動画を撮るようになって、多くの方々からメールをいただくようになりました。
お会いしたことのない方々です。
メールにはご自分や子どもさんの状況が書かれてあります。
どれも困っている、悩んでいるという内容のメールばかりです。
動画では1つずつお答えしています。
今回のメールは次の3つについて答えました。
・理科や社会などのまとめノートを自分で作っていったほうがいいのか
・英単語は高2までに覚えてしまったほうがいいか
・東大英語リスニングについて
動画はこちらです。よかったらご覧になってください。
また、チャンネル登録もよかったら宜しくお願いいたします。
この前、ある学校の生徒(とご両親)から相談を受けました。
東大に合格したいという理科Ⅰ類志望の高3生徒でした。
英語や数学、理科についてにひとしきり答えまして。
といっても数学と理科は専門外ですので、一般的なアドバイスしかできませんでしたが。
なにより気をつけてほしいことは基本をしっかり固めることです。
そして基本を固めるという意味で、共通テストは800点は取ることです。
東大入試というと難しそうに聞こえますが、そうではありません。
英語でも京大や一橋大や東京外大のほうがよっぽど難しいです。
東大の英語はそれほど難しくはありません。
ただ、そうであるからこそ、取りこぼしは許されません。
その点で、基本的なこと(つまり共通テストレベル)は確実に押さえておきたい。
東大は二次試験の得点比率が大きいので、一次試験(センターなど)は関係ないと言われます。
でもベネッセの分析や予備校の分析では、二次試験での逆転がほとんどありませんでした。
つまりセンター試験での高得点者がそのまま東大に合格していました。
理科Ⅲ類も含め、二次試験での逆転はほとんどありません。毎年のことです。
なぜか。
力のある生徒(つまり二次試験で点を取る生徒)はセンター試験でも点を取っていたからです。
東大に入る子というのは、特別な「東大脳」などを有している子ではありません。
東大脳(笑)、いっとき流行りましたけどね。そんなのないです。
確実に共通テストで出題されるようなものなら押さえることです。
相談を受けた生徒(とご両親)には、共通テストで800点は取れる勉強をしなさいと伝えました。
対策的な問題集をやっても駄目なものは駄目です。
自分の知らないことを覚え、できないことをできるようにすることです。
基本的な内容なら100%に近いぐらい答えられるようにしておくこと。
それが何よりも大切なのです。
ブログに今日もおいで下さり、ありがとうございました。
「東大憲章」は必ず読んでくださいとも伝えました。
どんな人に入ってきてほしいのか、東大のメッセージを知ることは大切です。