KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 勉強・受験

kimutatsu

センター試験が終わって

Posted on: 2013年1月21日(月) 19:17

 

 

 

 

 

 

 
センター試験2日目が終わりました。受験生はお疲れさまでしたけれ
ども、センター試験は入試ではないので、本番に向けてしっかり頑張
ってくだされ。センターが終わると気が抜ける奴が多すぎる。

言うまでもないが、センター試験は本番に向けての資格試験みたいな
ものなのだ。個別試験(二次試験)こそが入試なのです。

英語のリスニングに関しても例年どおりですね。全く変わらず。
難度も同じやろ。というか、リスニングに難化も易化もないわなぁ。

聞ける奴はあの程度なら何を聞いても満点取れるし、聞きとれない奴
は何を聞いても高得点を取ることは難しいはず。

要するに適切なトレーニングをしてきたかどうかであって、勝負は試験
の前にすでに決まってるようなもんだ。

国語の先生に「今年は難しかったそうですね」と聞いてみた。

すると「元に戻っただけや」とのお返事。

最近があまりに骨抜きな問題ばっかりやったので、センター試験のレ
ベルの低さが話題になってたとのこと。

以前は今年程度が普通やったんやでと国語科のベテランの先生。
  

 

 

 

 

 

  

                          
英語はどうやったん?と聞かれたので、試験問題のクオリティーの低さ
は相変わらずですが、難易については例年並みですと返事しといた。

「クオリティーが低いと言うても、あの程度を全員満点取らされへんのや
から、俺らの指導も大したことないわな」と別の英語科の先生。

そのとおりです。

僕の生徒たちは来年受験なので「あの程度」なら満点取れるようにして
あげたいなと思っています。

センター試験で高得点を取るための方策はわかってるので、それに従っ
てまた指導してやります。

 
今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
メルマガの読者数が850人になりました。感謝しております。

 


kimutatsu

センター試験初日

Posted on: 2013年1月19日(土) 18:59

 

 

 

       

      

        

  
今日はセンター試験と灘中学校入試。と言っても英語科は採点もない
ので、試験監督が終わったら帰ってきました。

センター試験の英語の出題形式にはほとんど大きい変更もなかったみ
たいですね。ということは平均点は昨年並みかな。

今年ぐらいは形式が変わるかなと思ってたけど。

第1問は相変わらずアクセント問題が出たのね。なんや、成長せんな。
なんのためにリスニングの試験をやってるかわからんがな。

意味なし。

まぁセンター試験の英語(筆記)に関して言えば、あれで英語力を見よ
うとするのには無理がありすぎるので変えたほうがいいわ。

文科省の皆さん、動いてはるのは知ってるけど、早くしましょう。
ちゃんと勉強した人が高得点取れる試験に変えないと笑われまっせ。

リスニングの問題はまだ見ていませんのでコメントできません。

ちなみに国語は難しかったらしいですね。

とりあえずまだ終わっていないので、明日の試験も頑張って下さいね。
受験生の皆さん、気持ちを切らすことなく集中して頑張りましょう!
 
 
今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
メルマガ、1日で500人をこえました。ありがとうございます。
自分も読みたいという方は、どうぞこちらからお申し込み下さい

 


kimutatsu

教員のサポートについて

Posted on: 2013年1月18日(金) 10:11

 

 

 

 

 

 

 
東大寺学園の山原先生との対談の続きです。これが最終回となりま
すが、よければお読み下さい。

今回のテーマは「生徒の自主自立、英語を学ぶ意欲を育てるために」
というものです。

英語に関わらず、どの教科にしても本人が勉強するのです。

この極めて当たり前のことに気付かない人がたくさんいます。

「あの先生なら上がる。あの先生では上がらない。」という言葉が闊歩
していますが、我々にできることはサポートなのです。

よい授業をすることは必要不可欠です。

だけど生徒たちが復習しないと伸びません。生徒たちにはいつも言い
続けてきました。

俺はお前たちの英語力を上げるために考えるし、授業を頑張る。
でもお前たちの復習がないと伸びないから頼むよ、と。

伸びるか伸びないかは予習ではなく、授業プラス復習なのです。

なので教員にできることと言えば、どうすれば復習したくなるのか、あ
るいは復習せざるを得なくなるのかを考えることです。

それと相当な量をこなさないと伸びません。

それも「やらされている」と感じていては伸びません。常に主体的なも
のなのです。自分でやるから伸びるのです。

そこを工夫するのが教員の仕事だと確信しています。

言うなれば我々はコーチなのです。

練習し、試合に出るのは選手です。

 

