KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2008年7月

kimutatsu

強い部分を作ろう!

Posted on: 2008年7月22日(火) 11:05

出水高
(先日講演に行きました鹿児島県立出水高での様子です)

いよいよ夏本番なのですが、夏といえば受験生にとっては模試の季節ですよね。
東大OPや実戦模試だけでなく、マーク模試も含めて多くの模試が行われます。

模試で大事なことは、あくまでも模試と割り切ることです。精神的なことじゃなくて。

先般もうちの生徒と話をしていたのですが、たとえば文系の社会とか理系の理科
が仕上がってないからって、8月の模試に合わせて中途半端にするのではなく、
むしろ入試まで約6ヶ月あるのだという意識で臨むことが大事なのです。

つまり!

たとえば日本史の話をしましょう。日本史の偏差値が低くなるのを怖れるが余り
どの時代も中途半端にやるよりも、ここまでは大丈夫という分野を作ることです。

現時点で日本史はほとんど手付かずというのであれば、まずは知識を身につけ
論述に関しては秋からやろうと割り切ることですね。

模試はあくまでも模試です。8月段階はあくまでも8月なのです。

そこがゴールであるかのような、取ってつけたような勉強法では逆に時間の無駄
になってしまう可能性があります。今は模試の偏差値や判定に振り回されずに!
自分の強い分野を少しずつでいいから作っていくことが大事なのです。

受験生の皆さん、がんばってくださいね!(^-^)

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(追記)室内のスポーツでも熱中症になります。ご注意ください。

 

 


kimutatsu

人生ってホントに自転車ですね

Posted on: 2008年7月21日(月) 21:53

継続は力なり

朝から英語の補習を行い、昼からは日焼けサロンに通ってる木村です。
かなり日焼けしました。日焼けするだけで体力消耗しますよねぇ。

え?日サロ?んなもん行ってるわけないがな。

学校の第1グラウンドのことを、「日焼けサロン」と呼んでおります(笑)。
まぁ灼熱のグラウンドでずっとノックバット片手に歩いてみてごらんなさい。

無料日焼けサロン!ヽ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪ヒャッホォ♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ

参加はお気軽にっ!~( ̄▽ ̄~)(~ ̄▽ ̄)~

今日は中2生徒のお父さんが練習を手伝ってくださいましてね。

大変ありがたかったです。僕が内野の指導をしてる間に、そのお父さんが
ずっと外野の指導をしてくださいました。本当に助かりました。

現在の部員ですが、中2が16名で中1が35名の合計51名なんですね。
これを僕ひとりで指導するのは正直ほとんど無理なのです。

しかもこの灼熱地獄でしょう?目が行き届かなくて熱中症にでもなったら
たいへんですから、特に夏休みの指導って気を遣うんですよね。

保護者の方、特にお父さんが来られて一緒にノックしてくださったりすると
気分的にも非常に楽ですし、生徒たちも喜びます。

僕みたいに毎日グラウンドに出ていると、気温が40度近いグラウンドも
慣れというのは恐ろしいもので、それほど暑いと感じなくなるんです。

手伝うと一言で言っても、慣れない保護者の方にとっては大変だろうなと
思うのですが、そうやって支えて貰えるとホントありがたく感じますね。

ひまわり

今日のこのブログのタイトルを見られて「そうそう!」と頷かれた方は(笑)
もしかするとご自分で何かビジネスをされている方かもしれません。

 

人生ってのはホントに自転車ですねぇ・・・

 

自転車に乗り始めた頃のことを思い返してみてください。ご両親に後ろを
持ってもらい、こわごわと動き始め、少し動いては倒れ・・・でしたでしょう?

