KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2020年8月28日

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自由英作文について

Posted on: 2020年8月28日(金) 5:42

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先日の東京ロングセミナーで、聖光学院の佐藤先生の本を紹介しました。
自由英作文のコーナーで。自由英作文の考え方やパターンが勉強できますよと。

そのときに本の名前を言わなかったので、こちらで書いておきます。

旺文社の『難関大のための 上級問題 特訓ライティング』という本です。
この本は自由英作文の書き方についてとてもうまくまとめられてあります。
この本一冊で自由英作文は十分に点数を取ることができるでしょう。

僕も以前、自由英作文の本を書いたことがあります。
『東大英語ライティング&グラマー』という本です。

僕のは東大に特化していろんな問題パターンを紹介した本です。
佐藤君の本は東大に限らず、いろんな大学の受験生に使ってもらえると思いますよ。

よかったら手に取ってみてください。
(上の写真の向かって右が佐藤先生です)

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僕は2つのメルマガを発行しています。
指導者向けに書いているのが『Daily KIMUTATSU』というメルマガ。
学習者向けに書いているのが『KIMUTATSU JOURNAL』です。

Daily KIMUTATSUは僕が登録して書かせてもらっています。
デイリーという割には毎日書いているわけではないのですけれども。
KIMUTATSU JOURNALは誰でも無料でお読みいただけます。
こちらからご登録ください。

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今週発行した『Daily KIMUTATSU』の中で自由英作文について書きました。
生徒たちに必要なことはもちろん正しく書くことなのですね。

で、その「正しく書く」というために大切な要素があるのです。

1つは英語を書くパターンを知っておくということです。

英語の段落には書くパターンがあります。
そのパターンから外れてしまうと、いくら no errors でも点数が低くなります。

もう1つは自己添削力・自己採点力を身につけるということです。
そのためには英語のルールや構文の知識です。
このルールは学校では文法とか語法とか言われています。

だいたい知っているよという人もいるでしょう。

でも僕の生徒たちの東大にA判定出している子でもこんな英語を書きます。
A boy and a girl is riding a horse, and their father is trying to move it.

言うまでもなく、中学1年生でもわかるミスです。

なのに東大A判定がこういうミスをして、気づかないままにしているのです。
この is は are じゃね?と僕に言われてはじめて「あ!」と。

書いたあとに見直しなさいと言うのは簡単です。

でも自己添削力のない生徒にとっては見直しても見直してもミスに気づきません。

見直す方法について教えなければ気づかないものです。

書いてすぐに先生に添削してください!と持ってくるようでは駄目です。
自分でまずは添削をする。そのうえでプロに添削を依頼するようにすべきです。

自分で書いた英語のミスを見つけられるようになれば、自由英作文はかなり上達するはずです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
プロでもミスはするんですけどね。ちなみにネイティブもミスをするんです。

 


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表現力豊かな人間に

Posted on: 2020年8月28日(金) 5:23

nago

まずは動画を更新しました。
多くの方々からご質問やご相談を頂戴しております。

早く答えないといけないと思いながら、仕事がそれなりに忙しく。
いただいたご相談には答えていきますので、しばらくお待ちください。

昨日アップした動画では
・高2になってリーディングが苦手に。どうすればいいか(高校生から)
・どういう学部に行ってどういう仕事に就いたらいいかわからない(高校生から)
・書斎のユニフォームは誰のものか(沖縄のゴルフ大好きさんから)

よかったらご覧になってください。

動画はこちらです。

よかったらチャンネル登録をお願いいたします。励みになります。

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アルクの栁沼さんから「今年は『ユメジュク』のご採用が多い」とうかがっています。
書店さんのデータはわからないのですが、学校でのご採用がかなり多いそうです。

一番の理由は自由英作文でしょうね。

自由英作文では表現力が問われるわけです。

ミスなく書いても表現力が低いと点数はかなり低い。

その点でイディオム(慣用表現)をうまく使うことで、高得点が期待できます。
簡単な単語しか使えないようだと、残念ながら表現力の高い文章にはなりません。

もうひとつの理由としては、使える英語力を身につけたいということでしょう。

手元にある『ユメジュク』からの抜粋です。
We should think better of opening a branch of our restaurant.
I hit it off with Meg after we tried hard to finish the job together.
I had butterflies in my stomach while I was speaking in front of such a large audience.
That photo does not do you justice.
We must take stock of the situation we are facing.
The players got psyched up again just before the last inning.
Let’s have a ball at the concert this weekend.
It is cool at night these days,, so I can sleep like a dog.
You should avail yourself of this chance to go abroad.
The sumo wrestler flew off the handle when he lost the game.

学校で採用が増えているというのはおそらく、先生方の想いなんでしょうね。
こういった表現を生徒に使えるようになってほしいという先生方の。

著者としては機会的に覚えるのではなく、英作文などに活用してほしいです。
あるいは普段から英語で独りごとを言うときに使ってほしいものです。

英語を話す機会はそれほど無くても、英語は話せますからね。

表現力豊かな人は素敵です。そういう人になってほしいと願っています。

 

 

ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
日本語の二字熟語、三字熟語、四字熟語もいっぱい知っている人になりましょう。

 


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