 

 

 

 

 

 (チームキムタツの勉強会。熱心な先生方です)

コーチが悪いと伸びません。だけどいくらコーチが良くても選手が言う
ことを聞かず、手を抜いていては伸びません。

僕の生徒たちは90%以上の生徒たちが英語が伸びています。

僕は彼らを誇りに思っています。努力する人は大好きです。だから僕
は彼らが大好きです。

でも数%の生徒たちが伸びていません。

僕のコーチングが悪いのかもしれませんが、分析するとやはり残念だ
けど復習ができていません。復習する機会を相当与えているのですけ
れども、そこに乗っかってきません。

長い目で彼らを見るしかないなと思っています。

非常に多くの生徒たちがメールで提出している英作文課題を提出しな
い生徒もいます。

提出しない生徒にも理由はあります。
① 木村に添削してもらわなくても授業だけで理解できる。
② サボりたい。

①の生徒たちもいると思うのです。超上位層はたいがい提出していま
すけれども、理科や社会を中心に頑張ってる生徒たちにとっては今は
英語より物理をやりたい!と考えても構いません。

問題は②の生徒たちです。

今は補習よりもむしろ面談を毎日のように行っています。

英語だけではなく数学も何も勉強しないという生徒たちは、ではどうし
てそうなってしまってるのかを分析してやることって大事ですよね。

我々はコーチなので、単に補習をするだけではなく、成績が伸びない
原因を分析し、今後の指針を与えてやることが何より大事です。

今は補習の段階ではありません。

ヤル気って自分で出すものであって、コーチには技術の伸長を助けて
もらうものですが、相手は子どもですし、そこは刺激してやりながら彼
らの人生を一緒に創ってやれればいいなと思っています。

前置きが長くなりましたが、東大寺の山原君との対談をよければお読
み下さい。こちらからどうぞ。

 
今日もブログにおこしくださいましてありがとうございました。
明日は中学入試、そしてセンター試験です。
受験生の皆さん、最後の最後までしっかり勉強しましょう!

 


kimutatsu

センターまであと4日!

Posted on: 2013年1月15日(火) 22:24

 

 

 

 

 

 

 
有隣堂横浜西口店さんの様子です。ありがたいことに、僕の本が英語
の2位になってる。アルクの水村さんが送ってくれました。

東大英語リスニングのシリーズもお陰さまで売れてるということですが、
買ってくださった人には頑張ってもらいたいな。

センター試験まであと4日。

受験生の皆さんには心身ともに充実した生活を送っていただき、1点で
も多くの点数を勝ち取ってほしいと願っています。

特に怖いのがインフルエンザとノロウイルス。長引きますからね。

うがいと手洗いを忘れず、万全の体調で受験に臨みましょう!

 
僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
今日も生徒たちから多くのメールが届いていて、
添削に追われています。
今日の授業で与えたのは阪大の英作文です。

 


kimutatsu

授業後9時間以内

Posted on: 2012年7月15日(日) 9:10

 

 

 

 

 

 

 

 

 
定期考査なんて英語にとっては不毛なんやけどなぁと僕。

いやまぁそう言わずに採点してくださいよと前川先生。

職員室での会話です。

英語って毎日授業があって、こっちとしては授業が終わってから9時間以内に今
やった授業の復習をやれと生徒たちには命じてありますねん。

エビングハウスっていうドイツの心理学者によると、記憶のメカニズムってのは次
のようになっているらしい。

意味のない適当なつづりの単語をいくつか覚えました。pakthとかyfdoiとか。

20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていました。
1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていました。
1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていました。
1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていました。
1ヶ月後、には79%を忘却し、21%を覚えていました。

