KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2011年9月

kimutatsu

H先生との電話、その後

Posted on: 2011年9月19日(月) 18:17

 

 

 

 

 

 

 

 

  
昨日書いたH先生との電話に関して、そのH先生自身(40歳前の九州男児豪快
系)から電話をもらって「かなりリアルに再現されてて爆笑しました!」と。

H先生は女性だろうと思い込んで読んでたL高M山先生(現在は九州男児、繊細
系)からは、そのH先生のことを指して「鶴にでも連れ去られてしまえ」と(笑)。

京都のK先生からは「ドキドキしながら読みました」と。

で、そのH先生は現在高3の担任をしてはるんやけど、彼から「生徒たちに色紙を
書いてもらえんでしょうか」というリクエストがあったので、快くOKした。

ワハハハ!イタズラは面白いな。遠藤周作先生のイタズラも秀逸なんやけど、それ
は彼の珠玉のエッセイをお読みくだされ。

台風がどうもこっちへ来そう。雨降ってほしくないなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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まじで何ができるかな

Posted on: 2011年9月19日(月) 10:08

 

 

 

 

 

 

 (ロンドンです)

毎日新聞のHPを読んでいるとこういう記事がありました。うーむ、前にも書い
たけど、十津川村ってのは奈良県の中心部からでも本当に遠いんよねぇ。

被災した人たちに、間接的にせよお金を送ることはできる。だけどこの人たちが
いま本当に必要としているのは、お金ではなくて手なんよね。

まずは寸断された道路を何とかしないと。十津川に行けない。

でも雨が日本一多い場所なので、復旧工事なんかも進まんのやろうなぁ・・・

今年は人間と自然との共存をどうするのかを考える機会が多くなってしまったが
その答えを考える前に、まずは彼らを助けてあげないと。

でもどうすりゃいいんやろう。かなり困ってるはずなのに。

と書きながらなぁんにもできないでいる自分がここにいます。言うだけならなんと
でも言えるわな。同じく奈良出身の福岡の伊藤さん、何かしようぜ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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H先生との電話

Posted on: 2011年9月18日(日) 22:07

 

 

 

 

 

 

  
なんか以前から医者との会話とかタクシー運転手さんとの会話などをアップする
につけやたら好評なので、今回は九州のある先生との電話での会話を。

本人が特定されるとちょっとどうかという内容なので、とりあえずその先生の名前
の頭文字をとってH先生としよう。

23時ぐらいに電話が。(Kは木村)

H: こんばんは。なんか夜中にすみません。Hです。
K: あぁ・・・どうしたの?
H: あの・・・なんかですね、そうだ、先般は大変失礼致しました。
K: いいよいいよ。人生なんて失敗してナンボって遠藤先生も言うとる。で?
H: はい・・・
K: で、なに?
H: あの・・・どうしてもですね・・・声が聞きたくてですね・・・電話しました。
K: え?あぁ・・・それで、その後どう?
H: 生徒たちはまぁまぁ頑張っていましてね。リスニングを頑張らせようかと。
K: リスニングもいいけど、単語をちゃんとやらないと伸びないよ。
H: ええ、そうですね。まぁ、試行錯誤しながらですね。
K: で・・・あのぉ・・・そうだ、同僚の先生とはどうなの、うまくやってる?
H: それがまぁ、もしかしたらこの学校もう辞めるので・・・
K: そうなんだ。まぁ、それもいいかもしれんね。

その学校に講演に行かせて頂いたこともあって、学校のことなどいろいろ話す。
同僚の先生とちょっともめたことなど。

K: あまり気にするようなこともでないよ。元気だしな。
H: ありがとうございます。
K: えー・・・(沈黙)
H: ・・・(何も言わない)
K: そ、そうだ、十督が12月に俺の独り勉強会と忘年会をやるって言うてたからさ。
H: あ、いつですか。
K: いや、十督に聞いてみて。俺もまだ知らない。おいでよ。
H: え、私、行ってもいいんですか。
K: 当たり前やん。他の九州の連中も大喜びするから、また楽しくやろうぜ!
H: 嬉しいですぅ。ありがとうございますぅ。

 

 

 

 

 

 

 
(少し喋っては沈黙。また少し喋っては沈黙・・・が続いたあと)

