KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2009年8月4日

kimutatsu

自分のポテンシャルをもっと信じてみいな

Posted on: 2009年8月4日(火) 23:16

新宿ワークショップにて
(新宿でのワークショップの様子です)

チームキムタツの先生方が400人近くにまで膨れ上がってまいりましてですね。
今まで知らなかった先生方や教員志望の大学生から多数メールを頂戴します。

一応、希望される方は携帯の番号をお知らせ下さい。こちらから電話しますね。

特典はこちらには書けませんが、多数あります。何よりも北海道から沖縄まで、
さまざまな先生方のネットワークに入り、会話できるのが特典なのですが。

wouldとused toとの違い、全訳を配布するか否か、習熟度別クラス編成はどう
だろうかなどなど、さまざまな議論がML上で盛り上がっております。

僕はオブザーブするケースもあるし、自分も投稿するケースもあります。

全国の先生方がこうして熱心に議論するのは素晴らしいことです。こういう熱心
な先生方がもっともっと増えればいいなと思っております。

新宿ワークショップにて2

さて、このようなコメントを頂戴しました。仕事の合間をぬって回答を書きますね。
誰でも模試の判定って気になると思いますが、気にしないほうがいいですよ。

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こんにちは。いつもキムタツ先生のブログの記事を楽しみにしています。
私は高校3年生で、東京大学文科三類を目指しています。

実は、キムタツ先生に相談させていただきたいことがあります。
それは模試のことです。高2まではA判定しか出なかった模試が、高3に
なってからは逆にE判定しか出ないようになってしまいました。

これは本当にショックでした。

「合格可能性20%以下」という事実をつきつけられると、勉強をしていても
「今やっていることは無駄なのではないか。受からないかもしれない」という
暗い気持ちに支配されいまひとつ勉強に集中できません。

少しでも受かる可能性があるという希望があれば、勉強に打ち込めると思う
のですが、今は希望の見えない手探りの闇の中の状態で本当に苦しいです。
勉強に集中できない自分と、絶対に現役で受かりたいという自分の葛藤に
悩んでいます。

暗い内容ですみません。豊かな人生観をお持ちの先生にアドバイスを頂けた
ら・・・と思いコメントさせていただきました。

*******************************

判定って、あまり詳しく書けないけど、かなり人為的やで。作為的といってもいい。
あんなもんに惑わされたらあかんよ。

たとえば秋の模試の判定ってかなり厳しくなる。何故か?

だって判定を甘くしたら、冬期講習に申し込む現役生徒が減少するじゃないか。
そうしたら予備校の儲けが減るじゃないか。

それよりも東大に入りたいんだったら、自分の可能性を信じないとあかんのや。
東大に入って何をするの? したいことないの? あるんでしょ?

なのに業者の判定で人生を決めるようなことではあかんよ。自分の人生ってな、
自分で決めるんや。先生が決めるのでも親が決めるのでも、まして顔も知らない
業者が決めるのでもない。キミ自身が決めるねん。

判定がE判定で暗くなるのはわかるけど、逆に聞くけど、A判定ならやる気が出る
のかな? それってどうかなと思うぞ。A判定でも落ちる子はいっぱいいる。

確率的にE判定のほうが合格しにくい? そりゃその模試のその問題に関しての
結果であって、本番とは母集団も問題も自分のメンタリティも違うはずやん。

2月25日にベストパフォーマンスを発揮できれば合格する。自分のポテンシャル
をもっと信じてやろうや。それに高2のときはA判定とっててんやろう?

大丈夫大丈夫。

今はとにかく自分の伸びを信じてやるしかない。それに勉強に無駄な勉強なんて
あり得ない。今がんばってるその姿勢そのものが無駄になることもあり得んのや。

頑張ろう。今はみんなそうやって苦しんでる。AやBの子でも苦しんでるもんやで。
E判定がなんやねん。2月25日にA判定になっておけばいいだけや。

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(追記)保護者向けの本がだいぶ完成に近づいてきた・・・ような気がします。

 

 

 


kimutatsu

本を推薦します

Posted on: 2009年8月4日(火) 10:34

朝日カルチャーセンター新宿にて1

矢田亜希子さんの旦那が合成麻薬を、酒井法子さんの旦那が覚醒剤を使用した
ということで逮捕されましたねぇ・・・何をやってんだか。

以前も大学生が大麻を使用して逮捕されたというニュースが相次ぎました。

人間ってのは何歳になっても、子どもは子どもやなぁ。俺もまだまだ子どもやけど
さすがに薬に手を出すってのはいかんだろ。

飲んで騒いで、マジックでおでこに「肉」って書いて大笑いして、「よぉし!じゃあ次
いってみよぉ!」なんて騒いでるうちに、居酒屋の親父に「うるせぇ!」って怒られ
る程度の「子ども」なら許容範囲ではないかって気がするけどな。

ここまでやったらアカンっていうラインは、人によって違っていいと思うんよねぇ。

人間ってのは思考停止に陥ったらあかんのであって、法律だって誰か人が作った
ものなので、それは遵守するとしても「これでいいのか?」という姿勢は必要だ。

本に書いてあるから正しいはず、メディアが報じているから正しいはず。

こういう姿勢は思考停止を生み出します。政局もそうでして、自民党がダメで民主
党がイイ!っていう姿勢ではなく、じゃあ何がダメで何がイイのかを考えねば。

新聞に「自民党はケシカラン」という識者の声が載っているのをみて、「なるほど」
と思うのはいいとして、ではその識者は正しいのか?という姿勢が必要だ。

というわけで、ここで本を推薦します。

『思考停止社会』 郷原信郎

一度読んでみてください。郷原さんってのは、大学教授や弁護士をやっている人
ですが、その傍らで国交省や厚労省の特別委員会の委員などもやっているので
コンプライアンスの専門家といってもいい人なんです。

その人が「何もかも守りすぎるのってどうなの?」と警鐘を鳴らしてくれています。

一度書店さんで手にとっていただき、いいなと思ったら読んでみてください。

学校に行ってきます。また夜に更新します。コメントの質問がたまってる。ちょっと
ずつそれにお答えしていこうと思っています。しばしお待ちあれ。

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(追記)昨日練習試合を2試合行いまして、連勝しました。
     が、内容的にはまだまだ。これからさらに強くします。

 

 

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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