KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 勉強・受験

kimutatsu

本を読もう!

Posted on: 2008年4月27日(日) 22:41

センターリスニング

このブログ、1年ほど前に調査をしてもらったところ、東大の志望者が
非常に多いということがわかりましてね。だから東大ネタが多いのです。

でも中学英語の本を出したり、『私立大学英語リーディング』を出したり
あるいはそのうち単語集などを出していくうちに・・・

東大の志望者以外の生徒たちもちょっとずつ見てくれるようになってる?

自分では全くわからんのですが、先日の共愛学園や沖縄の昭和薬科大
附属高校、大分の岩田高校などのリアクションを見ればそうなのかなと。

どうしても東大英語シリーズを出しているもんだから、東大英語攻略ネタが
記事の中のワンノブゼムとして出てくるのは当然かと思うんよね。

でもそれ以外の一般的な英語攻略ネタも書いていきますのでよろしく!

ところで・・・

英語だけじゃないけど、みんな本はちゃんと読まないとあかんよ。

数学の文章題を解くのにも、社会の文章や理科の文章を読むのにだって
最低限の読解力ってのが必要になってくるわけでね。

英語の場合でも、長文問題が弱い人でこういう人おらんかね?

上から読んでいるうちに何を書いてあるかわからなくなる・・・(´・ω・`)

これって英語の問題じゃないよね。読解力の問題。要するに英語じゃなくて
その長文が日本語で書かれてあったとしても同じ状況になる。

読書習慣のない人は、自分の興味のある分野からでいいので、やっぱり
習慣的に本を読んでいかないと、結局全ての教科にわたって上がらないよ。

本を読むのは国語の成績を上げるためなんかじゃない。自分の視野を広げ
高い美意識や価値観、鋭い感性を持つためだと僕は思う。

でも受験に特化して言うとしても、やっぱり国語の成績を上げるためじゃない。
全ての教科、全ての科目の礎になるのが読解力なのですね。

先ほど書店から帰ってまいりました。また本をたくさん買い込んだ木村です。
僕はまさしく乱読なのですが、それでも構わんのですよ。

中学生、高校生にはたくさん本を読んでもらいたいなと思っています。

入試があるから本が読めない・・・ではなく、受験生だからこそ読んでほしい。
本を読むことって、みんなが思っている以上に「受験勉強」なのですぞ!

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(追記)昨日の最後に書いた、I am being very happy with Tatsuya.ですが
     昨日も書いたとおり「現在進行形は一時的な動作」なのですね。
     動作です。わかりますか?このbeing very happyは動作!です。
     つまりこの人、達哉といて非常に嬉しくて飛び跳ねているのです。

 


kimutatsu

前置詞alongとonを使い分けよう!

Posted on: 2008年4月24日(木) 13:14

ジュンク堂三宮店

昨日の記事で 「書店になかなかエッセイがない」という話を書いたのですが、
N社のS社長から「ジュンク堂の神戸三宮店に2冊ある」とのメールが(笑)。

S社長ありがとうございます(^-^) ゴルフ三昧、羨ましい限りです(笑)

ジュンク堂難波店

田中先生の高3で100人の生徒たちが買ってくれたみたいですし、K2さんの
学校では高1の生徒たちにGWの宿題として課されるそうです。

また僕の大切な友達のTYさんの学校でも、高3の生徒たち11人が放課後に
黙々と頑張ってくれているそうです。

東大英語基礎力マスター 徹底復習篇!!!\( ^o^ )/

で、知り合いから質問をいただいております。

東大英語基礎力マスターの59ページで、誤文訂正の問題があります。
次のような問題です。

問4① I know a boy・・・that we often go to the library along the river.