勝負となるのは覚えてから最初の1時間らしい。ここでもう一度それを覚え直すと
相当な確率で記憶に定着すると。

さらに9時間以内に覚え直すことによって、1ヶ月経ってもかなり覚えているという
ことらしいのですね。

だから生徒たちには「1時間以内ってのは現実的ではないけど、9時間以内なら、
1時間目の授業であっても18時までにノートを見返して単語とか文法の知識を覚
え直すことができる。復習は授業から9時間以内に!」と言うてあります。

ということはですな。

授業から1ヶ月も1ヶ月半もあとにある定期考査前に復習したところで、そんなも
ん、テストのためだけに勉強しているのであって、本当の意味での「勉強」と言え
るんやろうか?

ということになると、僕は思っています。

一時的な点数のために勉強するなんて不毛だ。

だから定期考査が終わったら、あるいは単語テストが終わったら、覚えたことを忘
れてしまうんです。

大事やな、覚えておきたいな、と思って覚えたもんじゃないと忘れてしまうわな。

だから定期考査は評価しないとダメだからやってるけど、力をつけるという意味では
それほど重要じゃない。むしろ日々の確認テストのほうがかなり重要になるわけ。

だから定期考査の段階ではもう勝負は決してしまっていて、すでに決まってる勝負
を「あなたは勝ちですね、あなたは負けましたね」と確認するためにやってるようなも
のなのです。英語に関して言えば。

英語だけじゃなく、暗記が必要な教科に関して言えば。

定期考査のために覚えたものはすぐに忘れる。それじゃあ意味ないよね。

採点してると当たり前のことじゃが、確認テストでできてる人は点数が高いし、そ
うじゃない人はやっぱり負けてる。

で、ある意味危ないのは・・・

確認テストでできていなかったのに、定期考査ではできているという人。

これは定期考査が終わると忘れてしまうというグループに分類される可能性が。
だから第二次定期考査をやりたいが、これが終わると夏休みに突入する。

なので生徒たちに願わくば、自分で定期考査の復習をやってほしいなと。

そうすれば「テストが終わったら忘れてしまう」を防ぐことができるのです。

何より定期考査の特別な復習をしているようではダメだ。授業が終わってからの
9時間が勝負なのです。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
今日中に採点を終わらせたいなと思ってるけど、無理かなぁ。

 


kimutatsu

モチベーションを維持する方法

Posted on: 2012年6月25日(月) 23:19

 

 

 

 

 

 
いまモチベーションについてのコラムを書いています。よく受験生から「どうすれば
モチベーションが上がりますか」と聞かれることがあります。

あるいは社会人の方からも「モチベーションを維持する方法は何でしょう」と尋ねら
れて困ることがあります。

それは必死になることですとしか言えません。

モチベーションが維持できない理由は3つ。

1.必要性がないのに何かにチャレンジしようとしている。
2.目的がないのに何かにチャレンジしようとしている。
3.チャレンジし始めたはいいけど、計画性がない。

この3つのいずれかやと思うんです。

例えば勉強して大学に入ってやろうと思っている人がいたとします。将来は立派
な人物になって日本を支えてやる!という作文を書いていたりする。

あるいは「将来は医者になって、この世から病気をなくしてやる!」なんて大層な
決意文を書いていたりする生徒がいたとしましょうや。

この人が鼻くそをほじりながら漫画を読んで「なかなかヤル気出ませんわ」と言う
てたとしたらどう思いますか。

要するに「どうせ自分が日本を支えるなんてできるわけないわな」と思ってるので
す。自分がやる必要なんて感じてない。

あるいはそれほど医者になろうなんて思ってない。目的意識がないわけです。

あるいは、ではそのためにはどういうことをしなければならないのかを掘り下げず、
適当に龍馬モノなどの本を読んでいたりする。計画性がないのです。

逆に考えてみればですね。

1.必要性のあるものにチャレンジする。
2.目的意識を持たざるを得なくする。
3.綿密なる計画を立て、それを周囲に公表する。

というようなプロセスを経ることで、モチベーションを維持せざるを得なくなります。

必死さが足りないのには理由があります。ならば必死さを生み出すための工夫
をすればいいのではないかと思っています。

 
 

