KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 勉強・受験

kimutatsu

語彙力は「語威力」

Posted on: 2019年11月19日(火) 22:19

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メルマガではリーディングの勉強法について書いているのです。
すでに2000名の方々が登録してくださっています。

語彙力と文法力の低い人の場合、読む力は低くなるはずです。

でも単語集だけで覚えるのも限界があるように思います。

単語集を使いながら多読多聴し、出てきた単語や表現で知らな
いものがあれば覚えていくという勉強法が効果的です。

多読だけで語彙力を身につけようと思うとかなりの量を読まね
ばならないはずです。1週間にいくつもの文章を読む人ならば
それはそれでいいのではないでしょうか。

僕の生徒たちはだいたい1週間に6~10長文読みます。

その程度では多読と呼べませんので、単語集を併用しています。

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単語集なんてナンセンスだという人がいます。断片的に覚える
ことには意味がないと。

それはその人にとってはそうなんでしょうね。

僕は『試験に出る英単語』に救われた受験生でした。

もし「文章の中で覚えろ」とだけ言われ続けていれば、英語力
を上げることは難しかったと断言できます。

いろんな人がいます。押し付けるのは良くありません。

自分にとって一番いい勉強法は自分にしかわかりません。

どういう形でもいいのですが、とにかく語彙力を高くしないと
速読も精読もできません。それだけは真理だと言えます。

中学生や高校生で英語がイマイチなんだよなという人。

語彙力をぶりぶりに高めてください。そうすれば進研模試なら
確実に偏差値65までには行きます。

それ以上は知恵が要りますが、そこまでは知識だけで充分です。

今日はメルマガが書けなかったので、明日必ず書きますね。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
斎藤孝先生が「語彙力こそ教養」とおっしゃっていますが
確かにそういう側面もあろうかと思います。

 


kimutatsu

リーディングの本を出そうかと

Posted on: 2019年11月18日(月) 22:02

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ラ・サールの丸山先生と一緒に2週連続で会って、いろいろと
話をしましたが、その中でひとつ、やっぱりやりたいなと思う
ことがありまして。

また本を書く話なんですけど。

彼と『新ユメサク』を出す前の話です。

あるリーディングの本を出したいと思って相談を持ち掛けたの
です。そしてそれなりに書き始めたのです。

ところが最近は著作権の問題が非常に顕著になっています。

どこかの本から文章を引っ張ってくるとなると、著作権の問題
が出てきます。出版社がその本(英語の原書など)の著者に
この文章を使っていいですかと聞かねばなりません。

大学入試問題の英文をそのまま使う場合にもそうです。

大学に「おたくの入試を問題集に使っていいですか」と聞くと
たいていは「著者に確認してください」と返事が返ってきます。

かなり大変な作業なのです。

入試の文章、著者がわからないケースが大半ですからね。

というわけで、せっかく作りかけたのに頓挫したんです。

が、英語の文章をどこかから持ってくるんじゃなくて、自分で
書けば問題ないのですから、やっぱり書こうぜということに
なりました。書き起こす楽しみもありますしね。

というわけで、『新ユメサク』に続く第二弾で、丸山君と木村
によるリーディングの問題集を創ろうと思います。

来年出せればいいけどなぁ。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ものづくりは企画段階が一番ワクワクします。

 


kimutatsu

共通テスト、リスニングが楽しみだ

Posted on: 2019年11月13日(水) 21:36

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buneido11

最近は(って僕の本の表紙だけで申し訳ない。著作権の関係)
こういう英文法の本にもリスニングの問題がついています。

以前は英語の授業=リーディングという等式があるぐらいに
教科書を読んでいる時間が大半というのが日本の授業でした。

が、リスニングの力を身に付けるのはなかなか大変ですから、
こういう英文法の本や英単語集にもCDが必ず付いていますし、
文法問題集や単語集でリスニング力を伸ばせるようになってる。

共通テストが話題になっていますね。

国語や数学の記述式問題についてはホントにナンセンスです。
採点を全部教科のプロがやったとしても絶対にずれます。

やめたほうがよろし。文科省、もう意地を張りなさんな。
教育改革は失敗でしたと白旗をあげ、出直したらよろしいわ。

政治家に忖度した結果、国民は誰も得をしない改革になった。

が、僕は共通テストの英語についてはそれなりに評価してい
るのです。It’s because リーディングとリスニングの配点が
どちらも100点になり、さらにリスニングが(本当かどうか
まだわからないけど)CEFRのB2レベルということだった
ので、多くの学校ではかなりリスニングに対する指導を強化
しないといけない状況になったのはいいことではないかと。

