終業式が終わり、夏休みに入りました。次に生徒たちが登校する
のは9月1日です。あぁ、僕はその日に手術を受けるのですが。
生徒たちに配布したプリントに書いたことです。
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●夏休みの間に本を最低でも1冊読んでおいてください。
それについて英語で感想を書いてもらいます。
●宿題考査の範囲は以下のとおりです。
1.Happy Homework in Summer(育伸社さんに作って頂いた
オリジナルの英文法と英語長文の冊子です)
2.『ユメタン⓪』Unit 04・05
3.今回の英語Aの大問3・4・5
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上に書いたのが英語の宿題といえば宿題です。
Happy Homeworkはいつも長期休みのたびにその前の学期に
教えた内容の英文法を中心にして薄い冊子を作るのです。
そして生徒たちにメッセージを書きました。
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英語力の差を今の間に埋めておかないと、間違いなく後々
大変なことになります。英語は塾などに行っても無駄です。
自分で覚えるべきことを覚えないと、言葉は上達しないから
です。覚えるのが苦手な人は存在しません。覚えるのが苦手
な人は回数が足りないだけです。何十回も紙に書きつけたり
タイプしたりしながら覚えることです。
夏休みは苦手を潰すためのチャンスです。もっと高い点数を
取りたいと心から願う人は勉強するしかありません。
やる気を上げたければ勉強するしかありません。勉強する
からこそ、点数もやる気もアップするのです。
親に言われたり教員に言われたりしてやる勉強はなかなか
続かないでしょう。自分でやるから楽しいのです。
自分の課題が見つかっているなら、それを集中的に潰すこと
です。皆さんに二学期に会えるのを楽しみにしています。
木村達哉拝
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勉強って自分の力を伸ばすためにやるものだから、本来的には
楽しいんですよね。スポーツだって楽器だって、昨日までできな
かったことができるようになると嬉しい。
勉強も同じですよね。
でも親が熱心になり過ぎて、勉強しなさいと言い過ぎると・・・
子どもたちは逃げたくなるはずです。その子はそういう気持ちで
机に向かっても点数は絶対に伸びません。
ワクワクしながら勉強するから伸びるのです。
生徒たちに言いたいのは「自分でやるから楽しいのです」の部分。
教員はサポートしかできないのですが、夏休み中はそれさえも
できませんので、自分でやるチャンスなんですよね。
夏休みは親からも教員からも解放されて、自分の弱点を潰す勉強
をして、「昨日までできなかったことができるようになった」喜びを
取り戻してほしいと願っています。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
読書好きな僕ですが、強制されたらきっと嫌いになるだろうな。