KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

603位!

Posted on: 2017年12月23日(土) 20:00

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この前、ご存知のとおり『外資系トップの英語力』という本
をご紹介したのですが、先ほどamazonをチェックしたら
なんと売れ筋ランキング603位になっていました。

すご。全体の603位!大人も子供も本を読まないこの時代に。

このブログで紹介した本を手に取ったことをきっかけにして
僕みたいなbig readerが増えてくれればいいな。

今後は今まで以上に本を紹介します。

よかったらお読みくださいね。

しかし・・・603位はすごいな。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕も1月か2月に英作文の本を三省堂から出しますので
よかったら宜しくお願いします。
参考書や問題集の類ですが、大人も読んで英語を書く力
を伸ばしてもらえます。また詳細は書きますので。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

『もうひとつの京都』

Posted on: 2017年12月23日(土) 10:00

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この写真がどこだかわかりますか?

わかる人はけっこうな京都通ではないでしょうか。

大原三千院です。僕は三千院が大好きで、もう何度も行って
いるのです。今年も行きました。行っては写経しております。

今日ご紹介するのは僕がいま読んでいる本です。

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アレックス・カーという人はご存知ですか。米国生まれの東洋
文化研究者です。日本だけでなく、中国のことも研究されてい
まして、オックスフォード大学では中国学の修士号を取得され
ています。エール大学では日本学を専攻されていました。

この本、そこらにあるような京都学の本ではありません。

歴史をしっかりと学び、京都文化を深く理解されている人でな
ければ、ここまでの記述はできないでしょう。

このアレックス・カー氏、73年に徳島に民家を購入。77年から
京都府亀岡を拠点として伝統文化や伝統芸能の研究に励んで
おられます。

実はこの本には、もうひとつの『もうひとつの京都』がありま
して、僕は2冊の『もうひとつの京都』を買いました。

それがこちらです。

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僕が書かなくてもおわかりになると思います。英語版です。

日本語版と英語版が世界文化社から同時発売になったのです。

もちろん外国人に向けて書かれた京都学の本ではありますが
我々日本人も『もうひとつの京都』を読んだあとに、今度は
『Another KYOTO』を読んで、英語の勉強をするというのも
いいのではないかと思っております。

僕は英語版から読み始めておりますが、わからない箇所につ
いては日本語版を参照しながら読み進めています。

1回ぐらいは京都に行った経験のある方がほとんどだと思う
のですが、京都が気に入ったという人は次に行かれる前に
この本を読んでおかれては如何でしょうか。

京都だけでなく、日本文化を深く理解することができますし
読み進めているうちに、この本が米国人によって書かれたこ
とを忘れている自分を発見することでしょう。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
われわれ教員にとっては読書は大切な「仕事」なのですが
冬休みはまとまった時間があるので読書三昧です。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

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『蛍雪時代』1月号

Posted on: 2017年12月23日(土) 9:13

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『蛍雪時代』の写真を撮ろうと思って、さくら脱出防止柵
に立てかけたのですが、「これなんや!」という興味を
抱いた彼女の前に、何度も『蛍雪時代』が倒されるので
おかげで上の3枚を撮るだけで数分を要しました。

新しい『蛍雪時代』ですが、センター対策スペシャルにな
っておりまして、僕もコラムを書いております。

受験生諸君や保護者の皆さんは、よかったらお手に取って
みてください。

教員や専門家だけでなく、先輩たちの声も載っています。

僕のコラムで紹介させていただいたのは英作文の勉強法。

センター特大号なのに二次試験の英作文について書くのも
どうかと思ったのですが、センターが終わった後のことも
考えておかないといけないと思って、英作文にしました。

英作文は得点源ですからね。満点を狙いたい。

また、今回紹介した英語のフレーズは stop at nothingです。

是非覚えておいてほしい表現なのです。

『蛍雪時代』、どうぞよろしくお願いします!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日は僕が主宰するチームキムタツの勉強会が大阪で
行われます。関学大の山田君と僕が登壇します。
70名弱の先生方がご参加くださいます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

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本のご紹介

Posted on: 2017年12月22日(金) 7:32

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冬休み前に生徒たちに本を2冊紹介しました。そのうちの
1冊です。『外資系トップの英語力』です。