K: あのさ、ところで・・・この電話なんやけど。
H: ええ。
K: もう遅い時間やから言うわけじゃなくて、用事って何かなぁ。
H: えっとですね。だから・・・声が聞きたくてですね・・・
K: あのさ、こういうことを言うと何やけど・・・それってちょっとさ。
H: はい。
K: やっぱまずいんじゃないの?
H: そう・・・でしょうか。どうしても声が聞きたくてですね。
K: うん、やっぱりさ。
H: はい。
K: なんだかんだ言うてもさ。
H: はい、はっきりと言ってください。
K: いや、だから俺たちさ。
H: ええ。
K: ふたりとも男じゃない?
H: ゲイみたいですよね。でもなんか今日は元気がなくってですねぇ!
K: いや、だからってあんた。
H: いやぁ!先生、元気っすか?
K: げんきーげんかぁーげんきすと!の3つ目の前にmuchを付けたいぐらいな。
H: おぉ、そりゃよかった!じゃあ今度は用事を適当に作って電話します。
K: もうええって。それより仕事がんばれよ。

このH先生は痛風なのにビール飲んでひっくり返るわ、カラオケボックスのトイレ
の床で爆睡するわ、まぁ豪快な九州男児なのです。

周囲にこういう面白い先生方がいらっしゃって、とても刺激的な毎日を過ごして
おります。H先生、電話をありがとうございました。

  
  
 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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こんなものでよければ・・・

Posted on: 2011年9月17日(土) 9:49

 

 

 

 

 

 

 

 

 
ごく稀にではあるが、教室に飾りたいのでと言うので、色紙にサインを書かせて
いただくことがある。僕みたいな物書きであっても、シンパやアンチがおられるの
だなと感謝しながら書かせていただく。

一応言っておくと、誰でもアンチがいるとうざく思うかもしれぬが、それは違うぞ。

アンチがいるからシンパが成り立つし、アンチが増えれば増えるほどシンパも増
えていくのだ。だからだいぶ前から書いているが、アンチもファンの一部なのだ。

さて、それはそれとして僕も人の子なのでシンパが増えればそりゃ嬉しいものだ。
だからというわけではないが、サインを頼まれて断ったことはない。

中には教室に飾っておいたら、そのクラスだけがどう考えても偶然だと思うけど
とにかく現役合格率が高くなったということで、毎年色紙をお願いされる先生も
いらっしゃって、喜んで書かせてもらうが、なんかそのうち率が落ちるかもしれぬ
と、その学校の先生以上に戦々恐々として合格実績を見守っている。

今のところは何故か「サイン教室」の合格率が高いらしい。色紙よ、頑張れ。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
また灘中学校を受験する小学生が往復はがきを送ってこられたりする例もある。
これまた偶然に2年前やったか、そのうちの1人が主席合格したこともあってか、
毎年のように何名かが送ってこられる。

うーん、でもそれはその生徒が頑張ったのであって、サインは関係ないと思うが。
モチベーションを上げるツールになるならご協力はさせていただくけど。

てなわけで、センター試験の願書配布が始まった9月になって、今まで以上にサ
インを書いてくださいと言われることが増えた。

常に念をこめて書かせていただくことにしてる。伸びろ!伸びろ!と。

でね、色紙は普通目の前でするものだからいいんやけど、往復はがきの場合、
お願いやからちゃんと書いてほしい。

例えば僕は木村「達哉」であって「達也」ではない。あるいはこれ、僕が書くとこ
ろにまでびっしりとメッセージが書いてあるのはどうよ?という場合とか。

自分の住所や名前がまったく書いてないので、送り返せないじゃないか、これ!
っていうパターンがもっとも多い。往のほうだけじゃなく復のほうも書かないと。

受け付けているわけやないけど、頼まれればするので、その代わり往復はがき
の場合だけは使い方をマスターしてから送ってきてくだされ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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雨よ、降るな!

Posted on: 2011年9月17日(土) 8:38

 

 

 

 

 

 

 

 

 
いろんな人から「大丈夫ですか」ってメールを頂くのですが、如何ともしがたくっ
てね。あ、すみません、僕の故郷の奈良のことです。

十津川村と言えば僕も3回しか行ったことがない。僕みたいに奈良県南部に故
郷のある人にとってさえ、十津川村といえば「遠いな」って感じるところだ。

五条経由で数時間かかる。同じ県やけど。そもそも奈良は道路があまり整備さ
れていなくって、これはきっと政治家のせいだとみんな思ってる。

奈良県の政治家である前田さんが国土交通大臣になったので、多少変わるか。

というわけで「大丈夫」なわけはないとは思うけど、少なくとも僕の故郷の明日香
村は大丈夫みたいです。むしろもっともっと南部の十津川村が心配だ。

半年前の地震のときもそうやったけど、こういうときこそALL JAPANで行きたい
よね。それぞれが自分のことのように捉えないとALL JAPANにはなれない。

しかし十津川村か・・・ある意味東北より遠いなぁ。だって道路が寸断されていて
アクセスは空からしかない。今までだってほんとに細い細い道しかなかったのに。

何ができるか考え中。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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電子辞書の使い方セミナーを

