KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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ぶりぶりに語彙力を身につける

Posted on: 2020年7月9日(木) 11:18

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久留米大附設中学3年生の女子生徒の自学自習ノートです。
藤木先生から写真が送られてきて、見てびっくり!

左ページは覚えられない単語を書きつけて覚えているのでしょうね。

右ページは?

上のほうに「アンパンマンで覚えるユメタン Unit7編」とあります。

クリックすれば拡大されますので、じっくりご覧下さい。

単語テストに合格するだけの勉強ならここまでしなくていいはず。
その生徒は工夫をして、絵を描きながら脳に刷り込もうとしているのですね。

これは素晴らしい。

工夫。自分でこうすれば刷り込まれるんだと思ったのでしょう。

楽をして覚える方法を模索している人には思いつかない発想です。

その生徒は「楽をして」いるのではなく「楽しんで」いるようにも思えます。

そういった姿勢の中から単語が刷り込まれていくんですよね。
九九並みの速度で、即座に頭から引き出せるように刷り込んでほしいものです。

素晴らしい。

藤木先生からのメールの抜粋です。

**********
ユメタン①は今年度中3当初より始めまして、
一周目の今のところは100問ずつの英→日4択テストを
毎週の範囲を100個ずつ増やしながら、
ぶりぶりに鍛えております。
**********

毎週の範囲を100個ずつ増やす???

つまり2週目は200個、3週目は300個ってことか。

それはきっと5週目や6週目はかなりきついはずです。
でも反復回数は相当増えるはず。

なにかを覚えるためには勉強時間より反復回数が命です。
ハードですが、久留米大附設の生徒は鍛えられますねぇ。

ぶりぶりに高い英語力を身につけて大学に進むことになるはず。
いい先生に当たってよかったですねぇ。
しんどいことをさせる先生に当たってよかったですねぇ。

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語彙や表現は読みながら覚えるという方法が基本になります。
あるいは話したり書いたりする際に調べて覚えることもあります。

が、それだけだとかなり覚える量が少なくなってしまうんです。
同じ文章に何度も何度も出会わないと覚えられないはずです。

脳の機能からすれば。

読みながら覚えるなんて悠長なことをしていられないはずです。
もちろん英語が大好きで、この英語の本は10回以上読んだ!
というような場合は別です。

が、それでもそういう本を100冊ぐらいは持っておきたいところです。

ほとんどの単語を知っているという状況でないと文章の中では
覚えられないんです。せめて95%ぐらいは知っている文章なら
たまぁぁぁに出てくる知らない単語を覚えることができます。

でも知らない単語が1行に1個以上あるような場合は無理です。

ですので、社会人も含めて単語集を使う人が多いのだと思います。
さまざまな単語集が出ていますので、いいものを使うべきです。

問題は使い方です。

常に意識するのは反復回数です。反復回数が命です。

3000語掲載されている単語集があるとします。
それを何周するのか?ということを先ず最初に考えるべきなのですね。

理想的なのは20~30周ほどすることです。
そうすればきっとほとんどの単語が頭に入るのではないでしょうか。

逆に、それを2周や3周するだけでは覚えられません。

そうすると1周あたりの単語数が多いほうが何周もまわせます。

僕の場合、1日500~1000語ぐらいのペースです。
仕事で英語を使うレベルということになると、様々な単語が必要です。
なのでチンタラやっていられないんですよ。

だいたい1冊の単語集を1か月で終わらせる感覚でやります。
そうすると多くの単語が頭に入ります。

何周するんだ?を常に意識することです。

詳細はメルマガや動画でお話をさせてくださいね。
かなり長くなりますし、具体的な方法は動画のほうがわかりやすいので。
メルマガの登録や動画の登録はよかったらしてみてください。

こちらがメルマガ
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こちらが動画
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英字新聞を読む際にほとんどの単語を知っている状況を作りましょう。
大統領の演説を聞く際にほとんどの単語を知っている状況を作りましょう。
そうすればある程度は「使える英語力」が身についたと胸を張れるはずです。

ほとんどのネイティブが聞いてわかるものを最終目標にしましょう。

それはそれとして、久留米大附設の中3生徒、頑張ってくださいね!

