KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

死ぬほど英語を・・・

Posted on: 2016年10月10日(月) 5:58

saying03

「死ぬほど英語を勉強してきた」という人のブログを見つけまして
とても興味深く読んでおりました。

こちらです。

アメリカの大学院でAやA+をとる人でもこういう思いをするんだ
なぁと思いながら。

そういえば何年も日本にいらっしゃる外国の人でも、やはり少しは
日本語がおかしいことが多いですからねぇ。

ピーターセン先生のような方はかなり珍しい。

でも確かに限界はあるんだろうけど、できる限り頑張って勉強をし
て、自分の力をどこまで伸ばせるのかトライしてみるという意味で
勉強するのはいいことやろうなと思っています。

僕は英語のプロなので「英語を頑張る」っていうのは変です。

イチロー選手が「野球頑張ります」って言わないのと同じ。

でもまぁできる限り穴のないようにしようと思っています。

それと同時に自分としては物書きですが、文章を書くスキルについ
ては発展途上なので、そちらをむしろ頑張ろうと思っています。

面白いブログを見つけたのでご紹介させていただきました。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
昨日は練習試合でしたが、ぼろ負けしました。無念。

 


kimutatsu

リスニングのトレーニング用として

Posted on: 2016年10月9日(日) 6:00

sokudoku

この本を中2で一括採用しました。とは言っても速読用ではなくて
リスニング用です。授業ではディクテーションをしてもらいます。

自宅学習ではCDを聞きながら音声をコピーしてもらいます。

そして翌日の授業でちゃんとやってきたかどうかの確認テストを
することになります。

自宅にCDがあって何度も再生しながらオーバーラッピングとか
シャドーイングとかを行う必要があるのです。

文章だけならプリントでもいいのですが、CDに合わせて音読しな
いと効果が半減どころか、かなり薄くなるので採用しました。
(僕に著作権があるので、僕がコピーしてプリントにして配布しても
法律違反にならないのです。)

まさかCDだけを採用することはできませんからね。

マーク・ピーターセン先生が書きおこされた英文が素晴らしくって
どう使おうかと思っていたのですが、全文ディクテーションからの
音読の上で全文暗唱、そして全文暗写をしてもらいます。

めちゃ力がつくなぁと思いながら、僕も生徒たちと一緒に何十回と
なく音読をし、一緒に暗写をしました。

オリジナルの文章と全文違わずに書けると、とても嬉しいものです。

プロでも勉強になる表現がたくさんあります。

ピーターセン先生に感謝しつつ、生徒らの英語力が伸びるように
授業と家庭学習の時間を上手く使います。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
スクリプトを読んだあとは速いほうの音声で音読をします。
ディクテーションはゆっくりのほうの音声でやります。

 


kimutatsu

最近思ってること

Posted on: 2016年10月8日(土) 7:22

kangaku03

先日、関学大に行ったときに高大接続センターの山田君に撮影
してもらいました。学生時代、いつもここにいました。

当時は切り株と呼んでいた場所です。

今は切り株がないので、なんと呼ばれているのか知りません。

ここで毎日のようにギターを弾いていました。

もう今から30年以上前の話です。

kangaku02

当時の写真を引っ張り出してきました。右でヤマハSGを弾いてる
背の低いのが僕です。髪の毛が長い!

これは僕が20歳のときですね。6月のライブやと思います。

だから今から32年前か。場所は森ノ宮のピッコロ。

このときは教員になろうかなぁぐらいの気持ちしかなかったのです。
将来の夢なんてのも持っていなかったなぁ。

年齢を重ねるにつれ、見えてくるもの、やりたいこと、生きてるうち
に叶えてみたいこと・・・が増えてきます。

それと同時に、こんなことならあの時にやっときゃよかったのにと
後悔することも増えてきます。

だからと言って若い人たちに「将来後悔するからやれ」と言ってば
かりいるような面倒くさい大人でありたいとは思いません。

僕はこうして後悔したという話はしますが。

そこから何を学ぶかは若い人たちの自由ですし、自己責任です。
だから生徒たちには「堕ちる人生もダメなわけじゃない。自分で
選んで生きればいい。」と言ってあります。

まぁしかしこれから先は何年生きられるかわかりませんし、後悔
しない人生、ストレスの溜まらない人生を生きられればいいなと
思っております。

さ、大阪のセミナーに出かけます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
せっかく生まれてきたのですから笑って生きたいものです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

