東京大学に行った教え子たちの勉強法を聞くのが好きなのです。
僕が高校時代にやっていたのとまったく同じという子もいれば、
それは考えもつかなかったなという子もいます。
けっこう驚くのが「長い文章を丸ごと記憶することは極めて有効
な勉強法」と言った生徒がけっこういる点です。
これは英語に限らず、国語や歴史などでもそうです。
特に重要な用語には色ペンなどで線を引き、意識しながら何度も
読んで(この「何度も」は10回程度のものではない)、文章ごと
頭に叩き込むというものです。
文章を丸ごと記憶することで、いくつもの用語が覚えられるうえに
文章そのものを記憶することによって、文章力や論理的思考力が
確実に伸びて、二次試験対策になるというものでした。
たとえば歴史では、豊臣秀吉という名前が出てきたら、同時に出て
くるキーワードがあります。ぶつ切りの言葉の知識ではなく、文章で
覚えているから知識と知識が連鎖的につながっているのです。
文章丸覚えは少なくとも英語と国語と地歴公民においては極めて
有効だと思われます。
特に国公立大学(の二次試験)においては。
一度トライしてみてください。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
今から東京に移動します。