生徒たちに向けて書いたコラムです。

*************

骨太という言葉があります。どことなく安定感があって、
信頼できそうなイメージに溢れていて、僕は骨太という
言葉が大好きです。だから、木村先生の勉強法は骨太で
すねと言われると、まるで見知らぬ人に子どもを褒めて
もらったような嬉しさがこみあげてきます。
骨太の反意語を対義語辞典でひいてみると「骨細」とあ
りました。骨細の勉強法というのはきっと「試験に通用
するためだけの勉強法」とでもいうことになるのでしょ
うか。来週の月曜日に単語テストがあるから勉強しよう
というのはきっと骨の細い勉強法なので、そういった勉
強法から強烈な力を発揮することはないはずです。

この本に書かれている英語の勉強法は、ファイザーやア
フラック、ボッシュといった外資系の企業のトップが語
る勉強法であり、したがって骨太です。こうすれば楽に
英語が身に付きますよ的な表現はどこを探しても見当た
りません。以下は本書からの抜粋です。

◎英語ができればいいことが待っているという話ではな
い。英語は参加資格なんです。

◎デキるなと思ったアジア人の給料は僕の五分の一以下。
これはヤバいと思いました。

◎留学レベルの英語はビジネスでは通用しないと痛感さ
せられました。

◎英語に耳を慣らせばいい、はウソ。語彙力がなければ
どんなに聞いても力にはならない。

君たちには骨太の英語力を身につけてほしいと願って教え
てきました。目の前の試験をクリアするだけの勉強法では、
仮にその試験に合格したとしても、後から振り返ったとき
に「どうしてあんな」と悔やむことになるでしょう。ある
いは定期考査はいいのに実力テストはと悩むことになるは
ずです。将来を見据えて今こそ骨太の勉強を。

矛盾を承知で言うなら、3年後の入試にしか通用しない勉強
法ではきっと入試には通用しません。それに気づいた人だけ
が栄冠を手にすることができるのです。

*************

皆さんもよかったら読んでみてください。

楽な方法で成績を上げられると信じている人にはお勧めしま
せん。本を読んでいるだけで力が上がると思っている人にも
まったくお勧めしません。

「使える英語力」というのはこういうことなのです。もがき
苦しみながら、やっとたどり着ける「高み」なのです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
『ユメタン』はきついから無理という人がいますが
そんな人が英語を使えるわけがありません。
スポーツや音楽と同じで、メンタルの強さと継続力が
ないと語学なんて極められない。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

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熊本県立玉名高校さんにて

Posted on: 2017年12月21日(木) 22:49

tamana1

熊本駅から在来線に乗って玉名駅に向かいました。今日は
熊本県立玉名高校さんを訪問しました。

講演は玉名高校附属中学校の1年~3年の生徒たち。

勉強はなぜするのか、どうやって覚えるのか、何が重要な
のかということについて約90分話をしました。

生徒たちは爆笑しながらも、ここかしこで頷いたりメモを
とったりしながら非常にいい態度で聞いてくれました。

tamana2

終わってから新幹線の時間まで間があったので、高3生徒に
授業というか、センター試験までに大切にしてほしいことに
ついて50分間話をさせていただきました。

tamana3

お世話になった先生方、窓口になってくださった竹下先生、
本当にありがとうございました。

また、僕の話を聞いてくれた中学生のみんな、そして高校
3年2組の皆さん、自分の人生ですからね。自分の責任で
自分のレベルを上げて、いい大人になってください。

本当にいい気分で帰ってきました。感謝感謝です。

熊本でお世話になった方々に感謝しつつ、今日は休みます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
来年1月には熊本県立天草高校さんを訪問することに
なりました。熊本県に知り合いがどんどん増えていきます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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熊本県立御船高校さんにて

Posted on: 2017年12月20日(水) 22:58

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夏に九州学院さんを訪問して以来の熊本です。今朝、自宅を
出まして、新幹線で熊本にやってきました。

