KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

単語とリスニングと例文

Posted on: 2013年5月19日(日) 8:36

yumetan08

先週ご一緒した加藤先生からメールを頂きまして、本人の了解を得て
その一部をこちらに貼り付けておきます。

英語がいつまで経っても苦手な生徒はしっかり読んでほしい。

**************************

今日、この3月に卒業した教え子が2人、学校に訪ねてきました。
ひとりは早稲田の国際教養学部、
もう一人は別の大学の経済学部に進みました。
 
彼らは3年間、ユメタンと夢リスで、そして3年生の時にはひたすら
例文暗唱と暗写でとことん鍛えられた代なのですが、
開口一番、
「先生、ほんっとうに英語は『単語』と『リスニング』と『例文』って
後輩たちに言ってください!どんなに読んで訳せても、それだけじゃ
ダメです。たくさん単語を覚えて、たくさん聞いて、例文も覚えること
で話すこともできます」ですって。
 
もうひとりの経済学部に進んだ生徒も、
「外国人の先生の授業が、何言ってるかわからなくてついていくの
が大変。ほんと、マジで耳、大事です」
と何度も繰り返し言っていました。
 
実際に大学での授業の様子を聞くと、
私たちが思っている以上に大学では読んで訳すだけのような授業は
どんどん減っていっているようですね。
プレゼン、ディスカッション、スピーチと、
きちんと勉強したことを口に出せて、聞くこともできる、という力が
ほんとうに求められているのだとわかります。
 
もちろん、ある程度の量の英文をきちんと読んで内容を理解するとい
う力もなくては困りますが、それだけでとどまっていてはいけないと
いうことですよね。
授業を展開するうえで、こういう現状をちゃんと認識しておかないと、
どんどん時代遅れになってしまいますね。
 
卒業生の声で、自分がやってきたことにまた少し自信が持てました。
そして木村先生が常におっしゃっていることがさらに証明できました。
ありがとうございます!
 
今年の生徒にもそのことを理解させたいと思っていま奮闘しています。
 
***************************
 
覚えることをしっかりと覚え、リスニングやリーディングを重ねながら英
語のデータベースをどんどん頭の中に詰め込んでいくことです。
 
『パワフルメソッド』に詳細は書きましたが、結局そういうことをしなけれ
ば英語力を身に付けることは無理だと僕は思っています。
 
『パワフルメソッド』に書いたようなことは灘だからできるんだと言う人は
灘以外の多くの学校で、実は同じことをやって成果をあげている先生が
たくさんいらっしゃるということを知らないだけです。
 
日本語さえできれば生きていける国だからこその英語勉強法なのです。
 
加藤先生、メールをありがとうございました。お互い頑張りましょう!
 
 
今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
たくさんご紹介したいメールがあるので、順次こういう形で
こちらに紹介しますね。
多くの学校の取り組みがわかっていいんじゃないかと思います。
 
 

kimutatsu

また新しい出逢いが

Posted on: 2013年5月18日(土) 8:42

kimutatsu0093

先週、アルク主催のセミナーを行ったのですが、前日の夜に新宿で
今井先生と静先生と加藤先生と一緒に飲みました。

静先生ってのは大東文化大学の先生なのです。

今月号のEnglish Journalに静先生監修の発音に関する記事が掲
載されていますが、発音指導に関しては一家言お持ちの先生です。

僕の発音はCDで聞いたり本を読んだりしながら我流で身につけたも
のなので、「この音とこの音はどう違うんですか」などと質問しながら
その場で個人レッスンをしていただきました。

一番難しいのはroseのseの部分とroadsのdsの部分の違い。

要するに「ず」と「づ」の違いなんですと言いながら懇切丁寧に説明を
してくださいました。あとは習慣化できるかどうかですね、僕が。

また時間が合えば静先生の発音トレーニングのセミナーに出席させて
いただこうと思います。

今井先生、加藤先生とは相変わらずな感じでワイワイ言うてました。

また夏に札幌でご一緒できそうで、楽しみにしております。

場を作ってくれたアルクの石川君と矢部君、ありがとう!