Posted on: 2011年9月16日(金) 23:08

 

 

 

 

 

 

 
今週月曜日にカシオさんのご協力のもと、電子辞書の使い方セミナーを行った。
カシオさんに頼んでもってきてもらったデモ機を2人に1台ずつ配ってスタート。

カシオさんに頼んで持ってきてもらったデモ機の条件は以下のとおり。

・ジーニアス、オーレックス、ウィズダムなどの中辞典のうち2つが搭載されてる。
・OALD、LDOCEなどの英英辞典のうち2つが搭載されてる。
・国語辞典が2つは搭載されてる。

それ以外の条件はない。いくら150コンテンツが搭載されていても、最低うえに
書いた3つの条件を満たさない辞書は受験ではかなり使いにくい。

というわけで、生徒たちはジャンプ機能や串刺し機能などを、実際にデモ機を使
いながら体験した。あるいは付箋機能を使ったり単語にマーカーを塗ったりした。

セミナーをやったと言っても、使い方をセミナーしたのはカシオさんの神長さんで、
僕は生徒たちと一緒に受講する立場やった。とっても役に立った。

僕はちなみにEX-wordのXD-B10000というプロフェッショナルモデルを使っ
てるんやけど、生徒たちも大学に入ってからのことを考えたら、それを使ったほう
がいいんじゃないかと言ってある。

これ以後は電子辞書の使用を許可する。というか、むしろ電子辞書を使ったほう
がいい。最低でも二次試験レベルの文章を読むなら、英和数冊と英英2冊は要る。

まさか教室の机の上にそれらの辞書を積み上げることは不可能だろうから、だから
以後は電子辞書を使用したほうがいいよと、保護者向けプリントにも書いておいた。

今使ってる電子辞書にうえの3つの条件が含まれていない場合には、残念やけど
ちゃんとしたものを買いなおしたほうがいいよと言ってある。

これで勉強する環境としては、生徒たちと僕がほぼ同じになった。来年度になったら
もっとでっかい文法書を買ってもらうことになるし。

さらに頑張ってもらおう。

 


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長崎からの電話に思う縁

Posted on: 2011年9月16日(金) 9:09

 

 

 

 

 

 

(譜面台を『ユメタン』仕様にして演奏する今吉先生)

夏の終わりに長崎に行って、執行先生と一緒にワークショップをしてきたんやけど
そこに参加された先生方へのお礼状を送り終えた。

あ、執行先生に出すの忘れてる。まぁいいや、彼の場合は同志みたいなもんだ。

長崎の先生方からのお返事や返信のメールを頂戴するにつけ、本当に良かったと
感じている。セミナー自身も好きだが、それ以後の個人的付き合いが始まる瞬間の
ワクワク感が大好きだ。

そのワークショップに来られていた長崎の学校から「授業見学させてほしい」と電話
を頂いた。公文書を校長に出しておいてほしいと返事。2日間滞在されるらしい。

こうして縁というものが始まる。そもそも「縁」ってのは始まったり終わったりするもの
なんだろうか。そうではなく、「ある」あるいは「ない」ものなのか。

それは47歳が若すぎてわからない。

よく考えると「縁」というのは昔から「付き合い」の言い換えとして使われてきたので、
その意味でいえば「付き合いが始まる」や「終わる」という言い方がある以上、「縁が
始まる」や「縁が終わる」という考え方もあるんだろう。

そもそも縁ってのは運命的に定められたもので、氷山みたいに隠れてる部分が、目に
はさやかに見えない部分が、とっても大きい。他生の縁という言葉もある。

出逢う人々とは何らかのご縁がそもそもあったんだなと考え、遠藤周作先生が仰ると
おり、その縁が良いものであれ良くないものであれ、後から考えればあの縁があった
から今の自分があると思えるように生きることなんやな。

人生ってのは。

おそらく。

そしてそれは人との縁だけではなく、書物との縁にも同じことが言える。この書物と出
逢わなければ今の自分はないと言える本がたくさんある。

良い本もあれば悪い本だってある。そのいずれとの出逢いも無駄ではなかったのだ。

人生には何ひとつ無駄なものなんてありゃしない。神様という現象が引き起こす様々な
出逢いや日常の営み全てに感謝をしつつ、また今日もひとつずつ着実に階段を昇ろう。

長崎の先生との電話を切った後に、そんなことをツラツラと考えながら、1年1組の教室
へ足取り軽く入っていった木曜日の午後なのでした。

「はい、号令!」「きりーーっつ!」

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

英語力を上げるのは難しいけど

Posted on: 2011年9月14日(水) 22:47

 

 

 

 

 

 

 
先日紹介させていただいた徳島県立徳島北高等学校の生徒諸君が作ったという
『ユメタン』ベースのTシャツが送られてきました。おぉ!これええやん!