明日は大阪

Posted on: 2016年10月7日(金) 6:00

04

明日は大阪ロングセミナーです。遠くは石川県からご参加下さる
先生もいらっしゃいます。いつもながら頭が下がります。

先日の福岡ロングセミナーと同様、会場はいっぱいになりそうで、
今日は珍しく緊張しています。

夏の東京ロングセミナーは知っている先生方が多いので、それは
それで緊張するんです。「聞いたことがあるぞ」という内容ばかり
7時間も聞かされていてもつまらないですからね。

同窓会をしているわけではないので、1年間自分が学んだことを
存分に発揮しようと意気込み、上手く伝わるかな、大丈夫かなと
緊張するのが東京ロングなのです。

福岡と大阪のロングセミナーは、知っている先生方もいらっしゃる
のですが(中には東京ロングにいらっしゃったのに福岡や大阪の
ロングセミナーにもいらっしゃる方もおられる)、むしろ新しい先生
の方が多いのです。

福岡と大阪のロングセミナーは。

「初めて木村のセミナーにいらっしゃった方、手を挙げてください」
と言うと、4分の3ぐらいが手をお挙げになります。

05

せっかくお休みを返上して、本来なら家で休んでいたいなという気
持ちも心の片隅に抱きながら、でも僕のセミナーに期待をして
ご参加くださる熱心な方々ばかりなのです。

期待を裏切らないように、いつもどおりの自分を飾らずに出そうと
思いながら講師を務めさせていただいているのですが、福岡と
大阪は東京とは違う緊張感があります。

最後に矢部くんが「講師の木村先生にもう一度拍手を」と言うまで
まったく気が抜けません。

明日もおいでくださった方々にご満足いただけるよう頑張ります。

これなら自分の授業に活かすことができると言っていただけるよう
わかりやすく、心を込めてご説明させていただきます。

ご参加くださる先生方、明日はどうぞ宜しくお願いします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
いつもながらセミナー前夜はパワポ資料を何度も何度も
見返して、加除訂正を繰り返します。

 


kimutatsu

ノーベル賞受賞に思うこと

Posted on: 2016年10月6日(木) 5:00

206

東京工業大の大隅良典栄誉教授のノーベル医学・生理学賞授業
が発表されました。この数年、日本人の受賞が続いています。

以前、灘校に勤めておられた理科の先生から次のようなことを聞
かされたことがあります。今からもう15年以上前のことです。

「木村、理系の大学教員っていうのはな、要するに全員がノーベル
賞を狙ってるんや。そういう意味で理系に進む生徒っていうのは
専門分野でノーベル賞を狙おうとする姿勢がないとあかんねん」

教員になってそんなことを聞かされたのは初めてでしたので、驚い
たのを覚えています。

「文系の先生とは違うんですか」と聞きますと・・・

「全然違う。文系の教員は高校の教科書を作ったり参考書の監修を
やったりして生きていく人が多い。研究一筋の人は少ないと思う。
理系は違う。そんなもので貰えるカネよりノーベル賞がほしいんや。
ノーベル賞受賞のために研究をしてるようなもんなんやで。それ以外
にはほとんど興味がない。」

極端な意見という批判もあるのでしょうが、その先生も大学で教えて
おられ、ご自身もノーベル賞を狙っておられたこともあって、
口調はいつにも増して真剣そのものでした。

