世間では英語4技能とかしがましいのですが、そんな折に敢えて
読解とリスニングを中心としたセミナーを行おうとしています。
日本語で書かれた文章も読めない生徒が多いように思います。
まぁ、だから現代文の成績が悪いと言ってる生徒が多いのです。
これって最近の話ではなく、僕らが受験生の頃からそうでした。
現代文はニュアンスとか言ってる人が多かった。
ちゃんと読めてちゃんと聞ける子を育てることって大事ですよね。
僕はそう思っています。
文章をちゃんと意味を追って読める。
人の話が多少興味がなくてもしっかり聞ける。
そういう姿勢の中から語彙力や表現力が豊かになってきます。
たまにこういうことをおっしゃる人が(しかも英語のプロが)います。
わからん単語があっても読み飛ばしなさい。
あえて覚えようとしなくていいのです。
静先生みたいにそれを新興宗教なんて言うつもりはないけれども
そういう勉強でどうやって言葉を覚えるっていうんだ?
読んでいるうちに覚えるというのももちろんありなのですけれども、
そうするためには年間100冊程度の読書では少ないはずです。
齋藤孝先生は「語彙力こそ教養である」とおっしゃっています。
英語でももちろん同じことが言えます。
だから敢えて読解とリスニングを中心とした勉強会を行いながら、
それらを中心に据えて、「だからほら、書けるし話せるでしょう?」
というところに落としていきたいと思っております。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
口語しかできない子は本が読めないですよねぇ。