ところがその「こわごわ」が消えて、グン!と思い切ってこぎ出した途端に
自転車は軽くなって、どこまでもこいで行ける気がしたものです。

何かを始めるときって「こわごわ」になるんですよね。それが周囲の人にも
伝染するもんだから、なかなかその「何か」が上手くいかないんです。

ある程度継続し、「こわごわ」がなくなると調子に乗れます。

さらに言えば、周囲にいる自転車に乗れない子たちの囃し声が聞こえる。
「自転車に乗れたからってええカッコするなや!」なんて声も聞こえる。

「自転車に乗れるヤツとは遊ばない」なんて声に負けてしまって、せっかく
動き始めた自転車から後ろを見てしまうと、倒れてしまいます。

倒れないためにはグングンとこぎ続けることなのですね。

ただしもちろん調子に乗ってばかりではダメです。調子に乗ってばかりだと
横から出てきた自動車とか人に当たったりして、事故につながる。

だから注意をしながらこぎ進めるのですが、しかしそれでも倒れないように
することが大事なんですね。「気をつけなさい」という声には敏感になって。

更に途中で「一緒にツーリングしよう」という仲間が出てくることもあります。
そうなるとサイクリングも楽しいもので、最初の苦労も忘れてしまう。

たまにその仲間と別れては新しい仲間と出逢い、場合によっては集団で
サイクリングを進めることになることだって多々ありますね。

大事なのはとにかく・・・

ペダルを踏み続けることです。そしてもしも倒れたって大丈夫なんですね。
自転車を起こし、照れくさそうに笑いながらペダルをグン!と踏むことです。

そうすれば最初は速度が出なくても、また元の速度で進むことができます。

flower2

紫外線で目が完全にやられてしまって、このPCの画面もあまり見えない、
そういう状態でPCに向かっていますが、でも楽しいのです。

人生のサイクリングが!

たまに「気をつけろ」と言ってくれる人たちもいます。残念ながら「自転車に
乗れるからってそれが何や」なんて声が聞こえることもあります。

でも僕は前にいる人たちと合流したいから、それから倒れたくないから、
ペダルを踏み続けるのです。そうするとどんどん新しい仲間が増えてくる。

野球で疲れたら横になります。でもそれは15分から30分もあれば十分。
そして今からまた書き物をします。ワクワクしながらPCに向かってる。

この瞬間がとてつもなく好きなので、僕は野球の監督も、そして物書きも、
誰かに無理矢理とめられなければ続けるつもりです。

今、残念ながらペダルをグングンこげないで焦ってる人もいると思うけど、
でもそのレベルは自分で何とかすることです。

自分が「よし!やったるで!」と自転車のスタンドを右足で蹴り上げないと
周囲の人たちは助けようもないし、どうしていいかもわからない。

そして何度か自転車にまたがって倒れてみることです。

何度も倒れているうちに、周囲にいる人たちが「こうすればいい」と後ろの
荷台を持ってくれます。その人を絶対に離さないことが大事です。

人生って、ホントに自転車です。楽しいサイクリングを!

人生のサイクリングを楽しみたい!という方は愛のクリックを!
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(追記)疲れたからってダラダラと何時間も寝てる若者ってどうよ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

皆さん、ホンマありがとう!

Posted on: 2008年7月21日(月) 1:20

基礎力2

昨日の夜は全国におられる非常に多くの先生方からメールを頂戴しました。
連絡をくださった先生方、本当にありがとうございました。

今回3冊の『東大英語基礎力マスター』が出ましたが、先生方がまず取り組まれ、
その感想が徐々に届き始めているんです。しかしホント熱心な先生方ですね。

教員ってのは勉強熱心じゃなくても務まるのが悲しいところです。教材等を
採用するときも、本の良し悪しよりも問題作成CDROMの有無で決めたり。

忙しさにかまけ、教科の勉強や読書に時間を割かず、授業の予習の際は
Teacher’s Manualを教科書に貼り付けるだけという先生もおられました。

でも大半はそうではありません。熱心な先生方がたくさんいらっしゃいます。

講演などで知り合った先生方とはメールアドレスの交換をすることにしていて、
本を出したりすると、連絡をくださったりします。ありがたいですね。

Vol.4

一昨日あたりから届き始めたメールを一部紹介しますと・・・

*******************************

Vol.4の暗唱例文が面白いし、今までの「構文集」の堅いイメージを打破する
ものだと思います。I don’t know why, but I sometimes feel like eating
ramen all of a sudden. (突然なぜかラーメンが食べたくなることがある。)
には笑いました。暗唱例文に工夫が見られて面白いです。

Vol.3の文法篇ですが、問題の出し方が絶妙ですね。これ一冊を仕上げたら、
文法は完璧になると確信しました。センター直前に生徒にやらせます。

ネクステージの文が拙いなと思っていましたが、Vol.3で問題に使われている
例文に工夫が見られて、笑いながら問題を解きました。面白いです。

4月に出ていたらネクステではなく、これを採用していました。この値段でこの
薄さでこの内容なら、一括採用する学校が多くなるのではないでしょうか。

Vol.2の単語と熟語はどのようにして選ばれたのか興味があります。驚くほど
必要最低限度のものばかりで、うちの生徒たちに最低限これをやらせた上で
センター試験に臨ませたいと思います。ありがとうございました。

Vol.4のCDが日本語→英語になっているので、とても斬新で面白いですね。
和訳用の英文と音読暗唱用の英文が違っている構文集ってはじめてです!