 

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
斎藤孝先生が仰るとおり、語彙力こそ教養です。
村上憲郎さんが仰る通り、英語力は語彙力次第です。

 


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読む力を伸ばすためには

Posted on: 2020年7月8日(水) 22:58

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長文読解が苦手という生徒が多いかもしれないなと思っています。
なぜなら長文読解についての動画が一番再生回数が多いからです。

まず英語の長文の前に、日本語の長文は読めるのかという問題があります。
後天的に獲得した外国語の力は母国語の力を超えません。
日本語の文章が読めない場合、英語の文章が読めるわけがありません。

まずはそこからです。

次に長い文章を読む前に、短い文章なら読めるのかという問題があります。
たとえば入試長文が500~800語程度だとしますよね。
では100~200語程度の短い文章であれば読めるのでしょうか。

もし読めるのであれば、長文はそれを何倍かするだけです。
やることは同じです。200語が読めるなら、800語は読めます。

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こういう軽いエッセイなら読めますというのは当たり前です。
語り口調で書かれていますからね。

でも入試で出題されるような英語長文はほとんどが論文が出典です。
極めて硬い文章が用いられています。文体が硬い。

100~200語でもいいのですが、そういう文章が読めることです。
意味を正しく追って読めるようであれば問題ありません。
逆に言えば、長文を読む前にそれぐらいの長さから始めることです。

そういう文章でもなかなか意味を追って読めない人の場合ですね。

その場合、文章ではなく、文ならば読めるのか?という問題があります。

時制、人称、冠詞、前置詞、数、呼応などを意識して、文が読めるか。
それも読めないのであれば、文の勉強からしなければなりません。

中学レベルの文なら読めるのか。
高1レベルならどうか。
高2レベル(センター試験レベル)ならどうか。

段階を追って読む練習をすることです。

今日の動画ではそういう話をさせていただいております。
よかったらご覧下さい。こちらからどうぞ。

こうすれば読めるのようになるのか!がわかってもらえると思います。

読む力がついていれば、聞く力もトレーニングすれば伸びます。
書く力も格段に上がります。したがって話す力も。

読む力が常に土台となります。努力を楽しんで下さいね。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
日本人は英語を読んだり書いたりはできるんだけどねぇ
という人に、英字新聞を渡して「読んでみろ」と言ってください。
おそらくほとんど読めないと思います。だから話せないんです。

 


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Posted on: 2020年7月7日(火) 21:51

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昨日のエントリーで少し書いたのですが、イラストの依頼を受けました。
生徒たちに言うと「まじっすか!」という表情をしていました。

木村さんの絵のテイストが好きですというご連絡でした。

上場企業のある商品に僕のイラストが採用されるそうです。
イラストレーターでも画家でもない僕にイラストの依頼がありました。

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僕が描くのってこういう系のものが多いのです。
だいたい毎日1点ずつ描いています。時間が空いたら描きます。

鉛筆と消しゴムがあれば描けますので、常にバッグに入れています。
あ、もちろんスケッチブックも。

僕はプロではありませんので、びっくりしております。
が、せっかくいただいたご縁なので楽しんで描こうと思います。

たぶん僕がプロならめちゃくちゃ緊張していることでしょう。
これで一発当ててやるぞ!と意気込んでいたかもしれません。

が、こっちは素人も素人。ど素人ですからね。
専門学校で絵を習い始めてまだ1年しか経っていません。

公表している絵は1点もありません。

上手く描いてやるぞ!と思うと、これまたきっと緊張するんでしょう。
でもそんな気持ちはさらさらありません。だって上手く描けないもの。

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なんでも一緒ですね。
上手く演奏してやろう。上手く喋ってやろう。上手く・・・合格してやろう。