以前は発音記号があればいいじゃないか、音源なんて要らん
という教員もいましたし、私大入試を睨んで四択問題ばかり
掲載されている英文法のクイズ集を何周もしたりするような
教員が多かったように思われます。

そういうのでは力が付かないとわかっていても、変えるのも
恐いしなぁという心理が教員側に働いていたように思えます。

が、共通テストがそういう状態になったので、さすがに記号
で発音を覚えろとか、リスニングの指導や音読指導などは
しなくても聞けるようになる等の馬鹿馬鹿しいことを言う
教員はいなくなった・・・と信じたい。

せめてリスニングに関してはかなり踏み込んだ指導をしてや
らないと、生徒たちに任せておいては伸びないのではないか
と思っています。

共通テストの本番のリスニング問題が楽しみです。

つまらんレベルだったら、そのときこそ「やっぱ教育改革は
失敗だったね」と言うと思うけど。

文科省の皆さん、大学入試センターの皆さん、

共通テストのリスニング、いち国民として楽しみにしています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
リスニングを上げるのが一番大変ですが、英語を話すためには
まずリスニング力を身に付けないと話になりません。

 


kimutatsu

知識と知恵と

Posted on: 2019年11月6日(水) 21:29

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日々の授業では2つのことを行っています。高2生徒ですが
知識に関しては使わないと忘れてしまいますので、まずは
中3から高1にかけての文法的知識(英作形式で)を行い、
そのうえで東大や京大の演習を行っています。

後者中心になってしまいがちなんです。

でも文法とか単語熟語って折に触れてピックアップしないと
忘れてしまうんですね。それは人間である以上どうしようも
ありません。塾などに行ってもあまりやらないと思います。

特に高2秋から高3にかけて、演習形式(時間を計って本番
さながらに問題を解き、復習する)で授業を行う学校が多く、
もちろんそれによって実践的な力は付いてきます。

ただ、知識に関しては自分で拾えるかというとなかなか。

なので授業の最初に知識を、それが終わったら演習をするこ
とにしているのです。それで残りの1年を過ごします。

 

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
中3や高1レベルのことがわかっていないと、いくら
演習形式の授業をしても、センター対策的なことを
しても、まったく点数は上がりません。

 


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目標と計画

Posted on: 2019年10月26日(土) 21:19

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今回の石垣島訪問のメインは八重山高校さんの生徒たちに話を
することではありましたが、二学期がちょうど半分過ぎたので
自分の精神のカタルシスを図る目的もありました。

だから計画も立てずにのんびりしました。けっこう珍しい。

計画を立てないとこんなにも「何しようかな」になるんやなと
改めて発見したものです。これ、勉強も仕事も同じですね。

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やる気にならないという子の場合、計画を立ててないんですよ。
目標もないし計画もないし、ないない尽くし。

野球部員や吹奏楽部員がなんの目標もなく練習しているという
ことはあり得ないですよね。この大会で勝つぞ!とか。

計画もあるはずです。この日までにこういう練習をして、ここ
で練習試合を組もうぜとか。

で、意外とそういうのって教員(監督やコーチ)がやるんです。
だからほとんどの野球部や吹奏楽部はうまくいく。

監督やマネージャーがいっさいの管理をせず、選手たちに完全
に任せているという学校は珍しいのではないでしょうか。

一方、勉強となると、そりゃ面談はするのでしょうが、目標の
設定があいまいで、日々の計画もアバウトなものであるならば
そりゃやる気にならんわなということです。

目標ががちっと定まっていて、いつまでにこういうことをやる
といった計画がしっかり組まれている子は伸びます。

というか、少なくとも「今日は何しようかな」にはならなくて
仮にその計画が潰せない日があっても、あとからリカバーを
しようという気持ちが働くはずです。

人間はあまり強くないので、何も計画を立てないと流されます。
僕もそうです。計画を綿密に立てているから動けるのです。

が、今回の石垣島はNo Planで動きました。

かなり自堕落に過ごしました。明日からは努力します。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
こういうメリハリがないと努力できないんですよ。弱いから。