Vol.2とVol.3は生徒たちと一緒に書店にいって、希望者に買わせました。
Vol.4の構文篇は学年で一括購入します。

英語の苦手な生徒たちに、夏休みはこの3冊を徹底的にやるように言うわ!

*******************************

メールをくださった先生方、ごめんなさい。
もっとたくさんのメールを頂戴したのですが、全てを掲載することはできません。

やはり嬉しかったのは、「この程度では足りない」というメールがなかったこと。

どれだけ学校現場では、生徒たちが最低限度のことも覚えてくれなくて(泣)
教員が困っているかということなのですぞ!

これを作る際に、実はチームキムタツのメーリングリストで、いろんな先生方の
声をヒアリングしました。そういう声をベースに生まれた本だと言ってもいい。

いろんな学校で使ってもらえたら嬉しいなと思っています。
ご協力くださった先生方、感想を送ってくださっている先生方、感謝しております。

英文解釈実況講義篇(Vol.5)はカラー刷りみたいです。お楽しみに。
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(追記)なお、Vol.5とVol.6は関西弁まじりの僕の授業が再現されています。
    これまたお楽しみに(^-^)

 


kimutatsu

There is構文は「新情報の提供」

Posted on: 2008年7月20日(日) 10:42

文法!

この本が(特に英語の先生方に)好評でして、ついでにこの本に準拠した
英文法のドリルというか問題集を作ってほしいというお願いが・・・

お地蔵さん、どうする?

この本は言うなら参考書なんですよね。

発音アクセントと文法と語法の覚えておかないといけないことが詰まってて
わからないことがあれば調べたり、覚えたりするための本なのです。

たとえば、no more ~ thanとno less ~ thanの違いがわからないとか、
willとbe going toの違いがわからないとか、そういう人向けの本です。

僕自身も文法のことで「あれ?どうやったかな」と思ったら自分で調べる。
そういう本があればいいなと思って作ったものなのです。

書名は『センター試験英語合格の法則』ですが、センター試験に限らず、
文法や語法に関してわからないことを調べるためのものです。

ちなみに・・・

チームキムタツのメーリングリストが30名を超えました。文法の好きな
英語の先生が多いですねぇ。毎日1人ずつぐらい増えていってます。

昨日は<there is構文>で盛り上がりました。

there isの後ろは不定的な要素が来ると習った人が多いと思うんですね。
There is a book on the desk.のような感じです。

これがThere is my book on the desk.なんてふうにはできませんよね。
There is the book on the desk.もダメです。

There is a(n)+名詞・・・これがスタンダードな使い方です。

したがってThere is John in this room.もダメです。Johnは不定要素?
そんなはずありません。固有名詞はthere isの後ろには使えません。

大阪

ところがですねぇ・・・実はthere isの後ろに例外的にtheがつく名詞とか、
人名を置くこともできるんです。知ってはりましたか?

There is the ground behind our school.
There is Mary.

先ほどの理論でいくと、これらの文は間違ってるということになりますね。

ところがこれ、実はOKなんです。

there is構文ってのは、「~がある、いる」という意味ではあるのですが、
これは相手に対して新情報を提供するという場合に使うのですね。

だから相手の人も知っていることに対して「ある、いる」という場合には
there is構文を使うことができないのです。

いいですか? ここが大事なポイントです。

だから中学レベルの練習で、There is a book on the desk.とやるのは
いいのですが、これって非常に実用的な表現ではありません。

電話でならOKですよね。相手が電話をかけてきたとします。

I left my book at home.  A book on economics is on the shelf, right?
(家に本を忘れた!本棚に経済学の本があるやろ?)

すると母親が言います。

I can’t find it, but there is a book on your desk.
(ないわよ。でも机の上になにか本があるわ)

これなら「机の上に本がある」というのは相手に対して新情報ですからね。
there is構文を使ってもいいということになります。

ところが話者も聞き手もいる目の前にある本を指さして、There is a book
on the desk.なんてやるのはありえないということなのです。

暑いときにはこれ!

