土曜日にアルク主催の英語の先生応援セミナーが行われ(会場:大阪女学院
大学)多くの先生方がご参加されました。ありがとうございました。
第1部:桃山学院中高 小川先生
第2部:駒場東邦中高 佐藤先生
第3部:帝塚山中高 西山先生
第4部:灘中高 木村
という構成でした。
それぞれの先生方が持ち前のキャラを発揮して、時には楽しくスーパー爆笑モ
ードで、時にはかなり真剣モードで、それぞれ素晴らしいプレゼンをされました。
僕は前のエントリーにも書きましたが、このGWに各地で行ったリーディング指導
の方法について、少しだけ変えて行いました。
前に大阪や岡山のにいらっしゃっていた先生方から「高2や高3の指導について、
以前より厚く説明されていたので、わからなかった点が全てわかった」と言ってい
ただきまして、リピーターの方々にも満足していただけてよかったと思っています。
ありがとうございました。
いろんな会社の「ちゃんと勉強していますかチェック」的なものがありますね。
あの中に「ちゃんと予習をしているか」という質問項目があることが多いのですが、
ぶっちゃけ予習しなくても成績は上がるはずです。
というよりもむしろもっともっとも~っと復習に力を入れないと力は伸びません。
進学校の生徒は予習率が高いというデータがベネッセさんのある資料にありまし
た。進学校の生徒は予習しているので、予習すれば進学率が上がるかのような
誤解が生じると僕は思っています。予習すれば成績が上がるかのようです。
でもそれって絶対に違うと思う。
先生方に予習をさせられているだけでね。
生徒が誰にも言われなくても主体的に予習および復習をしっかりとしているかと
いう項目にすれば進学校の生徒でさえも率はかなり低いはず。
今日の授業の復習が、ともすれば1ヶ月半も先の中間考査の時にするなんてこ
とだって日本の各地で起こっているはずです。
授業を大切にしていないから復習しないか、あるいは仕方を知らないから復習を
しないのだと思う。復習するシステムを作れば即日に復習するはずだ。
いつの頃からか「予習をしっかりせんかいな」的な指導が中心になりました。
しかし成績を伸ばそうとするなら、授業を大事にするならば、その授業の復習こそ
しっかりすべきだし教員は復習の仕方こそ生徒に徹底させるべきなのです。
セミナーではその話を中心に据えて説明しました。灘の生徒たちに課している復
習テストを配布して、先生方に見てもらったりもしました。
参加した先生方のご指導にとって、なにかしら参考になればと願っています。
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
8月17日の7時間東京セミナーではさらにコアな説明を行います。
2時間や3時間のセミナーではどうしてもはしょってしまうことになる。