これは誤文ですので、誤りの箇所を正しい英語に直す問題なのです。

最後のところですが「我々は川沿いにある図書館によく行きます」の意味に
なっていますよね。ここが間違っています。

前置詞のalongは動作のある動詞と一緒に使われます。例えば「この道を
歩いていきなさい」という時に、Walk along this street.と言いますね。

動いている際は、go along the streetやswim along this riverのように
alongという前置詞を用いることができます。

ところが「川沿いの図書館」という場合には動作性がありませんよね。だから
alongは使えないのです。なので、「川沿い」を表すための前置詞に変えます。

川沿いにある建物などを表すのに使われるのが、on です。

ご存知のように、onは接触を表すのですが、道や川などに面したところに
建物があったり、人が住んでいたりする際に使えるのです。

Our school is on this river.
(僕らの学校はこの川に面している。)

Holmes lives on Baker Street.
(ホームズはベイカーストリートに住んでいる。)

The hotel where we are going to stay is on Lake Towada.
(私たちが泊まるホテルは十和田湖の湖畔にあります。)

というわけで、同じ「~沿い」でもalongとonは異なるのですね(^-^)

東大英語基礎力マスター59ページの正解はalongをonに変える、でした。

もちろんnearやbyやclose toなどにしてもいいのですが、「沿い」という意味を
維持するために、alongをonに変えるというのを正解にしたいと思います。

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(追記)「英語」ってカテゴリー作って、英語の勉強もできるようにしましょか。

 

  


kimutatsu

演習前の基礎作りこそ大事なのだ!

Posted on: 2008年4月18日(金) 11:16

ジュンク堂
(ジュンク堂難波店での様子です)

昨年から付き合いのある同業者、つまり学校の先生方からメールを多く
いただけるようになりまして、教員の輪が広がり楽しんでおります。

『東大英語基礎力マスターVol.1』ですが、進学校でお勤めの先生から
偏差値50程度の生徒たちを何とかしてやろうと思っておられる先生まで
多くの先生方から嬉しい声を頂戴しています。

あまり勉強する気を見せていなかった生徒たちが、放課後に学校に残って
教室などで、この本を一心不乱にやってくれているそうです。

「まともに本も読んだことがない子らが、面白い面白いと言いながらやってる」
というメールを頂戴すると、本当に作ってよかったなと思っています。

薄いですしね(^-^)
中身は濃いですし(^-^)
ついでに安いですし(^-^)

本の値段を気にして買わないという人(以前は僕もそうだった)って、
残念ながら自己投資の意識に欠けるので、成績はあまり上がりません。

だから値段のことは言いたくないのですが、しかしこの本は安い!(笑)
講談社も頑張るなぁ・・・

やる気が出る工夫はあちこちにしてありますが、それはやった人にしか
きっとわからんと思います。例文の作り方ひとつ取っても工夫しました。

中には「中学英語なのになんで東大なんだ?意味がわからん!」等と
私にダメージを与えようと必死の方もおられるそうなのですが・・・

あの・・・やってもらえればすぐわかると思います。序文からもわかる。
それにこれ1冊だけで東大に入る英語力をつけるのは無理やん?

だからシリーズ本にしているのです。

まずは中学英語を確実に押さえて、基礎の基礎を形成する!
次は高校レベルの基本単語と基本熟語を覚える!
さらに高校の英文法の基礎的なことを全て潰す!
それができたら基本構文を使って自分で文を作れるようにする!
そして英文和訳の方法を学ぶ!日本語を作る練習をする!
さらに英作文(自由英作含む)の勉強法を学ぶ!
リスニングの勉強法を学んで基礎トレをする!
最後に1日1模試ずつ解いて力試しをする!

これがこのシリーズの全貌なのです(^-^)

全部ちゃんとやったら、確実に成績が上がるって、普通の英語教師なら
絶対にわかると思うんよね。学校現場でやってることを考えれば。

それができたら高校単語と熟語のちょっとレベルの高いのを覚えたり、
あるいはもうちょっと難しい英作文を解いたりする必要はありますわな?

しかしそれをやるためには、英語の基本的な力をちゃんと付けとかな!
それをやってないから、いつまで経っても偏差値が上がらないのです。

というわけで、ちゃんとやってくださいね。やれば確実に成績が上がるよ。
基本をしっかりと作ること。土台をしっかりと築くこと。それが大事なのだ。

受験生、難しい問題集ばかりやっていてもあかんよ。それは演習用だ。
僕の東大英語シリーズや『国立大学英語リーディング』は演習用。

それをやるために「覚えておかねば何もできないこと」をしっかり覚える!

