KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 勉強・受験

kimutatsu

ダイエットも勉強も同じです

Posted on: 2017年10月1日(日) 9:34

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秋田ってこんなに寒いんやねぇ。スーツと長袖のYシャツを
着てきてよかった。半袖なんて考えられないぐらい寒い!

朝の空気は頭がシャキッとするけど、少なくとも大阪や兵庫
と比較すると驚くほど寒いです。風邪ひかないようにしよう。

さて、趣味はダイエットの木村です。ダイエットをするため
にわざわざいったんは太るんじゃないかという噂もあるほど、
ダイエットが趣味です。

札幌から沖縄まであちこち行かせていただいています。

外食中心の食生活なので、どんどん太るんですよ。

8月31日に体重を計ったら65.1kgもあってびびりました。7月
1日は62kgやったのに・・・というわけで9月はスーパーダイ
エットしました。急に落とすとリバウンドが来ますし、そも
そも健康のためにやっているのに急に体重を落とすと健康に
良くありません。急死する人だっているのです。

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そんなわけで65.1kgがスタートで、今朝は62.4kg。
1か月で約3kgのダイエット。

ちょっと予想より落ちてしまいましたが、まぁまぁ許容範囲
かなぁと思っています。目標は63.5kgやったのです。

やり方さえわかっていれば体重は落とせます。

ちなみに今年中にあと3kg落とす予定でおります。

勉強も「こうすれば伸びる」を知っている人と知らない人と
では、結果は明らかに違ってきます。

ダイエットも「こうすれば落ちる」を知っていれば、あとは
継続さえしていれば確実に落ちます。

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われわれ教員は「成績はこうすれば確実に上がる」を知って
生徒たちの指導をしています。だから必ず上がります。
がむしゃらにやることは大事ですが、でもその前に方法を知
っていること、こうすれば上がるを知っていることが重要で、
それも知らないのに授業を必死に受けていても駄目です。

やり方を知らないのに必死に練習しているスポーツ選手然り、
上達方法を知らないのにギターの練習をしているギタリスト
然り、方法を知っていることは大切ですね。

それに一気にがむしゃらにやっていると、勉強だってリバウ
ンドが来る可能性もあります。勉強に疲れてしまって「もう
いいや」となるのはまずい。

少しずつでいいのです。でも確実に数字を上げる。

ダイエットも同じ。少しずつでいい。でも確実に落とす。

今年中にあと3kg落として、久しぶりに体重計が50キロ台を
表示してくれるのを楽しみにしています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
そんなわけで今日は「英作文の勉強法」について話します。
特に若い先生方のお役に立てればいいなと思っています。

 


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東大入試面接導入の巻

Posted on: 2017年7月21日(金) 9:17

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2018年度入試から東京大は入試に面接を課すと発表しました。
ただし、理科3類のみです。

理科3類は主として医学部に進みたい生徒たちが受験します。

毎年2月25・26日に実施されている学力試験に加え、27日に
面接試験を行います。理3以外は25・26日のみです。

以前も面接が課されていましたので、11年ぶりの面接復活で、
これはいいことではないかと僕は思っています。

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10分程度の個人面接で、人間的成熟度や医学部への適性や
コミュニケーション能力などから、医療や医学研究に
ふさわしい資質があるかを評価すると。

このため学力試験の得点が高くても不合格になることはあり、
面接の評価結果は開示しないと新聞に書かれています。

また1回の面接で判断が難しい場合、同じ日に面接者を替えて
2次面接を行うこともあるそうです。

いいことですね。特にコミュニケーション能力の有無でしょう。
東大サイドからすれば「いくら成績が良くてもコミュニケー
ション能力が欠如してる人は要らない」というメッセージで、
10分で医療や医学研究にふさわしい資質があるかどうかを見る
ことは普通は難しいので、要するに「ちゃんと相手の目を見て、
大きい声でしっかり自分の考えを話せる奴がほしい」
ってことちゃうかなと思っております。