そして「毎年、誰かがノーベル賞を受賞したというニュースを見てなぁ
わしは寂しい気分になるんや。嫉妬やなぁ。俺も狙ってたのにって。」
と自虐的な笑顔を見せられました。

理系に進む人たちにとっては、特に大学に残って研究される方々に
とっては、ノーベル賞受賞こそが夢なんでしょうね。

僕の教え子たちの多くが理系に進みますが、彼らの中から自分の夢
をかなえて、何年か先にノーベル賞を受賞する人が出てくることを
実はひそかに願っています。

大学合格なんてレベルで満足するのではなく、世界的に活躍する人
に育ってほしいなぁと願っています。

そういう人を育てるんやという意識で日々の授業を行っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
関西は強い風が吹きましたが、台風は全く大丈夫でした。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

ベネッセから本を出します

Posted on: 2016年10月5日(水) 5:14

P1030441

11月29日にベネッセから本を出すことになりました。

リスニングとスピーキングのトレーニングブックです。

書名は『Listening & Speaking Training Seminar』です。

上はBook1とBook2の表紙画像です。Book2は12月22日に、
そしてBook3はおそらく来年の2月か3月に出ます。

P1030420

これが裏表紙。

検印を押す欄ですが、けっこうお洒落ですね。

ラーンズ編集者の本気が伝わってきます。

また詳細は書きますが、11月29日(いい肉の日)に発刊です。

またよかったらお使いください。

英語を聞き取ってディクテーションし、音読に音読を重ねたうえで
そのコンテンツに関して英語で話すという流れになっています。

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ちなみに学校専売品なので書店さんには置かれません。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

大阪でセミナーを開催します

Posted on: 2016年10月4日(火) 13:35

01

8日(土)は大阪でロングセミナーを行います。アルクさん主催で。
夏に東京で、先週末に福岡で、それぞれ開催したものとほとんど
同じ内容のセミナーとなっています。

英作文指導とスピーキング指導をどのように行えば、生徒たちの
力を伸ばしてやれるのかという内容ではあるのですけれども、
単語や文法や長文読解の指導方法や定期考査の作り方も含めて
お話をさせていただきます。

インプットをしないとアウトプットできないですからね。

練習しない選手が本番で力を出せるわけがないのです。

では日々の練習はどう行うのかという話をさせていただきます。

授業の中でできることは限られています。鍵を握るのは家庭学習。
ではどのように家庭学習をさせるのかがポイントになります。

大阪城の近くの会場です。また遠くからお越しになる先生方がおら
れるように伺っております。

ご参加下さる先生はどうぞよろしくお願いいたします。

まだお申込みでない先生で、行ってみようかなと思われる先生方は
こちらからお申込みください

お会いするのを楽しみにしています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
沖縄や鹿児島の人たち、台風は大丈夫でしたか?

 


kimutatsu

英作文の勉強法

Posted on: 2016年10月4日(火) 5:04

yumesaku05

英作文の勉強をする際に大事なことは、「この単語は知っておいた
ほうがいいな」と思われる単語はどんどん覚えていくことですが、
それと同時に「これは覚えなくても日本語を加工すればできるな」と
思う部分があったら、そのパターンを覚えていくことです。

例えば以前、京都大学の英作文で「文化財」を英語に直さなければ
ならない問題が出題されました。

英語ではcultural heritageやcultural resourceと言います。

これを別の表現にするのはなかなかきつい。

いろいろと考えて、traditional buildingsなんて書いたりする人だって
いらっしゃるかもしれませんが、それだと人形浄瑠璃や歌舞伎などは
どうなるんだという問題があります。

