KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2009年5月6日

kimutatsu

伝える力こそ最重要なのだ

Posted on: 2009年5月6日(水) 10:56

ユメタン1&2

GWも今日で終わりますね。豚インフルエンザで関空や成田は緊張感に包まれ
ているそうですが、国内から脱出する予定もない木村はのんびり片づけ中。

そしてそこからの逃避行動としてのブログ更新\( ̄_ ̄)/

写真が出てくると眺め、そうか59回生が総体で勝った直後はこんな顔をしてた
のかなどと呟き、手を止めては天を仰ぎ、ふっとため息をついて・・・

当時のエースは今は東大生として神宮のマウンドに立ってる・・・時間の経過とは
時に残酷なほど早いものだと実感しつつ・・・

締切までの時間の経過の早さを全く考慮に入れようとしないおバカな私なのだ。

東大合格発表当日

さて、昨日のブログに対して(というわけではないと思うが)おそらく福岡に住んで
おられる、HN福岡っ子さんからコメントを頂戴しました。

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木村先生。こんばんは。いつも、ブログを読ませていただき勉強になっています。

自分はいま、大学四年生で高校の英語の教員を目指して勉強しています。
ちなみに元高校球児で先生と同じく野球は大好きです。

質問をさせていただきたいのですが、先生は大学生時代、教員になるために
どのように英語の勉強をしていらっしゃいましたか?

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私が答えるよりも、友達連中に答えてもらったほうが正確かもしれん。英語の
勉強に関しては、何もやってなかったと言っても過言ではない。

時には家庭教師、時には警備員のバイトをしつつ、プロパーで居酒屋で働いて、
基本的にはバンド活動をしていた僕は、読書の鬼ではあったが、英語は・・・

正直、授業の英語でさえもちゃんとやってなかった。

おかげで教員になってから苦労した。それに英語を教えるという経験も多少は
していたけど、塾で教えるのと学校で教えるのとは全然違う。

ただひとつ役に立ったのは、バンドのギターやボーカルとしてステージに立って
少ない観客に対して語りかけるという経験を重ねていたことだ。

教員に限らず、メッセージを発信する能力というのは大事なことで、特に教員は
毎日ステージに立って数十名、時とすれば数百名の生徒に語らねばならない。

また年に何回か、数百名の保護者の方々に語りかけねばならないのだ。

その際、メッセージ性に欠ける、頼りなさそうな教員では、生徒も保護者もそりゃ
たまったもんじゃない。何を言うとるのだコイツは?という顔で見られる。

それにいくら英語や数学ができても、教員ってのは学校という特殊な場所のこと
しか知らないケースが多いが、相手(保護者)はもっと広い社会で生きてることが
多々あって、そこにズレがあると「このセンセ、わかっとらん」ってことになる。

英語教師塾

僕が英語教師塾を開催していて、いつも思うのは実はその部分の重要性だ。

たしかに英語の授業としてはいいかもしれんが、この話し方では説得力がない、
と思う先生が多い。 この授業を3年間、6年間やられると生徒は寝るなぁと。

そこが大学で予備校や塾で教えた経験があっても、それは関係ないという部分
で、しかも一朝一夕に身につくことではないのだ。

我々教員は生徒や保護者との付き合いが長い。授業以外で付き合いをする
時間が長い。だからこそ大事にせにゃならんことがある。

だから福岡っ子さん、英語の勉強はしておいたほうがいい。していなかった僕が
言うんだから間違いない。やっておいたほうが絶対にいい。

でもそれと同時に、否、それ以上に勉強以外のことをやっておいたほうがいい。

幸いにして福岡っ子さんは野球をやっておられたということなので、何かひとつ
教員になったときに生徒に語れる要素を身につけておかれてはどうかと。

それが野球部時代の経験でもいいし、他の何でもいい。

それと喋るときにはメッセージ性を大事にすること。いくら立派なことを喋っても、
伝える能力がないとダメです。伝える力をアップさせる方法はいくらでもある。

英語教師塾に来たら教えます。ここでは書けない。伝える力をアップさせる方法
を書き出すと、人間力をアップさせる方法を書くことになってしまう。

1冊の本が書ける。

大学生で、まだまだ時間があるんだから、様々な経験をしておきましょう。それが
キャバクラの呼び込みのバイトでも、赤色棒を振る警備員のバイトでも構わん。

構わんが、できれば借金してでも日本の外に出て、苦労するのがいいと思う。

そうすれば外国語を勉強する意義、日本で英語を勉強することの意義や難しさ
がわかってくるんじゃないかと思う。

そしてそういう経験が教員になったとき、あるいは教員じゃなくっても社会に出た
とき、思っている以上に役に立つのです。

どこかの学校の先生になったらまた連絡をよろしく。そのときは一緒に呑もうぜ。

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(追記)ようやく片付いてきたぞ。

 

 

 


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