KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2008年7月

kimutatsu

Excuse me.とSorryについて

Posted on: 2008年7月15日(火) 8:54

a bee

先般書きました、Excuse me.とSorryの違いについてですけれども
多くの方々からご意見を頂戴しました。おもしろかったです(^-^)

こういうのを議論するのが大事なのであって、受動的な学習ばかり
していてはつまらないですね。「本にこう書いてある」と言われてもね。

「その本は大丈夫なの?」ってことになります。

辞書だって人が書いたものですから、たくさんの間違いがあります。
辞書にも英語の間違い、たくさんあるんですよ。例文なんて間違いの宝庫。

だからいろんな英語のシーンを通じて、議論をする。そういった姿勢から
新しいものの考え方が発見されることになるわけですね。

Excuse meとSorryに関して、僕がメーリングリストに載せた説明をそのまま
コピーペイストしてみますね。皆さんもお考え下さい。

**************************

Excuse me.ってのは「誰かに迷惑をかける前に言う」
Sorry.ってのは「誰かに迷惑をかけた後に言う」
 
という違いがあります。言語ですから例外は山のようにありますけど。
たとえばアメリカなどでは相手の靴を踏んだ人が
“Excuse me.” (イギリスでは”Sorry.”)ということだってあります。
 
基本的にはExcuse me.ってのは何か相手に迷惑をかける前に使います。
 
なので誰かの前を通るときや、映画館で奥の席へ移動する際などに
Excuse me.といいながら通るのです。これをSorry.とやるのが日本人です。
 
ですから、今回のお題になっています、Excuse me, I’m so busy.ってのは
例えば考えられるのは、退席するときや退社するときに使えますね。
「すみません、お先です」って感じです。今から帰ることで相手に今から
迷惑をかけるかもしれないけどごめんねと言ってるんです。
 
これをSorry, I’m so busy.とすると、すでに誰かに何か誘われたのですね。
それを断るために「ごめんやけど忙しいんや」と言うてるわけです。
 
さらにexcuseには「退席を許す」という意味もあります。どこかに立ち去ったり
するときに「すみませんが、退席するのを許してくださいね」というニュアンスで
Excuse me.を使うこともできます。
 
Excuse me.は「迷惑をかける前」、そしてSorryは「迷惑をかけた後」と考えると
比較的使いやすいんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。

******************************

昨日の夜中にこの文章をMLに載せたので、誰からも反応がないのが(笑)
非常に寂しい木村なのですが、まぁこんな感じじゃないかなぁと。

この数日でチームキムタツに新しいメンバーが加わりました。誰でも入れる
というわけではありません。でも所属と名前とメルアドがわかれば入れる。

英語の教員や講師が対象で、そういった人たちを育てようという目的です。

英語の質問以外でも・・・

●英単語を生徒が覚えないけれども何か効果的な方法はないか
●読解の授業がうまくいかないが、何か効果的な方法はないか
●こういう英語の質問をされたがどのように答えればいいか
●much lessはあるがmuch moreはないというのは本当か

などなど聞きたいことがあれば誰かが投げかける。そうすると誰かが答える。

毎日のようにこのような英語の疑問とか、教え方の質問などが為されますが
顔の見えないもの同士であっても、スキル向上に向けて努力したいなと。

それがひいては日本の教育全体の資質向上に、多少なりとも貢献することに
なるんじゃないかなと思っております。

これからも頑張ります!
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(追記)体調万全ですが、最近僕を起こすものがあります。
     暑さ?違います。セミです、セミ!

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

よし、失敗してやろう

Posted on: 2008年7月14日(月) 21:16

サーフィン

この写真、本当に気持ち良さそうじゃない?(笑) 僕もサーフィンやりたい。
え?できるのかって? できるわけない。だからやってみたい。

自分ができることしかやらないっていう姿勢では、いつまで経っても自分の
現時点の殻を破れず、変わり映えしない自分に飽きてしまいません?