 
 
今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
明日は大阪でセミナーがあります。
ユメタンと夢リスの採用校の先生方向けのセミナーです。
107名の先生方がいらっしゃいます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

あれから12年

Posted on: 2013年5月15日(水) 21:56

consulting_office2

うちの保護者の方々も読んでくださってるらしく・・・ありがとうございます。
生徒を通じて「サインしてください」が増えてきました。

恐縮しております。お気遣いいただきすみません。

生徒たちよ、親はうるさいかもしれぬが大事にせえよ。大学はできれば
自宅を離れたほうがいいと思う。そのほうが自立するのが早くなる。

が、親は大事にせえよ。言われなくてもわかってるならよろし。

平成13年の今日、僕の母が亡くなりました。

特に親孝行をするでもなく、ほんまにこれからってときに逝ってしもてね。
物書きとしての自分を見せることができませんでした。

今日は学校の帰りに墓参りに行ってきました。

いろいろと話をしました。周囲に誰もいなかったからね。16時頃かなぁ。
平日の墓参りって誰もおらんので、声を出して親と話ができますねん。

62歳で亡くなったんやったかな、63歳かな。とにかく早かった。

うちはおばあちゃんも63歳で亡くなっててね。早死にの家系なのよ。

それもガンの家系。

俺は長生きするから、まぁ見といてくれと声をかけて墓をあとにしました。

教員になったときにどえらい喜んでくれた母でした。

灘に移ったときには「お前みたいなアホが灘の子らをよぉ教えれるんかい」
と言いながらも嬉しそうでした。

それが親孝行といえば親孝行やったんかな。

あれからもう12年か。早いな。

 

今日もブログにおこしくださいましてありがとうございました。
両親が亡くなってしまうと相談相手がいなくて困りますね。
まぁ生きてるときにはあまり相談せんのが親ってもんやけどね。
親は静かに木の上に立って子どもを見てるのが仕事ですわな。

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

富岡西高校に行ってきたで!

Posted on: 2013年5月15日(水) 20:33

tominishi1

徳島県阿南市にある富岡西高校を訪問しました。この学校には橋見
先生と小川先生という2人の友達がおりまして。

橋見さんから「来てほしい」とラブコールを何度も受けていました。

2009年にいっぺん行ってるんですけどね。

めっちゃ遠いのよ。車で行ってきてんけど。遠いなぁと思ってさ。でも
まぁ喜んでくれるならいいかと思って行ってきました。

高1・2生徒たちに講演し、後に高3生徒たちにも講演。

いつもどおりと言うべきか、生徒たちを爆笑させながら話をしましたが
生徒らはノリがよく、適切に爆笑しながら聞いてくれました。

英語の勉強法について話しました。

 
tominishi2

tominishi4

それが終わってからは控え室になっている校長室にたくさんの生徒たち
が質問にやってきました。

中学英語から復習したほうがいいのか?
進路の希望に親が反対するがどうしたらいいか?
長文の問題集はどうやって選ぶのか?