以上を踏まえてですね、ここで考えてみてください。There isの後ろには
不定要素が来ると習いました。人名は来ないと習いましたね。

ところが・・・

There is the ground behind our school.はOKなのです。
There’s Mary.もOKです。

どういう場合ならOKになると思われますか?ヒントは「新情報」です。
there is構文は相手に新情報を与える表現だということです。

こういう英語の勉強も楽しいと思われる方はクリックをお願いします。
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(追記)この調子でいくと、チームキムタツの先生方がかなり増える。
    みんなで英語の勉強ができるのは楽しいです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

ソノダバンドのご紹介

Posted on: 2008年7月20日(日) 8:53

河太郎(博多)
(生きてるイカのお刺身を今から食べるところです)

昨日から野球の練習が始まりましたが、しかし暑いですなぁ(>_<)
ノックを打ってるうちに意識が遠く・・・でも大丈夫でしたが。

昨日だけで相当な数の人たちが熱中症になったそうです。

熱中症になると体内に火種が残った状態になりますので、治っても
油断するとまた直後に再発する怖れがありますからね。

体育系のクラブに入っている生徒たちは特に注意してください。

さて、今日はある教え子たちのバンドの紹介をさせてくださいね。

僕の教え子で園田涼という生徒・・・というか、東大生がおりましてね。
園田が組んでいるソノダバンドというバンドがあります。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ご存じないという方は
こちらの公式ウェブサイトをまずはご覧下さい。

すでに私なんかよりずっと有名になった感じのする園田ですけれども
今回ソノダバンドが新しいアルバムを出しました。

moratoriumというアルバムです。で、先ほどのウェブサイトのsound
というページで試聴することもできますので、ぜひお聞きください。

大きいCDショップなんかだと売られているということですが、amazon
でも買うことができるそうです。よかったらよろしくお願いします。

僕もソノダバンドのサウンドを何度か聞いたことがあります。東大生
ばかりのバンドということで取り沙汰されますが、それだけではない。

たとえばインストバンドというと、misty ladyなどのヒットを飛ばした
カシオペアが有名ですが、彼らはG、B、Dr、Keyの4人でした。

ソノダバンドはG、B、Dr、KeyにCelloとViolinを加えて、一種斬新な
サウンドを作り出しているんですね。

まさにネオインストバンドという趣きです。

というわけ、でわざわざ園田からメールを頂いて、ニューアルバムを
出したんですということなので、ご紹介させていただきました。

ちなみに園田は中学時代に野球部に所属していて、5番打者でした。
守備位置はファーストで、非常に上手い選手でした。

チャンスにまわってくるとビビってしまう選手が多いなか、彼はバットを
グルングルン振り回しながら打席に立ち、よくライトオーバーのヒットを
打っていたのを思い出しますね。チャンスに強い打者でした。

またソノダバンドの橋本は最近はベネッセのCMで出ているようです。
以前は縄跳びをさせられてた(笑)みたいですが、ご存知でしょうか。

彼の高3時の担任は僕なんですが、彼もソノダバンドで頑張ってる。

こうして教え子たちが大学に入ったあと、受験から離れて(残念ながら
いつまでも受験から離れられない教え子も多い)自分の世界を構築し
頑張っているのを見ると、僕も触発されますね。

ソノダバンドの6人にはこれからも楽しく頑張ってもらいたいなと思うし
「単なる東大生バンド」ではなく、クオリティの高みをこれからもずっと
追い求めてほしいなと願っています。

ソノダバンド、知らなかったという方、これからの彼らに注目ですよ!

バイトやサークル活動だけで4年間終わるのは
もったいないよ!働くのは社会に出てからでも
イヤになるほど(笑)働けるぞ!オモロイことやれ!
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(追記)私も学生時代はバンドやってました。ギターとボーカルでした。
    彼らとはまったくレベルが違いますけどね。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

なつやぁすぅみぃ♪(吉田拓郎風に)

Posted on: 2008年7月19日(土) 10:03

モモ

今日から夏休みに入りました。ようやくゆっくりでき・・・ませんが、それでも
気分的に楽ですね。ずっと学校の授業が中心でしたが、これからは違う!

