先日の東京ロングセミナーで、聖光学院の佐藤先生の本を紹介しました。
自由英作文のコーナーで。自由英作文の考え方やパターンが勉強できますよと。
そのときに本の名前を言わなかったので、こちらで書いておきます。
旺文社の『難関大のための 上級問題 特訓ライティング』という本です。
この本は自由英作文の書き方についてとてもうまくまとめられてあります。
この本一冊で自由英作文は十分に点数を取ることができるでしょう。
僕も以前、自由英作文の本を書いたことがあります。
『東大英語ライティング&グラマー』という本です。
僕のは東大に特化していろんな問題パターンを紹介した本です。
佐藤君の本は東大に限らず、いろんな大学の受験生に使ってもらえると思いますよ。
よかったら手に取ってみてください。
(上の写真の向かって右が佐藤先生です)
僕は2つのメルマガを発行しています。
指導者向けに書いているのが『Daily KIMUTATSU』というメルマガ。
学習者向けに書いているのが『KIMUTATSU JOURNAL』です。
Daily KIMUTATSUは僕が登録して書かせてもらっています。
デイリーという割には毎日書いているわけではないのですけれども。
KIMUTATSU JOURNALは誰でも無料でお読みいただけます。
こちらからご登録ください。
今週発行した『Daily KIMUTATSU』の中で自由英作文について書きました。
生徒たちに必要なことはもちろん正しく書くことなのですね。
で、その「正しく書く」というために大切な要素があるのです。
1つは英語を書くパターンを知っておくということです。
英語の段落には書くパターンがあります。
そのパターンから外れてしまうと、いくら no errors でも点数が低くなります。
もう1つは自己添削力・自己採点力を身につけるということです。
そのためには英語のルールや構文の知識です。
このルールは学校では文法とか語法とか言われています。
だいたい知っているよという人もいるでしょう。
でも僕の生徒たちの東大にA判定出している子でもこんな英語を書きます。
A boy and a girl is riding a horse, and their father is trying to move it.
言うまでもなく、中学1年生でもわかるミスです。
なのに東大A判定がこういうミスをして、気づかないままにしているのです。
この is は are じゃね?と僕に言われてはじめて「あ!」と。
書いたあとに見直しなさいと言うのは簡単です。
でも自己添削力のない生徒にとっては見直しても見直してもミスに気づきません。
見直す方法について教えなければ気づかないものです。
書いてすぐに先生に添削してください!と持ってくるようでは駄目です。
自分でまずは添削をする。そのうえでプロに添削を依頼するようにすべきです。
自分で書いた英語のミスを見つけられるようになれば、自由英作文はかなり上達するはずです。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
プロでもミスはするんですけどね。ちなみにネイティブもミスをするんです。