などなど。

質問タイムが終わってからは英語科の先生方向けに単語とリスニング
のプチセミナーを行いました。

8名の先生方が声を出しながら勉強をされました。

そして校長先生をはじめとし、20名以上の先生方が懇親会に参加され
驚異的に盛り上がりました。他校の先生方もいらっしゃいました。

tominishi5

思うんですけど、こうして数年前に講演に呼んでくれはった学校から
もう一度来てほしいと言ってもらえるのは幸せですよね。

前回良くなかったら2回も呼ばれることはないはずなので、同じ学校
からこうしてオファーがあるのは嬉しいことです。

翌日は東京に移動しないとあかんかったので、お酒はほどほどにし、
また阿南から自宅まで3時間ほど朝から飛ばしてきました。

富岡西高校の生徒たち、ありがとう。一生懸命頑張るんやで。

自分の成績が悪かったとしても、他の人のせいにしたらあかんのや。
あかんのは全て自分が悪い。自分に線引きしないで頑張るねんで。

帰った翌々日に橋見先生から嬉しいメールが届きました。

*********************
先生の講演を聴いて、たくさんの生徒たちが問題集やら単語集
やらを買いに行ったそうです。今まであまりヤル気を見せなかっ
た生徒が講演後に急に「これから頑張る。そして留学する」と親
に宣言したそうです。
先生の講演を企画した甲斐があったというものです。ありがとう
ございました!
*********************

こういうのは嬉しいですね。こちらこそありがとうございました。

生徒たちは自分の今の成績で「自分の能力はこんなもん」と線を引く
のが普通です。本当はこの大学に行きたいが無理やろな、と。

で、それを親や教員が後押しすることがあります。

「そうやな。ちょっときついな。じゃあどこにする?」と。

それではいつまで経ってもアカン生徒はアカンままです。伸ばそうと
する姿勢が大人にないと伸びるもんも伸びませんわ。

講演では「簡単にあきらめるな」という話をいろんな学校ですることに
していますが、講演後にこうして生徒たちが本屋さんに走ってくれた
というのは、本当に嬉しいことです。

ほんま、一時的に頑張るんやなくて、自分の将来を見据えてしっかり
頑張らなあかんのやで、お前たち!

先生方にはお世話になりました。本当に感謝しています。ありがとう。
またお逢いするのを楽しみにしております。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
ちなみに富岡西高校の校長先生は押しが強すぎますねん。
秋にも来いと言われてますがな。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

オレンジのしましまと緑のしましま

Posted on: 2013年5月14日(火) 21:49

kisohen

jissen2

もう出してからけっこう経ちました。初めて出したのが上の基礎編です。
2005年5月20日に初版が出ました。もうすぐ出してから8年ですね。

初版は2000部でした。

他にセンターリスニングの問題集がなかったので、1ヶ月後には増刷
がかかって嬉しかったのを今でも覚えています。

それから半年後に出したのが実践編でした。(下のほうの写真)

上の基礎編の帯でポーズを取っている写真が使われていますでしょ?

これを最初に見たときはナントナク切なくてねぇ。色物系で見られるなぁ
と確信しました。

当時、日経新聞で紹介されたんですよ。アルクが学参に参入した!と。
灘校の木村達哉氏を起用!と書かれていて、上の本の写真がバーン!
と日経新聞に掲載されました。

嬉しいよりもちょっと恥ずかしかったです。

実は上のサングラスの写真、三宮駅で撮ったんです。

それも当時の編集長だった嵯峨さんの自前のデジカメで。

売れると思ってなかったんでしょうね。スタジオを借りて、プロのカメラマ
ンを雇ってカネかけて・・・というものではありませんでした。

三宮駅を行き交う人々。17時頃ですよ。ラッシュの中、サングラスをか
けて、上のポーズを取る木村。

「テキトーなポーズを取ってください」と言いつつ小さいデジカメを構える
嵯峨さん。フラッシュすらなし。

この人たち、何しとんやろといぶかしげに見ている人々。

「お母さん、あの人たち何してるん?」と尋ねる子ども。「見ちゃダメ!」
と叱るお母さん。そう、俺たちはとても危険な2人やったな。

今では懐かしい思い出です。とても心に残ってる一冊なのです。何より
書店に並ぶ自分の本を見たときは周囲の目を憚らずに泣きました。

嬉しくて。ワンワン泣きました。本当に嬉しかったな。

 
kiso
  

jissen

この度、11回目の増刷が決まりました。本当にありがとうございます。

そしてそれを機にというわけでもないのでしょうが、ご覧のとおり、帯の
写真が取れて、どうも学参らしくなりました。

なんとなくすっきりしました。

すっきりしましたが、あっさりになりました。

お手元に前の基礎編と実践編がある人は大事にして下さい。

何年かしたらプレミア付いて高く売れる・・・とは思いませんが(笑)