であればcultural heritageは覚えたほうがいいということになります。

yumesaku

でも「文化財は、それを維持するために尽くしてきた人々の多年の
努力の結晶である」という日本語だったらどうでしょうか。

Weblioで「努力の結晶」と打ち込むと、a monument to hard work
という英語が表示されます。

でもそれを覚えるよりも「人々は長い間、文化財を維持するために
努力してきた」と日本語を加工すればいいのですね。

英作文は日本語を英語に直す作業ではありません。

日本語で書かれた内容や著者の気持ちを、海外の人に伝わる英語
で表現する、いわば翻訳作業なのです。

覚えておかねばならない語彙はたくさんあります。

知らない語彙はどんどん覚えていかないと英作文での高得点は期待
できません。

だけれども、それと同時に日本語の能力を上げていかないとダメです。

日本語の言い換え能力を上げようと思うと、日本語の表現力が豊かで
なければなりません。

いろんな日本語を変形し、英語で表現しようとすることが役に立ちます。

日本語の加工を楽しんでください。

そうしているうちに英作文って得点源なんだなということがわかってくる
でしょう。英作文で点数を落とさなくなれば、成績は安定します。

受験生の皆さん、頑張ってくださいね。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
浪人生のときに英作文の勉強法を教えてくれた
当時の駿台予備校の講師の先生に感謝しています。

 


kimutatsu

ダイハン書房岡本店さんにて

Posted on: 2016年10月3日(月) 4:37

DVC00246.JPG

阪急電車岡本駅前にダイハン書房岡本店という書店さんがあります。
甲南大学などが近くにあるお洒落な街の小さい書店さんです。

いつもお世話になっている酒井社長からメールを頂いたのですが・・・

9月から『新ユメタンJr.』の音声を流してくださっているそうです。

『新ユメタンJr.』は身の回りの単語ばかりを集めた単語集なのです。
自分としては自信作なのですが、その「身の回りの単語ばかり」という
部分があまり浸透していないのか、『新ユメタン⓪』や『新ユメタン①』
ほども売れてはいなかったのですけれども・・・

Jr007

店内にCDを流してくださったところ、「身の回りの単語ばかり」
という部分が浸透し始めたのか?先月だけでなんと!な、なんと!
13名もの方々が買ってくださったそうです。

話題になっているものを除けば、1冊の本がそんなに売れることは
普通はありませんので驚きました。

学校の近くですし、近いうちにご挨拶に伺おうと思っています。

酒井社長、嬉しいメールをありがとうございました。

またゴルフしましょう。啓林館の北野くんと一緒に。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
できれば書店さんで本を買いましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

kimutatsu

高槻高校と愛知淑徳高校にて

Posted on: 2016年10月2日(日) 11:23

takatsuki2

takatsuki1

高槻高校(大阪)の文化祭で生徒たちが壁の装飾を作ったそうで、
担当の高木先生が写真を送ってくださいました。

aichi2

aichi1

愛知淑徳高校の体育祭では高3で担任の先生に創作物を着せる
リレーに『ユメタン』が登場したそうです。

宮島先生が写真を送ってくださいました。

著者としては嬉しいというかとても光栄です。

これってよく考えてみると、担当の先生方の「この本を使って英語
の力を伸ばしてほしい!」という強い気持ちを持ってしっかりと
日々の指導をされていて、それが生徒たちに届いている証拠やと
思いますねぇ。

配布された単語集や問題集に対する何らかの思いがなかったら
生徒たちもこういうのを作らないでしょう。

僕、学生時代、先生方に配布された問題集や単語集にこんなに
愛着を持ったことがない。自分で買ったものには思いがあって
続けていたけど、配布された本には敵意さえ抱いてたなぁ。

高槻も愛知淑徳も、いい授業をされてるんだろうな。

いい学校でいい先生に恵まれたこの生徒たちが羨ましい。

僕も頑張ろうと思いました。

高木先生、宮島先生、ありがとうございました!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
生徒たちも先生方も笑顔だったんだろうなぁと思うと
こっちまでなんだか心がほんわかします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

ACCESS COUNTER

Total 39401371 Hits!

▲PAGE TOP