いつもと違うお店に入ってみるワクワク感ってありますよね。

あれと同じで、やったことがないからやってみたいって気持ちって大事です。
特に大人になるとそういう気持ちになることが多いように思いますよね。

いつもはあのウィスキー飲んでるけど、今日はこっちのを注文してみよう。

いつもはあの道を曲がってるけど、今日はここで曲がってみよう。

いつもは自転車で通ってるけど、今日は歩いてみよう。

そういう姿勢で毎日過ごすうちに「何か」が見つかるものです。その「何か」が
新しい夢にリンクしていることが多々あります。

それは決して「新しいもの好き」という意味ではありません。陶芸したことない
という人が、遠足で陶芸体験教室に行ってからはまるということがあります。

沖縄に行ったことのなかった人が、修学旅行で1回行ってみてはまることも。

それと同じです。だから何かとチャンレンジしてみることが大事なのですね。

その際大事にしてほしいことは・・・

失敗することを怖れないということと、あえて失敗してみるということですね。
無難な道ばかり歩くのではなく、あえて面白そうな失敗しそうな道を歩くこと。

失敗したら笑い飛ばして、もう一度チャレンジしてみることです。

いけないのは・・・「だから最初からつまらないと思うって言うてたがな!」と
いうような姿勢ですね。これではまったく面白い人間になれるわけがない。

読書でもそう。

読んでもないくせに「俺は恋愛小説はどうも」とか「エッセイってつまらない」
なんて、いっぱしの口を利いて、評論家然とすることです。

エッセイがつまらないという人は、例えばタレントが書いたようなエッセイ等が
エッセイだと思い込んでいるケースがありますよね。

そういう人には遠藤周作さんのエッセイや、森有正さんのエッセイをお勧め
します。もちろん後者のエッセイは恐ろしく哲学的で難しいですけど。

何ごともトライしてみることです。そして「よし、失敗してやろう」とすることです。

そういった姿勢を通じて、人は年齢を重ねるうちに、おもろくなっていくのです。
年齢を重ねたら重ねたで、ええかっこせんと自分の殻を破り続けることです。

我々は死ぬからこそ、死ぬことを知っているからこそ、生きるのがおもろい。
生きている間に死んだふりをするのはやめて、おもろく生きていきましょう。

よし、ここは皆さん、ひとつみんなで失敗してみましょう。

人生、ホンマにおもろいですなぁ。
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(追記)体調万全です。ご心配をおかけいたしました。

 
    

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

東大英語基礎力マスターVol.2

Posted on: 2008年7月14日(月) 0:30

基礎力マスター続篇

東大英語基礎力マスターのVol.2・3・4が17日に発売になりますけれども、
それぞれの概要について書いておいたほうがいいのかなという気がします。

以前、地方の書店には置かれてないというコメントを頂戴したので(>_<)
これを読んで「いいな」と思われたら、アマゾンなりで買ってくださいね。

そういえば、この前さ、我が家の近くの阪神御影駅前にある大きい書店に
行ってみたのですが・・・ワンフロア全部が書店という大きい書店ですが・・・

置いてないし! (@。@;)

アルクの本は申し訳程度に置いてあったのですが、基礎力マスターは1冊も
置いていませんでした。まぁ、このあたりって御影高校しかないからなぁ。

でも置いてほしかった。地元やん・・・(┬┬_┬┬)

おーい!メトロ書店さぁん!頼むわぁ!

_| ̄|○  _| ̄|○ _| ̄|○

さて・・・気を取り直し、まずは『東大英語基礎力マスターVol.2』からです。

Vol.2は高校レベルの基本的な単語と熟語が載っている本でありまして、
だからある程度の語彙や熟語を知っている人は買う必要ありません。

著者が「買わなくていい」と言ってるんだから、信憑性高いやろ?(笑)

語彙力がなくて、熟語も覚えてないという、悲惨を極めている人向けの(笑)
本なのです。アマゾンの書評に「これでは足りない!使えん!」と書かれそう。

書かれていい。書いた人はよくわかっておられる。でもセンター試験において
ある程度の点数を取りたい人は、この単語熟語は絶対!ってレベルです。

だからすでにセンター試験の英語で、高得点が取れるレベルの語彙力が
すでに身についている受験生は絶対に買わなくていいです。絶対に!