これからは・・・

 

野球じゃい!\( ^o^ )/

 

新チームの初戦はいきなり来週です。地元神戸市の強い中学校との試合を
予定しております。勝っても負けてもいい。とりあえず今は数をこなす。

野球も勉強も同じで、大事なのは方法ではありません。

よく「勉強法がわからない」という人がいますが、それは違いますね。
わからない原因は、数をこなしていないので結果が伴わないからなのです。

で、今はこの選手はショートのほうがいいな・・・とか
こいつはサードの予定やったが、センターに置くか・・・とか
あれ?こいつピッチャーもできそうやな・・・とか

そういうことを考えながら練習に励んでおります。熱中症に気をつけながらも
熱中しておりまして(笑)今年の雪辱を絶対に来年晴らすぞと燃えています。

なんてブログに書くと・・・

 

ヽ。(ー_ーメ) オマエ、ゲンコウハ!?

 

なんて怖ろしい電話がかかってきそうなので、練習のないときはPCの前で
セコセコと原稿を書いております。いやホント、すごく頑張ってですね・・・

だから小沢さん、もえちゃん、ふうかちゃん、土井さん、お許しあれ(>_<)

というわけで夏休みですが、やることいっぱい!暑さに負けず、模試の判定
などにも絶対に負けず!(笑)太陽以上に燃えてまいりましょう!

お互い、楽しく頑張りましょう!!!
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(追記)成績不振者の補習も・・・デビル木村は楽しく勉強してもらいます。
     3時間ほどぶっ続けで英語を音読できる補習、楽しいぞぉ(ニヤリ)

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

東大英語基礎力マスターVol.4

Posted on: 2008年7月17日(木) 17:01

基礎力マスターVol.4

『東大英語基礎力マスター』Vol.2~4が発売になりました!(-^〇^-)
皆さん、よろしくお願いいたします。いつもありがとうございます。

前回までVol.2と3の説明をしましたが、今日はVol.4の説明をします。

前回の英語教師塾に参加された先生がたは、このVol.4の基礎原稿を
使って僕は文法の授業をしましたので、ご存知かと思います。

このVol.4は文法力の肉付けを行うための本になっています。

NEXTSTAGEや『東大英語基礎力マスター』Vol.3などを使うことによって
英文法の知識をある程度までつけることができます。

その証拠に日本中の多くの学校でそういうタイプの文法問題集が採用され
日々のテストや週テストなどが実施されています。僕もやっていました。

でもそのままだと断片的な知識で終わってしまうんですよね。

その知識をどういうふうにリーディングやライティングに生かすかということ、
それが大事なんじゃないかと思うんです。知識だけではダメですよね。

このVol.4は次のような構成になっています。

1日目 代名詞を含む構文
2日目 比較を含む構文
3日目 準動詞を含む構文
4日目 助動詞を含む構文
5日目 関係詞を含む構文
6日目 接続詞を含む構文
7日目 仮定法を含む構文

この7日間完成となっているんですね。最初に左ページに書かれた英語を
和訳し、右ページに書かれた日本語と同じになるかどうかをチェックします。

右ページの日本語の下には「どうしてそういう意味になるか」という簡単な
解説が書かれてありますので、それを読んで理解を深めます。

基礎力マスター

次にそれぞれの事項に関する文法の(主として穴埋めの)問題があります。
各項目25~30題ぐらいの問題がありますから、文法の復習ができます。

間違えたところは最初のページに戻ってチェックし、再度覚えなおします。
暗唱や音読する前にちゃんと意味を取らないとダメですからね。

英文を見て意味が言える段階→日本語を見て穴埋め問題を完成できる段階
を経たあとに、いよいよ音読をして、そして暗唱していきます。

この本にはCDが付いていますので、それを使ってまずは聞き込みます。

音読のページは最初に訳したのとは別の、暗唱に適した英文が書かれてて
しかも今度は左ページに日本語が、右ページに英語が書かれているのです。

CDも日本語→英語の順番に流れます。以下のとおりです。「比較」からの
抜粋ですが、こんな感じになっているのです。

*****************************

第2日目 比較

私の息子は私の学生時代ほど勉強しないんだよ。
    ↓
  ブランク
    ↓
My son doesn’t study as hard as I did when I was a student.
    ↓
  ブランク
    ↓
その俳優は見た目ほど若くない。
    ↓
  ブランク
    ↓
The actor is not as young as he looks.
    ↓
  ブランク
    ↓
  (中略)
    ↓
彼の英語を話す能力はネイティブ並みだ。
    ↓
He speaks English no less fluently than a native speaker.
    ↓
彼の話を聞いて、腹が立つよりもむしろ悲しい気分になった。
    ↓
His story made me more sad than angry.
    ↓
  (以下省略)

*****************************

構文の本って「英語→日本語」の順で流れることが多かったと思うんですけど
この本は「日本語→英語」の順に放送されていき、英作文の力を鍛えます。 

日本語が流れたあとのブランクで、生徒たちは声に出して英語を言います。

いいですか、ここで差がつきます!