これで面接対策!なんてやる塾や学校が出てきたら大笑いです。
人間的成熟度や医学部への適性は少々の対策で身に付くものでは
ありません。模擬面接をやって練習する分にはいいけど。

民間の4技能型試験にしても面接にしても、もうそういった対策
的なことは教育者としてはやるべきではないと考えています。

東大グッジョブ。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日は夕方から英語を話したり聞いたりする力を伸ばす
ための、対策的ではない授業のセミナーを開催します。
仙台は涼しくはないけど、蒸し暑くなくて快適です。

 


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2020年度の入試に関して

Posted on: 2017年6月19日(月) 20:22

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今日の朝刊です。センター試験の英語ですが、今行われて
いる試験も併用とのことです。

いい結果になりました。

併用とは言いながら、記事によると多くの国立大学は今の
センター試験形式のを踏襲するとのことです。

まぁそりゃそうでしょうけどね。

業者の試験は入試に最も必要な客観性と公平性が保証され
ないですからね。特にスピーキングに関して言えば、
英検の二次試験も含めて面接官の主観が大きく影響します。

それでは入試としては不向きです。

僕が教えている73回生は、そういうわけで試験の名前こそ
センター試験ではなくなるかもしれないけれども、形式は
マーク式ということですので、あまり変化がないことに
なりました。生徒たちも安心していることでしょう。

文科省の決定が遅すぎましたね。でもよかったです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
壱岐の朝子さんからお葉書を頂戴しました。
ありがとう!ありがとう!

 


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東大の入試を見て

Posted on: 2017年5月16日(火) 16:57

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わけあって今年の東大入試の英語問題を見返していたのです
けれども、例年どおりの難易度とはいえ、やっぱり骨がある
問題ですねぇ。われわれ教員もたまには時間を計って解いて
見ればいいのではないかと思いますね。

特にこの大問2の自由英作文ね。

あなたがいま試験を受けているキャンパスに関して、
気付いたことを一つ選び、それについて60~80語の
英語で説明しなさい。

こんな問題が出るんならもっとしっかりキャンパスを見とく
んだったなぁなんて思っている受験生もいたかもしれません。

よく「間違いのない英語で書く」という指導が行われます。

しかし東大の自由英作文の場合、正しい英語で書いたからって
点数がもらえるとは限らないところがポイントです。

間違いがないようにしようとして、「美しい」や「広い」など、
東大受験生としてはあまりに幼稚な形容詞ばかりを並べても
点数など1点もありません。

正しさに対する点数が貰えるわけではないはずです。

この問題で「この受験生は英語ができるなぁ」と採点者に思わ
せなければならない英文を書くことになりますので、英語力に
加えて、発想力や独創力が必要となるのです。

問題自体はそれほど難しくはありませんが、それでも基本単語
を知らないレベルだと全く歯が立たないように作られていて、
東大の問題はやっぱり良問やなと、さっきから感心しています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
なんか今日、2020年の「共通テスト」について発表があって
英語は業者試験が使われるということですが、問題漏洩など、
懸念すべき問題が山積しているように思います。
文科省、自分たちやそのブレインで作る能力はないのかい?

 


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山陽新聞の記事より

Posted on: 2017年3月28日(火) 5:56

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猪苗代の合宿の余韻に浸っています。いまは福島県郡山市に
おります。駅前のビジネスホテルで更新しております。

昨日、ラーンズの守安さんから画像を送っていただきました。

1月に岡山県の勉強合宿で講師を務めたときの写真と記事が
掲載されていたというものでした。

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画像をクリックすれば拡大されます。

よかったらお読みください。

受験しなければ合格しません。現役合格にこだわるあまりに
勝負しない受験生が増えているそうですが、失敗を怖れて
チャレンジしないような人間になってはいけません。

そもそもどこかでは失敗するのですから。

それより本当に入りたい大学にこだわったほうがいいと思う
んですけどねぇ。1浪した人が妥協するならわかりますが。

ましてどこの誰がどうやって決めたかわからない判定の記号
なんかに自分の人生を決めてもらうなんて最低やと思います。

自分の人生ぐらい自分で決めましょう。

そういう思いを岡山の合宿では話しました。

うまく記事にしてくださった山陽新聞報道部の記者の方には
感謝しております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ただ1点だけ。僕はカリスマなんかではありません。