つまり、センターの英語で点が取れない人だけ買うように。

キクタンやキクジュクのレベルの、いわゆる基本的な単語と熟語のなかで
特にこれは重要だなと思われたものを全てピックアップしてあります。

夕刻

10日間完成になっていて、例えば初日で基本的な名詞を覚えていきます。
2日目以降は動詞や形容詞が、あるいは熟語が出てくるわけです。

単語を隠して意味がいえるようになったら、次はチャンクページを開けます。

そこには言うなれば『システム英単語』に載ってるような、ミニマルフレーズ
とかセンテンスが載ってありますので、それで知識を確認していきます。

まずは英語を見て、レッドシートで意味を隠しながらフレーズ全体が訳せる
かどうかをチェック。それができたら次は日本語を見て、英語が言えるかを
チェックしていきます。そして何日かに1回、簡単な確認テストがあります。

単語は名詞、動詞、形容詞、多義語に分かれています。例えばterm等は
名詞ではなく、多義語のところに掲載されているのです。

単語が終わったら次は熟語。

同じように進んでいきます。単語に比べるとセンターレベルで必要な熟語は
極めて少ないので(単語に比べると、やけどね)比較的楽ですね。

Vol.2

で、肝心のコンセプトですけれども、要するに、このブログのコメント欄でも
しょっちゅう英語の勉強法について聞く人がいるのですが、ちょっと待てと。

英語の勉強法とか何とか言う前の段階で、早い話がこのレベルの単語や
熟語を知らなかったら勉強法を知っても意味がないでってことなのです。

勉強法とか解法はVol.5とか6とかで解説していくことになりますけれども、
それ以前の段階で、持っておくべき知識がない人は英語できませんからね。

日本語に置き換えて考えてみると、漢字をろくに知らない人が、現代文の
成績がいいわけないよね。そんな人が小論文書けるわけないでしょう。

英語だって何語だって同じです。

基本的な言葉を知らないで、どうして言語の力が上達するでしょうか?
(いや、するはずがない=修辞疑問=反語)

だから、最低限、これだけの単語や熟語は知っておかないとダメですよ!
という思いで作った本だと考えておいてほしいのです。

上に書きましたとおり、すでにある程度の英語力がある人からご覧になると
「なんだ、こんなレベルの単語や熟語集」ってことになるんだろうと思う。

だけどセンター試験で高得点取れない人たちは、絶対に!これをやれ!!

そういうコンセプトというか、思いを込めて作った本です。

単語集がたくさんあってどうしようかなと思っている人で、手っ取り早く点数を
上げたいなと思っている人は買って、そしてやりこんでみてくださいね。

単語集も熟語集も買ったらちょっと高くつきますが、これだと両方入ってて、
値段は800円(だと思う。実はよく知らないけど)。

単語力や熟語力のない人が文章を読めたり書けたりできるわけないわな。
受験生、あるいは高1・高2生徒で成績悪い人は確実に潰してほしいな。

皆さん、本当に頑張ってください。
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(追記)単語力が身に付くだけで、かなり成績が上がるのにもったいない。
    

 


kimutatsu

Excuse me.とSorry.の違いは?

Posted on: 2008年7月13日(日) 14:21

出水高校

英語の問題です(っていうか、今日のチームキムタツのMLに出した問題)。
受験生のみんなも一緒に考えてみよう!

*************************

Excuse me, I’m so busy.
Sorry, I’m so busy.

この2つの違いを説明してください。

*************************

まぁいろんな場面が考えられるとは思うんですけどね。

日本語の「すみません」って、時としては「ありがとう」の意味にもなります。
英語のExcuse me.とSorry.は同じ意味を表すこともあれば違うこともある。

ここではこの2文の意味は異なりますが、ではどういう場面で使われますか。
一度考えてみてくださいね。よろしくお願いします。

では採点しまぁす!

