8月17日(月)です。今日から二学期が始まった学校もあります。
灘校は来週の月曜日からです。新型コロナのせいでいつもより早いのです。
一学期はオンライン授業などが中心となりました。
これを授業のコマ数としてカウントするかどうかの議論が行われています。
コマ数としてカウントするならば、夏休みは例年どおりとなります。
コマ数としかカウントするが、しかしオンラインだからねという意見もあります。
オンライン授業なんだから、せめてリアル授業を増やしましょうと。
とすれば、オンライン授業は授業としてはあまり良くないということですね。
クオリティーが高いのであれば、オンラインでも問題ないのですから。
10年以上前から衛星予備校が増えてきました。
が、それもリアルな授業をするところに比べると・・・ということですね。
新型コロナのためにオンラインも致し方なしというのが実情です。
できればリアルな授業やセミナーのほうがいいのです。
対面で行うほうが、教育的効果はめちゃくちゃ高いはずです。
ただ、オンラインで授業をしたことがなかった人もいます。
グーグルドライブなどを使ったことがなかった人もいます。
そういう人にとっては、新しい道が開けたということです。
リアルほどではないにしても、これでもしょうがないよねという。
ただ、勘違いしてはならないのは、だからといってオンラインが持て囃されることです。
オンラインはあくまでも代替手段なのですね。
いくら出席を取って多くの生徒が参加していたとしても、実は寝ていたという子もいます。
パソコンで見ていたが、実は手元のスマホでゲームをしていたという子もいます。
僕たち教員は目新しいものが出てくると、new epochなイメージを持ちます。
All in English然り。
Active Learning然り。
ICT教育然り。
でもそれらの教育的効果を全く無視して飛びつくのは間違いです。
新型コロナウイルスが第二波を迎えました。
すでに自粛には意味がなかったことが証明されたことになります。
これでまた自粛すると、一旦は消えますが、また活動を再開したら第三波が来ます。
リアルとオンラインをうまく併用しながら、セカンドベストを模索すべきですね。
ベストじゃないかもしれないけど、でもこれならなんとかという方法を。
単にオンライン授業をして出席を取っているから問題ないでしょというのは大きな間違いです。
教育的効果をしっかりと分析しながら行うことが何より大切なのです。
ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
オンライン授業もいいとは思うのですけれども、
10分を大幅に超えるオンライン授業は逆効果という調査結果があります。