 


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『蛍雪時代』

Posted on: 2017年3月19日(日) 23:08

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『蛍雪時代』4月号が発売となりました。今月号のテーマは
「第1志望に合格する年間プラン」となっています。

で、僕も今までと変わらず、コラムを担当しております。

今年度のコラムは英語の勉強法に関するものになりました。

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英語力養成講座というコラムになっています。4月号の内容
は(また『パスナビ』のHPに転載されますが)英語の勉強を
始める前に、まずはどうすれば成績というか数字というかが
上昇するのかという話をさせていただいています。

一生懸命に勉強すれば成績は上がるというのは正しいのです
けれども、やはりある程度は効率を考えないとあきません。

1年間でしっかりと成績を出すための最低限のファクターを
取り上げて書きましたので、どうぞお読みください。

この1年間で様々なテーマにのっとって(ちなみに5月号は
音読をとりあげます)英語の勉強法を説明していきます。

どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
編集担当の風花ちゃんと木村のコンビは付き合いが長く
もうかれこれ10年ぐらいになるのでしょうか。

 


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国公立大学入試前期試験

Posted on: 2017年2月25日(土) 6:39

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世間の人たちにとってはなんということのない土曜日ですが
受験生と学校関係者にとっては最も重要な日の1つです。

今日は国公立大学入試の前期試験が行われます。

受験生の皆さんには気持ちを強く持って、臨んでほしいなと
願っています。何よりここまで来れば気持ちの強い人が勝つ。

東大のように2日間行われる大学を受験する人は、今日の出来
が良かろうが悪かろうが関係なく、明日に今日を引きずらない
ことが何よりも重要です。

以前の生徒でこういう子たちがいました。実話です。

①初日が出来なかったので、夜が眠れずに2日目まったく力が
出せなかった。

②初日が出来なかったので、朝方まで眠れず、うとうとしている
うちに気が付いたら2日目の試験が始まっていた。
(起きたら10時頃で受けられなかった)

③初日が出来たので嬉しくて晩御飯が終わってから友達と軽い
気持ちでカラオケに行き、油断して2日目は全然できなかった。

特に②と③は何しとんねんというものですが、いずれにしても
初日の出来次第で気持ちが普段と違うものになりがちです。

初日が終わったら、2日目の試験のことだけに意識を集中させる
ことが何よりも肝要だと思われます。

さぁ、皆さん、頑張ってきてください。

応援しています!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
いい点を取ろうと思うと堅くなります。
力を出し尽くそうと考えましょう。

 


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東大推薦入試

Posted on: 2017年2月14日(火) 23:16

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東大の推薦入試合格発表がありましたね。おかげさまで灘校
からも1名合格したそうです。

合格された皆さん、おめでとうございます。

ただまぁ、東大に合格したからエライわけでもないのです。

これは単なるスタートラインなのです。

そこを間違えてしまうと「私って凄い」が態度に出てしまって、
他の人が愚かに見えて(昨日のエントリーではないですが)
他人を批判したりしてしまって、気が付くと自分の周囲から
人が離れていくことになります。

謙虚に謙虚に。

謙虚な人は他人の批判などに自分のエネルギーを割きません。

自分の力はまだまだなんだと考えて、それを向上させること
にエネルギーを割きます。そしてその姿勢が何年も先に、
たくさんの人々のお役に立つことになります。

どうぞ人様の役に立つ人材に育ってください。

東大には文科省が皆さんが思っている以上に力を入れていま
す。補助金の額を見れば他大学とは全く違います。

公金を使ってとてつもなくレベルの高い教育を受けられるの
ですから、これを利用しない手はありません。

遊んでいたらもったいないですよ。

「東大までの人」なんて言われないように、これからも努力
し続けてくださいね。期待しております。

合格おめでとう!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
たくさんの方々から応援メッセージをいただきました。
感謝しております。これからも頑張りますね。

 


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東京大学の足切り点 in 2017

Posted on: 2017年2月9日(木) 22:31

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沖縄の興南高校の前泊先生からタンカンがこんなにいっぱい
送られてきました。どまりん、ありがとう!