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(追記)こんなクイズがほぼ毎日届くキムタツメーリングリスト、
     参加資格は「教員」か「講師」であります。
     みんなようやくグーグルを利用する習慣がついたので
     よかったなぁと思い始めております。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

本好きに本を与えるとこうなる

Posted on: 2008年7月13日(日) 11:13

初台

今、コメントに返事を書き終えました。ちょっと今回は溜め過ぎてしまい、
大変失礼いたしました。いやいや、それでも返事をした俺、エライ(笑)。

自分で言うな!\( `ロ´)/

午後から採点しようかなと思いつつ、自宅ではしにくいかなぁとも思って
それなら学校へ行こうかなと、ぼんやりした頭で考えております。

なぜぼんやりしてるかというと・・・

昨日買ってきた本ね。実は・・・朝4時ぐらいまで読んでたm(__)m

『親の品格』を2回、『ルポ 児童虐待』と『一日一話』を1回ずつ読んだ。
『親の品格』はもう読むこともない。

体調悪いなら早く寝ろ!というお叱りの声が聞こえてきそうですけれども
本好きな人に本を与えるとこうなります・・・って、与えたのは自分ですが。

最近、中島孝志さんの『インテリジェンス読書術』も読みましたが、これは
読書の好きな人ならば、うんうんと頷きながら読めますよ。お勧め。

中島さん、年間に3000冊の本を読まれる(というか厳密には買われる)
そうなんですが、そのペースを保とうと思うと速読術では無理ですね。

速読ではなく「読み方」を知らないと無理です。

僕は今年の年頭に「100冊読破」を目標に掲げました。この数字って
適当に書いたのですが、これは軽くクリアできそうになってきました。

でもやはり僕も忙しいので、速読術みたいなのでは無理なのです。

たとえば本を選ぶときには「前書き→目次→あとがき」の順に読みます。
そこで概要を知っておきます。それから小見出しを大事にします。

目を動かすときにはだいたい4~6行ずつ読みます。「ここ!」と思ったら
付箋を貼り付けます。そしてノートに転記、あるいは携帯で写真を撮る。

付箋は後からはがせますし、撮った写真は転記した後は消去しますから
非常に便利ですよね。もうすぐボイスレコーダーも買おうと思ってます。

そうすれば「お!」と思った箇所を読んで録音しておき、ノートに転記する
ことが可能になりますからね。大事な場所は忘れずに抜き出すことです。

速読って速く読むことが大事なのじゃないと思います。

速く筆者の言いたい箇所を見つけることが大事なんじゃないかと。

というわけで(笑)すでに3冊読んでしまったので、また明日にでも書店に
行ってこようと思っています。採点ももちろん頑張らないとあきませんね。

体調はだいぶ戻ってきた。気合いが足りないから風邪なんかひくのです。
松下幸之助さんの「体調管理も仕事のうち」という言葉に頭を垂れました。

これからも頑張ります(^-^)
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(追記)しかし自己啓発系の本と「~する方法」が売れていますね。
    若い人たち、自己啓発系は読みすぎたらダメですよ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

今日で期末考査も終わり

Posted on: 2008年7月12日(土) 21:42

笑え笑え!

今日で期末考査が終わり、実質的に夏休みに突入しました。明日から
3連休の後、生徒たちのスポーツ大会と答案返却と終業式のみです。

スポーツ大会は生徒たちがやるものなので、教員はNo Touch!です。

なので明日から4日間で採点をしあげればいいわけで、これは楽勝。
なんとか体調を元に戻して頑張らないとあきません。

今日は野球部の新チームのミーティングを行い、夏休みの練習日程や
今後の方針などについて話し合いました。

灘校は開校して80年の学校ですが、野球部が中学と高校に分かれて
練習や試合を別々にし始めてからは、それほど経っていないのですね。

だから年々進化し続ける野球部でありたいと。

今年からボールに太字のマジックでナンバリングをすることになりました。
1球もムダにしたくないという思いで、始めることになりました。

ボールがなくなると「○番のボールがなくなりました」という報告がなされ、
それにしたがって新しいボールにはその番号が記された上で追加される
ことになりました。こうすればボールはなくなりにくくなります。

