KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2016年1月15日

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入試に際して気を付けること

Posted on: 2016年1月15日(金) 21:00

iki1

もうセンター試験なんですね。1年が過ぎるのをセンター試験実施の
タイミングで感じるのは職業柄致し方ないとして、受験生諸君には
頑張って貰いたいと思っています。

教員として、そして受験生の先輩としてのアドバイスがあるとすれば
次の3点です。

1.試験の出題傾向は変わるものとして臨むこと。
2.自分の不安定な箇所が出たときは心を落ちつけたうえで
自信のある箇所で絶対に点数を落とさないことを心がける。
3.初日が上手くいかなくても全く気にしない。初日がダメで
凹んでいる暇があったら、翌日の勉強をしっかりとする。

1に関して言えば、毎年「出題傾向が変化した!」と大騒ぎしている
メディアがありますが、そんなもん当たり前ですがな。

というか、この何年も英語に関してはほとんど変わっていません。

大問1に長文問題が来たりしたら騒いでもいいですが、それにしても
順番が変わるだけで、大したポイントではありません。

大事なことは慌てないこと。変わるのが当然ぐらいの気持ちで臨むと
いいですよ。少しぐらい変わらないほうがおかしいのです。

nagasakihigashi

2ですが、誰でも「ここが出たら嫌やな」という箇所がありますよねぇ。
自分の得意な箇所ばかりが出題されることはレアケースです。

不安定な箇所が出たときに「しまった」と悔やんでも点数は上がらない
のですから、ここは取れるという部分にこそ時間を長く割くことです。

絶対に取れる部分でケアレスミスをするから落ちるのです。

3はセンター試験だけでなく、東大や灘中学校の入試でも言えるこ
とです。2日間で行われる入試は、思っている以上に2日目が鍵を
握ります。初日は誰でも緊張しているので高得点取れない人だって
たくさんいるんですよね。

問題は2日目です。

初日がダメだったと思って、知り合いや担任の先生に連絡したりし
て慌てまくっているような人が高得点取れるわけがありません。

初日が終わったら、淡々と2日目に向かうことです。

終わったことを振り返っても点数は上がらないのですから。

受験生の皆さん、待望の入試を楽しんでください。応援しています!

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
灘中学校は毎年、センター試験と同じ日程で2日間に亘って
入試が行われます。僕は英語科なので、試験監督だけです。

 


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