 

 

 

 

 
 
僕は必死さ、気合い、気迫、そういったものこそ何かを成し遂げる上で最も重要だ
と考えています。スキルはその次です。

自分の授業をなんとかしないと教員なんて続けていけないなと思っている先生と、
なんとかしたいなと思っているレベルの先生とでは絶対に差が生まれます。

そのうえでスキルを知ることで、前者の先生はかなり伸びます。真剣さが違う。

自分で自分を高めるためには、そうせざるを得ないように自分を持っていくことです。
そうせざるを得ないように、工夫するのです。

そうでないと人間甘えてしまいますからね。

例えば。

僕は来年の3月までにあと3冊は本を出します。絶対に。

まだ1冊分しかできてないけど(滝汗)頑張ればなんとかなると思う。

もしできなかったら?

できなかったら僕の生徒たち全員に『東大英語リスニング』をプレゼントしてやろ。
出費は50万ちょっとか。家計的には相当痛いな(汗)。

でも自分のお尻を叩く材料になるし、仮にできなくても僕の生徒たちの英語力は
上がるし、一石二鳥や。

さぁ、必死にやろ。これで後戻りできなくなった。頑張ろ。

明日、生徒たちから「ごっつぁんでぇす」と声をかけられそう。いや、頑張るってば。

要するにこういう感じでモチベーションを上げざるを得ない状況を作れば、モチベー
ションなんて一発で上がります。

あとはそれに向けて綿密な計画を練ればいい。それに従って仕事なり勉強なりを
するだけです。

宣言もできないヘタレでは何ごとも成し遂げられんですからね。宣言をした上で、
計画を立てればいいのです。あとは狼になるだけです。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
今日は放課後にノックを打ったからか腰が(泣)。
無理したらあきませんねぇ。カイロの福井先生にお願いしよう。

 


kimutatsu

自己管理ができてこそやなぁ

Posted on: 2012年4月20日(金) 1:00

 

 

 

 

 

 

ようやく復活してきたぞ。体調のことです。ま、当たり前のことやけど、寝んとな。
食ってるのは食ってるし、運動量も半端ない。問題は睡眠やな。

学校でも他の先生方から「風邪やったん?」と聞かれるも、「検査したけど何も
わからんやったわ」というと、それって怖いなぁと。

そやねんなぁ。しかもクラビットで治ったしなぁ。

クラビットで治ったってことは、やはり何らかのvirusやったんやろうけど。

夜中の1時に更新していてこんなこと言うのもナンなが、これからは早く寝よ。

 
 

 

 

 

 

 

 
毎日の運動量と体重を記録していたら、どんどん体重が落ちてきた。先々週は
62キロ台やったのが、ここのところ61キロ台をウロウロしてる。

このままいくと、5月には60キロを切ることになろう。食事にも気をつけてはいる
けれども、減らしてるわけではないのでリバウンドはなかろう。

記録するだけではなく、ダメだった日にはダメだったとわかる記号を付け、自分で
行動を管理してるのです。

これって実は大変大事なことでしてな。

勉強に当てはめてみよう。今日やった勉強を必ず記録する習慣をつけてみる。

いかに自分の勉強が足りないものやったかがわかる。それに勉強って「やらされ
てる感」があるうちは伸びないので、「自分からやった勉強」のみを記録してみる。

つまり先生から与えられた勉強(課題や予習など)は一切記録しない。

そうするとほんまに勉強してないことがわかったりする。

僕は毎日日記を付けてるが、その日にやった仕事を必ず記録して、「今日はちゃ
んと生きたぜ」という日には◎を、まぁまぁ頑張ったという日は〇を、あまりうまくは
いかなかった日に△を、全くダメやった日に×を付けてる。

