
昨日は沖縄県の公立中学校や小学校の先生方の前で講演を
しました。家庭で勉強をする子を育てるためにという内容。
授業そのものはしっかり聞いて理解するとして、それだけ
では成績は上がりませんよね。ピアノのレッスンなどでも
先生のレッスンを受けている時間って週単位にすれば
かなり短くて、そのレッスンだけでは上達しません。
レッスン以外の日もひたすら勉強(練習)するから、徐々
に上手くなってくるわけです。これはスポーツも同じ。
最近は面倒見のいい学校が増えてきましたが、学校だけで
成績を伸ばすことなど不可能なのですから、自習時間を
しっかり確保しないと伸びないよということを生徒とか
保護者に伝えたうえで、どういうふうにすれば自習できる
環境が作れるかを考えねばなりません。
もちろん我流では伸びませんので、先生の存在は大きくて、
困ったことや解けないことがあったら質問に行かねばなら
ないのです。何ごとも我流には限界があります。
でもあまりにも面倒見が良すぎる学校の場合、授業や補習
なんかで時間を取られ過ぎると自習時間がなくなります。
それはあまり良くありません。
困った生徒は予備校や塾に行くことになりますが、そうい
う場所でいくら先生の授業を受けても伸びません。
数字を伸ばすのは自習だからですね。
自習室で勉強をするために塾に行くのはいいと思いますが。
生徒は自習をしないと伸びないのだとい意識を強く持って
自習計画を作って、しっかりと目標に向けてタスクを潰す
ことです。それができれば誰でも数字は伸びます。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
甲子園を目指すのも志望大学を目指すのも同じです。
苦しい想いをしながら目標を目指す青春の美しい姿なのです。