御船高校さんで、生徒たちにお話をさせていただきました。

先ほど先生方との懇親会を終えて、ホテルに帰ってきたとこ
ろです。とてもいい時間を過ごさせていただきました。

校長先生と教頭先生をはじめ、窓口になってくださった豊田
先生や英語科の他の先生方には感謝しております。

P1050496

熊本といえば2016年4月に巨大地震が襲いましたね。

御船高校の生徒たちのなかにも被災した子たちがいると聞い
ておりました。もしかしたらいまも不自由な生活をしている
子がいるかもしれません。

だからというわけでもないのでしょうが、心を込めて話をさ
せていただきました。少しでも頑張ってみようかなと思って
くれればいいなと願って。

彼らがどう感じたのかもしれませんが、勉強することによっ
て自分のレベルが上がり、困っている人たちの力になれる
可能性が高くなるのだということを訴えかけました。

そのために僕たちは学ぶのだと。

先ほど熊本駅前のホテルに戻ってきました。

とてもいい気分です。

さて、明日は熊本県立玉名高校さんを訪問し、中学生たちに
話をすることになっています。これも楽しみです。

熊本を楽しんでおります。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
懇親会もかなり楽しみました。校長先生と教頭先生が
非常にまともな価値観をお持ちの先生方だったので、
これは先生方も働きやすいだろうなと思いました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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『新ユメサク』について

Posted on: 2017年12月19日(火) 11:48

yumesaku

『ユメサク』は英作文の本です。特に京大をはじめとした
日本語の加工をしたうえで英作しなければならないような
難しい英作文の問題に対応するための「和文和訳」の力を
伸ばすための本なのです。

いや、特に宣伝しようと思っているわけではなくて。

先般から中身を見ていて、本当にいい本やなぁと自画自賛
していたのですけれども、いくつかちょっとどうかなぁと
思う部分があるんです。

たとえば問題の日本語のすぐ下に「和文和訳」の日本語が
あるんです。

***********

●小耳にはさんだのですが、おにいさん、来月ご結婚のよう
ですね。

和文和訳:
あなたのおにいさんが来月結婚すると偶然聞いた。

***********

「小耳にはさんだのですが」って英語で何と言えばいいだろ
うと考えて自分なりに答えを出したうえで、訳例を見るから
こそ、日本語の力が付くというものです。

ところが日本語のすぐ下に和文和訳の日本語があるものです
から、日本語の加工をどうするか、考える時間が短いんです。

他にもあるんですけど、それが一番大きい。

というわけで、『新ユメサク』を作ることにしました。

02

僕は『ユメタンライティング①』その他の執筆があるもので、
共著とすることにしました。今回の相棒はラ・サール中高の
丸山晃先生です。

彼なら英語力だけでなく、日本語を書く力も高いので、僕の
相棒にうってつけだと確信しております。

1月中にお互いに日本語を作ります。

2月頭にそれらを突き合せます。

2月中に日本語をどう和文和訳させるかということと、英語
を(高校生に合わせて)作っていく作業があります。

初稿(最初の原稿)が出るのが3月中には大丈夫そうです。

ですので、夏前には『新ユメサク』が書店さんに並ぶことに
なると思われますし、今度はスピーキング力の養成も念頭に
おいて作りますので、英語を話す力も伸ばしてもらえます。

『新ユメサク』、どうぞ楽しみにお待ちください。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英語を話す際にはミスを恐れないのは言うまでもないのですが
だからと言ってミスをしていいというわけではありません。
正しい英語が話せる力をつける本としても使ってもらいたいなと
著者2人は思っていますし、そうなるように作ります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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昨日は福岡でした

Posted on: 2017年12月18日(月) 14:47

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昨日は福岡大学附属大濠中・高等学校さんをお借りしまして
アルク・ラーンズ共催のセミナーが開催されました。

約100名の先生方が九州全県および山口県、愛媛県などから
ご参加されまして、おおいに盛り上がりました。

01

九州はいつも盛り上がるんですよ。昨日も100名の先生方と
語彙指導、文法指導、リスニング&スピーキング指導の
具体的な方法について、いろんなことを学びました。

特に語彙や文法は外国語学習の土台です。

基本は多読多聴を通じて知らなかった語彙を吸収したりとか
知らなかったルールを学んだりとかするのです。

でも日本語でも年に100冊も読まない人がほとんどなのです
から、英語で「多読を通じて」というのには無理があります。

Graded Readersを年に100冊程度、それも同じものを何回も
繰り返して読むのであれば問題ないと思いますし、中学と
高校の6年間で数百冊を読むのであれば多読と言えるでしょう。

