旺文社の荒川さんから新刊の画像データが送られてきました。週明けの
月曜日から書店さんに並ぶそうです。難関レベル編。
ありがとうございます。
前から書いていますが、従来の長文読解問題集って例えば和田先生の
お書きになった『アクティブリーディング』も含め、読解素材があって、それ
を分析したり音読したりしながら学習するというものでした。
僕が書いた『国立大学英語R』にしてもそうです。
この『英語長文速読特訓ゼミ』のシリーズはそもそも立ち位置が違います。
いかに速く読み、いかに筆者の言いたいことを速く正確に把握するか。
それを身につけるための、言うなれば練習ブックです。
特に重視したのがパラグラフリーディングでして、どうやって段落というもの
を意識するのかということを中心に据えてあります。
それから単語を知らないと文章なんて読めるわけないがなという基本的な
姿勢に基づいて、重要な単語集も付いております。
それから各レッスンの最初に単語を覚えるコーナーがあります。
どういう方法で速読するかということ以前に、単語を覚えないと速読どころか
何もできないよということをメッセージとして伝えたかった。
おかげさまで、学校採用も含め、爆発的に買っていただいているということで
ピーターセン先生ともども喜んでおります。
この難関レベル編で全部出揃いました。お世話になった先生方、旺文社の編
集者の荒川さん、本当にありがとうございました。
特に「これがS、これがVという読み方しか知らない」「文章の最後のほうになっ
たら上で書いてあったことを忘れる」「単語力がない」という人向けです。
良ければ手にとってみていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。