和泉先生の手紙に「パジャマとしてお使い下さい」とあるけど、僕は赤が好きやで、
ちゃんと着させていただきます。パジャマには勿体ない。

今日ある先生と話をしていて「英語力って過去問とかやってるだけでは上がらんで
すな」と仰ったので「そうですね」と返事。

「先生はどうやってるの?」とお聞きになったので、包み隠さずに説明した。

「あぁ、鬼やなぁ。でもそれぐらいやらないと上がらんわなぁ」と。

基礎を鉄板にして、そのうえで人が考えられないぐらいに数を解く・・・が基本です。
ただし単に数を解いてもダメですねん。

そのあたりのコツこそ教員の力なんやけど、生徒の力に合ったものを与え続けてお
いて、そろそろかなと思った頃に今までより少しだけレベルが上のを与える。

それができたかどうかをしっかりと分析(ここ大事)した上で、またしばらくは、そのレ
ベルのものを与え続けて、もうできるかなと思ったら、またステップアップ。

この繰り返しですね。

例えばレベル1を1冊だけやって、次にレベル2を1冊やって、次にレベル3を1冊やっ
て・・・というのではなかなか上がらない。

レベル1を数冊やって、次にレベル2を数冊、次にレベル3を数冊という感じですねぇ。

ただし例えばレベル1を数冊やったあとに適当にレベル2を与えるのではなく、レベル
1ができてるのかどうかをちゃんと分析しないとあかんのです。

教員の力ってそこの見極め力こそが命です。

現在は高1を教えていますが、もう入試演習に入ってるのです。でも入試演習とは言
いながら、入試を使ってるわけではないのです。そこがミソです。

ま、なんにせよ頑張るのは生徒たち自身なので、僕は彼らのスーパーサポーターとし
て精一杯縁の下から支えようと思っております。

 


kimutatsu

東大でテロ発生?

Posted on: 2011年9月14日(水) 4:54

 

 

 

 

 

 

 

 

  
あかんこととはわかってるけど、どうしてやってしまったの?と聞かれても答えに
窮することではあるけれど、でも面白いからやってしまうんやろうな。

でも何かと世知辛い現代社会。たまには笑い飛ばすこともあっていいかと。

そして被害者の対応も素敵やな。

心の余裕があってよろし。だけど真似はしないように。

********************
東京大学の本郷キャンパスで自転車のサドルが抜き取られ、代わりにブロッコリー
が差し込まれるという「事件」が発生した。誰が何の目的で行ったのかは不明だが、
事前に「ツイッター」を使ってメンバーが集められ、複数の学生による組織的な行動
だった事が分かった。

事件は2011年9月9日に起こった。「東大ブロッコリーテロ」とも呼ばれている。被害
にあった東大生の中には「テロには屈しない」と「ツイッター」で呟き、サドルに差して
あったブロッコリーを自宅に持ち帰り、茹でて食べた写真をアップした。
********************

ということです。ソースはこちら

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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EJ40周年記念インタビュー

Posted on: 2011年9月12日(月) 21:07

 

 

 

 

 

 

 

私なんて大したことないのに、かの『English Journal』で連載させていただいて
おりましてですね。『English Journal』といえば、英語の雑誌の中ではそりゃもう
大御所中の大御所なわけです。雑誌に対して大御所という形容詞は変やけど。

で、そのEJが40周年ということで、創刊40周年記念のスペシャル・インタビュー
っていうのを受けてきました。

インタビューって言うても、全然インタビューされてないけど。ひとり語りで10分間
喋ってほしいといわれたので、そのとおりに喋っただけやけど。

あれ、確かにインタビューじゃないな。まぁいいや。

僕が愛するEJの、それもアルクの社長、監修の松岡先生の次に登場させていた
だける栄誉をかみしめながら10分間喋ってまいりました。

アルクのHPにアップされておりますので、よければご覧下さい。
        ↓ ↓ ↓
  こちらから見ることができます。

3分割になっていますので、「次のページへ」をクリックしながらお楽しみください。

宜しくお願いいたします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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