こういう気持ちが働くと緊張するものです。

絵に関して言えば、僕に依頼する方が悪いのです。失敗して当然です。

そう思うとなんだか楽しくなってきました。

今日は担任のクラスの生徒にいろいろポーズをとってもらいまして撮影しました。
僕がモデルんですか!と喜んでいましたが「違うわ」とひと言。

でも彼がとってくれたポーズを見ながら、いろんな絵を描こうと思います。

先方には何点かの絵を見せて、その中から選んでもらうつもりです。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
56歳ですが、いろいろ挑戦していこうと思っています。
大事なのは時間の余裕と健康と体力ですね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー:   

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「使える英語力」を涵養するのであれば

Posted on: 2020年7月6日(月) 22:10

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休校明けから約一か月が過ぎました。ここにきてまた増えています。
東京だけでなく、地方でもクラスターが発生していますね。

皆さん、気を抜かずにお過ごしください。

とは言ってもマスクが4月5月と違って暑いですよね。蒸れる。

僕も授業で話すときは必ずマスクをするようにはしています。
が、職員室ではとてもマスクをしていられないので外しています。

気分が悪くなってくるんです。頭が痛くなってくるし。

早く新型コロナが終息すればいいですね・・・しばらくは無理かな。
前日は新規感染者数が世界で21万人ということですからね。

なにより自分の体は自分で守りましょう。

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それと動画をまたアップしています。よかったらご覧下さい。
こちらからどうぞ。

英語を話すために何をすべきかということについて話しました。

英語を話すといってもいろんなレベルがあります。
海外旅行レベルなら、ほとんど単語も要りません。

病気になったときのための言葉は知っておいたほうがいいかな。
お店やレストランでは決まった表現しか必要ないですしね。

短期の留学ならどうでしょう。それなりの英語力が要ります。
そもそも授業についていけません。だから準備が要ります。
でもたかだか短期の留学程度なら、それなりで大丈夫です。

海外の大学に進む場合には、たとえばSATなどの点数が要ります。
それなりの英語力程度ではどうしようもありません。
それに海外の大学は入学するのがかなり難しいです。
英語ができなければまったく入口に立つことさえできません。

ビジネスで英語を使うとなればどうでしょうか。
これまた英検準1級レベルではまったく足りません。
TOEICが900点ぐらいのレベルでもまったく使い物にならないでしょう。

それを考えると「使える英語力を高校レベルで身につける」って傲慢ですよ。

高校レベルでできることはどこまでなんでしょうね。

文科省というか国家が本気でやるつもりなら、アクティブラーニングだの
オールイングリッシュだのといった耳ざわりの良い言葉でごまかすことは
しないほうがいいと僕は思います。

せめて国立大学に入学する生徒たちには英検1級を課すぐらいの厳しさが
ないと、どうしようもないのではないでしょうかね。

伸びるには厳しさが要るんです。

いまみたいなゆるゆるの入試制度で「使える英語力」なんて身につきますかいな。

僕は高校では、使える英語力が身につけられるよう準備することが必要だと考えています。

正しい言葉を使って話せる/書けるようにするための準備です。
英単語や英文法や語法といったことを、しっかりと体系的に学ぶことです。

そうすることで大学に進んでから、各自の進路で使うべき英語を習得できます。

医学部に進む生徒は医学部なりの英語を。
経済学部に進む生徒は経済学部なりの英語を。

土台がしっかりしていなければ、結局「中高6年も学んだのに」と言うことになります。

しっかりと土台作りをすることが高校でするべき英語学習じゃないでしょうか。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
ある企業からイラストを描く仕事の依頼がありました。
正直びっくりしています。断る理由がないので受諾します。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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予定どおり、計画どおり

Posted on: 2020年7月5日(日) 23:29

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鹿児島といえばちんこだんごですが、その鹿児島と熊本が心配です。
特に熊本。県南の豪雨で22名がお亡くなりになったそうです。

今日の夕方現在で20万人に避難指示が出ているとのこと。

えらいことですね。気をつけてお過ごし下さい。

と・・・

書いているうちに、僕の家にも雨が落ち始めました。

雲の動きをチェックしているのですが、明日は豪雨みたいです。

こういうとき、川の水位を見に行って流される人がいますね。
絶対に川や用水路には近づかないようにしましょう。

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さて、入試の日程がほとんど決まりました。大学入試です。
要するに例年どおりということになりました。