そうすると、頑張ってると思ってたけれども、ところが実際には思うほど〇や◎が
多いわけではないことに気が付く。

さらに飲んだ日にはD(DRINKのD)とか、いろんな記号で日記を書くと、実は俺、
最近は楽しんでるだけで自分を鍛えてないなぁとか、そういうことがわかったりする。

記録する、メモを取るってのは、自分を律するという点でも大事やな。

  

 

 

 

 

 

 
最近はどうも不調やなと思う人、ヤル気がイマイチでないなと思う人、悪いことは
言わん。記録し給え。

そうして自己に対するアセスメントをしっかりと行おう。

そうすると「このままいくと明らかに自分はダメやな」ということが実感できる。

昇るも堕ちるも自分次第。誰が悪いわけでもない。今の自分を作ったのは先生
でも親でもなく、やはり自分の責任やし、これからもそうなのだ。

とすれば、自分を律するのは自分しかおらん。「ヤル気を出すにはどうすればい
いいでしょうね」なんてlight-heartedなことを言うとらんで、上に書いたような工
夫をしっかりすることがスタートラインやなぁ。

まだまだ4月。だけど受験までは9ヶ月ほどしかない。ちなみに先日不合格になっ
てしもた浪人生ものんびりしてたらまたぞろ落ちるぞ。

さぁ、みんなしっかり頑張ろうぜ。自分を律することすらできずに他人と闘えるか。

 
今日も私のブログに来てくださってありがとうございました。
音読と暗唱、楽しんでやっていますか。
長文の復習は必ずその日のうちにやっていますか。
最低限、その程度のことはやりましょう。

 


kimutatsu

信じて続けてきたからこそ

Posted on: 2012年3月21日(水) 23:48

 

 

   

        

         

         

  
開会式に行こうかなと思って、えらい早起きし、甲子園に入ったのが朝7時。
1塁側スタンドはガラガラ・・・なんのために早起きしたんや?

でもやっぱ始まってみると感動的でして。

特に選手宣誓が良かったなぁ。ジーンとなりながら聞いていました。

     

        

          

         

        

        

   
     

        

        

       

        

          

 
開会式直後の第1試合が三重高校と鳥取城北高校の試合でした。開会式は
比較的グラウンドに近い席で見ていたのですが、高い場所に移動。

球場ってグラウンドに近い場所で見ると全体が見えないので、高い場所の方
が見やすいのです。特に外野の位置とか、走者が逃げたとか逃げないとか。

あ、「逃げる」ってのは盗塁の意味です。

高い場所にいると全体が見渡せて、とてもいい。

試合はかなりシーソーゲームでしたが、最後は三重高校が勝ちました。去年の
2月に講演に行かせて頂いた学校なので、大声で応援しておりました。

鳥取城北高校も9回2アウトからHRを打って1点差にしました。開会式直後から
えらいもつれた試合で、選手たちは大変やったでしょうけれども、試合自体はかな
り白熱していて、観戦のし甲斐があったというものです。

          

                    

                        

                     

                          

                           

   
こういうところでプレーができる選手たちは幸せですが、その分の努力をしたか
らこそ手に入れることができた幸せなんですよねぇ。

四の五の言わないで、必死に練習してきたのでしょう。

それが勉強となると「どの本がいい?」だの「この方法はいいのか?」だの、まぁ
そんなことを言うとる前に毎日続けなはれと言いたくなってしまいます。

選手たちはたぶん「この方法はいいのか」なんて思わず、指導者に純粋に従い、
だからこそ手に入れた栄冠なのでしょうね。

というようなことを考えながら、スタンドで観戦していた木村です。

英語だって数学だって、大事なのはこれと信じた教材を必ずまるまる一冊完璧に
潰そうとすることではないでしょうか。ましてその教材を最後まで1回も終わってい
ないのに、まるで評論家みたいな姿勢で批評するのはどうかと思います。

部活も勉強も同じです。というより、基本的な人間の営みなんてどれも同じですわ。
大事なことはむしろ評論家然としないこと。愚直に続けること。それに尽きるな。

 
今日も僕のブログに来てくださいましてありがとうございました。
最近は運気がさらに強くなってきたのを感じています。
人の悪口を言わずに、黙々とやるべきことをやっているだけですが
これって本当に大事なことですね。