写真も古いし、写ってる自分のポーズも格好悪いし、帯を変えてほしい
と思ってたのですが、こうなると前のが懐かしく愛おしくなりますね。

ある学校では「オレンジのしましま」と「緑のしましま」なんて可愛く呼ん
でくださってるそうです。

僕の手元には1冊ずつあります。大事にしようと思っています。

  

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
今日は東京の井上先生からのメールで元気を頂きました。
また彼の本とメールを紹介する日を楽しみにしております。
  
  


kimutatsu

ユメタンシール

Posted on: 2013年5月14日(火) 14:52

yumetan16

画像見えますか。僕の顔が印刷されたシートみたいなものです。
これ、何かわかりますか。

宮崎西高校のO先生がお作りになったシールです。

ユメタンの小テストの合格者にシールを渡して、合格したユニッ
トのところに貼っていくんだそうです。

こういうシールを作ろうと思うのですが、顔のイラストを使用し
てもいいですかとメールが来ました。

それが来たときには「シール?って何やろ」と思ってたのですが
こういうのを本や合否一覧表などに貼っていくとモチベーション
があがりますね。ナイスアイディアだと思います。

教員っていくら正しいことを教えていても、この先生の授業では
モチベーションが上がらないというのではよくないと思います。

モチベーションを上げるのは生徒の役割だとはわかっているけど
なにかしらの工夫をするのがプロだと思うのです。

いくらその先生に高い英語力があっても、伝える力がないと高校
現場では通用しない人だということになります。

英語ができない人に教えるのですから、「この先生の授業は英語
の勉強がしたくなる」という授業でないとダメですね。

その点で中学や高校の教員って、伝える力や話す力が何より大事
で、生徒たちに英語を教えるというより、むしろ英語を勉強した くなる
先生、そういう授業でないとあかんと思います。

O先生のプロ意識に脱帽です。

「一括採用校にシールをプレゼントしてください!」というメー ルを
O先生からいただいているのですが、使われずに捨てられると悲
しいので、シールは・・・要望が強ければ作ってもいいけど。

今は講演などに行った学校で上のユメタンクリアファイルを配布し
ています。

全員の生徒にではないけど。

ユメタンの採用校に限り・・・ですけどね。

講演などの最後にじゃんけん大会を開き、勝った生徒たちに渡す
ことにしています。自分で作りました。

わはは、高かったけどな。まぁ喜んでくれるならOK。

それとアルクの僕のセミナーにいらした先生方にはもれなく渡す
ことにしています。

これはもれなく全員に。目の前で喜んでくださる先生方を見るの
はかなり嬉しい。大事に使ってくだされ。

加藤先生などはすでに8枚もユメタンクリアファイルをゲットさ
れてる。

  
yumetan08

勉強は楽しい。知らなかったことを知ったり、覚えていなかった
ことを覚えたりするのは楽しいことだ。

でもそういうレベルに達するのはきっと普通の高校生には大変な
ことなのかもしれんなと。

生徒たちよ、われわれ教員もいろいろ考えてるのだ。

授業が始まったらため息をつくのではなく、自分のモチベーション
ぐらいは自分で上げてくれんか。

とはいうものの、我々教員もなんとかしようと考えてるので、とも
に良い結果を残せるよう頑張っていこうじゃないか。

O先生、シールありがとうございました。また学校にも行きますの
で生徒たちに精一杯頑張るようお伝えください。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
日曜日はそのアルクのセミナーを大阪で開きます。
単語指導とリスニング指導について話をさせていただきます。