確かに自分で言うのも変だが『国立大学英語リーディング』は良い本やが
しかしあれは、ある程度の基礎力がついた人を対象に作った本なのです。

その前にちゃんと基本を押さえておこう!そうすれば確実に成績は上がる!

何ごとも基礎が大事なんよね・・・って大人になればわかるんやけどな。
この基礎作りの段階で失敗しないよう、頑張って下さいね。
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(追記)もうすぐ『私大英語リーディング』が出ますが、これ、とてもいい本です。
     ただし『国立大学英語リーディング』より難しいかもしれん(笑)。
     英語の力のある人には楽しんでもらえると思います。

 


kimutatsu

ようやく文字から単語に移ります

Posted on: 2008年4月15日(火) 10:12

cherry blossoms

桜もすっかり葉桜になってしまいましたね。花粉もそろそろかなぁと
思いつつも、相変わらずマスクマンな木村です。皆さんはいかが?

授業では筆記体の指導も終わり、次は辞書の引き方の指導です。
chlorofluorocarbonsやminuteなどの単語を授業中に調べさせました。

前者は「フロンガス」で、後者は「分」という意味と「微細な」という意味が
あります。辞書は読むものです。解説と例文とを読ませました。

習慣のものなんですけどね。

意味だけを調べるのであれば電子辞書でもいいのですが、用法などを
合わせて調べるということになると紙の辞書のほうが引きやすい。

特に基礎力が定着するまでは紙の辞書を使わせます。

高2や高3ぐらいになれば電子辞書でもいいかなとは思うんですけどね。
それまでは紙の辞書です。

それとルーズリーフは使用不可なのです。荷物が多少多くなりますけど、
普通のノートを使ってもらいます。

あと、プリント用のノートも用意してもらい、配付するプリント類はすべて
プリントとして保管するのではなく、ノートに貼り付けさせます。

プリントをファイルに綴じておくだけより、ノートに貼り付けて保管すると
そのノート自体が自分だけの参考書や問題集になりますからね。

筆記体やブロック体の練習も終わり、いよいよ英語の勉強が始まる。
明日は身の回りの単語を覚えていってもらいます(^-^)。

単語の覚え方の説明をば。

必ず発音しながらスペリングを不要な紙に何度も書きつけ、同時に
意味を口に出しながら覚えてもらうのです。

最初の最初が肝心ですからね。楽しくやってもらいますよ(^-^)。
明後日かその翌日ぐらいから、いよいよI amやYou areの練習かな?

中学英語でつまずかないよう、自信を失わないように少しずつ前進します。

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(追記)とは言ってもまだ筆記体が定着していないので、文字の練習も
     これからまだまだ重ねてやります。慌てる必要は何もありません。

 


kimutatsu

東大後期の結果に関して

Posted on: 2008年4月11日(金) 21:41

花粉症

いまだに花粉症で苦しんでいる木村ですが、皆さんはどうでしょうか?
そろそろ治まってくる?と思いながらも薬が手放せません(>_<)

それからドラゴン桜コラムを更新しましたのでご確認下さいね。
 ↓ ↓ ↓
東大英語攻略術!君の基礎点は何点や?

東大の英語を攻略する際に気をつけたいのが、ここに書いた基礎点。
特にあまり英語に自信のない人には効果的かと思います。

それから東大の後期試験が今年から変わりましたよね。

理Ⅲ以外の5つの科類をまとめて100名募集という形に変わりました。
合格者は文Ⅰ~理Ⅱまで、好きな科類を選ぶことができます。

100名の合格者の科類別進学者の振り分けはこうなりました。

文Ⅰ 26名
文Ⅱ  5名
文Ⅲ  2名
理Ⅰ 37名
理Ⅱ 27名

ということです。

合計すると97名にしかなりませんが、3名が辞退したそうです。

第1志望が理Ⅲで、後期も東大に出願していて、合格はしたけれども、
浪人して理Ⅲを来年も狙おうということなんでしょうかね?

