFさん(ケニア人)と結婚しました。
そしてGさんが生まれるとすると・・・
このGさんは(国籍は日本だとしても)何語を話すんでしょうね。
そして言語も習慣も、おそらく顔つきも、今の日本とは全く異なっていることでしょう。
何十年後かの渋谷の交差点を渡っている日本人の顔は、今の日本人とは異なっているはずです。
そのときには僕はすでに死んでいます。
が、そのときの日本が見てみたいなと強く思っているのです。
だって面白いじゃないですか。そのプロセスを見るの。
そのときには日本語を使う人は少なくなっているのでしょうか。
それはかなり寂しく思いますが、しょうがないですね。
今日は世界人口デーです。
今の子どもたちが僕ぐらいの年齢になる頃に上のようなことになります。
人口問題に少しだけでも思いをはせる日にしたいものです。
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