僕はメモ魔でして、何かあると即座にその場でメモする習慣がある
時期からできました。飲み会の途中でも思いついたこととか、前の
人が大事なことをおっしゃったりしたことを書き留めます。
メモをとろうとするとメモ帳は必要です。
しかし意外とメモ帳がなくても、たとえば箸袋とか、レシートの裏とか
そういうところに書いておくことはできます。
あとからメモ帳に転記すればいいのです。
むしろ、書くもの(something to write with)がないのです。ペンとか
鉛筆とかですね。どこかに書くものない?とよく言いませんか。
そんなわけで僕はペンをいろんなところに入れてあります。
鞄の中にはいろんなところに入れていますし、スーツの内ポケットや
ジーンズのポケットなど、書くものをけっこう入れています。
スマホなどのメモ帳機能は意外と不便でして、むしろ書きつけたほう
が覚えていられますし、印象が強くなるものです。
メモを取らない人の場合、せっかく相手が大事なことを言っているに
も関わらず、耳で聞いているだけなので、翌日になったら忘れている
ということがよくあります。昔は僕もそうでした。
覚えていられると思ってしまうんでしょうが、エビングハウスの研究に
よると、翌日には今日覚えたことの74%を忘れているのが人間の脳
なんだそうですよ。物忘れが激しいんじゃなくて忘れる動物なのです。
であれば、大事なことはメモに取っておいたほうがいいですし、その
ためにペンなどの書くものはすぐに取り出せるところに用意しておい
たほうがいいです。
相手に「メモを出しますのでちょっと待ってください」と言うのはさすが
に失礼です。話している間にメモを取るのは失礼には当たりません。
成功するための第一要件として、大事なことを逃さないというのがあ
るとすれば、メモを取る習慣を身に付けたいものですね。
若い人たちには特にメモを取る習慣を早いうちに身に付けてほしい
と願っています。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
目の前でメモを取ってくれると、「この人はしっかり聞いて
くれているんだな」と安心します。むしろメモを取らない人は
いくらリアクションが良くても信頼できません。