もしそうだとしても自分の人生ですからね。
思ったように生きるのが一番だと思います。

66回生最初の授業が終わりました。今日はオリエンテーションでしたが
生活全般についての話を、生徒指導部として話をしました。

授業の話についてはまた別のエントリーで書きますね(^-^)
・・・ってあまり僕の授業について書いても興味ないかな?

いや、そんなことないよと仰る方は、クリックをよろしく!
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(追記)成績を上げないコツについても話をしました(^-^)

  

  


kimutatsu

中学英語の最初の最初

Posted on: 2008年4月9日(水) 17:55

英語基礎力

始業式も無事終わり、明日から授業が始まります。いよいよです。

灘で数年前から使っているONE WORLDという教科書を見ながら
授業をシミュレートしていたのですが、ちょっとどうもうまくいかない。

というのも(以前にも書きましたが)LESSON1の最初のページに
Please call me Aki.が出てくるんですよ。

いきなり命令文!しかも第5文型!絶対に無理やろ!

というわけで、最初に教科書を使うのは無理かもしれんという結論に
達しましてですね。というわけで、最初はバーっと文法を説明します。

だってIとMYとMEの違いも何もわからない人に、Please call me Aki.
は難解すぎますよね。その前にやることがたくさんありますからね。

なので『実力練成テキスト』っていう本を使って、中学文法の初歩的な
内容をまずは押さえてしまってから、教科書に移ろうと思います。

まずはI am~やYou are~のパターン。それが終わるとThis is~や
That is~のパターン。これも結構難しいんですよ。

だってHe is a teacher.とHe is friendly.とHe is from Nagoya.とは
文の成り立ちが異なりますからね。結構説明するのは難しい。

例文をいろいろ出しながら説明し、多くの例文に当たらせます。

と同時に身の回りにある物の単語を覚えていってもらおうかなと。
たとえばpencil、eraser、scissors、glue、ruler、dictionaryなどです。

家に帰るとあるのがTV、cup、spoon、fork、glass、dish、plateなど。
食べ物だったらtomato、cabbage、eggplant、apple、spinachなど。

とにかくそういう基本的な単語を覚えないと英語はできませんからね。
単語と文法をどんどん覚えていってもらおうと思っています(^-^)

大きい声を出して発音し、何度も紙に書いて綴りと意味を覚え、そして
文法と単語をつなぎ合わせて文を作る練習をする。ひたすらする!

楽しみです(^-^)

ま、それはまだ先ですけどね。まずはペンマンシップからです。(^-^)

また2位のブログに急接近されていますけれども(>_<)
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(追記)村上春樹の『東京奇譚集』を読み終わりました。
     春樹ワールドは考えすぎると難しいですねぇ。

 

  


kimutatsu

読書こそ全ての下地!

Posted on: 2008年4月8日(火) 14:57

ジュンク堂三宮店

ジュンク堂三宮店のキムタツコーナーに新しい1冊を加えて頂きました。
ありがたいですね。M田さん、ありがとうございますm(_ _)m

今日は入学式でした。僕は1年4組の担任です。

とは言っても、これから6年間ずっと持ち上がるわけですから、今年は
4組ですけれども、8人の担任団全員が生徒たちの担任なのです。

今年は(便宜的に)僕は4組をメインで受け持つというだけです。

新入生たちにとって素晴らしい6年間であればいいなと願っています。

明日は始業式、そして明後日から授業が始まります。英語に関しては
ペンマンシップやドリルを使いながら少しずつ進んでいきます。

基礎段階で早く進むより、苦手意識を植え付けないようにすることが
何よりも大事だと思っています。

ですので中間考査も英語の試験の学年平均は80~85点になるように
作っていきます。席次は下の生徒でも点数は高いというふうにします。

苦手意識こそが成績を上げるのに、もっとも邪魔な要素なのですね。
何でもそうですが、自分は●●が苦手だと思い込むと、挽回は難しい。

ましてそれを言葉にして出してしまうとどんどん苦手意識が大きくなります。

自分は英語ができる!この調子ならついていける!