それを選手たち自身が言ってきてくれたので嬉しかったですね。

もともと(当たり前ですが)バットを寝かさない、バットやグラブを跨がない
といった「道具に感謝をする」という姿勢だけは口を酸っぱくして言い続け
多くの選手たちが守ってきてくれました。

何かの折りにバットを跨いだりする選手がいると、その場所まで戻らせ、
「バットに謝れ!」と怒り、「すみませんでした」と頭を下げたものです。

今年からはさらに徹底しようということになりました。

素晴らしいことです。うちは開成ほど強い野球部ではありませんけれども
いつかは1回戦や2回戦ぐらいなら楽勝でクリアできるようなチーム作りを
野球部の顧問および選手たち全員で作っていきたいなと思っています。

ジュンク堂書店さん

体調はすぐれませんが、選手たちの姿勢を見て、気分よく帰宅しました。
夕方は体力をつけないとという思いもあり、近くの書店まで歩きました。

昨日は試験監督から帰ってひたすら横になっていたので、1日で3冊の
本が読めました。病気するのも悪くないなとポジティブに考えていました。

ちなみに今日、僕が買った本は・・・

● 『親の品格』 坂東真理子 PHP新書
● 『ニーチェ』 清水真木 講談社選書メチエ
● 『ルポ 児童虐待』 朝日新聞大阪本社編集局
● 『松下幸之助一日一話』 PHP総合研究所
● 『年収崩壊』 森永卓郎 角川SSC新書
● 『アメリカ最強のエリート教育』 釣島平三郎 講談社+α新書
● 『発達障害と子どもたち』 山崎晃資 講談社+α新書

相変わらず分野的にはバラッバラの選択・・・(;・へ・)

若干、教育系が多いか・・・なにせ書店にいくと普通に3時間ぐらいはいて
読んでみたろと思った本を片っ端から取っていくことになるので。

実は今回は『親の品格』を買うのがメインパーパスでした。

確かに売れてるけど、あまりに評判が悪い本なので、どの程度の悪書か
ちょっと読んでみようと思ったので書店に行ったのですね。

先ほど小一時間ほどかけて読みましたが・・・

読みましたが・・・確かにこりゃちょっと・・・ですねぇ。

う~ん・・・これは・・・ちゃんと子育てしてない人が書いたな・・・あきらかに。

確かに教育的理想像が書かれてはいるけど、何のリサーチにも経験にも
基づいていないのが明白で、言葉が薄いですねぇ。

残念でした。

まぁしかしね、本ってのは書評を読んで「良くないらしいから読まない」って
姿勢でいると、いつまで経っても良書には巡り会えません。

インテリジェンスを散歩させる意味でもいろんなフィールドの本を、数多く
読んでみることです。そしてそれを自分の経験に生かすことですね。

僕も実は保護者というか、親向けの本を書いています。

よろしければまたお読みいただき、ご批評くだされば幸いですけれども
ご批評いただけるよう(つまり出版の日の目を見ることができるように)
がんばりたいと思っています。

熱は平熱に下がり、ご飯も少しずつ食べられるようになってきました。 
全身のじんましんが治まれば、灼熱のグラウンドでノックもできるでしょう。

これからも頑張ります(^-^)
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(追記)コメントが放置されていますが、読んでいますからねm(__)m
     返事は少しお待ちください。

(追記)英語教員のメーリスに入りたいというコメントをくださった先生、
     すみませんが、このHPの問い合わせ欄からメールを下さい。
     お電話させていただきますので。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

体調不良の巻

Posted on: 2008年7月11日(金) 8:46

元気出さな

昨日は高校野球部が夏の予選で16年ぶりの勝利を飾りました!(^-^) 

選手諸君、おめでとう!

