KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2016年3月

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練習試合

Posted on: 2016年3月13日(日) 21:00

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20日から甲子園で春の選抜が始まりますが、それに合わせるかの
ように神戸市中体連の地区予選が始まりますねん。

昨日は練習試合を地元の公立中学校と行いました。

レギュラーメンバー同士の第1試合は2-1で勝ち、第2試合は負け。

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初心者が多い灘中学校野球部の部員ですが、まぁなんとか公立の
中学校相手でも試合になるようにはなってきたように思います。

投手もタイプが違うのが2人いますし、ストライクが入ればという条件
付きではありますが、いいピッチングをしてくれます。

問題は打つほうですねぇ。バッティングは難しいのです。特に普段の
練習でバッティング練習をすることがあまりないからですね。

各自が家に帰ってから、いかに主体的に素振りなどをやるかで決まっ
てくるのです。

そう考えると部活動も勉強も同じですね。

監督や先生にやれと言われてやっているようでは伸びません。

生徒たちの主体的な練習に期待して、20日からの地区予選を頑張っ
てきます。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
最近、料理が趣味の木村です。いやマジで。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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合否結果を見て

Posted on: 2016年3月12日(土) 0:41

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東京大学、灘校の生徒たちは現浪合わせて100人弱が合格しました。

東大理科三類と京大医学部を合わせて45名の生徒が合格したそうで
全体的によく頑張ってくれたのではないでしょうか。

それ以外の生徒たちも全国各地の大学に進むことになり、高3生徒を
1年だけですが教えたことのある僕もひと安心しました。

そうは言っても、まだ後期に挑戦する生徒もいますからね。

彼らには引き続いて頑張ってきてほしいと願っています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕が受け持っている73回生が受験するのは5年後。
彼らにも頑張ってもらいます。

 


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It’s five years since・・・

Posted on: 2016年3月11日(金) 22:53

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あれから5年が経ちましたね。月日が流れてもお亡くなりになった
方々に対する祈りを忘れないようにしたいものです。

それと阪神淡路大震災もそうなのですが、いまだに行方がわから
ない方々も多数いらっしゃいます。

その方々の手がかりがつかめればと願うばかりです。

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僕のほうは今までと同じように、福島を中心とした東北の中学生や
高校生に対する教育支援をボランティアで行っていきます。

そんなことしかできないと言えばそうなのですが、続けていければ
いいなぁと思っています。

今月末も福島の高校生の合宿に参加します。

東北にはこれからも足を運んで、ひとりでも多くの方々の支えにな
ることができればと思います。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
一番上の写真は宮城県の名取地区あたりで撮影した
ものです。津波から1年後ぐらいのものです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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姫路東高校さんに行ってきました

Posted on: 2016年3月11日(金) 6:00

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姫路城です。真っ白でしょう?駅から見ると空に同化して、一層白く
見えます。漆喰がとても美しいお城です。

この近くにあります姫路東高校さんを訪問しました。

僕が姫路西高校で講演をさせていただいたというのをお聞きになっ
た河岡先生から「うちにも来てほしい」とご連絡をいただき、たまたま
時間が合ったこともあって実現しました。

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生徒たちは最初から最後まで90分間、しっかりと笑いながら?(笑)
僕からのメッセージを受け取ってくれたように思います。

先生に言われてやる勉強も親に言われてやる勉強もつまらない。
自分の人生の方向性ぐらい自分で決めて、その準備となるような
勉強を主体的にしようぜというメッセージを送らせて頂きました。

僕は僕で夢がありますので、それに向かって頑張るよという話も。

姫路東高校の先生方や生徒の皆さんにはお礼申し上げます。

実はぎっくり腰になってしまったので、実現が危ぶまれたのですが
なんとか最後まで立って話ができてよかったです(笑)。

本当に皆さん、ありがとうございました。

生徒の皆さん、勉強を楽しんでください。自分の力を伸ばしましょう。
多くの人たちの役に立てる立派な人になってくださいね。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日で期末考査が終わります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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復習の鬼になります