そういう意識を持たせることを今年のメインパーパスにするつもりなのです。

授業が始まるのが楽しみです。英語は楽しい!できないと楽しくない!(笑)
でも絶対にできるようになるので楽しいのです!

基本がどっしりすると後が楽ですからね。軌道に乗ればもう大丈夫なのです。
それまでは粘り強く生徒たちに付き合っていこうと思っています。

ところで・・・

英語を伸ばすために絶対にしてもらわないと困ることが1つあります。それは
文章を読む習慣を身につけるということです。

もちろん本でもいいし、新聞も読んでほしい。ジャンルもいろんなジャンルに
挑戦してほしい。評論、小説、エッセイなどなど。

日本語の文章も読めない人が英語の文章を読み進めることは絶対不可能!

特に「英語の文章を読んでいるうちに、最初の部分を忘れる・・・」なんて人は
読むという習慣ができていない人だと思うんですね。

英語を伸ばすためには活字に親しむ習慣を身につけることです。何よりそれが
基本となります。そしてそれは英語のみならず他教科にも言えることでしょう。

というわけで、66回生の生徒たちには担任団からお勧めの本をピックアップし
それを紹介するプリントを月に1回ずつ配付します。

そしてその中から興味のわいた本を選び、読んでもらおうと考えているのです。
感想文は不要です。そうではなく、著者にメッセージを書いてもらいます。

著者が亡くなっている場合でも構わないですよね。そういうことを書くことで、
自分の読後の考えを整理することだってできますからね。

その著者へのメッセージを、学校を通じて著者に送ることだって考えています。
もしかしたら著者から生徒たちに返事がもらえるかもしれませんよね。

各教科や科目を単体としてとらえるのではなく、いろんな角度から総合的な
学力を伸ばしていくのですが、全ての下地になるのが読書かと考えています。

そして読書を通じて価値観や美意識を高め、感性を磨いてほしいのですね。

単に偏差値が高いだけの人間ではつまらない。
彼らには本当に知的な人間になってほしいと願っております。

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(追記)ちなみに僕は、先月は『先生はえらい』を、今月は『二十四の瞳』を
     推薦図書として挙げました。

  


kimutatsu

中学英語ってホント大事よな!

Posted on: 2008年3月25日(火) 14:30

東大駒場

以前も書きましたが、東大文Ⅰに合格したY君が僕に本を返しに来ました。
Y君?誰?という方はこちらをお読みになってくださいね。

個人的に高2から高3に向けてやるべき本を紹介したり、本を貸したりして
さらに本当にやってるかどうかをチェックしたりしていました。

その貸していた本を返しに学校に来てくれたのですが、いよいよ29日に
東京に出発するとのことでした。東京でも頑張ってほしいなと思っています。

彼だけでなくいろんな教え子たちが、3月末から4月上旬にかけて東京へ
いくようです。初めてのひとり暮らしを楽しみにしているようですね。

僕も大学時代はひとり暮らしでしたが、餓死しそうになったこともありました。
4日間をリンゴ1個でしのいだこともありました。懐かしい思い出です。

人間ってのはそういう苦労があって初めて親や周囲の人々に感謝するという
側面もありますからね。それに苦労して初めて知ることもたくさんあります。

彼らの大学生活が順風満帆でないことを(笑)祈っています。

苦労した若い人たちの中から、本当に苦労している国民のために
働いてくれる人が出てくることを願っているのです。

同様にそう思われる方はこちらをよろしく!(愛クリ)

若いうちの苦労は・・・という諺もありますが、不必要なほど苦労しておけば
顔つきも変わってきますしね。のんべんだらりと生きるよりずっといい。

その意味でひとりで海外に行きたいと言っている若い人たちが多くなったのは
僕はいいことじゃないかなと思っております。

桜咲く

中学1年の授業準備をしているのですが、最近の教科書ってなかなか・・・
正直申し上げて教えにくいですなぁ・・・

実生活で使える英語?とかいうものを意識しすぎなんじゃないでしょうか。

4月からONE WORLDという教科書で教えるんですけど、Lesson1の
一番最初のページにあるのがこいつです。

********************

Hello.  I am Akiko.