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

kimutatsu

明日香村にて

Posted on: 2013年5月13日(月) 23:32

asuka

遠足で僕の故郷に行ってきた西山先生から写真をいただきましたが・・・
明日香の子どもたちには「いかのお寿司一人前」という約束があります。

知らない人から声をかけられても・・・

いか ・・・ いかない
の  ・・・ 乗らない(車に)
お  ・・・ 大声でさけぶ
す  ・・・ すぐ逃げる
し  ・・・ 知らせる
一人前 ・・・ 一人で遊ばない

ということですが、この「一人前」には無理がありますなぁ。

語呂もそうやけど、そんなにたくさん子どもおらんからなぁ。
したがって一人で遊ぶしかないのが現状っていう地域もあろう。

長いこと明日香村には帰っていません。

犀星の詩の如く、故郷は遠きにありて思ふもの・・・です。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
ちなみにおもろい写真、募集しております。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

お礼状

Posted on: 2013年5月11日(土) 12:36

nagano11

長野のセミナーにおいでくださった先生方に順次お礼状を書いては
投函しているのですが、やっぱりお返事を頂戴すると嬉しいですね。

内山先生からお礼状のお返事を頂戴して喜んでおります。

英語科の教員だからというわけでもないのでしょうが、コミュニケー
ションを大事にされる先生方が多いように思います。

東京の啓林館のセミナーに来てくださった先生方にも書きたいので
すが、長野のやつがもう少しかかりそうです。

なかなか全員にというわけにもいきませんが、せめて名刺交換させて
いただいた先生方や懇親会に来てくださった先生方、僕の本を使って
くださってる先生方だけでもお礼状を書きたいなと思っています。

マーク・ピーターセン先生の『実践 日本人の英語』を読んでいます。

とても面白くて勉強になります。1冊鞄の中に入れておかれては如何
でしょうか。

 

今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
ちなみに生徒たちには『LETTERS FROM LEADERS』という
Henry O. Dormann著の本を推薦しました。
今月末にはペーパーバック版も出るようです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

切り替えて多読多聴

Posted on: 2013年5月8日(水) 21:59

tatsu&tetsu

先日、安河内哲ちゃんがテレビに出ていたのでちょっと見ていましたが
以前一緒に飲んだときに彼がいろいろ言うてたので、ナントナク複雑な
というか、居心地悪いんやろうなと思いながら見てました。

講演やセミナーやと、仮に誤解が生じたとしても直接オーディエンスの
方々と話ができるからいいよね。

TVオーディエンスの場合にはこちらの言い分なんて通らんのやから怖
いもんがあるなぁと思いますね。特に僕などは学校の普通の教員やか
ら、変に失敗すると灘校に迷惑をかけることになりかねないし。