私も某所から試合に間に合うように戻ってきたのですが・・・

昼前ぐらいからお腹が重いなぁと思っていたら、何とも言えないお腹の鈍痛と
吐き気とが襲ってきて、そのまま朝まで伏せっておりました(>_<)

途中で「救急車呼ぶしかないか・・・」と思うぐらいに苦しい瞬間もありましたが、
ナントカ耐えておりました。こういうときにウィダーインゼリー、便利ですね。

熱は下がったので学校には来ました。

と、悪いことばかり書いておりますが、お陰で体重が1キロ半落ちました(笑)。
まぁ気をつけないとあかんですね。学校の帰りに医者行ってきます。

高校野球部初戦突破おめでとう&木村頑張れのクリックを
よろしくお願いできませんでしょうか(>_<)
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(追記)連絡をくれてる編集者の皆さん、すみませんがそういうことで・・・

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

蛍雪時代のパスナビをどうぞ

Posted on: 2008年7月8日(火) 21:22

受験風景

旺文社の蛍雪時代のサイト、「パスナビ」ですが、ここに僕のコラムが連載
されているのはご存知でしょうか? 知らない? あら、そうなんだ。

で、連載されてるんですが(笑)、第3回のコラムもアップされたようなので
リンク貼っておきます。よろしくお願いします。

Let’s read it!(さぁ、読んでみよう!)

正直、僕もいつ更新されているのかよくわからないので、たまに見てるねん。
そうすると更新されてる・・・旺文社のFちゃん、教えて~(>_<)

それと先日、和田秀樹さんと蛍雪時代の企画で対談して参りましたけれども
それは9月号に掲載されるようです。やたら写真を撮られました。

着せ替え人形みたいにいっぱい着替えをしつつ、スタイリストさんに「あらー!
茶色もお似合いですよー!」とか「ブローチとかすっごくお似合いですねー!」
なんて、世界中のヨイショを集めたぐらいにヨイショされましたがな。

それは9月号に掲載されるということですので、それも合わせてよろしくです。
写真を見せてもらいましたが、なんだか自分じゃないみたいですね。

 

キムタツさぁん!にっこり微笑んで!

キムタツさぁん!怒って怒って!

キムタツさぁん!右斜め上を見て笑って!

 

無理やっちゅうねん(>_<)

そう言いながらも、小さいボケをかましながら乗り切って参りましたので(笑)、
蛍雪時代の9月号、ぜひともよろしくお願いいたします(^-^)

今日4つめの更新でした。決して暇ではないはずなのに・・・
とりあえず4つめの更新お疲れさまのクリックをよろしく!m(__)m
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(追記)「笑って!」はクリアできますが「怒って!」は難しかった。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

キムタツのメーリングリストにて

Posted on: 2008年7月8日(火) 18:03

酒井さん

どうもこの写真が好評で(爆笑)、なんか知らない人まで「酒井さんてオモロイ」
なんて言うもんだから、今度会ったら酒井社長にビールを奢らせてやろうかと。

さて・・・

チームキムタツのメーリングリスト(以下ML)で多くの学校の先生方が様々な
相談や、英語の質問、単語の覚えさせ方などを投げかけておられます。

僕は僕で、英語の質問をみんなに投げかけて、それを考えてもらうというのを
やっておりましてね。全員が返事をくれるわけではないので気楽なもんです。

この前、ある先生と喋っていたら「チームキムタツって凄い集団が・・・」なんて
おそろしいことを仰いましたが、まったく凄い集団ではありません。

今日も灘の教員がひとり加入しました。僕が先生方に投げた英語の質問を
その先生にもしてみたら近くにいたALTが話にのってきましてね。

で、その先生に「実はこういうのやってるねん」と言うと「僕も加えてほしい」と。

その先生は東大やったか京大やったかを出ているのですが、一緒に英語の
勉強をしたいということだったのですね。もちろんOKしました。

なんかオモロイ

ちなみにその問題とは。

***************************

「若いころは1日に5食も食ってたなぁ、バカだったなぁ(笑)」
① I used to eat five meals a day when I was young.
② I would eat five meals a day when I was young.

どちらかが正解です。どちらでしょう?