Please call me Aki.

Nice to meet you.

********************

いきなり命令文と第5文型か・・・でも中1にそんなもんを教える気に
ならないので、とりあえず「覚えよう」と言うしかないな┐( -”-)┌

ちなみに2ページ目の英語は次のとおり。

********************

Hi.  You are Kenta, right?

Yes.

Nice to meet you, Kenta.

Nice to meet you, too, Ms. King.

********************

会話をNaturalにしようとして、逆にUnnaturalにしとるなぁ(>_<)

一緒に文理という会社の『実力練成問題集』ってのを注文しましたので
それで文法を固めながら、教科書を暗唱させようと思っています。

学校の場合は新中問やシリウス、練成問題集など、学校一括採用の
文法問題集がたくさんありますが、個人や塾が書店で買うものがない。

だから学校で2~3冊買って与えることになるのですが、そうなりますと
「与えられた」という感が強く、自分でやってる意識が希薄になります。

逆に与えられないと何もしないというのでは困ったことになりますよね。
勉強ってのは自分から進んでするものですから。

自分で前向きにやった勉強こそが骨肉になるのです。

新しい中学1年生にはそういう話を最初の時間にして、全員が英語を
得意教科にしてもらえるよう、僕も彼らに粘り強く付き合うつもりです。

今は書くべき本がたくさんあるので無理ですが、中1から使える英語の
本をいろいろと考えて、書いていこうと思っています。

中学1年生のみんなへ

難しいことをやる必要は全くありません。中学英語をまずは最初の2年で
徹底的に身につけることを意識することから始めましょう!

そうすれば高校に入ってから楽になります。最初から楽しようと思うべからず。
今やっておいて、後から楽しましょう。そのほうが楽しいですよ(^-^)

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(追記)いや、しかし中学1年生の英語って本当に大事ですね。
     どうやって楽しませるか、いろいろ考えております。

 

 


kimutatsu

基本をじっくり固めよう!

Posted on: 2008年3月24日(月) 23:28

東大英語基礎力

以前も書きましたが、4月3日に『東大英語基礎力マスター』のVOL.1が
全国の書店に並びます。中学英語の徹底復習篇となっております。

中学単語と中学文法の総復習ができる本ですので、書店で見ていただき、
いいなと思われましたらよろしくお願いしますね。

このレベルはクリアしてるからいいやと思われましたら、VOL.2が7月に
出ますので、そこから挑戦してみてくださいね。

VOL.1だけどうして4月に出そうと思ったかと言いますと・・・

高1の生徒にとって4月のスタートダッシュは非常に大事です。でも英語の
苦手な生徒にとっては過去完了や仮定法など、未知の分野が出てきます。

英語に関しての負担が増えますので、それまでに中学英語の総復習を
しておかないと、結局はいくら新しい荷物を積んでも積みきれないことになる。

また高2や高3の生徒で英語が苦手という場合、中学英語での抜け落ちが
原因となっているケースが多々あるわけですね。

結局どの学年の生徒にとっても、一番大事なのは中学英語なのです。

4月って、学生諸君が「よし!今年こそ苦手な英語を克服するぞ!」と燃える
時期ですから、それに合わせて「超基礎」を出そうと思いました。

一番燃えている時期だからこそ、一番大事なことをやり抜いてほしいなと。

中学英語がダメな人は高3まで苦手を引きずることになってしまいます。

値段も安いですし、ページ数も少ないですから、気軽にやってみてくださいね。
「気軽に」とは言うものの、間違えた箇所は何度も復習して潰しましょう!

1冊を完璧にやり終えた人は、少なくとも英語の超基礎については克服した
ことになりますから、次は高校英単語・熟語と高校英文法に移って下さい。

ちょっとずつでいいのです。どんどん前へ進もうとして、いい加減なやり方で
勉強すると、結局は元の木阿弥になってしまいますからね。

基本の段階ではあまり慌てて前に出なくていい。

それよりも100%潰そうとする姿勢が大事なのです。頑張って下さいね!