共通テストの日程が第1と第2に分かれるぐらいのことです。
どちらが得でどちらが損というようなものでもありません。

おそらく多くの受験生が第1を選択することでしょう。

コロナの第2波云々という声もあります。
が、入試日程はすでに発表されているので変わらないはずです。

よく共通テストになったから過去問がないとかなんとか言う人がいます。
というか、かなりたくさんいらっしゃいます。

でも入試ってのは全員が同じ条件で戦うのですね。
過去問があってもなくても、結局は力がある人が上に行きます。
過去問がないからといって大騒ぎするのは間違いなのです。

なぜなら入試というのは相対的な位置で決まるからですね。
ある人だけが過去問を手に入れられないのではなく、全員がないのです。

なので、過去問がないということはあまり関係がありません。

大切なのは、いつも同じことを言いますが、力を付けることです。
それ以外には方法がないのです。

そして覚えていれば取れる問題も取れないようではどうしようもありません。
知識と知恵の両面の問題が出題されますが、知識問題はサービス問題です。

だって覚えていさえすればゲットできるんですよ。
知恵(論理的思考)を働かせる問題は、知識があっても解けないかもしれないんです。

できれば秋が来るまでに知識については押さえておきたいですね。
そして11月の模試では志望大学にC判定以上は出したいところです。
その計画で勉強を進めている受験生は多いのではないでしょうか。

C判定を出しておけば、志望大学に自信を持って突っ込めますからね。

幸いにして予定どおりに入試は行われます。
おそらく昨年の秋に立てたであろう計画に基づいて、勉強を進めましょう。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
高2の秋に立てた計画が上手くいっていない人は、立て直しましょう!

 


kimutatsu

オンライン講演会開催の巻

Posted on: 2020年7月4日(土) 16:46

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熊本や鹿児島は大雨特別警報やし、東京はコロナ感染者が131人やし。

もろもろ大変ですやん。特に九州の人たち、気をつけて下さい。
なにより大切な命をお守りください。それが一番大事です。

さて、神奈川県立湘南高校の生徒たちに講演を行いました。
『ユメタン①』を使ってくれている生徒たちに、勉強の話をしました。

といってもオンライン講演で、僕からは生徒の顔が見えません。

希望者対象でしたが、300人ほどの生徒がサインインしたそうです。
著者が読者に話しかけることができるのは幸せの極みです。

参加生徒たち、担当の鎌田先生をはじめとする先生方にはお礼を申し上げます。

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オンライン講演会はリアルに目の前で生徒たちが反応するのが見えません。
僕は「ここは笑ってくれてるかな?」などと想像しながら話します。

神奈川県有数の進学校ということなので、勉強や成績アップの話を中心にしました。
「ここはメモをとってくれてると嬉しいな」と想像していました。

オンライン講演会でいい点が1つあります。
リアル講演会に比べると、質疑応答で手が挙がるという点ですね。

昨日も講演終了後にいろんな質問を投げかけてくれました。

先般の(株)SRJ主催オンラインセミナーでもそうでした。
質疑応答の時間をたくさんとったほうがいいかもというぐらい質問が多かった。

質問が多いというのは、積極的主体的に、問題意識をもって聞いてくれたということ。
なので質問があると嬉しく思います。オンラインはそういう点が良いところです。

とはいっても、やはり僕としては目の前にオーディエンスがいて反応して・・・
のほうが嬉しいかなと思いながら、先生方にお礼を言って右上の×をクリックしました。

鎌田先生には、コロナが終息したら教員同士で懇親会やりませんかと提案しました。
せめて近い将来、それが実現すればいいなと思っております。

リアル講演会やリアルセミナー、そろそろいいんじゃない?という声もあります。
一方で東京では今日も130人以上の感染者が出ていますので、判断が難しいですね。

早くコロナが終息し、皆さんにお会いするのを楽しみにしています。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
関西の人間からすると湘南と聞くとサザンオールスターズですね。
でもイメージとは違って、かなりの進学校なんだそうです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 学校訪問  