Posted on: 2016年3月10日(木) 6:00

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昨年4月から『攻略!英語リスニング』を定期購読してきました。生徒
たちに『基礎英語』を続けなさいと言っている手前、自分も新しいこと
をやってみようと思い立ったのがきっかけでした。

こういう教材を1年間続けたのは初めての経験で、とてもがんばった
なぁと自分をほめてやりたい。笑

でも昨日、職員室で上の2015年4月号を読み返していたのですけれ
ども、自分の取り組みが甘い箇所もあることがわかりました。

毎月きっちりやるのはきついのですが(特に8月あたりはきつかった)
甘えているとどうしてもそれが癖になってしまうんですよね。

甘えるのが。

なのでもう一度4月号からやり直して、何度も聞きこんで読み込んで
最終的にはコンテンツ全部を暗唱してやろうと思います。

12か月分をしっかり音読し、すらすらと英文が出てくるようにします。

今年も定期購読を申し込みましたので、新しい2016年度のものとと
並行しながら勉強していきます。

講師の柴原さんに連絡すると、とても喜んでくださいました。

毎月480円。

こんな安い値段で自己研鑽ができるのですから、本当にいい時代に
なりましたね。

サボらなければ英語なんか誰でもできるようになる時代になりました。

中国語の勉強も同じようにしていきます。

勉強して、自分のクオリティを上げるのって、本当に楽しいことですね。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日は東京大学の合格発表です。楽しみです。

 


kimutatsu

おめでとう!でも・・・

Posted on: 2016年3月9日(水) 12:00

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明日は東京大学の合格発表ですね。灘校の生徒たちの多くが受験を
しているので、とても気になります。

すでに多くの国公立大学の前期試験の合格発表が行われていますね。

ただ、東大や京大などの難関大に入ったからといって、人生の成功が
ほとんど決まったかのように思うのは大いなる間違いです。

単にスタート地点に立っただけです。

徒競走でスタート地点に立ってる人が万歳していたらおかしいのです。

それは資格も同じですね。

医者になっても弁護士になっても何になっても同じ。

スタート地点で万歳するのは控えめに、誰からも見えない場所で。

そしていよいよ走り出したら気づくはずです。ここからの競争ってのは
ゴールがないんやなぁってことに。

ゴールがないからこそ面白いのです。今度はそこに気づけるかどうか。
人生にはいろいろなアスペクトがありますが、万事が万事、塞翁が馬
なので、一喜一憂しないようにしながら人生を楽しむことです。

合格した人はおめでとう!ここまでよく頑張りました。

でもすでにスタートラインに並んでいますので、号砲が鳴るまでの間は
今までできなかった読書や旅などでリフレッシュして、次に備えましょう。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕は馬鹿なので、大学に合格したのがスタートに立っただけだと
気づかずに、阿呆みたいに遊んでしまいました。阿呆やったなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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英語A終了

Posted on: 2016年3月8日(火) 11:00

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英語Aの試験が終わり、次の試験である幾何の監督に行ったところ
「難しすぎますわぁ!」と生徒からの一斉攻撃に遭った木村です。

え?そう?俺が解いたら10分ぐらいでできたけどなぁと申し上げたら
当たり前やろぉ!と、これまた蜂の巣をつついたように。

問題の一部を掲載します。難しくはないと思うけどなぁ。中1としては
極めて適切な問題やと思うけど。

********************
次の英文の誤りを訂正しなさい。
1. The math teacher told us to not forget our textbooks.
2. I’m very thirsty, so I want cold something to drink.
3. Do you have any paper to write?
4. If it will rain tomorrow, I will stay home all day long.
5. Would you mind waiting until my father will come back?
6. There were much wine in this bottle.
7. At this time last year, I had no friends to talk.
8. I have a lot of homework to finish until tomorrow.
9. We are so happy to hear that you succeeded on business.
10. It is bad manners to stab the fish by a fork.
********************