 


kimutatsu

教材を愛すればこそ

Posted on: 2012年3月15日(木) 21:36

 

 

 

 

 

 

 

 

 
高校生英語ディベート大会で本校の生徒たちが優勝したのは以前も書いたとお
りなのですが、世界大会の出場に関して高山西高校の小林教頭と堀尾先生、そ
れから岐阜聖徳学園高校の宮川先生が来校して、説明してくれました。

夜は自動的に飲み会へと。

それはそれで盛り上がったのですが、その後、高山西の小林教頭からメールを
頂戴しました。

***********************

やりました!
東京大学理Ⅰ合格!
本校からの東大合格は6年ぶり3人目。
飛騨地区からの東大合格も6年ぶりです!

***********************

飛騨高山にある学校なのです。つまり県下の優秀な生徒たちが集まるような学
校というわけではないのですが、先生方の頑張りにより、東大合格!ということ
です。東大だけではなく、他大学の結果も良かったのではないでしょうか。

おめでとうございました!

高山西高には何度か足を運びまして、生徒たちに直接話をさせて頂きましてね。
旅行ついでだから講演料なんて要らないと言うと、せめてお土産にと、たくさんの
トウモロコシを頂いたこともありました。

こういうのが嬉しいよね。

小林先生、堀尾先生、これからも頑張って下さい。また会いたいですね。

 

 

 

 

 

 

それから徳島の城南高校の東谷先生からもメールを頂きました。東谷先生、長
いことお逢いしていませんが、お元気そうで何よりです。

***********************

三寒四温とはいえ、寒の周りとなりまして、桜の便りが待ち遠しく感じます。

とはいえ、嬉しいことに、去年東大にチャレンジした浪人生2人が、見事桜花を
咲かせました。

城南高校久しぶりの東大生誕生です。

去年二次対策で指導した2人ですが、挨拶にきて、英語はできましたと言って
ました。頑張ったんやなあと感無量でした。

(中略)

今年は、ユメタンを初めて採用でき、一年間クイックレスポンスに励んできまし
た。学年8クラス全部ユメタンをしてきましたが、私のクラスの英語の成績〔ユ
メタンのテストも、英語Iも〕がダントツで好成績をあげました。

学年の英語科の先生と話し合い、同じワークシートを使って授業をしてきまし
た。何が違ったかというと、やはり使う教材を指導者がどのくらい愛していて、
どのくらいその使い方を理解して、そのことをどのくらい熱く生徒に伝えるかと
いうことかなと。

でも、自分の担当しているクラスの生徒が、他の生徒よりユメタンを愛してくれ
ている自信はありますが、それではまだダメで、城南高校全員が、クイックレス
ポンスや暗唱や音読やCD学習の重要性と有効性を理解することが、これから
の私の使命だと思っています。

話は大きすぎて笑われそうですが、東谷が頑張ることで、他の先生や生徒のモ
チベーションが上がり、城南から徳島へ、徳島から他県へつながりと絆が広が
ればいいなと。

***********************

こうして多くのユメタンユーザーの方々から連絡を頂戴できるのは嬉しい限りで
すけれども、何より大事なことは、東谷先生が書いておられるとおり、使っている
方々がどれだけその教材を愛するかということではないかと思うんです。

これは良いと信じて、最後までやりきった教材がいくつあるでしょう。その部分こ
そ、我々学習者は考え直さねばならないのではないかと思います。

東谷先生に会いたくなってきたな。そういえば和泉先生からもメールが来てたし、
徳島に遊びに行こうかなぁ。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
最後に灘の高3生徒の話を。東大に合格した生徒と喋っていましてね。うちは6
年持ち上がり制なので、学年が違うと生徒の顔も名前も知らないのです。