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What University Is Like

Posted on: 2020年7月3日(金) 20:49

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大学ってどういうことをやる場所なのかという動画をアップしました。

こちらです。

大学に入ってまで勉強しないといけないので嫌だという人たちがいます。
でも高校までの勉強と大学の勉強って全然種類が違うんですよ。

そういうことを知らないと、中学や高校の勉強が続くと思ってしまいます。
大学は人類を幸せにするための研究機関なのです。

中学や高校はそれを学ぶための準備をしているわけですね。

動画を見た人が、それなら行こうかなと思ってくれればいいなと思っています。
大学はとてもいい場所です。

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僕はそういうことを知らずに高校生活を送っていたんです。
大学ってどういう場所なのか、自分は大学で何をするのか・・・

知らないものを目指すのにモチベーションが上がるわけがないです。

先生は大学に入るための教材や試験を供給してくれるんですよ。
でも僕はもう疲れ果てていて、勉強より睡眠を欲していました。

今から思えば、先生方に申し訳ないことをしました。
先生方も一生懸命にやっておられたんだろうなと思います。

でも僕は僕でかなり苦しんでいました。

どうして毎日こうして試験に追われねばならないんだろ。
どうして自分は自由じゃないんだろ。

だから高校生たちには知っておいてほしいんです。

どの学部でもいいから大学に入りたい!とかじゃなくってですね。
自分はどういうことをやって生きていくのかを考えてほしいんです。
何をやっていれば幸せなのかを考えてほしいんです。

経済に興味のない人が経済学部に行ったりするとキツイです。
法律に微塵ほどの興味もない人が法学部に行くとキツイです。

医学部はもっともキツイです。めちゃくちゃ暗記することが多いです。

自分はこう生きたい。だから大学ではこれを学びたいというものがあればですね。
比較的スムーズな大学生活を送れるんじゃないかなぁと思っています。

仮に「こう生きたい」がなくても、どの学問なら楽しめるのかを考えてほしい。

高校の勉強とは全然違うんです。それを楽しんでほしいと願っています。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
かく言う僕はそれほど大学の授業が楽しめなかったです。
どこに原因があるのかはわからないですが。
でも大学には行ってよかったと本当に思っています。

 


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第2日程は現役生のみ?

Posted on: 2020年7月2日(木) 11:21

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毎日新聞によると、共通テストの第2日程は現役生徒のみと。
記事を読んで驚いています。

え?これは駄目なんじゃないか?と。

朝から思わず声をあげてしまいました。

入試ってのは公平性が全てです。

浪人生だって予備校が授業を行っていなくて大変だったのです。
勉強の遅れ云々という問題ではないと思いますね。公平じゃない。

どうしてこういうことになったのか、関係者に聞いてみたいものです。

僕の生徒たちには関係ないのですが、昨年度や一昨年度の卒業生も受験します。
やはり全員が同じ条件で戦うのが筋というものではないでしょうか。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
文科省が悪いのか大臣が悪いのか知らないけど、どうも駄目ですねぇ。

 


kimutatsu

意味の壁を超えるために

Posted on: 2020年7月1日(水) 22:06

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この写真は新潟でセミナーを開催したときのものですね。
新潟でやるのは初めてだったので、集まるかなと心配していました。

が、ご覧のとおりにたくさんの方々がお集まりくださいました。

ありがたいです。どこに行ってもたくさんの方々が集まってこられます。

で、これからもしかしたら新潟に行く機会が増えるかもしれません。
まだ書けないのですけれども。

また書けるようになったら書きますね。

特に佐渡に行ってみたい!と思ってるのです。

行ったことのない場所には絶対に行きたい欲が強いのです。
新潟に行ったのであれば佐渡島に渡りたいなと思っています。

楽しみです。

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さて、今日も動画を1つアップしています。こちらからどうぞ。
よかったらチャンネル登録もお願いいたします。