でもその域までいかない「少読」なのであれば、単語集等を
併用しながら学ぶほうが絶対に語彙力は上がります。

リスニングとスピーキングに関しては、いきなり英語で話を
させたって上手くいかないに決まっていますので、話をする
コンテンツをいかに事前にインプットするかが重要ですと
話しました。リーディングやリスニングからのスピーキング
指導をすることになります。

多くの先生方から嬉しいコメントをいただきました。

・今まで行った全てのセミナーの中で一番役に立った。
・アクティブラーニングのセミナー以上にアクティブだった。
・これは生徒たちの数字が上がると実感できた。

こういう声は嬉しいものです。

今年のセミナーはあと2つです。

23日に大阪の金蘭会さんを会場に、26日には福岡の筑紫女学
園さんを会場に、チームキムタツ主催の無料セミナーを開催
するのです。どちらもすでに満席となっています。

来年からもこういう形で続けていくことで、多くの学校の子
どもたちが、英語の勉強をしっかりしてくれることを願って
います。スポーツと同じです。基礎トレから実践トレを、
毎日の習慣とすることで必ず、どんな子でも伸びます。

広島と福岡のセミナーにご参加下さった先生方に敬意を表す
るとともに、心から感謝しております。

ありがとうございました!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
灘校では答案を返却し、成績を出しました。
明日の終業式が終わると、20日間の冬休みに入ります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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広島にて

Posted on: 2017年12月17日(日) 9:30

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昨日は広島でした。いつもながらたくさんの先生方が広島の
いろんなところからお集まりくださいました。

岡山や山口の先生方の多数いらっしゃいました。

僕は学校が(午前中に)あったので、それが終わってからの
参加となりました。セミナー第1部は駒場東邦の佐藤先生に
よります英文法指導についてのお話でした。

第2部は僕からの語彙指導について。

第3部はリスニング指導についての話でした。

語彙指導は無味乾燥な語彙の指導に終わるのではなく、使い
ながら覚えたほうがいいし、忘れることを前提とした暗記の
指導とでもいうのでしょうか、それを行うべきだというお話
をさせていただきました。

リスニングは大切な3つのことについて話をしました。

P1050479

およそ70名の先生方が会場を提供してくださった広島女学院
中学・高等学校さんにお集まりになり、指導法を学びました。

とてもいい会だったと思います。

広島は次回は2月です。広島では『ユメタン』を使って下さっ
ている学校が多いので感謝していますが、それならばというこ
ともあって、何年も前から「夏は広島!セミナー」と「冬も広
島!セミナー」を行っています。

12月も恒例化すれば、年3回の定例会となりますね。

懇親会のあと、新幹線に乗って博多まで来ました。

現在は博多駅近くのビジネスホテルでゆっくりしております。
今日は福岡大濠高校さんをお借りして、勉強会を行います。

今日も駒場東邦の佐藤くんと一緒に行います。

九州だけでなく山口や四国からも約100名の先生方がお集まり
になります。最近は新しい先生方も多く、本当に充実した会に
なっているように思われます。

これからもこういう活動を続けていこうと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
福岡、さっきまで鉛色の空だったのですが、晴れてきました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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採点完了

Posted on: 2017年12月16日(土) 23:24

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期末考査が終わり、そして採点が終わりました。

英語Aと英語Bの2回行いました。英語Aはリーディングと
リスニング中心の問題でした。授業中に行ったマテリアルと
『Listening & Speaking Training Seminar 3』からの出題と、
リスニングについては実力問題で20点分出題しました。

英語Bは『ユメタン①』の1~500までと、英文法がいままで
配布したハンドアウトから「時制」「助動詞」「態」「名詞」
「冠詞」が範囲でした。

平均点は英語AもBも70点でした。申し合わせたように。

全体的によく頑張っていたように思います。

がんばれなかった人は自分に返ってくるだけですからね。特
に今回の英語Bは明らかに努力度テストでしたので、点数が
低かった人はいつになったら頑張るのか、自分に問うことだ。

全体的によく頑張りました。

頑張った人はいいお正月を迎えてください。

これからも応援しています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
いつも低い点数しか取っていなかったのに、いきなり
英語Bで80点を取った子がいて嬉しかったです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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