KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2010年3月12日

kimutatsu

合格者へ。不合格者へ。

Posted on: 2010年3月12日(金) 22:31

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今年の東大の二次の英語の試験はなかなかいい問題やったなぁと思いながらも、
去年より結構難しくなったのでどうかなと思ってたんですけどね。

しかも灘から東大を受験した人数が、前年度やその前と比べると少なくて、しかも
医学部受験者が1学年220名のうち90数名という多さで、これは今年の東大の
合格者数は減るかなぁと思ってたんですけどね。

62回生、頑張ってくれました。

東大合格者数が97名でそのうち現役が71名。受験した現役生が100名ほどです
から、70%の現役生徒たちが合格したということになりますね。頑張ったな。

それと個人的にはあまりどうも思わないのですが、周囲が騒ぐので書いておきます
と、理科3類の合格者数が21名で、うち現役が19名ということでした。

京都大学も大阪大学も京都府立医科大学も、結構な合格率だったようです。

うちの学校は1学年の人数がそれほど多くないので、東大以外の合格者数ってこと
になるとあまり目立たないけど、合格率は非常に高くていいなと思っています。

合格した生徒たちはおめでとうさん。

野球部の連中の合格率がとても高かったようで、夏まで主将としてチームを引っ張
ってくれた西木も理3に現役で合格。よかったよかった。

これで高3の最後まで野球を続けてくれる子が増えるかもしれぬ。

大事なのは目的意識ですよね。大人になっても同じで、飲んで帰ってもそこからさ
らに勉強や仕事を頑張る人もいれば、コロリンと寝てしまう人もいます。

目的意識があれば、部活動で多少疲れていても、勉強は「別腹」ではないかと思う
んです。目的意識が希薄だと、疲れたといって、部活動を言い訳にして勉強しない
ってことにもなるんでしょうけれども。

その点では夏まで部活動を続けて、さらに目標の大学に合格した生徒たちはとっ
ても素晴らしいなと思っています。能力云々よりも根性が素晴らしい。

合格した人たちは、ゆめゆめツマラナイ大学生にならないように。

人の悪口や愚痴などを封印して、周囲から見て眩い大学生になってほしいな。
 

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不合格だった人たちは後期試験の結果を待てばよろし。すでに浪人が決まった人
は気持ちを切り替えて、今の悔しさを決して忘れずに、来年に向けて始めなさい。

この若い1年や2年の差なんて、後の人生から見れば誤差にもならへん。

だけど大事なのは「絶対に来年決めたるで!」という気迫なんやないかと思うなぁ。

この1年は勉強に対して真摯な姿勢で臨もう。本に金をつぎ込もう。予備校に納め
た金も含めて、自分の研修費用やと思えばよろし。

その金が生きた金になるか無駄金になるかは、そりゃ来年の結果次第ってことや。
行きたかった大学よりさらに難しい大学でも合格する力をつけたなら、この1年間
に親に出してもらった余分な100万円は、決して余分にはならへんのちゃうかな。

先日、安河内さんと飲みながら喋ってたんやけど、あの先生は高3卒業したときは
英語の偏差値が40台で、西南学院大に不合格にならはってんてね。

1年間死ぬ気で頑張って、偏差値がぐんぐんアップして、上智に合格しはったと。

英語の偏差値が40ぐらい上がったって言うてはった。

キムタツモバイルに「浪人しても成績が上がらないって言われた」ってコメントくれて
る人がいるけど、そんなことあれへんよ。たかが受験の英語や数学ぐらい、頑張っ
たら頑張っただけ上がる。

大学から「まだ来るな」って言われたんやから、しょうがないわな。「来てくれ」って言
うてもらえるように頑張ったらええだけや。君の頑張りは誰よりも君が見てるはず。

自分で「この1年で大きくなれた」と思えるぐらい、自分を鍛えてみ。

それといろんな先生方からメールや電話を頂戴しました。丸山先生、佐藤先生、執
行先生、竹歳先生、松尾先生、馬場先生、前田(知)先生、それ以外にもたくさんの
ご連絡をありがとうございました。こちらこそ僕の本を使ってくださって感謝しており
ます。本当にありがとうございました。

また次の年度が始まります。お互い、心のふんどしを締め直して頑張りましょうや。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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