リスニングで越えねばならない壁が3つあります。

意味、音、集中力。

言うまでもなく、最も大切なのは意味です。

多少わからない音があっても、相手の言っていることがわかればいいのです。
その点では意味が一番大事。

でもその意味をとるためには音の理解や集中力が必要です。
音については民族によって違う音があります。
なので、全部知ることはできませんし、知っておく必要はありません。

でも主だった音については知っておいたほうがいいと思います。

今回の動画ではその最も大切な意味について話しました。

意味の壁をと言いますが、結局はリーディングなんですよね。
読みもできないような人がリスニング力を伸ばすなんて絶対に無理なのです。

絶対に無理!

だって目に見えている文字も読めないんですよ?
返り読みができる環境であっても意味がとれないんですよ?

そんな状態でリスニングができるわけがないです。まったくできません。
少なくとも大学入試共通テストレベルは無理です。

もしかしたら英検2級程度は合格できるかもしれないけど。

なので、まず意味の壁を超えようと思ったら読みを鍛えることです。
それもスラッシュを引いたり記号を書き込んだりしないで読む力です。

スラッシュ引きながら読んでいるようなレベルでは無理なのです。
最初はスラッシュを引いてもいいけど、せめて高校生になったらやめるべき。

癖になりますからね。

スマホで誰かのコラムを読む感覚でリーディングができれば、リスニング力も上がります。
さーーーーっと読んでいくイメージです。

ゆっくりしか読めない。
そもそも1文を読むのも怪しい。

そういうレベルの人は中1から慌ててやり直すべきです。
そのほうが早いと思います。

リスニングができるとテンションが上がります。
テレビで外国の人が話しているの、テロップを読まなくても理解できます。

それがまたモチベーションを上げることになります。

動画を参考にしていただければ幸甚です。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
かく言う僕も34歳で灘校で働き出してからリスニングを勉強しました。
何歳になっても英語ぐらいは伸ばせます。

 


kimutatsu

Read It, Please

Posted on: 2020年6月30日(火) 21:51

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金光学園の先生からお葉書をいただきました。この本を使っていますと。
ありがたいですねぇ・・・作家にとってはどの本も可愛いのです。

たまにひどい言われ方をすることもあります。
そういうときはどうしてそんな言われ方をされるんだろうと悲しくなります。

『ユメタン』を今年も採用しましたよ。
『トレセミ』でスピーキングを鍛えています。
『まるまる』で生徒たちがふーふー言っています。
『5ステージ』めちゃくちゃタフですね。

こういう声が日々届きますし、それがエネルギーになります。

僕の分身たち、僕の子どもたちが可愛がってもらってるんやなぁと思って。

本当にありがとうございます。感謝感謝です。

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小説やエッセイと違って、僕の創る本は「読む」というより「使う」ものです。

言ってみれば道具みたいな感覚なのだろうと思います。

でも著者としては、工夫して作った文を読んでもらえれば嬉しいです。

それはたとえば「本書の使い方」なども同じです。例文やコラムもそうです。
読まれないかもしれないなと思いながらも、実は心を込めて書いているのです。

7月はいくつかの学校で講演を依頼されています。

リアル講演です。オンラインではない。

中には公立の学校もあります。いいんですかと聞くと、全く問題ないと。

なので、僕の本を読んでくれている生徒たちに話ができます。
村上春樹ほど大した作家ではないですが、彼以上に読者と触れあう作家を自認しています。

新型コロナウイルスにはこれからも気をつけねばなりません。
が、少しずつもとに戻していかねばならないという部分もあるはずです。

僕の本の読者の皆さんと触れ合える機会が増えることを楽しみにしています。
おそらくこれまでとは違って、距離は遠くなるかもしれないけど。

僕の本を使ってくださってありがとうございます。
と同時に、読んでくださって、本当にありがとうございます。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
9月に2冊、11月に1冊、新しい本を出す予定にしています。
よかったらまた手に取ってみてくださいね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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