**************************

皆さんは正解がどちらかわかりますでしょうか?毎日こういう問題を先生方に
出してはひとりで面白がっている木村なのです。

間違えてもいいのです。参加することが大事です。読んでいるだけでもいい。
勉強になりますからね。①が正解という人もいれば②という人もいらっしゃる。

それぞれに当然ながら理論がついてきます。理論が「ナントナク」なのはダメ。
どうして①なのか。どうして②なのか。その理論を読んで勉強するのです。

ちなみに正解は②です。

この問題に対して、ある方が送ってきてくださった「理論」を紹介しますね。

******************************

used toは「過去の習慣・状態」を表し、そのことが常に行われていたことを
表します。ですから、状態動詞とも使うことができます。
「過去と現在の対比」を意味し、「現在はそうではない」という意味が言外に
含まれます。

一方、wouldはその行為が常時行われていたことを示すとは限りません。
「過去と現在の対比」の意味はなく、過去のことを回想的に述べるのみです。

上の和文は、「若いころは1日に5食も食ってたなぁ。バカだったなぁ(笑)」
       → ただ過去のことを回想している。

以上から、この和文に適切な英文は②だと思います。

******************************

used toってのは過去は●●だったけど、現在は○○なんだよねと言うために
使われることが多いのです。だからここでは「現在は5食ではない」というのを
言いたいのであれば、used toでもいいのです・・・が、ここではどうも違います。

単に「過去においては5食食べていた」ことを述べているだけです。

さらに「バカだったなぁ(笑)」という表現から、過去を回想していると考えて、
wouldのほうがベターだという結論になります。

ちなみにこれは全員が正解でした。

答えがわからない先生は投稿されないし忙しい先生も投稿されません。でも、
それでいいのです。読むだけでも勉強になりますからね。

それを教室に持ち帰って生徒たちに教えるときに還元してもらえればいい。

これから前向きな先生方がどんどん増えてくればいいなと願っております。

先生方も勉強すべきだよねと思われる方は愛のクリックを!(^-^)
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(追記)ちなみに「原形と現在形の違いを生徒に聞かれたらどう説明するか」
     なんていうお題が出ることもあります。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

書店での愉しみについて

Posted on: 2008年7月8日(火) 14:10

ジュンク堂書店

もちろん神戸三宮にもいくつか書店があるのですが、僕が本を買うときには
もっぱらジュンク堂書店の三宮センター街にあるお店で買います。

学校の最寄り駅はJR住吉駅でして、その駅ビルの中にコープがあり、そこに
ジュンク堂書店住吉店が入っております。そこも大きい書店なのですね。

でも三宮センター街のお店は大きいだけじゃないんです。

4階の学参売り場に僕のコーナーを常設してくださっていて、担当の前田さんが
非常によくしてくださっているんですね。だからお礼も込めて三宮店で買います。

前田さんだけじゃなく、有隣堂書店本店のOさんもそうですが、英語だけじゃなく
各教科や科目のことを非常によくご存知なのです。おどろくほど!

なので書店で何を買っていいかわからない場合、書店員さんに聞いて下さい。

どの本が人気あるのか。あるいはどの本がいいと言われているか。もしくは
だいたいいつぐらいにどういう良い本が出るかなど、全て教えて下さいます。

書店員さんと仲良くなるといいですよ。大きい書店でもそれぞれの売り場には
担当の方がいらっしゃいますので、わからなければ担当さんに聞くことです。

担当者がわからなければ、近くにいる店員さんに「学参の担当者はどちらの
方でしょうか?質問があるのですが」と尋ねてみてください。

書店さんもお客さんの声を聞きたくてうずうずしていらっしゃいます。

「灘の中学1年生に本を読ませたいんですが、どういう本が良いでしょうね」と
僕も書店に行って知らない書店員さんに声をかけます。

そうすると「これなんかどうでしょう?」とか答えてくださるんです。そこからまた
新しい関係が始まって、書店に行くと「こんちは!」なんて挨拶しますしね。

Everybody’s got something they do best.という言葉がありますけれども、
自分で本を探す楽しみプラス書店員さんと仲良くなる楽しみを、ぜひとも!
書店では謳歌してもらいたいなぁと思っております。

本屋さんが好きな人は愛のクリックをどうぞ!(^-^)
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(追記)書店に行くとトイレに行きたくなるのは本が好きな人です。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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