受験生の夏休みといえば赤本をやたらとやっている生徒も多いと
思うけれども、過去問をやったから伸びるわけではないのですよ。
灘校の生徒たちも、そりゃ過去問を思いっきりやっているけれども
やっているのは力のある生徒であって、そうでない生徒がやっても
文字通りに「真っ赤な本」になってしまうのは、進研ゼミをやってる
人でなくてもわかるじゃろう。
大事なことは「知らないことを覚える」「理解できていなかったことを
理解する」ことです。
さらに言うならば、いくら覚えても理解しても普通はすぐに忘れてし
まうので、1回でも間違えた問題は何度も何度も反復することです。
受験生たち、過去問をやってるから伸びるのではないということを
肝に銘じて、しっかりと弱点を潰しましょう!
過去問をやったから伸びるわけでも、補習に出たから伸びるわけ
でも、夏期講習に出たから伸びるわけでもないのです。
勉強をするのは君自身であって、先生や予備校はちょっとした手
助けしかできないのです。
だから先生がしょぼくて伸びなかったというのは間違いです。
しょぼいのは君自身であって、先生ではないのです。
自分の力ぐらい自分で伸ばしましょう。
でも合格したら先生に「先生のおかげです」とお礼を言うのは大人
として当然のことだとは思うけど、間違っても教員が「俺が入れた」
なんて言うべきではありませんわな。
暑いけど頑張りましょう!
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
東京に向かう新幹線の中です。