が、僕の場合は『東大英語リスニング』を使ってくれる生徒が多いので、高3生と
話す機会が、たまぁにあります。

彼は「こういうことを言うと、おべんちゃら言ってるみたいで嫌なのですが」と前置
きしたあとで、こう言いました。

***********************

今年は東大のリスニングが速かったと言われていますが、僕は『東大英語リスニ
ングSUPER』を何度もシャドーイングしていたので、はっきりと聞きとれました。

ありがとうございました。

***********************

僕も「使ってくれてありがとうございました。」と頭を下げました。僕ね、こういうの
大好きなんですよ。ちゃんとお礼を言える人って、年下でも素敵な人です。

ご両親の育て方が良かったんやな。

高山西の生徒さんにせい、城南の生徒さんにせい、灘の生徒たちにせい、『ユ
メタン』なり『東大英語リスニングSUPER』なりといった教材をしっかりとしゃぶ
り尽くした結果、合格の栄冠を勝ち取ったのではないでしょうか。

何かにつけ、どんな教材がいいですかと問うような、変な慣習がこの国の受験
界にはありますが、大事なのはそこではないように思っています。

もちろん良い教材のほうがいいのは間違いないのです。でも主体的に勉強しな
ければ、受け身の姿勢で勉強してしまっては、その教材の良さでさえ気付かな
いのではないでしょうか。僕はそう思っています。

アルクの石川君から連絡が入り、この4月から『ユメタン』を使って下さる学校が、
今学年度の1.5倍強なんだそうです(3月頭現在)。

それは嬉しいのですが、正しい使い方で学習してもらいたいと願うとともに、ぜひ
とも『ユメタン』を愛してもらいたいなと願っています。

多くの採用校さんから「生徒たちに直接話をしに来て下さい」と連絡を頂戴してい
ます。それも時間の許す限りさせていただきます。

そういったことが僕の本を愛してくれて、成績の向上に役立つのであればいいな
と。だから灘の生徒たちの授業や野球に穴をあけない限り、あちこち行きます。

1つの教材をひたすら愛するということ。これこそが鍵を握るのだと信じています。

 


kimutatsu

あと1ヶ月

Posted on: 2012年1月25日(水) 21:56

 

 

 

 

  

 

 

 

 
今日は1月25日ですね。三重の田中先生の誕生日や。おめでとうございます!
これからもどうぞ宜しくお願いします。

それとあと1ヶ月で国公立の前期試験がありますね。

特にボーダーライン上の人は頑張りどころですが、インフルエンザにはくれぐれも
気をつけて頑張ってもらいたいなと思います。

直前期ってことになると、やれ過去問だ!やれ時間を計って演習だ!ってことに
なるかと思うのですが、そんなに焦らなくてもいいと思いますけどね。

それから点数が取れなさそうなもの(苦手な教科や科目)に意識がいくと思いま
すけれども、今まで3年や6年やってきて苦手なものがあと1ヶ月で得意になりま
すでしょうか?

それよりも得意なものでしっかりと点数を取ることって、かなり大事だと思います。

直前になるといろんな人がいろんなことを言いますが、なにせ合格最低点であっ
ても、合計点数でそれが取れれば合格できるのです。

確実に取りにいかないとあきません。

英語が得意な人が、自分は英語が得意だからといってあまり時間を割かないで
いざ蓋を開けてみると、出題形式が変わっていて、焦った挙句に英語で点が取れ
なかったということはよくありますのや。

数学とかはどうかわからないのですが、英語ってのは普段我々は日本語ばかり
喋って生活していますので、ちょっと勉強しないだけで本人が気付かないうちに
ドエライ力が落ちてしまって…ということが本当によくあります。

今日もうちの英語科のほかの先生と喋っていたのですが、我々でも3日リスニン
グをしないと、4日ぶりに聞いたときには少し聞き取りにくくなってるなぁと。

まして高校生レベルだったら、なおさらだと思うんですね。

リスニングって東大の問題であっても、聞ける人にとっては楽勝ですから、2月の
25日までは欠かさずに30分ずつ聞いて、力を落とさないようにしましょう。

あと1ヶ月です。

1つの教科や科目に偏らないことと、リスニングがある人は欠かさないことですね。
この1ヶ月の勉強をしくじらないように、しっかりと取り組んでください。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
なんかすごい雪ですね。気をつけましょう!

 


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