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(追記)東大合格レベルの英語力なら、2年あれば身につくように思います。
     方法さえ間違わなければ・・・でも難しいことは必要ありません。

 

 

 


kimutatsu

基本を潰せば見えてくるものがある!

Posted on: 2008年3月22日(土) 8:40

英語基礎力

この本のことを書いたらびっくりするぐらいのメールを頂戴しました。
ご連絡ありがとうございました。書店の皆さんもよろしくお願いします。

ありがたいですねぇ・・・(┬┬_┬┬)

中に「ドラゴン桜シリーズで売るより、キムタツシリーズにしたほうが
売れるんじゃないですか?」と言って下さった方、ありがとうございます。

私としてはドラゴン桜シリーズという認識があまりないのですけれども
どうしても帯の桜木先生のイラストが目立ちますからね。

中身を見てもらったら、私のイラストが幅を利かせているのがわかるし
基礎を大事にしてほしいという願いが通じるかと思いますね。

ただ勘違いしてほしくないのは・・・僕もドラゴン桜に一丁噛みしてるので
あえて言うのですが・・・

『ドラゴン桜』の中でいろんな先生方が矢島と水野の課していたことって
実は基本の繰り返しだったことを思い出してほしいのですね。

桜木先生をはじめとして、誰も特別なことなんてしていないのです。

不良だった矢島と水野に難しい問題を課してもできっこありません。
数学の勉強も、算数の簡単な計算から始めていましたでしょう?

何より大事なのは基本をどこまで固められるか!なのです。

文法!

特に英語が苦手な人たちに一言。英語は数学などに比べて、比較的
早く他の人たちに追いつける教科だと思っております。

数学は小学校1年生からのスタートですが、英語は中学1年生からで
現在高2の人であっても5年間の差でしかありませんからね。

遅れを取り返すためにチェックしてほしいことは何か?

それは自分はどこからができなくなっているのか?ということですね。
それがわからないで、闇雲に勉強していたって成績は伸びません!

例えば上の画像にある僕のピンク本を手にとってみてください。
いや、買えと言ってるんじゃない。書店ででもいいから見てほしい。

ここの語法や文法のところに載っている基本的知識を見ていただいて、
知らないことがたくさんある!という人はそのままレジに持っていこう。

そして早い段階でそれらを要らない紙に何度も何度も書きつけて覚える。
巻末の単語や熟語も知らないのがあれば100%覚えてしまうことです。

このレベルの語法や文法、あるいは単語や熟語を知らない人たちが、
どうして難関大学の二次試験の問題が解けるというのか。

学習のタイプには2種類ありましてね。

覚える学習と考える学習です。

この2つの学習は綿密につながっております。なぜなら「考える」という
作業をするためには「覚える」ことが必須条件だからですね。

ある文章の中で筆者はどういうことを言おうとしているのかを考える。
ところがその前段階でこの本のレベルの文法や単語を知らないと?

そう、考えることなんてできっこありません。

基礎を大事にすると口では言える。ところがそれがどういうことなのか
わからないで、覚えるのが億劫だからと言って後回しにする。

それではダメです。できれば文法や単語などは高2の終わりまでに
なんとか100%に近いところまで覚えておいてほしいなと思っています。

基本的な知識を身につけると、今まで知らなかった世界が見えてきます。
適当にしか読めなかった原因が自分でわかってくるのですね。

先に挙げた「東大英語基礎力マスター」の8冊シリーズは、それを克服
するための、そしてさらに英語が勉強したくなる、そういうシリーズなのです。

難しい問題ではなく、簡単な問題を、ただし100%!潰してしまうこと。
それが英語上達の鍵なのですね。皆さん、頑張って下さい(^-^)

英語の成績を上げるのはそれほど難しいことではありません。
どこまで基礎潰しにこだわれるかにかかっております。
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(追記)今日から過酷な日々が始まります(笑)。朝から夕方まで野球、
     夜は部屋にこもって執筆です。44歳の生活じゃないね。

 


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