英語がそこそこできる人が見れば、大したことないレベルですけど、
やっぱり中1やと難しかったのかな。

ちなみに1番はto not→not toなんやけど、実はto notでもいいので
す。でも中1ということで、not toに直すが正解にさせてもらおう。

そうかそうか・・・難しかったか。

まぁでも最終日に行われる英語Bはさらにタフになるので(試験範囲、
不定詞、動名詞、比較とけっこうタフなのが揃ってる)、生徒たちには
より一層頑張ってもらいたいなと願いつつ・・・

さて、今からmore difficultな問題を作成します。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
簡単でしたと言われると、デビル木村はなんか腹立ちます。
ちゃんとやってきた人しか点数が取れないような試験を
作ろうと、いつも心がけています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

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僕が英語力を伸ばした方法

Posted on: 2016年3月7日(月) 22:00

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福島県の前田先生のフェイスブックを読んでいて、思い出していた
ことがあります。僕がリスニングに自信がなかった頃のことです。

灘校に移った34歳の時点でリスニング力とスピーキング力に全く
自信がなかったので、このままでは灘校で続けていけないなと思い、
当時の弱点であったリスニング力とスピーキング力を伸ばそうと
考えました。

まずはプロに聞こうと思い、いろんな通訳養成学校に行きました。

そこで単語と英文のクイックレスポンスのトレーニングをやっている
のを目の当たりにして、それが『ユメタン』を創るきっかけにもなりま
した。今から思えばとても刺激的でしたが、最初は全くついていくこ
とができず、「だから学校ってダメなんです」とさえ言われる程でした。

とても悔しかったです。

だから今、多くの学校で『ユメタン』を使って下さっているのはとても
嬉しいのですが、著者としてはクイックレスポンスにこだわってほし
いのです。そのためにCDもアプリも付いているのですから。

nansho13

それにプラスして僕がやっていたのが多読多聴です。多読多聴って
いわゆる知らない単語や表現が出てきても無視してたくさん読むと
いうやり方がよく書かれていますよね。

でも自分のレベルを考えると、そんな甘い方法では伸びないなと思っ
ていました。今でもそう思っています。

そこそこのレベルでいいのであれば、知らない単語や表現を放りっぱ
なしにして読めばいいと思いますし、聞けばいいと思います。

でも高い英語力を身に付けるためには、知らない言葉が出てきたら
それを調べた上で、今度は自分が使うために覚えないといけません。

僕の多読多聴は何度も何度も同じ文章(400 wordsぐらいのもの)を
読んで、暗唱できるぐらいまで反復しました。

多読といっても同じマテリアルを多読するのです。

そしてそのまま暗唱するところまでやります。

だいたい100文章ぐらいは暗唱したと思います。

20長文ぐらい暗唱したぐらいでスピーキング力が明らかに何か違って
きているのを感じていました。

そして40文章、50文章と重ねるごとにかなりスムーズに英文が読める
ようになってきているし、話せる力はさらに伸びていました。

言うまでもないことですが、音声CDが付いたものを選びました。

おそらく100文章ぐらい覚えたと思いますが、気が付いたらリスニング
の力も伸びていました。

そんなことできるかい!と言う人もいらっしゃるでしょう。

でも知らないことを調べながら、愚直に反復することが何よりですよ。

知らないことを放りっぱなしにするのではなく、文構造も何もかも正しく
理解した文章を、何十回も読むのです。

暗唱しようと思って読むのではないのですよ。気が付いたら暗唱してた
というのがいいと思います。気の利いた表現があれば、それを使ってい
る自分を意識します。この表現はこういう場面で使えそうだなぁ・・・
等と考えながら何度も何度も「多読」するのです。

本当に英語力を身に付けようと思われる方はチャレンジしてください。

rapidreading6

このシリーズはマーク・ピーターセン先生がお書きになった素晴らし
い文章がたくさん載っていますのでお勧めではありますが、他のも
のでもいいのがあればそれをされるのがいいと思います。