これ、皮が分厚いので包丁で切るのですが、いったん切れば
あとは手で皮をむいて食べることができます。

興南といえば、生物のハブ神こと竹田先生からは桜の便りが。
沖縄は桜が咲いています!ということで、実は前泊先生から
届いたタンカンにも桜の木が入っていました。

ほら、桜が咲いてる!

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さて、東京大学の第一段階選抜ですが、発表がありました。
いわゆる「足切り」と言われるものです。

足切りの点数に達しなかった受験生は受験することができ
ません。記念受験とかもできません。

文科一類 571点
文科二類 623点
文科三類 732点
理科一類 660点
理科二類 701点
理科三類 695点

この点数に達している人たちだけが東大の個別試験(二次
試験)を受ける権利を有するのです。

実際には足切り点ぎりぎりだと個別試験で相当な点数を取
らないと合格できませんので、この点数をクリアしたから
といって、まったく安心はできないんですけどね。

一応、受験会場に行くことはできますよということです。

情報が出たのでアップさせていただきました。

灘の生徒たちも23日から24日にかけて上京し、入試に備え
ます。ここからは体力や精神力もきつくなってきますので
特に受験のためにホテルなどで宿泊する生徒たちは、
体調に気をつけていただければと思います。

皆さん、頑張ってください!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
文三の点数が高いから、文三が文一よりも難化したとか
そういうことではありません。
あくまでも定員と出願人数によって決まるのです。

 


kimutatsu

私大入試スタート

Posted on: 2017年2月1日(水) 10:40

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今日から私大では入試が始まりますね。僕の母校である関学大
も今日から入試です。受験生の数は昨年より増えてるらしい。

僕が受験生の頃とは違って、私大も大変な時代になりました。

いくつもの受験パターンを用意して、一人でも多くの生徒に受験
してもらおうと必死になっていますね。

私大だけではなく、私立高校や中学校も同じです。

左うちわの学校なんて1つもありません。

大変な時代ではありますが、生徒たちのサイドからすれば、学校
や大学が自分たちの組織を維持するために工夫し、教育内容を
改善しようと努めなければいけない時代になったのですから、
それはとてもいいことだと思います。

逆に言えば生徒や学生は以前より入学しやすくなったと言って、
大学に入ることを目標とした勉強しかしていないようだと、
あるいは大学に入ってから遊び呆けるようなことだと、
その後の長い人生で後悔することになるかもしれません。

せっかく大学側や学校側が自分たちの教育内容を改善してくれて
いるのですから、それを利用して自分の力を伸ばすべきです。

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今朝は千葉大学医学部の学生のニュースが流れていました。

とても悲しい気持ちになりました。

きっと高校時代は医学部に入ろうと努力していたんでしょうね。

ところが千葉大学医学部に入って、緩んでしまったんでしょう。

医学部に入ったからといってエライわけでもなんでもありません。

医者になったからエライわけでもありません。

人間としてどう生きるのか、社会にどういう貢献をするのか、また
死んだ後もこの世の中にどういう形で名や実を残すのか等を
考えて生きることが大切なんじゃないかなぁと思っています。

長い目で人生を見ることです。

そうすれば「どの大学でもいいや」とはならないのではないかなと
僕は思っています。成績がいいので医学部でいいやというのも
考えものではないだろうかと思っています。

どの大学もどの学校も一生懸命になっていますので、それぞれの
大学や学校の教育内容を精査して、「自分の母校」となるところを
選ぶべきではないでしょうか。

ちなみに僕の母校(関西学院大学)はとてもいい大学です。

僕の後輩になる人たちは入試を頑張ってくださいね。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
寒くて外を走る気になれないので、ジムに申し込みました。

 


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