これをやることで英作文の能力のみならずスピーキング能力がアップします。
英語を話す能力ですね。英作文とスピーキング能力、つまり英語の発信力を
アップするための本だと考えていただければいいと思いますね。

もちろんそのブランクで声に出しながら紙に書き付けてもらってもいいよね。

紙だけでも勉強はできるけど、CDを ipod などに入れておけば、手ぶらでも
英語の勉強ができるようになっているというわけなのです。

こうやって文法項目ごとに実際にその文法の知識を使って英語を声を出し
ながら作っていくことで、表層的な知識を皆さんの血肉に変えるのです。

負けない!

実はこの『東大英語基礎力マスター』はこの次から英文解釈や英作文の
授業というか、実況中継になります。だからここまでで本当の基礎は終わり。

ただ、自分の中ではVol.1~3とVol.4との位置づけは少し異なります。

 

Vol.3までは当然知っておくべき英語の基本的な知識を身につけてもらい、
このVol.4をちゃんとやることで、それらの基礎が徹底されることになる!

 

ということなのです。ほとんどの人はVol.3まではやっていると思うんですが、
このVol.4をやるかどうか(あるいは授業でやるかどうか)で違ってきます。

ここまでの4冊を何度か反復してやることで、英語の基礎力が身につくのは
まず間違いありません。薄い本ですが、中身は濃いです。結構きついはず。

でも他の厚い本よりは比較的やりやすいんじゃないかなと思うんですよね。

 

     中学英語→単語熟語→文法
           ↓
  良文を音読しながら全ての基礎力を固める!

  

というような流れになっています。是非とも前向きに取り組んでいただきまして
「もう英語は苦手じゃなくなった」と言えるように、継続してほしいですね。

がんばってください。自分で言うのもなんですが、とてもいい本だと思います。

もう英語で苦労しなくていいですよ!(^-^)
否、もう苦労しなくていいように、せめてこれだけはやりこみましょう!
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(追記)発売日ってのは感無量です。嬉しいな。

 


kimutatsu

大変でしょ?って言わないで

Posted on: 2008年7月17日(木) 0:29

東大本郷

「キムタツさんは授業や部活動だけでなく、執筆や講演活動、ブログの更新など
いろいろやってはりますが、よく時間がありますね」とよく言われます。

でも普通の会社勤めをされている方などのほうが忙しいと思うんですよね・・・
僕も1年間だけ営業マンをやりましたが、その時は死にそうでした。

夏の暑いときでもネクタイをしめて、営業先では目の前で名刺を破られたり。
会社に戻ったら「契約取れたか」と尋ねられ、「いえ」と答えるとブツブツ言われ。

今は好きなことしかやってないですから、忙しいと言ったってたかが知れてる。
これで文句言うたら罰が当たるというものです。授業も野球も書き物もできる。

講演ってのは自発的にやってるわけじゃないですからね。頼まれてもないのに
自分から売り込んだりとか、そういうことは一切していないですので。

そうすると1日の大半を学校で過ごしておりますから(昨日は8時から21時半)
ということになると、執筆に充てる時間は23時ぐらいから27時ぐらいになる。

そして3~4時間寝て、また学校へ行くということになるわけですね。

だから「忙しい」と言うたって、学校でワイワイ言いながら楽しくやってますから、
あまりストレスも溜まりません。生徒たちも同僚も楽しい連中ですからねぇ。

なのに「大変でしょう?」と仰るのはなぜかと考えてみました。

そこで出した答えは・・・

 

たぶん僕に尋ねる方々こそが忙しくて大変なのではないか?

 

ということです。ご自分に僕を投影されて、考えていらっしゃるのではないかと。

今の自分でも大変なのに、ここに執筆とか講演とかが重なると、とんでもなく
大変なことになるとお考えになり、「こりゃキムタツも大変なのに違いない!」
なんてお思いになるんじゃないか?と考えたのですが、いかがでしょう?