CDですが、最初はかけながらやったほうがいいでしょう。

でないと発音記号的な発音になってしまうからです。CDに入っている
英語の発音を真似ながら20回ほど音読したら、あとはCDを聞かなく
っても、正しい発音で音読できると思います。

大事なのは・・・

1.正しい発音で音読しているか。
2.細部までしっかりと理解した英文か。
3.使うことを意識して音読しているか。

という点ではないでしょうか。

参考になれば幸いですが、僕は『ユメタン』的なクイックレスポンスと
読んだものを暗唱するまで読み込む式の多読で英語力を伸ばした
のです。だから僕の本は常にタフでキツいですが、自分の経験が
ベースになっていることをご理解頂き、同じように伸ばして頂ければ
と願っています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
音読し始めは、頭の中でいろんなことを考えますが、
何十回と読んでいるうちに無になれます。

 


kimutatsu

お伊勢さん詣り

Posted on: 2016年3月7日(月) 6:48

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思うところあって、お伊勢さん詣りをしてきました。

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われわれ日本人の総氏神様なのですね。長野県にある善光寺さん
と並んで、生きている間に1回は詣っておくべきだと言われている
伊勢神宮ですが、僕は内宮(ないくう)をお詣りするのは2回目。

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おかげ横丁も大賑わいでした。西宮からだと名神高速を使って行く
のですが、2時間半もあれば着きます。

たまにはね。

こういう形で精神のカタルシスを図るのもいいと思いまして。

さて、今日は期末考査の英語Aがあります。生徒たちががんばって
きてくれていることを念じて学校に向かいます。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
そろそろ国公立大学前期試験の発表ですね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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少しタフめにハードルを設定する

Posted on: 2016年3月6日(日) 6:30

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この1年間、生徒たちには『基礎英語』を必ず聞きなさいと指示して、
多くの生徒たちはスキー合宿の間も聞いていました。

『基礎英語』の内容って、中1には難しいんですよね。

授業より速く進むところもありますし、語彙レベルも高いのです。

よく「これはうちの生徒にはできない」と仰る先生がおられるのです
が、その考え方って間違ってると思うんですね。

できないから手を出さないとか、できないからできるレベルになって
からやるとか、それではいつまで経っても伸びません。

僕も以前は「そっち派」やったのでわかるのです。

じゃなくて、やったことがなかったり、語彙レベルが高かったりするの
であれば、それを優先的に教えたり覚えさせたりすることです。

そうすれば「うちの生徒にはできない」ことができるようになるのです。

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『基礎英語①』で仮定法が出てきたとします。中1で仮定法です。

「これはできないな」と一瞬思う。

でも次の授業で教えてやる。そうすると中1でも理解できるようになる。

誰が決めたのかわからないのですが、仮定法は高校に入ってから!
過去完了も高校に入ってから!というようなクダラナイことを言ってて
それでいて「中学でも英語で授業を」と言うのですから噴飯ものです。

できない子がどんどんできなくなるに決まってるのにね。

特に中高一貫校では変な線引きをするのではなく、生徒たちのレベル
より少し上にハードルを設定して、それを飛び越えられる喜びを
生徒たちに体感させることが重要で、それが学びのモチベーションに
つながるんじゃないかなぁと思っているのです。

低いハードルばかり設定して、「飛べたね!」と褒めても意味がない。

飛べるっちゅうねん!

特に教員にとって大事なのは、生徒たちの少し上のレベルがどの辺り
にあるのかを、見定める目だと思っています。

そこがわかれば、飛び越えるのが少しタフなハードルを設定し、数を
こなすことです。そうすれば絶対に伸びますし、数字は上がります。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕はできない生徒だったので、低いハードルを設定され、
それが飛べたら「飛べるじゃないか!」と褒められました。
先生の気持ちは痛いほどわかったけど、嬉しくなかったなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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