 


kimutatsu

冬休みの宿題

Posted on: 2019年10月23日(水) 22:04

buneido9

冬休みの宿題は英文法にしようかなぁって思ってるんよねと
生徒たちに申し上げたところ、嬉しそうにしてる生徒たちが。

まぁ、英語が伸ばし切れていない子たちにとって、英単語と
英文法をしっかりやり直すことは大切ですからね。

教材はそれなりに考えているのですが、自分の『英語反復ト
レーニング3」か、Evineさんのか。

どちらもべたべたの四択系だけでなく、使うことを念頭にし
て書かれた本ですので、特に読んだり書いたりするのに
役立つのではないかと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
明日は灘校の創立記念日です。

 


kimutatsu

リスニングの勉強について

Posted on: 2019年10月22日(火) 23:26

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採点が終わりました。やれやれ。夏休み宿題考査はまったく
勉強していなかった灘校生たちも、さすがに大学入試まで
残り1年ちょっととなって多少はやる気になったかと。

それでも大したことない生徒がたくさんいるけど。

自分の人生ですからね。志望大学だけやたら高いレベルでも
君のレベルが低ければ入学させてもらえないわけで、自分の
やる気管理ぐらいは自分でやることです。

と、厳しい言葉はこれぐらいにして。

メルマガでリスニングの勉強法について書いています。

リスニングの勉強は、問題集を年に1冊や2冊やるだけでは
耳が英語耳にならないので、しかるべき方法で継続しながら
やることが大事です。

4技能の中で、Speakingが一番楽です。

Listeningが一番難しい。

前回、前々回とリスニングの基礎的な考えについて書きまし
たが、明日からは(今日は発行できなかった)具体的な勉強
の方法について書いていこうと思います。

メルマガ登録されている人はお楽しみに。

現在は1882名の方が登録してくださっています。

多少でもお役に立てばいいなと思っております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英検でいうと2級程度しかないような初心者の場合だと
日々やっておかないと伸びないと思われます。

 


kimutatsu

超短期計画

Posted on: 2019年10月8日(火) 22:28

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メルマガを始めてから1週間が経ちました。1750名もの人が
登録してくださり、僕のメルマガを受け取っておられます。

知らない生徒からお礼のメールが来たり、先生や塾の方々が
教室で配付していいかとかいったラインやメッセンジャーが
届いたりと、なにか身辺が動いております。

ありがとうございます。

現在はまだ具体的な勉強について触れていませんが、何より
大切な継続に必要なプロセスについて書いています。

目標設定については書きました。

現在は計画の設定の仕方について。

長期、中期、短期、超短期の計画を立てることで、帰宅して
から「何しようかな」状態から脱却できます。

上の写真は僕の超短期計画です。

計画は常にメモを取らねばなりませんが、上のように手帳を
活用して、超短期計画をメモするようにしています。

参考になれば。

メルマガを読みたいという方はこちらからお申し込みをお願
いします。もちろん無料です。不定期に発信していますが、
だいたい週に3~5通は発信しております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
現在は火曜日ですので、まだ金曜日までの計画しか立てて
おりません。途中で狂ったら金曜から調整に入ります。

 


kimutatsu

面談

Posted on: 2019年10月2日(水) 17:38

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生徒たちの面談をしています。面談で聞くことは2つです。

1つは志望大学。

目的地も決めていないと、挫折に向かってまっしぐらですから
途中で変更するのはいいのですが、ここに行くぞ!がなければ
成績を伸ばすことができません。

ゴールを意識するから努力を続けられるのです。

もう1つはそのための旅程。つまり計画です。

計画を立てるときは必ず長期計画から立てます。だいたいです
けれども3年から5年の計画です。

が、僕の目の前にいるのはすでに高2になっている生徒たちで
すので、中期計画が大切になります。

6か月から1年ぐらいの計画ですね。

中期計画を立てれば短期計画に落とし込めます。

1か月単位の計画ですね。

それができれば超短期計画を立てることになります。

そこまでやらないと自己管理は難しいのです。

毎日、生徒たちと面談です。この時期は授業も大事ですけれ
ども、目標設定と計画がなによりも大切なのです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
高2の生徒にとっては10月から3月までが勝負です。
そこで失敗しなければ合格がかなり近づきます。

 


kimutatsu

琉球新報朝刊

Posted on: 2019年9月29日(日) 6:20

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琉球新報の朝刊に僕のコラムが掲載されました。

クリックしたら拡大されて読めると思います。

興味のある方はどうぞお読み下さい。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英語外部試験、生徒たちにはカネと時間の無駄になります。
それでいて「使える英語」にはほど遠いのです。

 


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