ライブが一番です。

ライブ・・・僕にとってはセミナーや講演がそれにあたりますけど。

と言っていたら、授業が終わってからTehuがスマホを見せてくれました。

YAHOOのトップページに僕の生徒の顔が。

ももクロが話題になってるそうですね。

ももクロじゃない。なだクロか。

文化祭で彼らが中庭で踊って好評やったやつです。

頑張った彼らが話題になるのは嬉しいのですが、変な話題のなり方って
あまり良くないよねという話をその生徒としていました。

彼に限らず、高3生徒たちは自分の目標に向かってリスタートを切りまし
たので、まずは文化祭からの気持ちの切り替えが大事だと思います。

あまりにも受験受験しすぎるのは良くないけどね。

でも文化祭はもう終わったので、気持ちを切り替えることって重要です。
彼らがそれを一番感じていると思うので、彼らを信じたいと思っています。
  

  
toudai06

授業のほうは順調です。今日は大意要約をしましたが、昨日はマドンナ
のPVを見ながらリスニングの勉強をしました。

受験ライクなリスニングもいいのですが、実際に英語を話しているシーン
を使ってやったほうが面白いかなと思いまして。

マドンナのHung Upという曲のPVを動画で見てもらいました。

生徒たちは最初はびっくりしていたようですが、次にそのPVの製作場面
のDVDを見てもらいました。

スタッフがどういうことを考えてこの曲やPVを作ったのかを語ります。

バックにはHung Upが流れていますし、誰かが爆笑しているシーンがあ
ったりなどしてところどころ聞き取りにくい場面もあります。

GW前は違うものを使いました。

ボストンマラソンのexplosionについてのアメリカのニュース番組でした。
教室で直接ネットにつないで、Youtubeで動画を見ました。

マドンナのPVはだいたい20分。ボストンマラソンのは10分ほどです。

単に聞いているだけではなく、マドンナの場合だとHung Upの映画監督
であるヨハン・レンクや、ニュース番組だとキャスターの表情なども助けに
なります。いろんな情報を駆使して「相手が何を言っているのか」を把握す
るトレーニングです。

昨年までは受験用の問題集を使ってトレーニングしていたのですけれども
それは今年に関しては『東大英語リスニング』などを使って個別にやって
くれればいいなと思っています。

授業ではあえて受験ライクなものを使わずに行っています。

生徒たちに聞いてみるとこっちのほうが面白いし集中できていいということ
ですので、僕も一緒になって楽しみながら静かにシャドーイングしています。

来週は今月号の『English Journal』を使ってやろうと思っています。

受験に関してはもう彼らに教えることがほとんどありません。むしろ今から
は多読と多聴を重ねて、経験値を上げることが大事なのです。

たくさんの英語を読んだり聞いたりしながら、その精度を上げてもらいます。

いろんなものを使いながら頑張ってもらいます。

ちなみに4月は約25長文読んだり聞いたりしてもらいました。こんな感じ
で頑張ってもらおうと思っています。

  

今日もブログにおこしくださいましてありがとうございました。
『ユメジュク』が2周しましたので、『ユメタン』に戻ります。

 


kimutatsu

何故そうするのか

Posted on: 2013年5月6日(月) 23:29

counseling_room

この本、やっと手に入りましたと山形の宇田先生からメールをいた
だきました。宇田さん、読んでくれてありがとう!

自分の本の読者から直接「読んだ」メールを頂戴できるのはホンマ
幸せなことやなと思います。

森野先生からは『ユメタン』の復習をどうさせるかという話をしよう!
というメールを頂戴しました。そうですね、12日に会いましょう!

僕は僕でいろんな教材を使いながら生徒たちに指導しているので
すが、明日は『表現のための実践ロイヤル英文法』を配ります。

大学に入ってからも使える本なので、明日は『ユメジュク』のテスト
をしたあとに、みんなでいろんなページを読みながら勉強します。

我々教員にとって大事なことは、優れた教材を使うということに加
えて、それをどう使えば力が伸びるのかを説明してやることです。

単に配布して終わりというのでは誰でもできます。

どう使えば効果的に力を伸ばすことができるのか。その理由は?
という部分まで踏み込んで説明できてはじめてプロやと思うなぁ。

以前の僕はどこどこの学校で採用しているからウチも・・・という感
覚的な理由で本を採用していました。

さらに言えば、それをどう使えば力が伸びるのかという話を生徒た
ちにしてやったことなんて、ただの1度もなかったと思う。

それではコーチ失格ですよね。

僕の本を使ってくださってる学校、とても多いのですが、著者として
は正しく使っていただくとともに、先生方にはどうしてその使い方が
いいのかという理由を生徒らにちゃんと説明してやってほしいなと。

強く願っています。

理由がなくて「これはいいぞ!」と言われても説得力に欠けます。

「こうしなさい。なぜならばこうだからだ」がコーチングには必要です。

明日は生徒たちにそういう話をしてやろうと思って、準備しています。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
毎日腹筋と胸筋を鍛えているので体がでかくなりました。

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

ACCESS COUNTER

Total 38041728 Hits!

▲PAGE TOP