ところが仕事ってそうじゃないです。

今の状態から「大変だろうから、授業はしなくていいよ」とか「野球は誰か他の
人に代わってもらおう」とか「執筆はいいよ」とか「読書は他の人に任せよう!
(あ、こりゃどう考えも無理だが)」なんてことになると、ストレスが溜まります。

今の自分の構成要素がどれかでも抜けるとつらい。

なぜならどれも楽しんでやってるから。

しかも英語教師塾やキムタツメーリングリストなどの活動が活性化してきてさ、
これがまたとてつもなく面白いことになっております。

ちなみにいま議論してるのが、「<like to do>と<like doing>の違い」です。
それから「largeとbigの違い」についてもメーリングリストが盛り上がっています。

若い頃は勉強とか仕事とかって大変でイヤやなぁと思っていましたが、44歳に
なった今、好きなことと勉強する機会とに囲まれているのは幸せだと感じます。

というわけで、皆さん、私に「大変でしょう?」と尋ねても、期待どおりの返事は
申し訳ありませんが返ってきません。「それがオモロイんですよ・・・」って感じで
その人にとっては面白くも何ともないことをヒタスラ聞かされる羽目に陥ります。

でもそれでいいのですね。

今のこの人生、1回しかないと思われるので(たぶんやけど)、それなら自分を
とことんまで高めて、とことんまで面白がらせて死のうかなと思っています。

そのためには繰り返しになりますが、今の僕の構成要素である「授業」「野球」
「執筆」「読書」「講演」「ブログ」「英語教師塾」「メーリス」のどれが抜けてもダメ。

もちろんベースにあるのは家族や友達との人間関係だったりするわけですが、
いざ「活動」という面だけに関して言えば、そういうことなのです。

楽しくやりましょう!せっかく与えられた人生ですからね!

おもろく頑張りましょう!(^-^)
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(追記)メーリングリストの先生方、よく勉強されていますねぇ。
     今日はmuch、many、a lot ofの使い方について質問を
     してみました。muchは肯定文では使われませんけれど
     manyは肯定文で使える頻度がmuchより高そうです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

最善を尽くすということ

Posted on: 2008年7月16日(水) 18:21

ガッツ猫

以前の職場で知り合った先生に「木村クンは豊臣秀吉みたいだ」と言われて
それがどういう意味なのかわからず、童門さんの本を読んだことがあります。

豊臣秀吉って人が面白いのは、いろんな場面で最善を尽くすんですね。

草履取りになったらなったで、馬番になったらなったで最善を尽くす。これは
なかなかできることじゃないんです。馬番か・・・と落ち込んだりする人が多い。

誰よりも勇ましく戦場を駆け巡り、相手の首級をあげることに懸命になる武士
の姿ってのは、たとえば映画『ラストサムライ』でも取り上げられたりしました。

なぜなら絵になるからですね。それが本来の仕事だから、武士のほうも必死。
今こそ自分の功績をあげるぞ!とばかりに一生懸命になります。

ところがそんな中、秀吉は馬番に任命されるのです。

そして豊臣秀吉は薄給なのに、その中から馬にやる人参を買って与えます。
そのせいで奥さんに愛想を尽かされることにもなるのです。

でも結果的に、織田信長亡き後に天下を取ったのは豊臣秀吉でした。

馬番に任命された時に「誰よりも凄い馬番になってやる」と思って最善を尽くした
秀吉の姿勢に学ぶところってあると思うんですよ。

誰に笑われても構わない。与えられた仕事に対して必死になる。

どんな状態になっても、目の前の仕事や勉強に対して最善を尽くすということ。
どんなに小さい物事にも、愚直なほど誠実に当たるということ。

それが「最善を尽くす」ということなんじゃないかなと思いますね。

何事にも真っ直ぐな心で取り組むことができ、更にその姿勢を継続させることが
できるならば、必ずや長い目で見れば、その人は成功することになります。

あいつ、何を必死になっとんねん!と周囲に揶揄してもらいましょう。
それぐらい懸命に最善を尽くしましょう。結果的に笑えればいいじゃないですか。

これからも頑張りましょう!(^-^)
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(追記)ちなみに私は長い目で人生を見る名人になりました。
     おかげで失敗する気がしません。必ず成功します。
     10年後ぐらいに成功していればいいかなと思います。
      それまでは誰に何を言われても頑張ろうと思います。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

東大英語基礎力マスターVol.3

Posted on: 2008年7月15日(火) 17:22

基礎力マスター

このブログのアクセス数ってどれぐらいあるのかなと思い、昨日の午前0時と
今日の午前0時のカウンターの数字をput downしてみたんです。

最近やっぱり夏休みとか模試前で減ってるなぁという実感があったのですが
だいたい9000アクセスでした。ありがとうございますm(__)m

この時期に9000もあるのは初めてですので、非常に喜んでおります。

さて・・・

先日の記事で、『東大英語基礎力マスターVol.2』について書きましたけれども
今日は基本文法篇(Vol.3)について書きたいと思います。

基礎力マスターVol.3

これもだいたい100ページぐらいから成る、非常に薄い本になっておりまして
時制から倒置や省略に至るまで14項目が取り上げられています。 

見た目はネクステージと同じですが、NEXTSTAGEよりは絞り込んであって、
NEXTSTAGEよりは例文のクオリティを上げたつもりなのです。

解説はできるだけシンプルに行ってあります。

Vol.1で中学英語の総復習をやった人が、Vol.2とVol.3を使って、基本と
なる単語と熟語と文法とをざっと復習できるようになっているわけです。

このVol.2とVol.3とをどれだけ頭に叩き込むかによって、英語の伸び代が
変わって参ります。単にこなしただけの人と、潰した人とでは全く違います。

特に高2や高3で英語の偏差値が伸び悩んでいる人は、Vol.2~4を徹底し
基礎力を100%に近いところまで刷り込んでしまうことです。

正直、Vol.4の基本構文篇ってのは英作文の基礎となる本なのですね。この
Vol.3で学習した英文法を使って、英作文のチカラを高めるために使います。

しかしその前の段階で、基本的な単語も熟語も文法もグラグラしているような
レベルの人たちは、いくら問題集をやっても意味がありません!

いいですか、意味がないのです!

いくら「過去問を2周した!」なんて言っても、身につく度合いは非常に低い!
ということになります。これは英語のプロなら誰でもわかることでしょう。

したがって僕の頭の中ではVol.2とVol.3はセットなのです。

できれば夏休みの間の中盤までにこの2冊は徹底的に繰り返して潰しておき、
その後にVol.4で英作文のチカラを身につけることです。

ガッツ猫
(岡山で見つけたガッツポーズをする猫です)

逆に言えば、英語の成績が大したことないという人の最大の原因ってのは、
まず高校レベルでは基本的な単語熟語と文法が覚えられてないことです。

単語集をやったとか文法の本をやったとか言っても、覚えてなければ意味が
ありませんよね。それは読んだり書いたりするためのツールなのです。

このVol.3は3回、文法を繰り返せるようになっています。文法ってのは
とにかく「反復命!」ですからね。反復する工夫を考えてみました。

1回目~3回目まで、やった日付けを書く欄があります。必ず3回やりましょう。

さらに、それぞれの14個の項目ごとに、現時点での正解率を書き込んでいき、
どの項目の正解率が一番高くて一番低いかが一目瞭然になるようになってる。

たとえばA君は「時制」は89%の正解率なんだけど、「比較」だと60%程度で、
「助動詞」だと30%ぐらいだということが一発でわかります。

そうすると自分の弱点がわかったわけですから、まず「時制」をやるよりも先に
「助動詞」をやってしまえば、全体の文法力はアップするはず!ですよね?

そういう仕組みになっているのです。

僕も勉強ができない生徒で、高校時代は下から2番だったので、「できない」
苦しみはわかります。気持ちもわかる。

でもなぜできないかというと、こういう基本的なことを覚えてないからなのです。
覚えればできるようになります。覚えるのは苦手なんて言わないで頑張ろう!

『東大英語リスニングSUPER』などに取り組めるようになっている人たちでも
最初はこういう基本的なことを辛抱して辛抱して反復していたのですよ。

覚えればきっとできるようになります。この本と、そして自分の可能性や能力を
ひたすら信じて取り組んでくださいね。絶対に英語はできるようになります。

絶対に英語は上がります。カラオケができれば上がります。
英語の勉強はカラオケみたいなもんです。がんばろうぜ!
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(追記)採点、だいぶ終わりました。三単現のSや名詞の複数形などが
     中心的な内容やったので、平均も下がるかなと思っていましたが
     学年平均が90点ぐらいだったので、少し安心しました。

   


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